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僕らのワンダフルデイズ

最近よくテレ朝系列のバラエティに石原軍団出てますよね。
ドラマかなんかの番宣みたいだけど、普段バラエティに出てくれない俳優を、
映画やドラマのプロモーションと託けて番組にブッキングして、
トークやゲームに参加させる、みたいな宣伝活動をよく見ますよね。
普段見れない俳優の意外な一面みたいなのが見れてよかったりもするんですが、
なにしろ普段はバラエティに出ない人なんで、面白いかどうかは別。
特に阿部サダヲみたいな作品内ではすごく面白いコメディ俳優なんかは、
バラエティでのフリートークとのギャップが大きいです。
そのせいで折角のプロモーションなのに、作品自体が面白くなさそうに感じることも。

その最たる人が竹中直人で、この人のフリートークは見てて息苦しくなります。
少し前に映画の宣伝で頻繁に見ましたが、出演番組が悉く面白くなくて、
それまで少し興味があった作品だったのに急激に観る気が失せました。
それが今日感想を書いた映画ですが、宣伝活動も終わって最近観なくなったんで、
再び興味が再燃、公開もボチボチ終了しだすし、急いで観に行きました。

僕らのワンダフルデイズ
僕らのワンダフルデイズ

2009年11月7日公開。
主演・竹中直人、音楽アドバイザー・奥田民生で贈る青春オヤジコメディ。

53歳の平凡なサラリーマン藤岡徹(竹中直人)は入院先の病院で、末期ガンで余命半年と偶然耳にする。落ち込む日々の中、バンド活動に夢中だった高校時代を思い出した彼は、自分が家族に残せるものは音だと気付き、バンド再結成を決意。それぞれに悩みを抱えるようになった旧友たちに新メンバーも加わり、コンテスト出場を目指して走り出す。(シネマトゥデイより)



そこまで期待はしてなかったけど、前半笑えて後半超泣けるかなりの佳作です。
上の粗筋ではわかりにくいけど、53歳の平凡なオヤジ・徹ちゃん(竹中直人)は
自分が余命半年の末期ガンだと勘違いし、最期の思い出に高校時代の友達と
バンドを再結成してコンテストに応募しようとする話。
基本的にはコンテストもの映画の王道の展開で、個々に事情を抱えたメンバーが、
衝突したり和解したりしながらひとつの目標に向かって頑張るというストーリー。
それが今作ではいい歳の中年オヤジたちで、それぞれ家庭や仕事があり多忙な中、
徹ちゃんの最期の頼みに巻き込まれていくが、その中で青春の気持ちを取り戻し、
それぞれの家庭や仕事にも変化が起きていく、…といった感じ。
肝心のコンテスト本番も最後までハラハラさせられる演出です。

前半は自分が余命半年だと勝手に勘違いしている徹ちゃんが、
家族の会話や行動で、勘違いを更に深めて、無意味に落ち込んだり
頑張ったりたりする滑稽さを笑うという展開。
それもわざと悲しいBGMを付けたりして、シュールな感じで笑えます。
でもホントにこの映画がいいのは、徹ちゃんが勘違いを気付いた後の展開で、
オヤジ同士の友情に涙が止まりません。
重要なネタバレ箇所なんでどんな展開かは書けませんが、男だったら泣けるはず。
悲劇的な展開ではないんで、悲くて泣いてしまう感じではなく、純粋な感動です。
あ、思い出したら今でも泣きそうに…。

コンテスト等で徹ちゃん率いるバンド"シーラカンズ"が歌う劇中歌2曲は
作詞・作曲・奥田民生で、民生イズム溢れるピースフルないい曲です。
劇中で歌うのはもちろん竹中直人なんだけども、さすがに歌唱力には定評があって、
奥田民生にも負けないいい味わいが出てます。
あまりに曲の完成度が高くて、高校時代に作った曲って設定に無理があるくらいです。
"シーラカンズ"ってバンド名も高校時代からだけど、オヤジバンド丸出しですね。

メインから脇までキャストもいいし、かなりいい映画なんだけど、
ちょっと出来すぎ(ご都合主義)なところがあるんで、
そういうのが嫌いな人には泣けないかな。

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