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サイドウェイズ

今日で11月も終わり、今年も残すところ1ヶ月です。

日本では洋画離れが顕著で、全米で大旋風を巻き起こし中の『ニュームーン』でさえ、
日本の週末興行ランキングは初登場6位と低調な滑り出し。
それでもまだハリウッドは日本の市場に見切りを付けてはいないようで、
それならばと逆にハリウドの大手映画会社が日本映画を製作するようになりました。
ソニー・ピクチャーズは今年、椎名桔平主演で『レイン・フォール/雨の牙』を公開。
20世紀フォックスは小日向文世主演『サイドウェイズ』を公開中です。
またワーナー・ブラザーズは役所広司主演の『最後の忠臣蔵』など3本ほど公開予定。
今や日本の映画会社は東宝の極端なひとり勝ちで、あまり面白くないので、
ハリウッド資本には頑張ってほしいとは思うけど、今のところなかなか厳しそうです。
日本人も別に邦画だったらなんでもいいわけじゃないですからね。
てことで、今日は20世紀フォックスの邦画『サイドウェイズ』の感想です。

サイドウェイズ

2009年10月31日公開。
第77回アカデミー賞脚本賞ノミネート、第62回ゴールデングローブ賞作品賞受賞した
2004年のハリウッド映画『サイドウェイ』の日本版リメイク。

20年振りにロサンゼルスに降り立った売れない脚本家の道雄(小日向文世)と、道雄の留学時代の親友でロサンゼルスのレストランで雇われ店長をしている大介(生瀬勝久)は、大介の結婚式を前にワインの産地ナパ・バレーへドライブ旅行をすることに。かつての片思いの相手、麻有子(鈴木京香)と再会した道雄だったが、余計な一言のせいで険悪なムードになってしまい…。(シネマトゥデイより)

原作映画はワインマニアたちからも絶賛され、本国で公開されるやいなや、
カリフォルニアワイン・ブームを巻き起こしたといわれるワイン薀蓄映画らしいです。
物語は人生のピークを過ぎたダメ男2人が旅をしながら恋愛したりする話ですが、
どちらかといえばワインが主役の映画という印象があります。
ボクは酒類が全然おいしいと感じない子供舌なんで、ワインも世間のブームに乗って
この時期にボジョレー・ヌヴォーを1杯飲んでみるくらいのもので、
ワインには全く興味も知識もないんで、『サイドウェイ』を名作とも思ってないし、
それが日本でリメイクされると知っても全然興味が湧かなかったんですが、
人との付き合いで本作を観に行きました。

…全然期待してなかったのもあって、予想外に良かったです。
ワインは主人公・道雄(小日向文世)と相手役の麻有子(鈴木京香)の共通の趣味で、
カリフォルニアという舞台を強調するための小道具程度の扱いで、
原作映画ほどワインが主役ではなく、ドラマがメインになってて観易いです。
舞台も監督もスタッフもアメリカだけど、メインキャスト4人は日本人なのも
親しみが湧きやすいし馴染みやすいです。
まぁ日本人がアメリカ西海岸でムスタング転がしてワイナリー巡りなんて、
違和感を感じなくもないんですが…。
しかしチェリン・グラック監督は日本で生まれ育ったそうで、
日本人気質や文化にも精通してるみたいで、本作にはそんな日米のギャップも、
コメディとしてうまく取り入れられてます。
ただ鈴木京香が完全にセリフ甘噛みしてるのにOKテイクになってるなど、
外国人監督らしいところも。

メインキャストの小日向文世も生瀬勝久も鈴木京香もそれぞれ良かったけど、
中でも麻有子の親友・ミナ・パーカーを演じた女優が魅力的で良かったです。
カタコトの日本語の中に流暢な英語が混じる独特のセリフ回しがかわいく、
演技も明るくコミカルなムードメイカー的存在。
この魅力的なアジア系女優は誰だろう?と思ったら、菊地凛子じゃないですか。
いつも暗い役ばかりやってるイメージあったから、なかなか気がつきませんでした。
さすがに国際派女優だけあって、ホントにハーフに見える抜群の演技。
それにこんなにかわいいとは思ってなかったなぁ。

逆のパターンは多いけど、ハリウッド映画の日本版リメイクなんて前代未聞で、
ついつい色眼鏡で見ちゃうけど、それを意識しなければいい映画です。
オススメしたいけど公開から既に1ヶ月、もうほとんど公開終了しちゃってるかな?

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