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ソウ6

とりあえず今日でボクのホラー月間は終わりです。
たぶん年末公開の『THE 4TH KIND』まではホラー映画は観ないんじゃないかな?
まぁただ単にホラー映画が公開されないってだけだけど。
全米では超低予算ホラー『パラノーマル・アクティビティ』が
大旋風を巻き起こしてるそうで、先々週のボックスオフィスでは
もう5週目にもかかわらず大本命のホラー映画『ソウ6』を降して一位に。
『パラノーマル・アクティビティ』、ちゃんと日本でも公開してくれるかな?
そういえば超期待してたホラー・ストップモーションアニメ『コラライン』の
日本公開も全然進展してないんだけど、どうなってんのかな?
とりあえず今日は『パラノーマル・アクティビティ』に負けた映画の感想です。

ソウ6
Saw VI

2009年11月6日日本公開。
大人気シチュエーション・ホラーシリーズの第6弾。

FBI捜査官のストラムが死体となって発見される。ジグソウ(トビン・ベル)の後継者はストラムではないかとの風評が広まり、ジグソウの事件が終結したかに見える中、ストラムの上司だったエリクソン(マーク・ロルストン)は捜査結果に疑問を抱く。そして、ホフマン刑事(コスタス・マンディロア)に近づくが…。(シネマトゥデイより)



SAWシリーズも早くも6作目。
名作の呼び声高い第1作目の惰性だけでよく続いてます。
ボクは3作目までは映画館に観に行ってたんですが、4~5作目はDVDで鑑賞。
というのもホラーには慣れてるつもりだったけど、3作目のグロ描写がグロすぎて、
ほとんどスクリーンから目を背けていた上に、字幕スーパー版だったので
(英語も苦手で)全然内容が頭に入らなかったという痛い思い出があるからです。
1作目はシチュエーションホラーの古典とも呼べる名作だったのに、
その後の続編はヤリスギのトーチャーポルノ(拷問映画)になっちゃって、
もうそろそろSAWシリーズもダメかな…なんて思ってました。
ところが前作の第5作目がけっこう面白かったんですよね。
世間的にはあまり芳しい評価じゃなかったんだけど、ボクにとっては。
残酷描写も控えめになったのもよかったし、なによりゲームの内容がよかった。
生き残ったとしても大きな犠牲を払うことになる今までのゲームと違って、
ちゃんと意図を理解すれば、比較的小さな犠牲で済むゲームで、
なんというか、道徳的で教訓的でゲームとしてよく出来てました。
まぁその時のプレイヤーは意図が理解できず、ほぼ死んじゃったんですが…。

5作目が久々に良かったんで、ならば6作目(本作)は劇場に行こうかなってことに。
しかし懸念は、完全に続きモノなのにもかかわらず、3作目が抜けてることです。
そのお陰で4作目が楽しめなかったというか、4作目の内容もほぼ理解できないまま。
このSAWシリーズは6作続いてるけど、大まかに分けると
1~3作がジグソウ編で、4~6作がジグソウの後継者編になってて、
いわば本作は新三部作の完結編、回答編という位置づけになってるのに、
新三部作のひとつ目の記憶がほぼ抜けてるってのはけっこう致命的。
…でもそんな人のために、親切にも本作には、日本公開限定で上映前に
SAWシリーズの総集編、その名も"SAW集編"が上映されます! 俄かファンも安心です。
それにSAWシリーズは警察がジグソウの目的を解き明かすサスペンスパートと、
残酷ゲームがメインのシチュエーション・ホラーパートが平行してるから、
ぶっちゃけサスペンスパートを無視してもそこそこ楽しめちゃうんですよね。

でも単発でのSAWの魅力はシチュエーション・ホラーパートだけど、
SAWシリーズの魅力となるとサスペンスパートはけっこう重要で、
やはり100%楽しむとなるとサスペンスパートを理解する必要があります。
これがなかなか曲者で、シリーズ通して脚本も監督も一貫してるわけじゃありません。
きっとジグソウの目的も物語の結末もしっかり決まっているわけじゃなくて、
とりあえず場当たり的に設定・真相を後付しているだけ。
でも決してテキトーなわけじゃなくて、ギリギリ辻褄を合わせてくる絶妙な脚本で、
"なるほど、そうきたか!"みたいな、観客との駆け引きが魅力なんですよ。
なんて知ったようなこと書いてるけど、ボクは完全に途中が抜けてるんで、
その感覚はあんまり味わえないんですけどね。
なのでシチュエーション・ホラーパート中心の感想しかかけません。

本作のゲームは、ある保険会社の査定員が、
顧客の保険金請求に難癖をつけて支払いをしなかったことで、
多くの人の人生を狂わせたという罪で拷問ゲームに参加させられます。
(というのは建前で実はジグソウの私怨だったりするんですが…。)
生か死かの二者択一(時には六者択ニ)を次々と迫られるゲームで、
選択肢は同僚と自分であったり、部下の中からだったりするんですが、
保険屋らしく、命の重さを査定しながらゴールを目指すというもの。
ゲームとしては前作の秀逸さから比べると、絶対半数以上死ぬし、
あまり教訓的でもないのでイマイチかな…。ちょっと詰め込みすぎだし…。
プレイヤーもあまりに非人道的な輩なんで、生き残って欲しいとも思えないのも残念。
前作に引き続き、あまり残酷な死に方をしないのは観やすくてよかったけど…。

あと、ちょっと話は反れますが、ジグソウは日本の健康保険制度を過大評価しすぎ。
日本でも先進医療は一部を除き患者が全額支払うんじゃなかったっけ?
ジグソウはかなり賢いはずなんだけど…?
まぁアレが日本を指してるかどうかはわかりませんが…。

本作は新三部作完結編ってことで、もしかしたらシリーズ最後かも?とか思ったけど、
『パラノーマル・アクティビティ』に負けたとはいえ、腐っても人気シリーズです。
そこはやはりハリウッド、骨の髄までしゃぶり尽くすまで続くようです。
しかも次回作からはついにデジタル3Dを導入するとの噂も。
更にはジグソウ役のトビン・ベルが監督したがってるなんて話も。
ますます広がるSAWワールド…。
いよいよちゃんと完結するのか疑わしくなってきました。

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