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ガチ☆ボーイ

今日も映画の感想。

ガチ☆ボーイ
ガチ・ボーイ

2008年3月1日公開。
高次脳機能障害を描いた青春コメディ映画。

高次脳機能障害の大学生・五十嵐良一(佐藤隆太)が安全第一のプロレス研究会に入部。
記憶障害で新しいことが1日しか憶えていられない彼は
プロレスの段取りや技術が覚えられない。
その病気を他の部員に隠してプロレスを続けていく彼だが、
ひょんなことからガチンコのプロレスの試合をすることに…みたいな話。

記憶障害なんて重いテーマにもかかわらず笑えるコメディ映画だなんて、
不謹慎というか意外な組み合わせですが、最近見た邦画の中では一番面白かったです。
面白かったというのもあるけど、なにより感動しました。

前半は青春コメディ映画そのもの。明るくナンセンスギャグ満載のお笑い展開。
しかし中盤、主人公五十嵐の病気が明らかになるにつれシリアスなシーンが増えます。
ここがこの映画のキモなんですが、脚本がいいのか、佐藤隆太の演技がいいのか、
記憶障害の絶望感がよく描けているように思います。
朝起きたら昨日までのことはすべて忘れてしまっている。
もちろん自分が記憶障害だということも…。
その事実を毎朝新鮮な気持ちで知る事になるわけです。永遠に。
そんな部分は直接的にはあまり描かれていませんが、
その心理状態ってのがよく表れていて、その絶望感で泣きそうになります。
本人の絶望感もそうですが、彼の家族はある意味それ以上で胸がキリキリします。

そして最後は青春スポコン映画な感じ。
ラストのプロレスの試合はこの手の映画にしては出来が良く、臨場感があります。
そこに至るまでの伏線が気持ちいいくらいにドンドン回収されて、
否応無しに熱くさせられるし、ものすごく感動させられます。
ネタバレになるのであまりここでは書けませんが、
とにかく見て損のない映画だということは間違いないです。

でも記憶障害を扱った映画だと強く意識して見てしまうと、
笑えるシーンも笑えなくなる虞があるので軽い気持ちで見るのがいいです。
基本的にはコメディなので、お笑い映画として見ても充分楽しめます。
それでも最後には泣かされると思いますけどね。

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