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スターシップ・トゥルーパーズ/レッドプラネット

今期のテレビアニメは好みのものが少なく、ほとんど見てません。
ちゃんと見てるのは『弱虫ペダル』4期と『斉木楠雄のΨ難』2期くらいかな。
『覇穹 封神演義』は原作漫画も好きで楽しみにしていただけに、
まさかあんな駄作に仕上がったなんてガッカリです。
頑張って3話まで見たけど、悲しくなるので切りました。
今期最大の話題作『ポプテピピック』も一応見ていますが、
世間で絶賛されているほどでもないかな。
不条理ネタと攻めたパロディは面白いけど、Bパートの再放送は微妙。
予想を裏切る不条理ネタは初見だから面白いのに…。
でもそのBパートの再放送がウケているみたいなんですよね。
再放送では毎回主演声優が変わることが面白いらしいのですが、
私はアニメは好きだけど声優にコダワリが全くないので、
その演出の面白味が味わえず、単なる再放送なので退屈なのかも。
(私でも知ってた声優は金田朋子くらいなので…。)
ついに4話目からはAパートしか見なくなりました。
このアニメを絶賛しているのはアニメファンではなく声優ファンなのでしょう。

ということで、今日はアニメーション映画の感想です。

スターシップ・トゥルーパーズ/レッドプラネット
Starship Troopers Traitor of Mars

2018年2月10日日本公開。

戦争SF映画シリーズ『スターシップ・トゥルーパーズ』の第5弾で、
アニメーション映画シリーズ第二弾となる本作。
2012年公開の前作『スターシップ・トゥルーパーズ/インベイジョン』は
シリーズ15周年記念作品だったから、本作は20周年記念作品なのかな?
なぜかまた実写ではなくアニメーションで制作され、
やはり前作同様、日本に外注して製作されたみたいです。
監督も『APPLESEED』の荒牧伸志監督が続投しています。
ハリウッドの人気シリーズの続編を日本に任せてくれるのは嬉しいけど、
出来れば実写の方がいいと思うのはシリーズファンの総意じゃないかな?
私はファンと言えるほどシリーズに熱中したわけでもないけど、
写実的CGIで描くのであれば、実写の方がいいと思ってしまいます。
特に20周年という節目のメモリアルであれば、よりオリジナルファンが喜ぶ
実写での超大作にしてほしかった気がします。
アニメーション映画では実写映画ほど注目されないし、
実際アメリカではイベント的に一夜限りの劇場公開になったらしいです。

メモリアルということで、本作ではファンサービスとして
実写シリーズ一作目(および三作目)の主演キャスパー・ヴァン・ディーンが
当時と同じ主人公ジョニー・リコ大佐役で再登板しています。
(アニメシリーズ一作目にもリコは出ていたが、キャストは違いました。)
もちろんアニメーション映画なので声だけの出演となるのですが、
残念ながら日本で公開されるのは日本語吹替版のみで、
オリジナルキャストのカムバックを味わうことは出来ません。
せっかくのファンサービスを台無しにするなんて理解に苦しみますが、
日本で製作されたんだから日本語吹替版がオリジナル音声という判断か?
でも日本語吹替版キャストにはHKT48指原莉乃がプロデュースした
企画ものアイドル声優ユニット「=LOVE」のメンバーを大量起用したりと、
ちゃんとしたものを作ろうという意思が感じられないので、
それならオリジナルキャストカムバックの方が
クオリティも話題性も高そうな気がするのですが…。
いや、昨今の声優ブームを鑑みれば吹替え効果は侮れないか。
以下、ネタバレ注意です。

歴戦の猛者リコ将軍は前作の失態の責任を取らされて大佐に降格し、
今は火星軌道上の基地で火星人の新兵たちの教官をしています。
火星人といってもタコのような宇宙人ではなくて、
植民地化した火星で生活する(生まれた?)地球人のことです。
人種も様々で、新兵のリーダー格の馬場少尉は日系火星人です。
でも火星人新兵はかなり出来が悪いみたいで…。
火星人は重力が弱いからか、おつむが軽く、のんびり屋が多く、
新兵たちも緊張感が薄く、学生気分が抜けきれない感じ。
そもそも火星人の多くは昆虫型侵略者バグとの戦争に消極的で、
地球連邦から独立しようという動きもあるみたいです。

火星のテラフォーミング25周年を祝う「エアデイ」が近づく中、
地球連邦総司令官スナップは、連邦軍全艦隊をバグの母星へ派兵します。
もちろん謹慎中のリコ大佐は火星基地でお留守番です。
ところが突如、火星表層にバグの大群が出現し、火星人を襲いますが、
連邦軍は全軍出払っているため火星防衛に向かうことが出来ず、
リコ大佐が新兵小隊を率いて独断でバグ殲滅に当たることに。
そんなヘッポコな新兵だけでは何の戦力にもならないだろと思いましたが、
火星基地に待機していたラトサス上級曹長も同行してくれることに。
しかし彼はジャンプ降下中にパワードスーツの破損で凍死するんですよね…。
実写一作目から登場するリコ大佐の頼りになる旧友なのに雑な殺し方です。
リコ大佐たちはバグの大群のど真ん中に降下します。
しかし一個小隊では多勢に無勢ですぐにピンチになりますが、
そこに馬場少尉の従兄である火星防衛隊員の飛行機が駆け付け、
小隊の生き残り5人をピックアップしてくれるのですが、
バグに邪魔されてリコ大佐だけは乗ることが出来ず置き去りに…。
彼もここで雑に殺してしまうのか、と思いましたがさすがにそれはなく、
気を失ったリコは、謎の美女のキスで目を覚ますのです。

その美女は実写一作目で死んだはずのディジーで…。
彼女はリコの幻覚なのかなと思いましたが、
リコの旧友カールが超能力で作り出したアバターみたいなものです。
カールも実写一作目からのキャラですが、今は超能力戦略担当大臣だけど、
連邦軍に対する反逆罪で逮捕され、地球で拷問を受けています。
どうもスナップ連邦総司令官が独立を画策する火星を破壊しようと考え、
その口実として、わざとバグに火星を襲わせたようです。
バグに侵略された火星を核兵器「Q爆弾」で破壊してしまおうと…。
その企みに気付いたカールは、それをリコに伝えるために、
超能力でディジーの姿の自分のアバターを火星に飛ばしたわけです。
そんなネカマみたいなことしなくても、自分の姿のアバターでいい気がしますが、
たぶんディジー役ディナ・メイヤーのキャスティングに成功したので、
どんな形でもディジーを再登場させたかったのでしょう。

ディジー(カール)からスナップ総司令官の企みを聞いたリコ大佐は、
新兵小隊の生き残り5人とも合流し、Q爆弾の設置されたタワーに向かいます。
途中でバグの襲撃を受けますが、新兵たちも実戦で著しく成長したようで、
立派な起動歩兵部隊として大活躍するんですよね。
そしてタワー内のQ爆弾の解除に成功し、総司令官の企みを阻止します。
ただ、すでに火星人はバグにほぼ皆殺しにされているので、
独立を阻止するという目論見は成功しているわけだし、
もはやバグしかいない火星なら爆破しちゃった方がいい気もしますね。
資源は勿体ないけど、地球の横にバグの惑星が出来るのは脅威です。
というか、一発で火星破壊できる爆弾を持っているなら、
それをバグの母星に大量投下してやればいいのでは?

Q爆弾の解除に成功したリコ大佐たちですが、
タワーにはバグの大群が四方八方から攻め寄せており、逃げ場はなし。
当然連邦軍が救助に来るはずもない状況で…。
死を覚悟した彼らは、タワーのリアクターをオーバーロードさせ、
バグの大群を道連れに自爆しようと考えますが、
そこに一機の連邦軍機が飛んで来て、爆破直前に救出してもらえます。
その軍機に乗っていたのはリコ大佐の旧友カルメン。
彼女も一作目からのキャラで、今は戦艦の艦長として、
バグの母星への総攻撃に参加していましたが、カールからの連絡を受け、
火星の異変に気付いて引き返したみたいです。

リコ大佐と生き残りの小隊メンバーは無事地球に帰還しますが、
再び火星に戻り、バグ殲滅任務に当たることになります。
スナップ総司令官は馬場少尉の匿名の告発で支持率失墜し、
カールも復職して、めでたしめでたしです。
でもバグとの戦争はまだまだ終わりが見えないですね。
むしろ地球のお隣、火星まで侵入されて戦況は悪化した感じです。
どうやらこの戦争が終結することはなさそうで、
アニメでも実写でも、これ以上の続編は作られなさそう。
というのも、リブート企画が動き出しているようです。
本来の『スターシップ・トゥルーパーズ』は軍事プロパガンダ映画のパロディで、
軍国主義や軍隊を揶揄する反戦映画で、そこが最大の面白味だったのに、
5作目となる本作からはそんな反戦精神はもはや微塵も感じられません。
むしろ軍に入隊して活躍することを英雄的に描いてますよね。
初心を忘れたこんなシリーズは続けても仕方ないので、
初心に戻って反戦映画としてリブートされるのはいいことかもしれません。

関連作の感想
スターシップ・トゥルーパーズ/インベイジョン

コメント

これなら「ゴジラ怪獣惑星」の方がおすすめだね。

アニメ好きなら声優にも興味持つのが普通でしょ?

  • 2018/02/13(火) 13:26:50 |
  • URL |
  • 休憩中 #-
  • [ 編集 ]

休憩中さんへ。

火星で昆虫型生物と戦うということで『テラフォーマーズ』を連想したけど、
言われてみればたしかに『GODZILLA/怪獣惑星』にも似てますね。
ただそれに比べたら本作の方がマシだった気がするのですが…。


子供は声優に興味なくてもアニメを見てますよね。
私もその延長線上みたいなもので、声優に全くコダワリはなく、
本職でもタレントでも、キャラに合ってればそれでいいです。

  • 2018/02/13(火) 21:05:55 |
  • URL |
  • BLRPN #-
  • [ 編集 ]

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