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キングスマン/ゴールデン・サークル 他

20世紀フォックスが『エイリアン:コヴェナント』の続編の製作を中止するらしい。
まだ公式発表ではないようですが、その可能性はかなり高い気がします。
大人気SF『エイリアン』シリーズの前日譚二作目で、四部作構想もありましたが、
前作『プロメテウス』より興収が落ちたのが中止の理由らしいです。
というのは建前で、実際は先月20世紀フォックスがディズニーに買収されたのが
製作中止の最大の要因だったのではないかと考えます。
要はディズニーが続編製作に難色を示したのではないか、と…。
ディズニーは『アバター』などカネになるシリーズは継続するが、
少しでも人気が陰ったシリーズはどんどん中止することが懸念されます。
一足先に20世紀フォックスから奪った『スター・ウォーズ』シリーズも乱発してるし、
特にSFシリーズは飽和状態なのでどんどん切り捨てられるでしょう。

ディズニーは20世紀フォックスの『X-MEN』シリーズの継続は明言しているが、
パラマウントから奪った『アベンジャーズ』シリーズも抱えているので、
アメコミ映画も飽和状態なので不安です。
『X-MEN』以外の20世紀フォックス製作のアメコミ映画と言えば
現在シリーズ二作目が日本公開中の『キングスマン』シリーズですね。
すでに三作目も準備中でスピンオフ計画も明言されていますが、
アメコミ映画が飽和状態の中、ディズニーがこれを継続させるとは考え難くく…。
もし継続したとしても、エログロ含むB級感が面白い娯楽映画だけど、
ディズニー的な健全な内容に改変されて面白味を失いそうなので、
切り捨てでも継続でもロクなことにはならないでしょうね。
まぁ『キングスマン』の原作はディズニー傘下のマーベル系出版社なので
『X-MEN』同様あるべき場所に戻ったとも言えるのかな?

ということで、今日はシリーズ二作目で打ち切られそうな
20世紀フォックスのアメコミ映画の感想です。

キングスマン
キングスマン/ゴールデン・サークル

Kingsman The Secret ServiceKingsman The Golden Circle

今年一本目として新春公開の『キングスマン/ゴールデン・サークル』を
観に行くことにしたのですが、前作の内容をうろ覚えだったので、
復習のため、当時自分で書いた感想記事を読み返してから観に行くことに。
ところが書いたはずの感想記事が見つからず…。
おそらく投降失敗したのか間違って消去してしまったようなのです。
なので鑑賞を延期し、まずレンタルDVDで復習することにして、
ついでに当時書き損じた前作の感想も書き直すことにしました。
前作の感想は『キングスマン/ゴールデン・サークル』を観る前に書いてます。

キングスマン
2015年9月11日日本公開。

オスカー俳優コリン・ファース主演のスパイ映画である本作。
近年のコリン・ファースはお堅い映画が多い印象があったので、
本作もシリアスな堅めのスパイ映画かなと思っていたのですが、
蓋を開けてみれば超おバカな娯楽作品で予想を裏切られました。
それもそのはず、原作は『キック・アス』の原作者が手掛けたアメコミなんですね。
どうりでサミュエル・L・ジャクソンなんかが起用されているわけです。
私はシリアスなスパイ映画もそれなりに好きですが、
アメコミ映画がそれ以上に大好きなので、こんなノリもけっこう好き。
嬉しい裏切りでした。

ロンドンの高級テーラーを秘密基地にしている独立諜報機関キングスマン。
彼らにはアーサー王物語の円卓の騎士のコードネームを与えられています。
ある日、メンバーのひとり「ランスロット」が任務中に殉職し、
他のメンバーが推薦する候補者から後任のランスロットが選ばれることに。
「ガラハッド」ことハリーが推薦したのは冴えない無職の青年エグジーでした。
エグジーの亡き父もキングスマンの候補生だったみたいですが、
任務中にハリーら仲間を庇って殉職してしまったらしく、
ハリーは命の恩人の息子をスカウトしたわけですが、
正直もっとマシな人材はいなかったのかと思ってしまいました。
能力以前になんか冴えない風貌で、主人公向きじゃないと思ったんですよね。
ただその冴えなさも後半うまく活かされる展開になります。

エグジーは他の候補生らと寝食を共にしながら
指導教官「マーリン」のもとでキングスマン採用試験を受けることに。
(マーリンは本名不明だけど、コードネームじゃなくて本名なのかな?)
下手すれば死ぬような厳しい試験でしたが、彼は最終候補まで残ります。
落ちた候補生はスキルは凄いのでしょうがちょっとチキンでしたね。
その点彼は失うものがないのか度胸だけはありますね。
しかし度胸以上に優しい性格で、愛犬を射殺する最終試験で脱落し、
女性候補生ロキシーがランスロットの後任に決まるのです。
これまではチームワークを評価する試験が多かったのに
相棒の愛犬を殺すことが最終試験なんてちょっと不思議ですよね。
私も上官に殺せと命じられても殺さないのが正解じゃないかと思ったけど…。
(実際は射殺に使う拳銃は空砲なので愛犬は死にませんが。)

そんな折、エグジーを推薦したハリーが悪者ヴァレンタインに狙われます。
ヴァレンタインは地球を救うためには人口を減少させるべきだと考える
マッドなエコノミストの大富豪で、人間を凶暴化させる精神信号を発する
SIMカードを世界中で無料配布し、民衆を殺し合わせる計画です。
ハリーもその精神信号を浴びてしまい暴徒化した一般人と殺し合いに。
さすがエージェントだけあって、敵を全員ぶっ殺して生き残ります。
ハリーを演じるオスカー俳優コリン・ファースが一般人を殺しまくる映像は
なんというか意外性があって面白かったですね。
でもせっかく生き残ったのに、ヴァレンタインにあっさり射殺されます。
主演がこんな中盤で死ぬなんてまさかの展開でビックリです。
(…が、死んだはずの彼は続編でも登場するんですよね。)

その様子を目の当たりにしたエグジーはキングスマンの秘密基地へ。
てっきりハリーの意志を継ぎ、ガラハッドの後任に立候補するのかと思いきや、
実はキングスマンのリーダーである「アーサー」が
ヴァレンタインと通じていることを見抜き、それを確かめて復讐するのです。
そして教官マーリンと新ランスロットことロキシーと3人で、
ヴァレンタインの計画を阻止するために立ち上がります。
トップのアーサーが裏切り者だったなら、新人ロキシーはともかく、
マーリンを信用するのはリスキーだと思いましたが、彼は普通に善人でしたね。
エグジーはヴァレンタインが選んだセレブを集めたアジトに潜入するため
キングスマンの正装ともいえるオーダーメイドのスーツを身を包みますが、
馬子にも衣装というのか、あの冴えない彼がスーツで見事に華やかに。
前半はこのギャップのための冴えない風貌だったのでしょう。

アジトでヴァレンタインは人工衛星を使って精神信号を送信。
世界中で10億枚以上配られた無料SIMカード入りの携帯から信号が発せられ、
民衆は暴徒化し殺し合いを始めます。
彼が選んだセレブたちには信号を無効化するインプラントが埋め込まれており、
暴徒化することはありませんが、万が一彼に逆らった時のために
インプラントには遠隔操作で起動する爆弾も埋め込まれているんですよね。
マーリンはそのシステムをハッキングし、インプラントを起爆。
インプラントを埋め込まれたセレブの頭部が花火のように次々吹っ飛ぶ映像は
綺麗でグロくて痛快で、めちゃめちゃ面白くて笑えました。
でもあんなに世界中の要人が死んじゃうと、その後が大変そうですよね。
ヴァレンタインと女助手ガゼルは爆死しませんでしたが、
どうやら彼ら2人にはインプラントは埋め込まれてないみたい。
でもガゼルの首には埋め込んだ手術跡があった気がするんだけど、
信号を無効にするだけの爆弾なしインプラントは埋め込んでるのかな?

ヴァレンタインはヘモフォビアなので自ら戦うことは出来ず、
本作の実質のボスキャラは助手のガゼルの方でしょう。
なんと彼女は刃物の義足を両脚に装着してるんですよね。
そのインパクトもさることながら私好みの美女で
本作で最も印象に残っていたのが彼女でした。
彼女とタイマン勝負したエグジーも、靴の仕込み刃物で応戦し勝利。
その後、彼女の義足でヴァレンタインを刺殺し、
暴徒化する精神信号を止めて世界を救います。
さらにその後、そこに監禁されていたスウェーデン王女を救出しますが、
なんと王女からお礼に体でご奉仕してもらうんですよね。
世界を救った英雄が台無しで面白いオチだとは思いましたが、
てっきりエグジーはロキシーと恋愛関係になると予想していたので、
まさかのロイヤル・アナル・セックスには驚きました。

ヴァレンタインは倒したもののキングスマンは解散かなと思いましたが、
エピローグではエグジーが正式にキングスマンになった雰囲気で終わります。
その後のエグジーと新生キングスマンの活躍は続編のお楽しみです。

キングスマン/ゴールデン・サークル
2018年1月5日日本公開。

前作の大ヒットを受けて製作された本作ですが、
全米興収は1億ドルの大台を突破し、またしても大ヒットとなりました。
しかし前作の興収に比べると3000万ドル弱ダウンしています。
これを20世紀フォックスを買収したディズニーがどう考えるか。
シリーズ継続されるかどうか微妙なラインだと思います。
興収だけでなく評価もちょっとダウンしているみたいですが、
たしかに前作の方が面白かったような気がします。
ただそれは二作目であるが故の目新しさが薄まったためであり、
本作も十分楽しめる内容だったし、まだまだ面白くなりそうな世界観なので、
個人的にはシリーズ継続してほしいなと思います。
以下、ネタバレ注意です。

前作でアーサー以下ヴァレンタインのシンパが死に、
主力エージェントのガラハッドことハリーも殉職してしまい、
壊滅状態だと思われた独立諜報機関キングスマンでしたが、
どうやらガラハッドの後任には直弟子エグジーが就いたみたいで、
ランスロットこと紅一点ロクシー以外のメンバーを総入れ替えして
活動を継続しているみたいです。
前作の出来事から約一年経ったある夜、エグジーがある男に襲撃されます。
その男は前作でエグジーやロクシーとランスロットの後任の座を争った
キングスマン元候補生チャーリーでした。
丸刈りになり風貌が変わっていたので「こんな奴いたかな?」と思っちゃいました。
変わったのは髪型だけじゃなく、右腕がサイバネティックな義手になっています。
前作には義足の敵キャラがいましたが、今回は義手の敵キャラですね。
ウィンター・ソルジャーのパチモンみたいでインパクトは前作の方が上かな。
チャーリーは前作でも敵のヴァレンタイン側に付きましたが、
ヴァレンタインの死後、謎の麻薬密売組織ゴールデン・サークルに入り、
邪魔な古巣キングスマンを壊滅させるため活動しているようです。
やっぱり内情を知ってる落ちた候補生を解放するのはマズいですね。

エグジーはチャーリーの襲撃をなんとか退けますが、
その間にこっそりキングスマンのメンバー名簿を盗まれてしまい、
後日キングスマンの施設、およびエージェントの自宅にミサイルが撃ち込まれ、
たまたま留守にしていたエグジー以外エージェント全員が殺されるのです。
前作から続投するロクシーも犠牲になったのは意外でしたね。
マーリンはエージェントではなく内勤スタッフだったので標的にされず、
生き残ったのはエグジーとマーリンの2人だけになってしまいます。
前作の壊滅の危機から僅か一年でまた壊滅してしまうなんて…。
2人はこんなキングスマンの緊急事態に見舞われた時だけに開ける
秘密のロッカーを開けますが、中から出てきたのは一本のウィスキーで…。
その意味がよくわからなかった2人ですが、とりあえずウィスキーの製造元の
アメリカにあるステイツマン蒸留所に行ってみることにいます。
そこはキングスマンと姉妹組織の独立諜報機関ステイツマンの秘密基地でした。
キングスマンはロンドンのテーラーが設立した組織でしたが、
ステイツマンはケンタッキー州のウィスキー蒸留所が設立した組織らしいです。
イギリス人らしい紳士的な雰囲気のキングスマンに対し、
ステイツマンはウェスタンな荒くれ者たちって感じで、
そんな英米の気質の対比が面白いです。
ただウィスキーってそんなにアメリカのイメージではないので、
もっとアメリカらしい産業から発祥した組織の方がよかったかも。

ステイツマンの主力エージェントのテキーラから手荒な歓迎を受けた後、
(ステイツマンのメンバーのコードネームは酒の名前みたいです。)
なんと彼らに保護されていた前任ガラハッドのハリーと再会します。
ハリーは前作でヴァレンタインに頭を撃たれて死んだはずでしたが、
どうやら撃たれた直後にステイツマンが駆け付けて、
アルファ・ジェルなる驚異の治療法で回復させたみたいです。
左目を撃ち抜かれて即死でもおかしくない重傷だったのに
ちょっとリアリティがなさすぎるにもほどがある展開でしたが、
続編を作るならハリーの存在は必要不可欠ですもんね。
多少無理があっても彼を続投できる設定が必要だったのでしょう。
ただ、完全に回復できるわけではなく、その治療の副作用として
記憶喪失と若年退行が起こるようで、ハリーはエグジーらを覚えておらず、
自分をエージェントではなく鱗翅類学者だと思い込んでいるみたいで…。
エグジーはハリーのトラウマを刺激すれば記憶が戻ると考え、
キングスマン採用の最終試験である愛犬殺しを再現すると、
狙い通り彼の記憶を取り戻すことが出来たのですが、
一年の保護生活で体が鈍ったのか勘が鈍ったのか、
以前のような超人的な身の熟しは出来なくなってしまったようで…。
なので本作では前作の100人殺しようなハリーのアクションは控え目ですが、
その分成長したエグジーがアクションは頑張ってくれてるかな。
シリーズの長期化を考えればハリーを演じるコリン・ファースの
アクションの比重を下げる展開は仕方ないかもしれませんね。

エグジーはステイツマンのベテランエージェントであるウィスキーの協力を得て、
仲間を殺したゴールデン・サークルに復讐することになります。
秘密麻薬密売組織ゴールデン・サークルの居場所がわからないので、
居場所がわかるチャーリーの恋人クララに接近し、追跡装置を仕掛けますが、
なんとその装置は膣から挿入しないとダメな設計なんですよね。
アルファ・ジェルも作れるほどの技術がある諜報機関なら
もっと簡単な追跡装置くらい作れそうな気がするけど、
こういう低俗で下劣な展開が本作の面白さでもありますね。
ディズニー配給になったら、こんな展開は無理になるんだろうな…。
エグジーはクララを口説き落としてベッドに持ち込み装置を挿入しますが、
それが原因で恋人のスウェーデン王女ティルダと破局することに…。
まさか前作で救出して奉仕してもらったティルダ王女と続いていたとは意外…。

ゴールデン・サークルは自社製の違法薬物に致死性の毒を混ぜており、
それを使った何億人もの人々が毒に感染します。
ゴールデン・サークルの女ボスであるポピーは米国大統領に対し、
解毒剤を配布する代わりに全ての薬物を合法化するように要求します。
ところが大統領は「これで薬物中毒者が一掃できる」と喜ぶのです。
まるでこの大統領が冷酷なクソ野郎だと言わんばかりの描き方ですが、
私も大統領同様、違法薬物を使った犯罪者は死んだ方が世のためな気が…。
エグジーらは感染者を救うため解毒剤を奪取しようと立ち上がりますが、
正直、解毒剤で犯罪者たちが助かってほしいとは全く思わないので、
彼らを応援する気持ちにはなり難かったです。
ティルダ王女や大統領秘書なんかも感染するのですが、
彼女らのような公人まで薬物を使ってるなんて酷い世界ですね。
ステイツマンの主力エージェントのテキーラも感染し、
解毒剤が手に入るまで冷凍カプセルに入れられるのですが、
チャニング・テイタム演じるテキーラは最も期待していた新キャラなので、
まさかこんな中盤で活躍できない状況になるとは意外というか残念でした。
そんな声が多かったのか、彼のスピンオフが製作されることが発表されましたが、
テイタム主演の『X-MEN』シリーズのスピンオフ作品が予定されているので、
主演のアメコミ映画2本が同時進行することは考え難いかも…。

クララの追跡装置でイタリアのスキー場に解毒剤工場があることが判明。
エグジーは記憶が戻ったハリーとステイツマンのウィスキーと3人で
解毒剤工場に乗り込むのですが、なんとハリーがウィスキーに発砲。
「彼は敵の回し者だ」と言い、頭を撃ち抜くのです。
これまで献身的に任務に協力してくれたウィスキーを撃たれて、
エグジーはハリーがまだ完治してないのではないかと不信感を抱きます。
前作でもハリーは洗脳されて一般人を殺しまくった前科がありますしね。

結局工場も爆破され解毒剤の奪取にも失敗してしまいますが、
ゴールデン・サークルの拠点がカンボジアの奥地にあることが判明。
しかしハリーが「ステイツマンは信用できない」と言い出したため、
エグジー、ハリー、マーリンのキングスマン組3人だけで乗り込むことに。
ところが到着早々、マーリンがエグジーを庇って地雷で爆死してしまうのです。
ロクシーに続いてマーリンまで死んでしまうなんて…。
このシリーズは主要キャラでもあっさり死んでしまうのでハラハラしますね。
まぁ死んだけど蘇ったハリーの件もあるし、もしシリーズが継続したら
またマーリンに再会することもあるかもしれませんが。
それにしても男気溢れるマーリンの死に様には感動しました。

マーリンが見張りを引き付けて爆死してくれたおかげで
エグジーとハリーは敵アジト突入に成功します。
ハリーは銃や盾にもなるお馴染みの紳士傘で戦いますが、
エグジーは新兵器となるアタッシュケースで戦います。
側面にマシンガンやミサイルが内蔵されたアタッシュケースですが、
なんと開くと大きめの盾に早変わりする便利で紳士的なスパイグッツです。
しかしゴールデン・サークルにも驚異的なハイテク兵器があり、
なんとaiboを凶暴にしたようなロボット番犬を飼っているのです。
ハリーが戦うことになるのですが予想以上に強敵で…。
しかし追い詰められたハリーをエルトン・ジョン(本人役)が助けてくれるのです。
ボールデン・サークルのボスであるポピーがエルトン・ジョンのファンらしく、
彼は誘拐されてアジトに監禁されていましたが脱走したみたいです。
ロボット番犬はエルトン・ジョンを攻撃できないようにプログラムされていて、
彼のおかげでハリーは危機を脱し勝利します。
しかしハリーがロボット番犬程度に追い詰められるなんて、
やっぱり一年の保護生活で弱くなっちゃったんでしょうね。
一方エグジーは元候補生チャーリーと再戦することになります。
チャーリーは前回よりも強化されたサイバネティック義手を装着しており、
かなりパワーアップしていますが、エグジーは彼の義手をハッキングし、
相手の義手を操って倒すのです。
敵のハイテクツールをハッキングで逆手に取る展開は
前作の爆弾付きインプラントの時とほぼ一緒でちょっと芸がないかな。
これが出来るならロボット番犬だってハッキングできそうだし…。

エグジーとハリーはいよいよ敵の女ボス、ポピーと対面します。
彼女を脅して解毒剤の配布コードを聞き出そうとするのですが、
彼女は「英国紳士は女を殴れないはず」と高を括っており口を割りません。
前作でエグジーは女暗殺者ガゼルを殺してるから女だろうと関係ない、
と思いきや、なぜか今回は暴力に訴えることは出来ないようです。
しかしエグジーは暴力の代わりに彼女に薬物を注射するんですよね。
もちろんゴールデン・サークル製の例の薬物で、射たれた彼女は
自分が助かるためにも解毒剤のコードを教えるしかなくなり…。
でもコードを教えた直後、薬物の過剰摂取で結局死んじゃうんですよね。
敵組織のボスの最期が呆気ないというのも本シリーズの特徴なのかな?

敵組織を壊滅させ解毒剤の配布コードも入手して、これで一件落着、
と思いきや、2人の前に最大の強敵が現れます。
それはイタリアでハリーが撃ったステイツマンのウィスキーで…。
彼もアルファ・ジェルで治療されて完全回復し、2人を追って来たのです。
どうやらウィスキーを撃ったハリーの判断は正しかったようで、
彼はたしかに裏切り者だったみたいなのです。
でも「敵の回し者」という読みはちょっと間違っていて、
彼は妻を麻薬中毒者に殺された過去があり、中毒者を憎んでおり、
解毒剤の配布を阻止したいと独断で動いているのです。
私も麻薬中毒者のような犯罪者は全員死ぬべきだと思っているので
ウィスキーには共感してしまうし、全く憎めませんね。
でも結局エグジーとハリーが2人がかりで彼を電動ミンサーに投げ込み、
挽き肉にされて死んでしまうのですが正直可哀想でした。
結局解毒剤は配布され、ティルダ王女やテキーラを含む中毒者は助かります。
更に大統領が中毒者を見捨てようとしたとして逮捕されるのですが、
うーん、なんか釈然としない幕引きですね…。
なんて犯罪者に優しい物語だ。

キングスマンはステイツマンから資金提供を受けて再建することに。
もうエグジーとハリーの新旧ガラハッド2人しか残ってないけど…。
しかもエグジーはティルダ王女と結婚しスウェーデン王室に入るので
諜報活動なんてやってる暇なさそうだけど大丈夫か?
でも本作のラストカットでは、テキーラがキングスマンのテーラーを訪れますが、
もしかすると彼がステイツマンからキングスマンに移籍してくれるのかな?
それとも単に客としてスーツを作りにきただけかな?
それはシリーズ3作目、あるいはテキーラのスピンオフでのお楽しみですが、
ディズニー配給になることでシリーズ続行できるかどうか…。

コメント

とはいえ

ディズニーが資本に入るとはいえ、そこは線引きするんじゃないかと...

でないと、映画界の危機!

  • 2018/01/13(土) 10:32:11 |
  • URL |
  • onscreen #-
  • [ 編集 ]

Re: とはいえ

ディズニーは「R指定のマーベル映画を作る予定はない」と明言してます。
一応『キングスマン』の原作もマーベル系アメコミなので、
本作までのR指定の過激な内容での継続は難しそうです。
ただ過激な内容がウケて大ヒットした『デッド・プール』に関しては、
今後もR指定でシリーズ続行するというような発言もしており、
拝金主義のディズニーにはポリシーなんてものはなく、
結局は儲かるか儲からないかしか眼中にないのでしょう。
映画界の危機です。

  • 2018/01/14(日) 22:09:54 |
  • URL |
  • BLRPN #-
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