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ホースメン

なんか日本でもハロウィン根付いてきてるのかな?
やたらと町中にジャックランタンがいるんだけど…?

さて、ハロウィンシーズンてこともあって、日本でもホラー映画の公開が多いですが、
何気に今年一番怖いのって『仏陀再誕』が興行ランキング2位になったことですよね。
ボクは観てませんが、あれって幸福の科学が創価学会と戦う映画らしいですね。
まず信者しか見ない宗教団体の広報ビデオの劇場版が2位だなんて…。
前回の衆院選では一議席も取れなかったし、たいしたことない団体だと思ってたけど、
意外とデカイ組織票もってたんですね。こわいこわい…。
まぁボクが極度の宗教アレルギーなだけですけど…。
ということで今日と明日はキリスト教絡みのホラー・スリラー映画の感想を続けて。

ホースメン

2009年10月24日日本公開。
チャン・ツィイー出演、マイケル・ベイ制作のサイコ・サスペンス。
妻に先立たれたベテラン刑事ブレスリン(デニス・クエイド)は、猟奇的な連続殺人事件を担当することになる。遺体は極太の釣針で宙につるされ、現場には毎回「COME AND SEE(来たれ)」というメッセージが残されていた。彼が謎めいた事件の捜査にはまり込んでいく中、ある犠牲者の養女クリスティン(チャン・ツィイー)が衝撃的な告白をする…。(シネマトゥデイより)

『羊たちの沈黙』の2番煎じ染みたサイコ・サスペンスの形は取ってて、
チャン・ツィイー演じるクリスティンがハンニバル・レクターのような
狂言回しの役どころになってるけども、所謂『SAW』系のショッキングホラーです。
被害者たちがどんな処刑にかけられて死ぬかを楽しむスプラッタ映画です。
アジア人俳優のファンで、チャン・ツィイー目当てに観に行ったりなんかすると、
『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』の二の舞になるので気をつけてください。
そもそもチャン・ツィイー自身、日本で宣伝されているほど出番はありません。
劇場予告編の登場シーンでほぼ全てみたいな感じです。

ある日郊外の一軒家で拷問器具に吊るされた女性の猟奇的他殺体が発見され、
主人公・ブレスリン刑事(デニス・クエイド)が事件の担当になる。
実はその女性の養女のクリスティン(チャン・ツィイー)はサイコキラーで、
養母を殺したのだった、というのが話の導入部分。
なんか先々週公開された『エスター』みたいな話です。
クリスティンはなぜか早々に出頭をするんだけど、
実は犯人は4人いて、猟奇的殺人はまだ続きます。
どうやら4人はヨハネ黙示録の四騎士を気取り、見立て殺人をしているようだが、
残りの犯人はどんなやつで、この猟奇的殺人の動機は何なのか、
ブレスリン刑事は家庭を顧みず捜査に奔走するというストーリー。

これはほんのさわりの部分だけだけど、勘のいい人なら主犯格もわかっちゃうかも。
誰もが"絶対それしかない"と思うような予想通りの真相だし、
サスペンスとして観るとかなりお粗末な感じ。
そもそもクリスティンが疑われてもないのに出頭してきた理由もわからない。
まぁそこがサイコキラーのサイコたる所以かもしれないけど、
『羊たちの沈黙』真似るのにレクター役が欲しかったんだろうなと邪推します。
ヨハネ黙示録の四騎士の設定も、込み入ってたわりには生かされてないし、
『羊たちの沈黙』みたいに文学的、神学的にしたかったんでしょうね。
更に家族愛や現代的に"ネット社会の闇"みたいなテーマまで盛り込んでますが、
いろいろ詰め込みすぎなのか何を描きたいのか焦点がボケボケで、
それこそ猟奇事件の死体みたいに、宙ぶらりんなした印象を受ける作品です。
あ、そういえばサスペンスって宙ぶらりんって意味でしたね。

でも前述のように基本的にスプラッタがメインですから、ストーリーは二の次。
このスプラッタシーンはなかなか良かったんじゃないかな?
観てるだけで痛々しいのもあったけど、あまりグロすぎず、キモすぎず、
むしろ芸術的にすら思える処刑方法で、ちょっと綺麗かも?
それもそれでホラーとしても宙ぶらりんなわけですが…。

タイトルの『ホースメン』って何のことだかわかりませんでしたが、
ヨハネ黙示録の四騎士のことなんですね。
日本人にはあまり馴染みないかもだけど、この映画観るならヨハネ黙示録と
その四騎士の特徴くらいは予習した方がいいかも?
あまり生かされてないとはいえ、その設定くらいしか興味を持てるところなかったし。
ボクは新約聖書なんて一行も読んだことないけど、四騎士はTVゲームで知ってたので
今日その元ネタがわかってちょっと嬉しかったかも。
そのゲームは人気RPG『真・女神転生』シリーズだけど、
あのゲームっていろんな物語を知る上で、何気にいろいろ勉強になりますよね。
そういえば昔、ジャックランタンもそこで知ったんでした。

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