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呪い襲い殺す/ウィジャ ビギニング

今日は14日なので、お得なTOHOシネマズ・デイに行こうかと思ったけど、
観たい映画が(TOHOシネマズでは)公開されてなかったので断念。
サマーシーズンは毎週のように超話題作が公開される反面、
超話題作とのバッティングを避けるためか、映画会社が夏休みなのか、
公開本数は少な目になっちゃって、週何本も観れません。
でも正直、真夏の映画館は寒すぎてあまり行きたくないのでちょうどいいか。
うっかり『スパイダーマン/ホームカミング』を半袖ポロシャツで観ちゃって、
それ以来体調が悪いけど、きっと映画館で風邪ひいたんだと思う。
TOHOシネマズの小さいブランケットでは、あの寒さは防ぎきれないよ。

ということで、今日は自宅でビデオ鑑賞した映画の感想です。
霊たちが帰ってくるお盆シーズンにぴったりの降霊術ホラー映画シリーズです。

呪い襲い殺す/ウィジャ ビギニング ~呪い襲い殺す~
Ouija.jpg Ouija Origin of Evil


呪い襲い殺す
2015年9月2日リリース。

2014年に全米公開され、全米ボックスオフィス初登場1位の大ヒットとなった
ホラー映画『Ouija(ウィジャ)』ですが、日本では劇場公開されませんでした。
ビデオスルーとなり2015年にリリースされたのですが、
『呪い襲い殺す』なんて禍々しい邦題が付けられていてビックリです。
本作は原題の通り「ウィジャボード」が題材のホラー映画なので、
ウィジャボード自体に馴染みがない日本では劇場公開は難しいし、
邦題も付けた方がいいだろうという判断なのでしょうが、
原題を遥かに凌駕するインパクトを放つ邦題で、なかなかいいですね。
どんな禍々しい内容なのかとワクワクしちゃいますが、
正直けっこう温めで、完全に名前負けしちゃってるのは残念かな。
意図的に温めに作られていますが、なぜかと言えば子供向けホラーだからで、
なぜ子供向けなのかと言えばオモチャ屋さんが宣伝目的で作ったからです。

オカルト好きやホラー映画ファンには説明不要でしょうが、
ウジャボードというのは欧米版「コックリさん」的な降霊に使う道具です。
というかコックリさんが日本版ヴィジャボードなんですけどね。
コックリさんというのは五十音を書いた紙の上に十円硬貨を置き、
数名の参加者が硬貨に指を添え、コックリさんという霊的存在を呼び出すと、
参加者の意志とは関係なく硬貨が動き、五十音を示して何でも答えてくれる、
というオカルチックな遊びです。(さすがにコックリさんの説明は不要か。)
ヴィジャボードもルールはほぼ同じですが、
五十音を書いた紙の代わりにアルファベットが書かれた板、
硬貨の代わりにプランシェットという小窓の付いた小板でやるのが一般的。
身近なもので容易に自作できるコックリさんの道具と違って
凝った専用の道具が必要なわけですが、なぜならヴィジャボードは
オモチャ屋さんで売っているボードゲームだからです。
モノポリーなどを販売している米大手ハスブロ社でも扱われており、
本作はハスブロ社の映画部門ハスブロ・スタジオが製作してます。
『トランスフォーマー』シリーズや『G.I.ジョー』シリーズと同様に、
ハスブロが自社のオモチャを実写映画化したプロモ映画なわけです。
例えるならタカラトミーがコックリさんのボードゲームを販売するようなもので
ちょっと正気とは思えない商品ですが、そもそもヴィジャボードもコックリさんも
観念運動を利用したもので、下手にオカルトと結び付けなければ
科学的に興味深い遊びですからね。
コックリさん同様、ウィジャボードで遊ぶのは基本的に子供たちなので、
レイティングの関係上、温い内容にするしかないのでしょう。
まぁ本作がヴィジャボードの宣伝になるかどうかは、かなり微妙ですけど。
以下、ネタバレ注意です。

女子高生レインは、親友デビーがある日突然自殺してしまい、
サヨナラも言えずお別れになったことを激しく後悔します。
デビーの家で葬式があり、もちろんレインも出席しますが、
彼女は家の中にデビーがまだいるような感覚を覚えます。
更にデビーの遺品の中からヴィジャボードを発見し、
これでデビーの霊を呼び出して、別れの挨拶をしようと考え、
妹サラ、友達イザベル、自分の恋人トレバー、デビーの恋人ピートと一緒に、
デビーの家でウィジャボードを使った降霊術を行うのです。
するとプランシェットが自動的に動き「Hi Friend」と文字を示します。
レインが「あなたは誰?」と問うと、プランシェットは「D」を示し、
彼女はデビーの降霊に成功したと喜び、お別れを告げるのです。
レイン以外の4人は「どうせ4人の誰かが動かしている」と懐疑的ですが、
レインがそれで満足するなら付き合ってやるか、って感じですね。

レインはボードを自宅に持ち帰りますが、それを見付けた家政婦のノナに、
「お嬢様、こんなものを使ってはダメですよ。」と注意されるのです。
ウィジャボードのプロモ映画なのに「これで遊ぶな」なんて自虐的ですね。
ノナさんは「死人に答えを求めるとロクなことがない」というのですが、
彼女の言う通り、参加者5人の周りで怪現象が起き始めるのです。
トレバーは近所のトンネルに、イザベルはマイカーの車窓に、
ピートは自宅の机に、そしてレインとサラは自宅のパソコン画面に、
「Hi Friend」と書かれているのを発見します。
レインはデビーの霊が何かを伝えたいのではないかと考え、
再びみんなを集めてウィジャボードを使い、降霊します。
デビーの恋人ピートが「俺たちの初デートの場所は?」と問うと、
霊(プランシェット)は口籠り、この霊はデビーじゃないと判明。
再び「あなたは誰?」と問うと、今度は「D」に続いて「Z」と示し…。
どうやら「DZ」という霊を降ろしてしまったようです。
私も「D」というイニシャルだけでデビーだと決めるのは早急だと思ったけど、
単に「Devil」の「D」だと思ったので、「DZ」と示されたのは意外でした。
プランシェットは小窓を覗くと呼び出した霊が見えるそうで、
レインがDZを見ようと覗くと、そこには唇を糸で縫い付けられた少女の姿が…。
その少女がDZですが、痛々しい姿でちょっと怖かったかな。
DZは「母が来る、逃げて」とプランシェットで示しますが、その直後、
彼女の母親だと思われる大人の女性の霊が現れて、5人は逃げ出します。

帰宅したレインはデビーの遺品のUSBに収められた映像を見るのですが、
そこには自殺する2週間前のデビーの姿が撮られており…。
デビーは屋根裏を掃除して前の住人が遺したウィジャボードを発見し、
「ひとりで遊ぶな」というルールを破ってひとりで遊んでしまうのです。
やはりプランシェットは「Hi Friend」と示し、DZを呼び出してしまったようで、
その影響で呪われて自殺したことが判明します。
一方その頃、友達イザベルがデンタルフロスで唇を縫われて死亡して、
残された4人は自分たちも殺されるに違いないと脅えます。
デンタルフロスが凶器に使われるなんて斬新な演出ですね。
なんだかフロスを使うたびにこのシーンを思い出してしまいそうです。

レインは呪いを止める手立てはないかと例の屋根裏に行き、
前の住人であるDZとその母親が写った生前の家族写真を発見。
その古い写真で画像検索すると、約50年前の少女失踪事件の記事を発見。
その少女の名前はドリス・ザンダーで、DZは彼女だと確信します。
ドリスには姉がおり、まだ存命中だとわかり、レインは会いに行くことに。
姉ポリーナ・ザンダーは精神病院に入所しており、姪を騙って面会に成功。
ドリス失踪当時の話を聞くことが出来ます。
ポリーナ曰く、彼女たちの母は霊媒師で、自宅で降霊会を行ってましたが、
ある時から次女ドリスを口寄せの媒介に使うようになります。
しかしドリスの力が恐ろしくなった母は娘の唇を糸で縫い付けて殺し、
妹を殺した母をポリーナが殺して精神病院送りになったそうです。
レインたち5人を呪っているのは母の悪霊で、それに対抗するためには
自宅の地下室に隠された妹の遺体を見付けて唇の糸を切り、
妹の力を解放して母の悪霊を祓うしかない、とのことです。
なんだかちょっと違和感のある話だと思いました。

レインはサラたちと地下室に行き、ドリスのミイラを発見します。
けっこうわかりやすい隠し部屋に寝かされていましたが、
当時の警察はこれも発見できなかったなんて怠慢ですね。
レインはハサミでドリスの唇の糸をチョキチョキ。
ミイラに臆しないとはなかなか根性が据わっている女の子ですね。
ところがドリスの母の霊が現れ、「やめろ!」と叫びながら襲って来ます。
しかし紙一重で口を解放されたドリスの霊も現れ、叫び声で母を退散させます。
これで4人にかけられたドリスの母の呪いも消えて一件落着、
と思いきや、その夜、ピートが呪殺されてしまうのです。
レインは「話が違う」とドリスの姉ポリーナを問い詰めますが、
彼女は「ついに妹が自由になったのね」と歓喜するのです。
どうも悪霊はドリスの方で、母の霊がそれを封じていたみたいです。
ポリーナは妹ドリスの味方で、妹を解放するためレインを騙したのでした。
この真相を聞けば、前に話を聞いた時の違和感にも納得です。
ただドリスは解放前にもデビーやイザベルを呪殺していたわけだし、
解放前と解放後で何が違うのか、危険度に大差はない気がします。

レインは家政婦のノナに相談。
ノナはボードとドリスのミイラを一緒に燃やせばいいと助言します。
なんでただの家政婦のお婆さんがウィジャボードに詳しいのか謎ですね。
レインは妹サラとトレバーと一緒にデビーの家に行き、実行しようとしますが、
まずトレバーがプールに引き摺り込まれて呪殺され、
サラも地下室に引き摺り込まれ、ドリスに唇を縫われそうになります。
レインは妹からドリスを引き離そうと、ウィジャボードを使いドリスを降霊。
呼び出されたドリスはサラから離れ、レインの方に引き寄せられます。
妹は助けたものの、今度はレインがドリスに呪殺されそうになりますが、
なんと死んだ親友デビーの霊が現れ、一時的にドリスを食い止めてくれます。
デビーがまだいる気がするというレインの印象は間違ってなかったわけですが、
死んでも親友を助けるために現れるなんて、この友情にちょっと感動。
でもデビーと同じく呪殺されたトレバーは悪霊化したのにな。
デビーがドリスを抑えている隙に、サラがドリスのミイラを焼却炉へ投げ込み、
レインもボードを焼却炉に投げ込んで両方とも燃やしてしまいます。
これにてレインとサラ姉妹にかかった呪いは解けて一件落着です。

サラは「ドリスに憑いていた悪霊はどこに行ったのだろう?」とふと疑問に。
ドリス自身が悪霊なのに、この子は何言ってるんだろう、
と思ったけど、イカレた嘘つき婆さんポリーナの話を信じるなら、
ドリスも霊媒師の母親の降霊術の器になって呪われたんでしたね。
姉妹が自宅に帰宅すると、レインの寝室のベッドの上に
焼いたはずのボードのプランシェットが置いてあり、レインが小窓を覗くと…。
というところで本作は幕を下ろしますが、最後にレインは
ドリスに憑いていた悪霊を見てしまったのかもしれません。
それが何者なのかは、本作の続編でのお楽しみです。

ウィジャ ビギニング ~呪い襲い殺す~
2017年8月2日リリース。

前述の前作『呪い襲い殺す』の全米1位の大ヒットを受けて製作された本作。
続編というか前日譚になるので、邦題に「ビギニング」が付きましたが、
なぜか「呪い襲い殺すビギニング」じゃなくて「ウィジャ ビギニング」なんですね。
一応副題として「~呪い襲い殺す~」は残されていますが、少しややこしいです。
ちなみに原題は「Ouija: Origin of Evil」、直訳すれば「ウィジャ:悪の起源」か。
起源というには遡り方が甘い内容な気もしましたが、
本作では前作でイカレた嘘つき婆さんポリーナが語った、
妹ドリスが失踪するに至った詳細な経緯が描かれており、
前作では真偽不明だっただけに、ちょっと気になる内容です。
興収的には大ヒットした半面、評価的には微妙だった前作に比べても、
明らかに面白くなり、かなり高い評価を得た本作でしたが、
全米初登場3位という、いまいち振るわない成績になってしまいました。
いずれにせよ前作が日本で劇場公開されなかったので、
本作も当然ビデオスルーになってしまいました。

ポリーナの語ったドリス失踪事件については前作の感想を読んでほしいが、
結局ポリーナは妹である悪霊ドリスの解放を謀ったわけであり、
悪霊の味方をしていた悪者ということになります。
一方、当初悪霊だと思われていたドリスの母の霊は、
実は死してなお悪霊化した娘を封じ込めていた善霊だったので、
ドリス失踪事件が描かれるとなると母アリスが主人公だろうと予想したが、
意外にも主人公は通称リーナこと若きポリーナなんですよね。
前日譚だから仕方ないが、リーナが暗黒面に堕ちるオチを知ってるだけに
主人公としては感情移入し難いなと思ってしまいました。
妹ドリスと母アリスも助からないバッドエンドが確実なのもアレですが、
バッドエンドまでの経緯はそれを補って余りある興味深いものでした。
やはり前作で語られたポリーン婆さんの話にはちょっと嘘がありましたね。
以下、ネタバレ注意です。

1967年LA、夫ロジャーを事故で失ったアリスは、
女手ひとつで15歳の長女リーナと9歳の次女ドリスを養っています。
やはり母子家庭は大変で、アリスはインチキ霊媒師をして生計を立て、
インチキ降霊術のトリックを2人の娘に手伝わせることもあります。
次女ドリスは幼すぎるためか、いまいち理解せずに手伝ってますが。
インチキ霊媒師なんて褒められた仕事ではありませんが、
(そもそもインチキじゃない霊媒師なんて存在しないか。)
霊感商法みたいなものではなく、身内を亡くして悲しむ遺族のために、
インチキ降霊術で故人と話す機会を与えて癒してあげるというもので、
インチキ霊媒師の中では比較的許せる、占い師的な仕事です。
良心的なので霊感商法のようには儲からず、生活は苦しいようです。

ある日、友達の家でウィジャボードを楽しんだ長女リーナは、
「降霊術の演出に使ったらどうかな?」と母アリスに助言します。
アリスはさっそく近所の雑貨屋でウィジャボードを購入します。
そんな演出は例えるならイタコが口寄せにコックリさん使うようなもので、
降霊術の信憑性としてはマイナスだろうと思ってしまいますが、
もちろんアリスはそのまま使わず、プランシェットに磁石を埋め込み、
磁石を付けた足で机の下から操つれるように改造します。
単純なトリックですが、指を添えなくてもプランシェットが動けば、
たしかに霊が動かしているように錯覚しちゃうかもしれません。
ただアルファベットを指し示すプランシェットの動きには精度が求められるので、
このトリックは実際に真似しても上手くいかない気がしますね。

次女ドリスはウィジャボードが気に入ったみたいで、
ちょくちょくひとりで遊ぶようになります。
ある日、アリスは娘たちが通う学校の校長・トム神父から呼び出され、
「ドリスの提出した宿題が達筆すぎる、大人が手伝ってるのか?」と聞かれ、
身に覚えのないアリスが娘に聞くと「新しい友達に手伝ってもらったのよ」と…。
彼女は不思議だなと思いますが、今はそれどころではなく、
借金で家が差し押さえられそうなことの方を心配します。
そんなお金で悩むママを心配したドリスは、死んだパパに相談しようと
ウィジャボードで霊を呼び出し、家に隠された札束の場所を聞き出し、
その札束を「パパが教えてくれた」とアリスに渡すのです。
アリスはドリスがウィジャボードで夫ロジャーを呼び出したと思い、
試しにもう一度呼び出してもらって、「プロポーズの場所は?」と質問。
プランシェットはひとりでに「Shower」と示し、夫の霊だと確信します。
前作の件もあるので本当にロジャーの霊か俄かには信じられませんが、
一番怪しいのは霊が教えてくれた隠し札束が、ロジャーのヘソクリではなく、
前の住人が隠したものだということですよね。

アリスは娘ドリスには本当に霊能力があると考えるようになり、
これでインチキじゃない降霊術が行えると喜びます。
ドリスは体に降ろした霊を容れて口寄せも出来るみたいで、
ドリスを使ったアリスの降霊術は凄いと評判になります。
でも降霊術を行う度に首がどんどん痛くなるドリスは、
鏡越しにプランシェットの小窓を覗いて自分の姿を確認。
すると肩に悪霊が乗っていて「お前は俺の器だ」と囁かれて卒倒。
それからドリスは別人のように豹変し、彼女の周りでは
イジメっ子の男子が自傷で大怪我したりと不可解な現象が多発。
また姉リーナの彼氏マイキーに、まるで経験したかのように、
絞殺された時の感覚を教えてくれたりと、奇行も目立ちます。
豹変したドリスはたしかに不気味ですが、可愛らしい女の子なので、
あまり怖いという印象はなく、ただただ可哀想だと思わされます。

姉リーナは父の形見の人形の口がいつの間にか縫われていることに気付き、
ドリスの仕業だと考えますが、妹は「それはパパがやった」とシラを切り…。
リーナは「パパならドリスを別人のようにするはずない」と思い、
父ではない霊に憑りつかれているに違いないと考えて、
妹が知るはずのないポーランド語で書いた文書を持って、トム神父に相談。
神父は「ポーランド出身の修道女に翻訳してもらおう」と文書を預かり、
試しにドリスの降霊術を受けてみようと家庭訪問します。
そして亡き妻グロリアの霊を呼び出してもらうのです。
神父が「君のミドルネームは?」と質問すると、霊は「リン」と即答。
しかし彼の妻のミドルネームは「キャサリン」であり、
「リン」は彼の母親のミドルネームだったのです。
つまり降りて来たのは妻ではなく母の霊だったのかな、と思ったのですが、
神父はドリスに憑いた悪霊は相手の心が読めるだけだと推理します。
どうも彼は質問した時に、あえて「リン」と強く念じていたみたいです。
前作の悪霊は心を読むことは出来なかったので、本作の方が強力ですね。
ドリスが悪霊に憑かれただけで降霊できるわけではないと確信し、
その事実を母アリスと姉リーナに伝え、悪魔祓いを勧めます。

更に修道女に翻訳してもらったポーランド語の文書の内容も伝えます。
それはマーカスというポーランド人の日記だったみたいですが、
彼は第二次世界大戦でナチスの収容所に入れられて、
ある非人道的な医者から人体実験を受けており、戦後アメリカに亡命するも、
同じ医者に拉致られ、医者の自宅の地下で更なる人体実験を受け死にます。
その医者の自宅が今いるアリスたちの自宅だったのです。
日記に書けるはずもない殺された時の生々しい描写もあり、
それを書いたドリスに憑いているのはマーカスで間違いなさそうです。
つまりこの家には以前から死んだマーカスの呪いがかかっており、
そこに越して来てしまったドリスたちも呪いの被害者ということで、
「Origin of Evil」とか「ビギニング」とか起源を描くことを謳うなら、
マーカスが死んだ経緯を描いた物語にするべきですよね。
いや、医者もすでに呪われてたからマーカスを殺したのかもしれないし、
起源を謳うなら第二次世界大戦まで遡る必要があるかも。
まぁそんなに遡ったらウィジャボードと関係なくなるし本末転倒か。
なんにしてもドリスに憑いているマーカスは悪霊ではあるものの、
気の毒な身の上なので同情してしまいそうになり、
憎むべき悪霊としては如何なものかと思える設定です。

トム神父が家の二階で母アリスと姉リーナに悪霊の正体を告げた直後、
ドリスがいたはずの一階ではリーナの彼氏マイキーが呪いで首吊り自殺。
3人はドリスを捜すために地下に降ります。
神父は医者が人体実験を行った隠し部屋を発見し中に入るが、
マーカスが憑いたドリスに襲われて発狂し、アリスに襲い掛かるが、
さすがは神父だけあり自力で正気に戻り、ドリスに殺されます。
リーナは口を縫われた父の形見の人形のことを思い出し、
「あれは本当にパパの霊の仕業で、ドリスの唇を縫えというメッセージだ」と考え、
ドリスの唇を針と糸で縫い付けるのです。
前作でポリーン婆さんは「妹の唇を縫ったのは母」と言ってたけど、
さすが嘘つきだけあって本当は自分の仕業だったんですね。
それにしても悪霊に憑かれた妹を抑え込み、よく縫い上げられてものですね。
憑かれても腕力は9歳の女の子のままなのか。

口を塞がれたドリスは死にますが、悪霊マーカスはリーナに憑依。
リーナは母アリスを鉈で刺し殺してしまいます。
ドリスの遺体はリーナが隠したのか妹は行方不明ということになり、
リーナは母親殺しで逮捕され、精神病院に収容されます。
予想通りのバッドエンドでしたが、せめてもの救いは死んだアリスとドリスが、
霊として彼女たちを見守っていたロジャーと再会できたことかな。
3人は親子仲良く天国に行けたような気がしましたが、
精神病院に監禁されたリーナが床に血でウィジャボードを描いて
呼び出したドリスは完全に悪霊化しており、ドリスは天国に行ってませんね。
まぁそうじゃないと前作の物語に繋がらないのですが…。

興収が期待ハズレだったので、これ以上のシリーズ化は行われないでしょうが、
前作の後日談も本作の更なる前日譚も特に興味ないので、いい潮時です。
ハスブロは「モノポリー」や「マジック・ザ・ギャザリング」、
「ベイブレード」などの実写映画化も検討しているみたいですが、
ホビー系ハリウッド映画はなかなかヒットできませんね。
この前の『トランスフォーマー/最後の騎士王』もアレだったしなぁ…。

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