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劇場版ポケットモンスター キミにきめた!

最近YouTubeのNintendo公式チャンネルで
「よゐこのマイクラでサバイバル生活」を見ています。
世界的人気ゲーム『Minecraft』のNintendo Switch版を、
初心者の芸人よゐこがプレイする番組で、実況動画になるのかな。
『マイクラ』には全く興味なかったのですが、よゐこが少し好きだったので、
何気なく見始めたらとても面白く、初のチャンネル登録しちゃいました。
『マイクラ』も楽しそうなのでプレイしたいと考えてますが、
Switchを買う予定はないので、PlayStation4版を買うつもりです。
といってもPS4も『MARVEL VS. CAPCOM: INFINITE』と同時購入予定なので、
『マイクラ』を買うのはそれに飽きてからになるので秋以降です。
その頃には「よゐこのマイクラでサバイバル生活」も終了しているだろうし
『マイクラ』熱も冷めてるかもしれないけど…。
先にPS4と『マイクラ』買ってプレイしながら『MVSC』の発売を待とうかな?
いやいや映画も話題作目白押しのこの夏にゲームなんてやってられない!

ということで、今日は任天堂のゲーム原作のアニメ映画の感想です。

劇場版ポケットモンスター
キミにきめた!

ポケットモンスター 君に決めた!

2017年7月15日公開。

大人気ゲームソフト『ポケットモンスター』のテレビアニメの劇場版シリーズ、
記念すべき20作目となる本作ですが、私はこのシリーズを観るのは初めてです。
ゲームボーイのソフトだった『ポケットモンスター』は発売と同時に購入し、
ゲームボーイアドバンスの第3作目「ルビー/サファイア」まではプレイしましたが、
ニンテンドーDSの第4作目「ダイヤモンド/パール」以降は手が出ませんでした。
ゲーム第3作目をやりこみすぎてしまったので燃え尽きたんですよね。
(個体値や努力値を知り、それに拘りすぎて時間を浪費したこと後悔したので。)
テレビアニメは放送当初は視聴してましたが、新しいポケモンと出会って、
悪者ロケット団に奪われそうになり、新しいポケモンと一緒に倒す、
という毎回ワンパターンな内容だったため早々に飽きて視聴打ち切りました。
当時は子供でしたが、ポリゴン事件の影響もあったかもしれません。
劇場版第1作目「ミュウツーの逆襲は」はポリゴン事件後に公開されているので
観に行かず、当然それ以降の劇場版シリーズも観に行くことはありませんでした。
6作目「七夜の願い星ジラーチ」では、ゲーム第3作のレアポケモンのデータが
前売り特典で付いたので、それ目当てで観に行こうかとも思ったが、
有料アイテム課金同然の特典商法に疑問を持ったのを覚えてます。
それ以降、同様の前売り特典商法が毎回付いていたので、
そんなものは映画ではなく有料アイテムのオマケ映像だとしか思えず、
正直『劇場版ポケモン』シリーズのことは軽蔑していました。

本作でも前売り特典として「サトシのピカチュウ」(6種類あり)が、
入場者特典としてレアポケモン「マーシャドー」のデータがプレゼントされます。
これも当然軽蔑すべき特典商法ですが、それでも観に行こうと思ったのは、
本作が劇場版20作目記念作品ということで、
主人公サトシと相棒のポケモンであるピカチュウの出会いを描く、
原点に回帰した物語らしいと知ったからです。
言わば私がまだ見ていた頃のテレビアニメシリーズのリメイクとなり、
私が嵌っていた頃のゲーム第1作目の舞台カントー地方の物語になるはずで、
なんだか懐かしくなり、現在放送中のテレビアニメシリーズは見ておらず、
ゲーム最新作(第7作目「サン/ムーン」)を未プレイの私でも楽しめそうだと
思い切って観に行くことにしたのです。
まぁ有料アイテム課金のオマケ映像に違いはないので、
それほど期待できないとは覚悟していましたが、20周年メモリアル作品だし、
いつもよりは気合を入れて作られているはずだと願って観に行きました。
その結果、予想していたものとはちょっと違ったけど、期待以上の内容でした。

予想と違った最大のことは、本作はゲーム第1作の再アニメ化ではなく、
ゲーム最新作がベースになっているということです。
なのでゲーム第1作では登場してないポケモンも登場します。
現在ポケモンは800匹を超えるほど種類がいるみたいなのですが、
ゲーム3作目で止まっている私が知っているのはその半分未満です。
やっぱり思い入れのないポケモンの登場は全く嬉しくないです。
とはいえ、第1作目のカントー地方が舞台だったのは予想通りで、
登場する野生のポケモン、および地元のトレーナーの手持ちポケモンは
全てゲーム第1作のポケモンで固められ、馴染みのポケモンばかり。
ゲーム第2作以降からのポケモンは、余所者トレーナーの手持ちポケモン、
および伝説ポケモンに限られていて、数も2桁に届くかどうか。
ゲーム最新作を含むゲーム第4作以降から登場するポケモンに限れば、
伝説ポケモン1匹を含む5匹しかおらず、ほぼ知った顔です。
つまり登場ポケモンの大半はゲーム第1作のポケモンで固められてます。
これは原作のカントー地方の設定に忠実にすることが狙いではなく、
おそらく大ヒットしたスマホアプリ『Pokemon GO』の影響でしょう。
『Pokemon GO』にはまだ初期のポケモンしか実装されていないので、
実装済みポケモンを中心に登場させることで『Pokemon GO』プレイヤーを
集客しようという狙いがあるのではないかと思います。
『Pokemon GO』プレイヤーには、ゲームやアニメを卒業した大人も多いしね。

もちろん懐古趣味な大人だけがターゲットなわけではないでしょう。
現在のメインカスタマーの子供たちは、テレビアニメ開始当初は生まれてなく、
サトシとピカチュウの出会いも知らない子が多そうなので、
それを教えてあげるためにもリメイクする意義はあったのかも。
ただ驚いたことに、ピカチュウとの出会いはなんとアバンタイトルで終わり、
本編はむしろヒトカゲとの出会いが中心なんですよね。
テレビアニメにもあったヒトカゲとのエピソードを膨らまして長編化した話で、
副題の「キミに決めた!」の「キミ」とはヒトカゲを指してる気すらします。
以下、ネタバレ注意です。

マサラタウンに住む少年サトシは、10歳の誕生日を迎え、
ポケモントレーナーとして旅立つことが許可されます。
ポケモン博士のオーキドから初心者用ポケモン一匹が与えられるのですが、
サトシが寝坊して遅刻したため用意されていた初心者用ポケモン三匹
ゼニガメ、フシギダネ、ヒトカゲは他の新米トレーナーに与えられた後で、
サトシには扱い辛いポケモン、ピカチュウを与えられるのです。
ピカチュウは懐き難く、モンスターボールに入るのも大嫌いな問題児です。
オーキドも今日旅立つのが4人と知っているはずなので、
初心者ポケモンも4人分ちゃんと用意しとけって話ですが…。

旅立って早々、野生のポッポに遭遇したので、弱らせてゲットしようとしますが、
ピカチュウが指示を聞かずポケモンバトルをしてくれないため、
サトシは自分でポッポに石をぶつけて弱らせることに。
よく考えると野鳥に石ぶつけて捕まえようなんてちょっとアレですね。
サトシの投げた石はポッポを逸れ、草むらに潜んでいたオニスズメに命中。
怒ったオニスズメは仲間を呼び、なぜかピカチュウを急襲します。
サトシは身を挺してオニスズメの大群からピカチュウを懸命に守ろうとし、
その姿を見たピカチュウは彼を自分のトレーナーと認め、
でんきショックでオニスズメを追い払い、彼らに絆が生まれます。
もともとサトシの招いた災難なのでピカチュウが恩を感じる必要ないんだけど。
てっきりピカチュウと仲良くなるのに本作丸々一本使うと思っていたので、
こんな序盤(しかもアバンタイトル中に)仲良くなっちゃったのは拍子抜けです。
そんな彼らの頭上を伝説のポケモン、ホウオウが飛び去り、
サトシは落ちてきたホウオウの虹色の羽根を拾います。
ホウオウはジョウト地方のポケモンなので、こんなところにいるはずないけど…。
まぁマサラタウン近くの川にギャラドスが棲んでるのもおかしいけどね。

サトシとピカチュウは仲良く旅を続け、道中キャタピーをゲットします。
その後、3人目のジムリーダーに勝利するのですが、
ピカチュウとキャタピーだけでジム3つも攻略するなんて…。
出来なくはないだろうが、駆け足でちょっと強引な展開ですね。
その後、サトシたちはポケモンセンターで休憩します。
センターには強くて珍しいポケモンを盗む悪者ロケット団の手配書が…。
というかロケット団本人らも変装してこのセンターに潜んでおり、
この後サトシたちの跡をつけて回ることになるのですが、
(別にオリジナルのようにピカチュウを盗むつもりはないみたい。)
ただつけ回るだけで物語には一切絡んできません。(サトシとも出会いません。)
それなら別に無理に登場させる必要もないと思うのですが…。

あるトレーナーが負傷した手持ちのシャワーズをセンターに持ち込みます。
なんでも森で伝説ポケモン、エンテイに遭遇してバトルし、負けたそうで…。
それを聞いたサトシは森に急行し、エンテイを見つけてバトルを仕掛けます。
同じくセンターにいたトレーナー、マコト(女の子)とソウジも駆け付け、
エンテイ争奪戦になるが、結局逃げられてしまいます。
マコトのポケモンはポッチャマ、ソウジのポケモンはルカリオで、
カントー地方にはいないポケモンなので彼らは余所者トレーナーです。
(マコトはフタバタウン出身、ソウジはトバリシティ出身。)
ルカリオは第4作以降のポケモンだけど『スマブラ』にも出てるので知ってました。
ルカリオってコモンポケモンのくせになんで人気があるんだろ?
私はデザイン的に苦手なんだけど、コイツが看板の劇場版もあるよね?
ポッチャマは単純に可愛いので人気あるのはわかります。
(マコトはラプラスも持っているみたいです。)

エンテイを逃した後、サトシはマコトとポケモンバトルすることに。
電気系のピカチュウと水系のポッチャマならピカチュウ圧勝でしょうが、
なぜかサトシはアイアンテールや電光石火など非電気系の技を指示。
バトルが下手なのか紳士なのか…。
一方、マコトのポッチャマはハイドロポンプを使って応戦。
水系大技ハイドロポンプ使えるなんて、相当レベル高いポッチャマですね。
しかし命中が低いのか、ハイドロポンプは逸れて野生のイワークに直撃。
彼らは怒ったイワークに追いかけられますが、サトシがなんとか宥めます。
イワークが去った後、雨が降り始めるのですが、
雨の中にポツンとヒトカゲがいて、濡れて弱っており…。
どうも野生ではなくトレーナーから捨てられた野良ポケモンで、
炎系ポケモン使いクロスに「弱すぎる」と放置されたみたいです。
クロスはルガルガンとガオガエンという炎ポケモンを連れてますが、
おそらく二匹ともゲーム最新作の新ポケモンだと思われます。
最近のポケモンってデザインが過剰すぎて好きになれないな…。

ポケモン博士志望のソウジがヒトカゲを治療し、みんなで洞窟で雨宿り。
するとなんとそこにエンテイも雨宿りにやって来るのです。
バトル狂のサトシもここは空気を読んでバトルを仕掛けたりはしませんね。
ソウジは「エンテイはホウオウに命を与えられた」という説を話してくれます。
なんでも150年前にある塔が落雷で炎上し、雨で鎮火したのですが、
塔にいたため死んだ三匹のポケモンをホウオウが蘇らせたとか。
そのポケモンがライコウ、エンテイ、スイクンの伝説ポケモン三匹だそうです。
更にホウオウは気に入った人間に虹色の羽根をあげるらしく、
羽根を持つ者がホウオウに会いに行くと虹の勇者になれるそうです。
サトシがアバンタイトルで拾った羽根こそが虹色の羽根で、
彼はホウオウに会いに行こうと決心し、マコトとソウジも同行することに。
更に謎のポケモンがサトシの影にこっそり忍び込み、彼らを観察します。
この謎のポケモンは入場者特典のマーシャドーですね。
後にマコトがたまたまスイクンと遭遇します。

回復したヒトカゲはサトシのポケモンになります。
前のトレーナーのクロスはヒトカゲを放置しただけな気がするので、
ヒトカゲの所有権は微妙な気がしますが、ポケモンの意志が尊重されるのか。
ヒトカゲはポケモンバトルでプリンを倒しリザードに進化します。
ついでにキャタピーも野生のカイロスを倒してトランセルに進化しますが、
虫タイプにあえて虫タイプをぶつけるサトシはやっぱりバトル下手だな。
ある町で勝ち抜きバトルに出場したサトシは下手なくせに順調に勝ち残るが、
次の対戦相手はなんとヒトカゲの元トレーナー、クロスで…。
クロスが繰り出したガオガエンに対し、サトシはリザードをチョイス。
やっぱり彼は同タイプをぶつけるのが好きみたいです。
こうなると経験値が勝敗を左右しますが、リザードは明らかに経験不足。
というかサトシが進化したばかりのリザードを上手く使いこなせず完敗。
自分が負けたことに納得できないサトシは「ピカチュウなら勝てた」と発言。
これは同タイプをぶつけた自分の判断ミスを反省しているのではなく、
暗に「リザードが弱い」という意味で、弱いという理由でヒトカゲを捨てた
クロスと同じ考え方で、ソウジやピカチュウからも窘められます。
すると今度は「最初のポケモンがゼニガメかフシギソウだったらよかった」と
吐き捨て、ピカチュウはショックを受けるのです。
たしかにゼニガメなら炎ポケモン使いのクロスに圧勝でしょうが、
フシギソウだったら更に悲惨な惨敗してたでしょうけどね。

サトシがそんな「悪しき心」に浸食されると、虹色の羽根が色を失い、
影に潜んでいたマーシャドーが彼に悪夢を見せます。
それはポケモンがいない世界の夢で、サトシは普通の小学生で、
いつも通り小学校に登校するのですが、何か物足りなさを感じていて、
自分には相棒がいた気がするが、それが何か思い出せず、という内容。
サトシが我々の現実世界に迷い込むような興味深い展開です。
サトシは現実なら小学生の年齢なんだと再認識させられますが、
旅ばかりして勉強とかしなくて大丈夫なのかと心配になります。
夢の中のサトシは徐々に相棒、ピカチュウのことを思い出して目覚め、
ピカチュウやリザードを蔑ろにしたことを反省し、みんなに謝罪。
「正しき心」に戻ったことで羽根も虹色に戻ります。
どうやらマーシャドーはホウオウの使いのようなポケモンで、
羽根の所有者がダークサイドに堕ちかけたら更生させようと導くみたいです。

更生したサトシと仲間たちはホウオウ探しの旅を再開します。
その道中、遭遇した野生のオコリザルを倒したトランセルはバタフリーに進化。
そんな折、野生のバタフリーが野生のオニドリルに襲われてるところに遭遇し、
サトシは手持ちのバタフリーを繰り出します。
鳥タイプに虫タイプをぶつけるなんて同タイプをぶつけるより愚策ですが、
なんとかオニドリルを追い払うことに成功します。
野生のバタフリーは助けてくれたバタフリーに求愛し両想いに。
バタフリーは繁殖のために渡りを行うらしく、サトシは泣く泣くお別れします。
彼にとって初めてのポケモンとの別れで、感動的なシーンのはずですが、
キャタピーとの出会いもオープニング中にサラッと描かれただけだし、
それ以降の交流もほとんど描かれてないので、あまり思い入れも感じられず、
急に別れを描かれても正直全く感動できません。
別にお別れしなくても、野生のバタフリー(しかも色違い)もゲットして、
育て屋にでも預けて自分で繁殖させちゃえばいいのにと思ってしまいます。
そんなバタフリーとの別れをライコウが見守っていて…。

サトシたちはホウオウが棲むライゼン山脈のテンセイ山に到着し、
そこで20年もホウオウを捜す探検家ボン爺に出会います。
ボン爺曰く、ライコウ、エンテイ、スイクンはホウオウの虹の羽根の所有者が
虹の勇者として相応しいか観察しているので、彼らの周りに現れたそうな。
ライコウ、エンテイはまだしも、スイクンは羽根の所有者サトシではなく、
マコトの前にしか現れてませんけどね。
更にボン爺はマーシャドーについても教えてくれ、
やはり羽根の所有者を見守る幻のポケモンらしいです。
ボン爺曰く、虹色の羽根を虹色の岩にお供えするとホウオウ降臨するそうだが、
サトシがお供えしようとした途端、クロスが現れ、羽根を奪われてしまいます。
どうやらクロスもホウオウを狙っており、羽根を持つサトシを尾行していたのです。
ホウオウは炎ポケモンの頂点だから炎ポケモン使いの彼が欲するのも当然か。
もっとバランスの取れたパーティにするべきだと思うけどね。
サトシは羽根を取り戻すためリザードを繰り出し、クロスとバトルに突入。
クロスのガオガエンの火炎放射を受けたリザードはリザードンに進化します。
戦闘中に進化するなんてゲームではあり得ない展開ですが、
映画一本で2度も進化させようとしたら、強引な展開も仕方ないか。
進化してパワーアップしたリザードンですが、バトル下手なサトシも多少成長し、
炎技に執着せず、竜の怒りや地球投げなどダメージ固定でガオガエンを瀕死に。
しかしクロスは「悪しき心」で色褪せた虹色の羽根をお供えしてしまいます。

するとマーシャドーが怒って、岩から羽根を取り、クロスのルガルガンや、
付近にいる野生ポケモンを操り、クロスやサトシたちを襲わせます。
ルガルガンはクロスを攻撃するが、なんとリザードンが盾となり彼を守ります。
例え捨てられても、昔のトレーナーに対する忠心は消えてないんですね。
それを見たクロスも改心し、ルガルガンを宥めて正気に戻しますが、
サイドンやニドキングら野生ポケモンは猛攻を強めるばかりで…。
マーシャドーから羽根を取り戻して事態を収めようとするサトシとピカチュウだが、
強い野生ポケモンたちに追い詰められてしまいます。
サトシはピカチュウだけでも守ろうとモンスターボールに戻るように指示。
しかしピカチュウは頑なに拒否し、サトシがなぜ戻らないのか問うと、
夢か幻聴か、普段は「ピカチュウ」としか鳴けないはずのピカチュウが
「いつも一緒にいたいから」と答えるのです。
彼らの絆が起こした奇跡で、普通なら感動的な展開のはずですが、
あのピカチュウが人間の言葉を喋るという予想外すぎる状況に、
劇場では驚きを通り越して笑いが起きてしまい、感動できる雰囲気ではなく…。
まぁピカチュウがボール嫌いなのはサトシと出会う前からなので、
「いつも一緒に」がボール嫌いの理由とは言い難いし、どのみち感動しないか。
それに野生ポケモンたちから破壊光線など大技を一斉に繰り出された時、
ピカチュウは一瞬だけボールに引っ込み、攻撃をかわすんですよね。
結局土壇場になればサトシを置いて自分だけ逃げるのかと思って、
何が「いつも一緒に」だよと思っちゃったし。
いや、あれはサトシが強制的にボールに戻したのかな?

野生ポケモンの総攻撃を一身に受けたサトシは跡形も残らず…。
跡形も残らずは誇張ではなく、本当に消え去ってしまうのです。
ボールから出たピカチュウはサトシの死を悲しみ泣き叫びます。
サトシが死ぬなんてあり得ない展開ですが、更にあり得ないことが起こり、
ピカチュウの想いが届いたのか、なぜかサトシが蘇るんですよね。
次元を超えてサトシが出現したような感じで、全く説明が付きません。
いつも通り子供向け映画なら、こんな子供騙しも通じるかもしれないが、
もし大人も集客するつもりがあるなら、もっと筋を通さないとダメ。
何でもアリでご都合主義にも程があり、感動も興醒めします。

出現したサトシは何故かマーシャドーから羽根も奪い返していて、
野生ポケモンたちも洗脳が解けて、正気に戻ります。
サトシが改めて虹色の岩に羽根をお供えするとホウオウが降臨し、
虹の勇者としてホウオウとバトルする栄誉が与えられます。
エンテイやマーシャドーら4匹の伝説ポケモンに見守られる虹の勇者って
どんな凄いものかと思ったけど、単にホウオウへのチャレンジ権なんですね。
手持ちポケモン二匹のバトル下手サトシがホウオウに勝てるはずもなく、
単なる思い出作りで終わって、めでたしめでたしです。
マコトとソウジとも別れ、サトシとピカチュウの旅は続きます。

主にバトルなどツッコミどころは多いし、展開にも詰めの甘さは目立ちますが、
少年の成長物語としては悪くないし、懐かしさも手伝って楽しめました。
来年夏には新作(21作目)が公開されるみたいですが、もう観ないかな。
通常営業に戻るだろうからピカチュウ以外知らないポケモンになるだろうしね。

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