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ブリジット・ジョーンズの日記/トリプルX:再起動/アンダーカバー

アメコミ『X-MEN』初のドラマ『レギオン』のシーズン1を見ました。
(「リージョン」だと思ったら「レギオン」が正式な邦題なんですね。)
映画『X-MEN』シリーズは大好きなので、このドラマも期待してましたが、
アメコミ・ヒーローものとは一線を画す斬新なサイコスリラーで…。
斬新なのはいいけど、前衛的すぎてかなり難解な演出で
理解が追い付かず、正直全く楽しめなくて困りました。
大好きな『X-MEN』の映像化作品だから、なんとか楽しめるようになりたいと、
頑張って全8話見ましたが、最後まで難解で退屈で辛かったです。
でも既にシーズン2製作が決定するなど、世間の評価がすこぶる高く、
この面白さを理解できないのは私だけではないかと不安になります。
面白いと話題の海外ドラマはだいたい私も楽しめたのにな…。
映画シリーズと似たようなものを期待しすぎたのが間違いだったのかも。

今日はビデオ鑑賞した日本公開済み映画の寸評3本です。

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期
トリプルX:再起動/アンダーカバー

Bridget Joness Baby xXx Return of Xander Cage Imperium.jpg

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期
2016年10月29日日本公開。

レニー・ゼルウィガー主演の人気ロマコメシリーズ第三弾。
12年ぶりの新作にも関わらず、全米ボックスオフィス初登場3位を記録。
昨年10月に日本で劇場公開された時に私も観に行こうと思ったのですが、
1作目は観た記憶があるが前作の2作目を観たかどうか記憶になく、
まず2作目をDVDレンタルで観てから本作に臨もう、と考えているも、
なかなかレンタルできる機会がなく、ずるずる後回しになって、
気付けば本作の劇場公開が終わっていて…。
仕方なくDVDレンタルを待つことにしたのですが、未だ2作目は観てません。
まぁ1作目観てたらなんとかなるだろうと考え、本作を先に観ることにしました。
その結果、やっぱりなんとかなりました。
12年もブランクがあるから、あまり前作を引っ張らないようにしたのかも。
でもさすがに1作目は観ておかないと厳しく、一見さんはお断りかな。

1作目は婚期に焦る三十路独身女性ブリジットが、上司のダニエルと
幼馴染のマークと三角関係になり、最終的にマークを選ぶという物語でした。
その後結婚したのかなと思いきや、2作目でもまた3人の三角関係になり、
最終的にはやっぱりマークを選んだみたいですね。
でもどうやら結婚には至らず、別れてしまったようで、
本作で43歳となったブリジットは未だに独身で恋人もいないみたい。
そんな彼女がまた三角関係になるが、ダニエルは飛行機事故で死んだらしく、
今回のお相手は元恋人マークと、新しい男ジャックになります。
でも過去二回、三角関係の末にマークを選んだブリジットなので、
どうせ今回もマークで落ち着くことは想像に難くなく、実際にそうなります。
そして今回は結婚式まで描かれるので、シリーズはこれで最後でしょうが、
過去何度も別れてるカップルなので、この結婚が上手くいくのか疑問です。
どうやら事故で行方不明だったダニエルも生きてたみたいだし…。

そもそも今回ブリジットがジャックではなくマークを選んだのは、
好き嫌いの問題ではなく運の問題で、ジャックを選ぶ可能性も十分ありました。
本作の原題は『Bridget Jones's Baby』で、その通りブリジットが妊娠しますが、
彼女は受精したと思われる日の前後でマークとジャックと一回ずつ関係を持ち、
どちらがお腹の子の父親かわからない状況だったんですよね。
年齢的にも子供を産める最後のチャンスなのでおろすという選択はなく、
彼女は子供の父親と結婚するためどちらもキープすることにします。
なので結婚相手に自分が好きな方を選んだのではなく、
子供の実の父親を選んだだけで、それがたまたまマークだっただけ。
ジャックの子供だったら逆の結果になっていたのは間違いないでしょう。
子供のためには実の父親を選んであげるのは正しい判断かもしれないが、
ロマンス映画としてはそんなオチでいいのかと思ってしまいます。

妊娠したのはブリジットが使用期限切れのコンドームを使ったからですが、
コンドームに使用期限があったなんて初めて知りました。
使用中に破れるほど劣化してたら付ける時に違和感がありそうですが…。
それにしてもマークもジャックもよく妊娠を受け入れたものですね。
まぁマークは元カレで結婚も考えたことある仲だろうからわかるとして、
ジャックは一度遊びで寝た相手に「妊娠した」なんて言われて、
むしろ喜ぶんだからちょっと理解に苦しみます。
普通なら「マークの子供だったらいいのに」と思いそうなものですが…。
ジャックがブリジットに好意を抱く理由も、彼は数学者であり、
独自のアルゴリズムで相性が97%と算出されたというだけです。
本命マークの対抗馬としてはちょっと弱いと思えてしまい、
どうせマークを選ぶだろうという読みが確信になり、的中しちゃいました。
それでもそれなりに面白かったけど、もう少し意外性があると尚いいかも。

トリプルX:再起動
2017年2月24日日本公開。

アクションスパイ映画『トリプルX』シリーズの第3弾で、
本作も『ブリジット・ジョーンズの日記』同様、12年ぶりの新作です。
久々の新作にも関わらず、全米ボックスオフィス初登場2位を記録し、
私も劇場公開中に観に行こうかと思ったのですが、
やはり『ブリジット・ジョーンズの日記』同様、2作目を観た記憶がなく、
2作目をDVDレンタルで観てから観に行こう、と後回しにしているうちに、
やはり公開終了してしまい、DVDレンタルを待つことに…。
でも本作の原題『xXx: Return of Xander Cage』からもわかるように、
前作(2作目)には1作目の主人公ザンダー・ケイジは出ておらず、
ほとんどスピンオフだったらしいので、別に観なくてもよかったようで…。
それに気付いたから未だに2作目は観てませんが、たしかに本作を観て、
2作目を観なくても支障のない内容だなと思いました。
というか、1作目の内容もうろ覚えでしたが支障がなかったので、
本作から観始めてもけっこう大丈夫な気もします。
いや、ほぼ新キャラの中で数少ない続投組ギボンズのことだけは
知っておいた方がいいかもしれませんね。

そんな重要キャラのギボンズですが、本作冒頭、死にます。
ギボンズは米国の諜報組織「トリプルX(xXx)」の創設者ですが、
トリプルXって組織名じゃなくて諜報員ザンダーのコードネームだった気が…?
1作目では元犯罪者ザンダーがギボンズにリクルートされたわけですが、
今回はなんとブラジル代表サッカー選手ネイマールを勧誘します。
てっきり犯罪者を諜報員に登用する組織かと思っていたけど、
犯罪者に限らず、一芸に秀でた民間人を登用する組織なのかな?
そんなネイマール勧誘中に人工衛星が落下してきて死んじゃうんだけど、
ギボンズはともかく、サッカー界の至宝が失われたのが衝撃でした。
何者かがセキュリティを無効にする装置「パンドラの箱」を使って
人工衛星を勝手に操作して落下させたみたいですが、
CIAやNSAが犯人を即行で見つけ、パンドラの箱は回収されます。
ところが「ゴースト」と呼ばれる元トリプルX諜報員4人組に襲撃され奪われます。
ザンダーは盟友ビボンズを殺したパンドラの箱を奪い返すため、
3人の仲間と協力してゴーストを追う、というような物語です。

ゴーストは人工衛星を任意に落とせるような物騒な代物を
信用ならない米国諜報機関に持たせるのは危険だと考え、
パンドラの箱を奪ったのですが、その気持ちはわかるし義賊的なので、
これはザンダー率いるトリプルXと共闘する展開になると予想。
案の定、パンドラの箱を悪用しようとするCIAを倒すために、
トリプルXとゴーストが協力して戦う展開になりました。
ゴースト側にはドニー・イェンがいて、トリプルX側にはトニー・ジャーがおり、
アジアのアクション二大スターの共闘はなかなか熱いです。
もうひとりゴースト側にはよく知らない中国人がいるのですが、
(CIAの裏切り者含め)計8人チームにアジア人3人はちょっと多い気がしますね。
一方で黒人メンバーがおらず、ポリコレで人種バランスを重視する
昨今のハリウッド映画にしては珍しいチーム構成だな、と思いきや、
CIAとのラストバトルの最中に黒人がひとり参戦するのです。
なんの脈絡もなく参戦してきたのでちょっと呆気に取られましたが、
その黒人、アイス・キューブ演じるダリアンこそが2作目の主人公みたいですね。
2作目はヒットしてないからこそ新作までに12年もブランクがあるわけだし、
黒歴史化してもよさそうなものだけど…。

そんな9人でCIAの陰謀を打ち砕き、パンドラの箱も破壊。
9人はCIAはじめ世界中の諜報機関から追われる身になりますが、
邦題「再起動」が示すように、この9人が新たなるトリプルXとなって、
チームものとしてシリーズ化されるのだろうと思いましたが、
なんと人工衛星落下で死んだはずのギボンズとネイマールが生きており、
彼らを含む11人チームで続編が製作されそうな感じです。
(いや、さすがにネイマールは今回のみのゲストかな。)
しかしあの人工衛星落下の大爆発で死なないはずないんだけど、
ギボンズらがどうやって生き残ったのか説明してほしいな…。

アンダーカバー
2017年2月28日日本公開。

本作は『ハリポタ』でお馴染みダニエル・ラドクリフ主演のスリラーですが、
北米では主にビデオ配信による公開となったみたいです。
劇場公開を目指してたけど諸事情で断念したのでしょうか。
日本でも「未体験ゾーンの映画たち2017」の63本の1本として公開されますが、
あまりにも限定的な極小規模公開だったため観に行くことが出来ず、
私もビデオ配信で観ることになってしまいました。
そんな経緯から、どうせ大した作品ではないだろうと思っていましたが、
いざ観てみたら結構面白く、ミニシアターで通常公開してもよかった気がします。
『ハリポタ』人気根強い日本なら、ラドクリフの名前だけでも客入るだろうし。
白人至上主義が題材だから人種問題に縁遠い日本人は興味持ちにくいか。

主人公は国際テロリストを取り締まるFBI捜査官ネイト。
ある日、密輸されたセシウム6缶が行方不明になる事件が発生し、
FBIはイスラムのテロリストがセシウム爆弾を作るために盗んだと考えるが、
国内テロ課のアンジェラは白人至上主義者のアメリカ人ラジオDJ
ダラス・ウルフの仕業だと考え、ネイトを潜入捜査官に抜擢し、
ウルフの友人の思われるヴィンスの右翼ギャング団に潜り込ませます。
白人至上主義というとKKKとか黒人を差別する奴らという印象ですが、
本作の白人至上主義者は黒人はもちろんユダヤ人も敵視しており、
ネオナチとかオルタナ右翼と呼ばれるような連中のようです。
トランプ大統領もオルタナ右翼の指示で勝利したようなものなので、
右傾化するアメリカではこんな連中はかなり多いのかも。
なのでけっこうタイムリーなネタかもしれませんね。

ネイトは丸刈りにして、ギャング団に潜入します。
なぜ丸刈りにするのかなと思ったら、ギャング団も全員丸刈りなので、
ネオナチのお決まりのスタイルみたいですね。
ラドクリフ、坊主頭も似合いますが、背が低いので少しチンチクリンです。
タトゥもネオナチのお決まりのようで、入団したネイトもタトゥを彫ることに…。
捜査のためとはいえ、タトゥ彫られるのは嫌ですね…。
ネイトはギャング団リーダーのヴィンスについて活動家の集会に顔を出し、
アーリア人同盟の会長やKKKの構成員を紹介されますが、
ヴィンスは肝心のウルフとはそれほど親しくないみたいで…。
潜入先を選びを間違っちゃったみたいですが、ネイトは機転を利かして、
「おたくのラジオ番組に資金提供したい」と申し出、ウルフに接近します。
ウルフは活動家を集めて決起集会を開くのですが、
そこでの彼の演説は間違ったことを言ってないと思ってしまいました。
白人至上主義というと聞こえは悪いが、白人の血を守りたいだけで、
そのために異人種間結婚や中絶、同性愛に反対しているだけ。
正直私も日本人の混血は好ましいとは思ってないので共感します。
差別是正措置のために白人が職を失うという懸念も、
外国人労働者受け入れを拡大させる日本も他人事ではありません。
ネイトも捜査しつつも共感しており、だから彼らに気に入られるのでしょう。
逆にウルフら白人主義者のデモ行進中に暴徒と化して乱入してくる
反ファシズムの若者たちの方が性質の悪い偽善者に思えます。

潜入者だとバレそうになったネイトはウルフに資金提供し、
セシウムのテロ計画を聞き出そうとするが、恍けられてしまい…。
と思ったら、ウルフは本当に知らず、アンジェラの勘違いだったようで、
無駄な捜査をしたネイトは上司から怒られて落ち込んでしまいます。
(実はウルフは白人至上主義もどうでもよく、ラジオで金儲けしたかっただけ。)
潜入先選びも間違ってたし、アンジェラって結構無能かもね。
潜入者だとバレたのも彼女がネイトの経歴偽装を手抜きしたためだし…。
潜入をやめるネイトは集会で知り合って仲良くなった白人至上主義者ジェリーに
最後の別れを言いに行くと、ジャリーは元気ないネイトを励まそうと、
ある秘密の計画を話してくれるのですが、それがなんとセシウム爆弾テロで…。
アンジェラの「白人至上主義者が関与している」という読みは当たっており、
彼女は詰めが甘いけど無能と言うわけでもないのかも。
ネイトはセシウム爆弾作りに協力を申し出、爆弾製造中にFBIに踏み込ませ、
ジェリーを逮捕し、テロは未然に防がれ、めでたしめでたしです。
ただ疑問なのは、ワシントンDCでセシウム爆弾テロを起こす計画でしたが、
そんなことをしたら黒人やユダヤ人だけじゃなく白人も被曝しそうですよね。
なんだか矛盾を感じるが、実話が基になってるらしいので仕方ないのか。

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