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クレイジー・パーティー/ダゲレオタイプの女/メン・イン・キャット

タカラトミーの「メタルフィギュアコレクション」略して「メタコレ」。
手のひらサイズの可動フィギュアなのですが、つい大人買いしてしまいました。
「メタコレ」のMARVELシリーズのひとつ「デッドプール」がカッコ良すぎて、
ひとつ買ってしまったら最後、コレクション魂に火が付き、
MARVELシリーズ全種(ロゴ以外)買い漁ってしまいました…。
ついでにMARVELシリーズではなく、Disneyシリーズから出ていた
「ベイマックス」と「ベイマックス2.0」も元はMARVELキャラなので購入。
一体1000円前後なので、他のアメコミフィギュアに比べたら安いものですが、
総額1万5000円くらい使ってしまったかも…。
私は貧乏なくせに収集癖があると自覚してるので、
こういうものは買わないようにしてたのですが、もう後戻りできない。
来月中旬にも5体発売されるみたいで、全部買ってしまうんだろうな…。
MINIONシリーズやSTAR WARSシリーズも気になるが、手を出しちゃダメだ。

今日はDVDで観賞した映画の感想3本です。

クレイジー・パーティー/ダゲレオタイプの女/メン・イン・キャット
Office Christmas Party The Woman in the Silver Plate Nine Lives

クレイジー・パーティー
2017年4月21日リリース。

昨年末に全米で公開された全米ボックスオフィス初登場2位の大ヒット作。
しかし日本での劇場公開は見送られ、ビデオスルーになりました。
原題は『オフィス・クリスマス・パーティー』ですが、日本では春リリースなので、
クリスマス感のない邦題に改題されてしまいましたね。
正直この内容ではビデオスルーされちゃうのも頷けます。
むしろこれでよく全米2位になれたものですが、やはり時節ネタだからか。
もしクリスマスシーズンに観ていたらもう少し楽しめたのかも?

IT企業ゼノティック社のシカゴ支店はCEOキャロルから業績不振を理由に
恒例のクリスマスパーティーを禁止され、更に従業員の4割カットを迫られる。
このキャロルという女、縁故でCEOになったくせにムカつくクソアマです。
CEOの弟で支社長のクレイは従業員を守るため、技術部長ジョシュに相談。
大手データシティ社から契約を取ることでCEOを納得させる作戦を立てます。
しかしデータシティ社の重役ウォルターと契約交渉すると、
「従業員をリストラする利益重視の社風の会社とは契約したくない」と断られ…。
クレイは禁止されたクリスマスパーティーを開催し、ウォルターを招待して、
明るく楽しい社風であることをアピールして、契約を取ろうと考えます。
そんなことをしなくても「お前のリストラ方針のせいで契約が取れない」と
CEOキャロルを糾弾してやればいいと思うんですけどね。
パーティーに参加するもあまり楽しめてない様子のウォルターでしたが、
室内降雪機に誤ってコカインが投入され、それを吸った彼はハイになり、
パーティーをめちゃめちゃ満喫して契約を約束するのです。
しかし羽目を外し過ぎて大怪我し、病院送りに…。
その後、彼は本日付けでデータシティ社を解雇されていたことが発覚し、
彼に契約の権限はなく、契約が無効だったと判明するのです。
なるほどウォルターは自らもリストラされそうな境遇だったから、
リストラを推し進めるゼノテック社に反感を持っていたのですね。

そこに勝手にパーティーが開かれていることに気付いたCEOキャロルが現れ、
敏腕の技術部長ジョシュ以外全員解雇し、シカゴ支社を閉鎖すると告げます。
ジョシュってそんなに優秀そうには見えないんんですけどね。
この前日には離婚したみたいだし、家庭も守れない奴が優秀なはずないです。
ヤケクソになった従業員たちにより、パーティーはカオス状態になり…。
一方、ジョシュの裏切りに傷心してパーティーを飛び出した支社長クレイが
全財産をキャッシュで持ったままポンビキに拉致されてしまいます。
彼はボーナスカットされた従業員のために自腹でボーナスを払おうと考え、
全財産を持ち歩いていたのですが、姉と違い素晴らしいボスですね。
ジョシュやキャロルが彼を助けるためにポンビキとカーチェイスになり、
事故りながらもクレイを救出しますが、もうシカゴ支社は滅茶苦茶で…。
しかし主任SEのトレイシーが革新的なインターネット技術を急に発明し、
シカゴ支社は持ち直し、めでたしめでたしです。
シカゴが大規模ネットダウンに見舞われたことで発明できた技術だけど、
ネットダウンは全くの偶然なので、ご都合主義にも程がある酷いオチです。
キャロルはクレイと和解し改心しますが、クソアマには失脚してほしかったです。
たいして笑えないコメディですが暇潰しくらいにはなるかな。

ダゲレオタイプの女
2016年10月15日日本公開。

本作は黒沢清監督が撮ったフランス映画です。
日本人監督が撮った外国映画というだけでも興味が沸くので、
昨年秋の劇場公開時に観に行こうかとも思ったのですが、
その日本人監督が黒沢清だったので躊躇してしまいました。
彼は作家性の強い映画監督ですが、私の感性とは合わないところがあって、
そこそこ楽しめる作品もあれば、もはや意味すら分からないようなこともあり、
足を運んで千数百円払って観に行くのは躊躇われ、DVDリリースを待つことに。
まぁ本作は亡霊とか出る物語らしいのでホラーかなとは思っていて、
黒沢清の作品の中でホラー映画は割と楽しめる方なので、
本作もきっと大丈夫じゃないかなとは思ってましたが、予想通り大丈夫でした。
ただ、やっぱりちょっとわかり辛いところもあって、大満足ではありませんが。

タイトル通り、世界初の実用的写真撮影法「ダゲレオタイプ」が題材です。
他ではなかなかない、かなり独創的な題材で、目の付け所がいいですね。
ダゲレオタイプは銀板写真とも呼ばれ、銀メッキの銅板を感光させて
写真を撮る技法なのですが、今となってはかなり不便な撮影技法で、
その技術を復活させようとする芸術写真家ステファンとその新人助手ジャン、
そして写真の被写体をするステファンの娘マリーの物語です。
この被写体が大変な仕事で、ダゲレオタイプは長い露光時間が必要で、
60分とか120分とか、長い時間同じポーズで居なければいけません。
そのためスタンドで手足を固定されたりするんですよね。
超過酷でなんとも興味深い撮影技法で、それだけでも面白いと思いましたが、
前述のように本作は亡霊が現れるホラー映画です。
ステファンの屋敷には亡霊が現れ、それは彼の死んだ妻ドゥーニーズで、
彼女は夫のことを恨んでいて、襲ってきたりするのですが、
そんなホラー部分はあまりダゲレオタイプと関係ないんですよね。
てっきりダゲレオタイプで心霊写真が撮れてしまうとか、
ダゲレオタイプ絡みの心霊現象が起こると期待していたのに肩透かしです。

まぁ一応、妻ドゥーニーズが夫ステファンを恨む動機にダゲレオタイプが絡み、
生前は妻が被写体をしていたのですが、なんと夫は妻が体を動かさないように、
筋肉を硬直させる毒物、弛緩剤を投与していたのです。
ただ彼女は中毒死したわけではなく被写体役に耐え兼ねて自殺したようです。
ステファンは代わりの被写体である娘マリーにも弛緩剤を使っているようで、
はっきり言ってかなりヤバいサイコ野郎だと思います。
そんな彼が妻の亡霊に苦しめられるというホラー映画なわけですが、
むしろそんな彼をサイコな殺人鬼として描いたスリラーの方が面白そうかも。
彼は遺族に依頼され埋葬される前の遺体を被写体に肖像写真を撮ったりも…。
たしかに動かない遺体に固定してポーズを取らせ撮影するのは
ダゲレオタイプ向きの理に適った撮影方法ですが、ちょっとアレですよね。
そんな異常な彼は亡霊の被害者よりもサイコキラーが向いています。

娘マリーも死ぬのですが、やはり彼女も弛緩剤の中毒死ではありません。
というか、彼女が死んだ原因がイマイチよくわからないんですよね。
直接的な死因は地下撮影室の階段から落ちた転落死なのですが、
明らかに誰かに押され転落しているが、誰が押したかは描かれず…。
父ステファンでも助手で恋人のジャンでもないので、亡霊としか考えられないが、
亡霊ドゥーニーズはマリーの母親だし、娘には何も恨みはないはずで…。
転落したマリーを恋人ジャンが病院まで車で運ぶのですが、
その道中で急にマリーが無傷で復活し、彼と同棲することになります。
本作のオチはマリーはジャンにしか見えない亡霊、というどんでん返しですが、
彼女が無傷で復活するところで、大方の視聴者は彼女が超常的な存在だと
十中八九勘付いているはずなので、全く驚きのないどんでん返しです。
というか、ジャンも早い段階で薄々勘付いてるんですよね。
露骨に予定調和な幕引きで、何が狙いなのかわからなくなりました。
黒沢清の作品は最後にガタガタになることが多い気がします。
ダゲレオタイプは最高の題材だったのに活かしきれず残念です。

メン・イン・キャット
2016年11月25日日本公開。

これもヨーロッパ・コープ製作なので英語のフランス映画かな。
原題はことわざ「猫に九生あり」から取られた『Nine Lives』で、
邦題の元ネタ『メン・イン・ブラック』とは全く関係ありません。
一応、『メン・イン・ブラック』シリーズのバリー・ソネンフェルド監督作ですが、
安直過ぎる上につまらなそうな邦題なので、劇場公開時は見送りました。
でも全米ボックスオフィス最高6位の作品なので、一応ビデオで観ることに。
こんな邦題でも待ったがかからないのも頷ける程度の内容でした。

家庭を顧みない傲慢なワンマン社長トムが、ある日事故で自社ビルから転落し、
娘の誕生日プレゼントで嫌々買った猫に意識が移ってしまって…という話。
何も知らない家族にペットとして飼われるうちに、家族の大切さを再認識し、
なんだかんだで元に戻って、改心するという予想通りの展開ですが、
なぜ猫と入れ替わるのか、その理屈と原因をもっと説明するべきです。
ただ都合のいい時に入れ替わり、都合のいい時に元に戻った印象を受け、
展開の都合が良すぎて釈然としません。
トムの部下イアンが彼の不在中に会社を乗っ取ろうとする悪役として描かれるが
トムが猫になって不在になったのは自分の不注意が招いた事故のせいだし、
そもそもトムはワンマン社長で、同族経営で経費の無駄遣いをしてたので、
イアンが勝手に行おうとした株式公開も別に悪いことではない気がします。
悪役と言うのならトムに猫を売りつけた怪しいペット屋の親父の方だけど、
彼はトムを正しい道に導いた善人のように描かれていて、ちょっと違和感。
そもそもこの怪しい親父が何者なのかも全く説明がありません。

あと単純に猫(たぶんサイベリアン)が全く可愛くないです。
泣き声もほぼ唸っている感じで、なんだかストレスを感じてしまいます。
あと、本物の猫では演技が難しいところをCGで再現している感じですが、
なんだかヌイグルミみたいでちょっと不気味です。
もともと私がそんなに猫好きじゃないのもあるかもしれませんが…。
猫ブームじゃなかったら日本劇場公開もなかっただろうな。

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