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キアヌ/サロゲート/パージなナイト

マーベル公式キャラクター事典『マーベル・アベンジャーズ事典』を買いました。
マーベルのアメコミキャラが1ページに1人ずつ紹介されているキャラ辞典です。
昨日発売されたのは2011年発売の『マーベル・アベンジャーズ事典』の改訂版で、
旧辞典は持ってましたが、新しく60人以上のキャラを追加しているというので、
思い切って買っちゃいました。(定価3000円で旧辞典より200円高いです。)
旧辞典は200人以上のキャラが紹介されてましたが改訂版は225人以上!
…あれ、60人追加されたのに約25人しか増えてなくない?
と思ったら旧辞典から削除されたキャラがいるようです。
単純計算で約35人も削除されているわけですが、
どうせ削除されるような奴は重要なキャラでもないだろうからいいか。
…と思いきや、ウルヴァリンが削除されてるじゃないですか!
『アベンジャーズ』の辞典なので『アベンジャーズ』関連キャラが中心ですが、
どうやら『X-MEN』や『ファンタスティック・フォー』関連は削除されたようで、
ビースト、マグニートー、シルバーサムライ、オンスロートなどミュータント、
ミスター・ファンタスティック、インビジブル・ガール、ヒューマン・トーチ、シング、
シルバーサーファー、ギャラクタスなど有名どころも容赦なく削除です。

どうも追加されたのはマーベル・シネマティック・ユニバース(ドラマ含む)に
登場したキャラが大半のようで、MCU出身のエージェント・コールソンや、
ウインター・ソルジャー、アボミネーション、マンダリン、ロナンらMCUのヴィラン
スターロード、ロケット、ガモーラ、グルード、ドラックスら
ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーの面々が新たに紹介されてます。
『X-MEN』系ミータントでも、クイック・シルバー、スカーレット・ウッチの残留も
彼らはMCUに登場しているから削除を免れたのでしょうね。
思えば『X-MEN』と『ファンタスティック・フォー』のキャラは
20世紀フォックスが映画化権を持っているのでMCUに登場できませんが、
その影響で削除されたのかもしれません。
これはもはや、MCU登場キャラの出典元を調べるための『MCU辞典』です。
それはそれで悪くないとは思いますが、「アベンジャーズ辞典」を名乗るなら
原作アベンジャーズ重要メンバーのウルヴァリンだけでも残すべきだろ…。
そんな納得できない削除もあるし、テキストも少ないけど、
追加キャラは嬉しいし、イラストが盛り沢山なので買ってよかったです。

今日も映画の感想です。

キアヌ/サロゲート 危険な誘い/パージなナイト
Keanu.jpg When the Bough Breaks Meet the Blacks

キアヌ
2017年4月5日リリース。

全米ボックスオフィス初登場3位とまずまずの成績だった本作ですが、
主演の黒人お笑いコンビ「キー&ピール」が日本で全く無名だったためか、
日本での劇場公開は見送られてしまいました。
私もビデオレンタルで見ましたが、ジャケを見て猫が主役なのかと思ったけど、
無名黒人コンビが主役ではビデオも売れないから猫推ししてるんでしょうね。
昨年末には猫主演のコメディ『メン・イン・キャット』が劇場公開されたりと、
昨年からちょっとした猫ブームが到来しているみたいだし。
私は犬派なのでブームには乗れてませんが、本作の仔猫は可愛かったです。

凄腕殺し屋コンビ、アレンタウン・ボーイズは麻薬カルテルのアジトに乗り込み、
ボスのディアス率いるギャングたちを全員殺害します。
彼らはディアスの飼う仔猫イグレシアスを見つけ、可愛くて持ち去ろうとするが、
警官の突入に気を取られ、逃げられてしまうのです。
仔猫はレルという黒人に拾われ、キアヌと名付けられ溺愛されますが、
ある日、彼の家に売人の家だと勘違いしたギャング団ブリップスが盗みに入り、
やっぱり可愛すぎるのか仔猫まで盗まれてしまい、
ブリップスの親玉チェダーにヌー・ジャックと名付けられて飼われることに。
レルは友人クラレンスと共に、ブリップスのアジトに乗り込むのですが、
舐められないよう黒人らしく振舞った結果、アウレタウン・ボーイズと勘違いされ、
仔猫と引き換えに新型合成麻薬「ホーリー・シット」の運び屋を依頼され…。
一方、本物のアウレタウンも逃がした仔猫を探していて…。
一般人レルはともかく、麻薬カルテル、殺し屋、ギャングといった強面たちに
異常なほど溺愛される仔猫ですが、たしかに強面も笑顔になるほどの可愛さ。
私は猫はそんなに好きでもないが、仔猫って儚げで放っとけないですよね。

レルとクレメンスは、麻薬をある人物に届けることになるのですが、
チェダーの右腕の女性ハイCを含む手下を4人も与えられているので、
相当ヤバい取引相手なのかなと思ったら、なんとアンナ・ファリスで…。
彼女は『最終絶叫計画』シリーズのヒロインの女優ですね。
劇中で「シリーズ5作目には呼ばれなかった」的なことを嘆いており、
私は「シリーズは4作しかないんじゃないの?」と思ったのですが、
調べたらたしかに5作目が2013年に公開されているものの、
日本では劇場公開どころかビデオスルーすらされてないみたいで…。
その程度の作品なら声が掛からなくてラッキーだったかもね。
麻薬を使ったファリスが、ラリって日本刀で斬りかかってきたため、
ハイCが彼女を撃ち殺して代金を回収し、依頼は達成します。
ところがチェダーは仔猫を返してくれず、結局2人は盗み出すのですが、
本物の殺し屋アウレタウンに拘束され、殺されそうになるのです。
ところがなんと仔猫が縄を掻き切ってくれ、彼らを射殺して逃走します。
どうも偽者も本物のアウレタウンもキー&ピールが演じてるみたいですね。

アウレタウンから逃れたレルとクレメンスでしたが、今度はブリップスに捕まり、
麻薬カルテルのディアスの従兄で大物ギャングのベーコンに引き渡されることに。
ところがベーコンが「従弟のイグレシアスも返せ」というので、
ヌー・ジャックを溺愛するチェダーは拒否し、ギャング同士の激しい銃撃戦に。
たかが仔猫でギャング同士が争うなんてバカバカしいけど面白いです。
もちろんその騒動に紛れて、レルとクレメンスもキアヌ救出に動きます。
彼らは仔猫を持って逃げるベーコンとカーチェイスになりますが、
なんと仔猫がベーコンの顔面を掻き毟り、事故死させるのです。
仔猫は妙にレルの味方をするけど、彼が一番いい飼い主なのかな?
ベーコンを倒すも、まだチャダーが仔猫を狙って襲ってきますが、
なんと彼の右腕ハイCが、実は潜入麻薬捜査官で彼を射殺し2人を助けます。
(以前彼女に撃たれたファリスも芝居だったみたいで、さすがは女優です。)
とはいえ2人もいろいろ法を破っちゃってるので微罪で逮捕されますが、
仔猫を預かったハイCが半年後に仔猫と一緒に面会に来るのですが、
なんで半年も経ったのに全然成長してないんだ?と思ったら、
なんとずっと仔猫のままという奇病にかかっているみたいで…。
やっぱり猫は仔猫の時が一番可愛いので、もし続編が作るとなった時に、
キアヌが成猫ではダメだろうという判断でしょうね。
大人の事情とはいえ、ちょっと可愛そうな設定だと思っちゃいました。
でも実現するなら続編も是非観たい面白いコメディだったと思います。

サロゲート -危険な誘い-
2017年2月22日リリース。

本作は全米ボックスオフィス初登場2位の大ヒット・サイコスリラーですが、
主演、ヒロイン共に日本では無名の黒人なためか、やはりビデオスルーに。
日本は黒人映画を上映しないから黒人俳優が有名になれず、
さらに黒人映画が上映されないという悪循環になってますね。
傍目に見ると黒人差別してるみたいであまりいい感じはしませんが、
実際に劇場公開しても客は入らないだろうし、仕方ないかな。
内容も悪くないと思うのですが、不思議と既視感がありました。
何かのリメイクかなと思ったけど、そういうわけでもないらしく不思議です。

夫ジョンと妻ローラのテイラー夫妻は、子供を望みましたが3度流産し、
諦めて代理母出産を選択します。
代理母に応募してきたのは21歳のアンナで、妻ローラは彼女を気に入りますが、
夫ジョンは彼女の恋人のマイクに不信感を覚えます。
まぁ恋人が代理母になることを同意する男なんてロクなもんじゃないよね。
案の定、マイクは夫妻の子を懐妊したアンナを使って、胎児を人質に、
夫妻から報酬の他に4000ドルほど要求するつもりの下衆野郎でした。
もし要求を飲まなければ、1万5000ドルで赤ちゃんをどこかに売るそうで…。
(10カ月も腹貸してその程度の儲けなんて効率悪くないか?)
それだけでも下衆だが、更に金蔓であるアンナにまでDVしており、
それが発覚して接近禁止命令が出され、彼女はマイクの家を出て、
出産までテイラー夫妻の豪邸のゲストハウスに住むことになります。
アンナ自身には胎児を使って夫妻を脅迫するつもりはないみたいです。
しかしアンナはテイラー夫妻と一緒に生活するうちに、
夫ジョンに惚れてしまい、若さと美貌で彼を誘惑します。
しかしジョンはかなり身持ちが硬く、アンナの好意を拒否しますが、
如何せん彼女のお腹に自分の子がいるのであまり無下にも出来ず…。
それにしても、あんなに若くて綺麗な子に誘惑されても耐えられるなんて
ジョンは意志の強い素晴らしい旦那ですね。
でも妻の妊娠中に浮気に走る夫は多いらしいですが、
妻が妊娠してるわけではないし、妊娠している子を愛人にはしないか。

そんなアンナに元恋人マイクが接触し、夫妻を脅迫しろと要求。
マイクよりもジョンが好きなアンナはなんと彼を刺殺するのです。
実は彼女は、過去に性的虐待した養父を殺したこともあり、
精神科施設にも入所したことがあるサイコ女だったのです。
代理母出産の斡旋業者は応募者の病歴もロクに調べないのか。
ジョンにキスを拒まれた彼女はナイフを振り回したりと、
出産が近づくにつれてどんどん本性を現し始めます。
アンナが流産に使える胃潰瘍の薬を大量購入したと知り、
妻ローラはジョンに彼女を愛してるふりをして機嫌を取れと指示し、
ジョンは不本意ながら別荘で彼女と同棲生活をすることになります。
アンナがジョンに愛されてると思ったら、自分と彼の子が欲しいと考え、
逆にローラの卵子で作った赤ちゃんを下ろそうとしちゃいそうだけど…。
結局ジョンの演技はバレ、アンナは激昂し、ローラを襲いますが、
陣痛で倒れて、ローラが救急車を呼びます。
加害者を助けるために被害者が救急車を呼ぶなんて珍しい状況ですが、
加害者ではなく自分の子供を助けるためだから仕方ないか。

アンナはERで出産後、生まれたての赤ちゃんを持ち出して行方不明に。
そんな新生児の管理のいい加減な病院ないだろと思ってしまいました。
アンナは別荘にいるに違いないと思ったテイラー夫妻が別荘に向かうと
案の定彼女が赤ちゃんと寝ていて、そんな簡単に見つかる場所に隠れるなんて
あり得ないと思ったが、サイコ女に常識は通用しないか。
夫妻はそっと赤ちゃんを救出し、車に乗せて持ち帰ろうとしますが、
その前にショットガンを持ったアンナが立ちはだかり…。
すると運転していたローラは、なんと彼女を躊躇なく轢き殺すのです。
サイコ女から赤ちゃんを取り戻してめでたしめでたし、と言いたいところですが、
パトカーが夫婦のところにやってきたところで本作は幕を閉じ、
たぶん夫婦は逮捕されることになったのでしょうね。
母子関係は分娩で確定するので、この赤ちゃんは法的にアンナの子。
夫妻は母親を殺して他人の赤ちゃんを誘拐したことになると思われます。
代理母出産はまだまだ法的になかなか難しいみたいだし、
倫理的にも微妙なので、やっぱり代理母ビジネスには反対かな。
なにしろサイコスリラーの題材になるようなリスキーなものだしね。

パージなナイト -ブラックさん家の史上最悪の12時間-
2017年2月8日リリース。

全米ボックスオフィス初登場8位だった本作ですが、
やっぱり黒人が主演だから劇場公開が見送られ、ビデオスルーに…。
というわけでもなく、これは普通にビデオスルーが当然でしょうね。
全米8位という成績も微妙だし、評判がいいわけでもない。
なにより邦題通り『パージ』のパロディですが、全米特大ヒット作の『パージ』も、
日本ではビデオスルーになりかけた挙句、劇場公開しても全く振るわず…。
そんな不人気作のパロディが劇場公開されるはずないです。
私は『パージ』を土台にしながらも、『最終絶叫計画』シリーズのように
いろんなホラー映画のパロネタを盛り込んだパロディ映画だと思ってましたが、
本当にほぼ『パージ』だけが元ネタだったので意外でした。
『パージ』自体もともとシニカルなホラーでコメディ的なところもあるので、
それをコメディとしてパロってもそれほど面白味がない気がします。
「パージ」とは年に一度、12時間だけ全ての犯罪が許される制度のことですが、
そんなパージの夜の被害者がアホな家族だったらこうなる、みたいな内容で、
実際普通に『パージ』シリーズとして出されてもおかしくない作品です。
本家『パージ』自体、それほど完成度は高くないしね。(特に一作目。)

夫カール、娘アリー、息子ジュニア、ラテン系の後妻ロレーナ、
そしてアホな従弟クローナットのブラック一家は、
パージ前にシカゴからビバリーヒルズに引っ越します。
逮捕された知人の売人キー・フローの金とドラッグをカールが横取りし、
その金で引っ越すのですが、パージでは黒人や貧民が狙われやすいので、
パージの激しいシカゴからパージが少なそうなビバリーヒルズに移ります。
これでパージの夜も安心だと考えたブラック一家でしたが、
富裕層の白人だらけの高級住宅地ビバリーヒルズでは一家は悪目立ち。
パージの夜には当然ターゲットになってしまいます。
わざわざ白人だらけのところに行けば、そうなることはわかりそうなものだが…。

パージの夜には一家を殺しにパージ参加者が次々訪れますが、
たしかに黒人の隣人をよく思わない白人のご近所さんも訪れるけど、
訪れる半数以上、いや2/3以上は黒人なんですよね。
お約束(オリジナル)通り、まずは娘の恋人(当然黒人)から始まり、
カールに借金を踏み倒された借金取りたちやカールのストーカー女など、
だいたいの訪問者が私怨で一家を殺しに来るのです。
別に黒人だから狙われるとかではなくて、カールが嫌われ者なだけ。
貧困層が多い黒人を殺して社会福祉費を抑制しようという
オリジナルのパージの(裏の)趣旨には全く沿わない展開で、
そこがパロディとして面白いのかもしれませんが、
むしろ本作の状況の方がオリジナルよりリアルだと思ってしまいます。
もしパージが実際にあったら、社会のためにゴミを片付けようと思う人より、
この機会に日頃の恨みを晴らそうと考える人が多いと思うし。
オリジナルよりリアルなパロディなんて、珍しいけどどうなんでしょうね。
意外にもブラック一家は訪問者を簡単に撃退してしまうのですが、
最悪の相手と思われたキー・フローまであっさり殺してしまうのは驚き。
全く緊張感がないのがコメディ的とも言えるのですが、
あまりにあっさりしすぎていて、ちょっと物足りないです。
オリジナルでは見られないような奇抜な死に方とかあってもよかったかも。
最後に一家はクリスタルレイクの畔に引っ越したところで幕を閉じますが、
最後の最後に使い古された『13日の金曜日』ネタか。
最近は『パージ』くらいしか印象的なホラー映画がないから
ホラー映画パロディも作りにくい状況なのかもしれませんね。

関連作の感想
パージ
パージ:アナーキー
パージ:大統領令

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