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アンダーワールド/ブラッド・ウォーズ

今日の気になる映画ニュース。

『ターミネーター:新起動』の続編2本の製作が打ち切られたそうです。
一昨年に三部作としてリブートしたところだったのに残念です。
『ターミネーター』の生みの親ジェームズ・キャメロンから称賛されるも
批評家から酷評されたため、続編の意欲を失ったそうですが、
結局『ターミネーター4』よりも成績が悪かったのが響いたのかな。
リブート失敗したら再リブートされるのは難しくなるだろうに、
こんなことならリブートなんかしないで『T4』の続編作ればよかったのに。

今日も映画の感想です。

アンダーワールド/ブラッド・ウォーズ
Underworld Blood Wars

2017年1月7日日本公開。

大ヒットアクションホラー映画『アンダーワールド』の第5弾となる本作。
2012年に全米公開された前作『アンダーワールド/覚醒』は
全米興収6000万ドル以上で、シリーズ最高の大ヒットとなりましたが、
本作の全米興収はその半分にも届かず、シリーズ最低の成績になりました。
本シリーズは吸血鬼と人狼の戦いを描いているのですが、
前作当時は『トワイライト』による空前の吸血鬼映画ブームでしたが、
ブームが終焉して久しい今となってはこの成績も仕方ないのかも。
そもそももともと『アンダーワールド』は前後編の二部作で完結していたものを、
吸血鬼映画ブームに乗っかろうとシリーズ再開させたので、
ブームの潮流に成績が左右されるのは当然だと言えます。

ただ、単にブームが去ったことだけを不振の理由にすることは出来ません。
結局ブームに乗っかろうと無理に作られた前作の出来が悪すぎたため、
客離れが起きてしまったんだと思います。
更に前作から5年もブランクがあり、忘れ去られてしまったのでしょう。
もともとかなり練り込まれた複雑な世界観や人間関係が人気のシリーズですが、
複雑すぎてブランクが長いと思い出すことも困難になります。
復習せずに本作を観た私も「こいつ誰だっけ?」「誰の話をしてるんだ?」
みたいなところが多くて、正直思い出すのに必死で物語を楽しめませんでした。
5年は長すぎだが、もともと開発スパンが長い映画向きではない世界観です。
現にテレビドラマ化の話もあるみたいですが…。
以下、ネタバレ注意です。

ヴァンパイアによる処刑で一時はほぼ絶滅したライカン(人狼族)でしたが、
新リーダー、マリウスのもとで結束し、各地のヴァンパイア一族を滅ぼします。
ヴァンパイアの元老院のセミラは、追放した凄腕処刑人セリーンを呼び戻し、
処刑人候補を訓練してもらうことを提案します。
ヴァンパイアのセリーンはライカンとの混合種マイケルを愛し、
ヴァンパイアの長老を殺したことで両種族から追われる身です。
ライカンは彼女自身よりも彼女とマイケルの娘イヴを探していて、
彼女が居場所を知ってると思っているみたいです。
セリーンは元老院のトーマスの息子デビッドと隠れ家に潜んでましたが、
私はこの父子のことを完全に忘れていて、誰かわからず躓きました。
マイケルとの間に娘がいたのは辛うじて覚えていたのですが、
その後マイケルと娘がどうなったのかも全く覚えてなくて…。

セミラに呼び戻されたセリーンは、デビッドと共に東の一族の屋敷へ。
そこで処刑人の教官になるが、セミラの愛人に毒を盛られて血を抜かれ…。
セミラの狙いは始祖コルヴィナスの直系であるセリーンの血を飲むことで、
日光(紫外線)を克服しパワーアップすることだったのです。
マヌケにも毒が混ざったせいですぐに血を飲むことが出来ませんでしたが…。
始祖の設定とかもあまり覚えてなかったので理解するのに苦労しました。
放血装置に繋がれ瀕死のセリーンをトーマスとデビッド父子が発見。
トーマスはセミラに殺されますが、その隙にデビッドがセリーンを救出し、
ノルウェーの雪山の城に住むヴァンパイア一族に庇護を求めます。
なぜ彼らが長老殺しの裏切り者セリーンを受け入れるのか疑問でしたが、
どうも族長がトーマスの旧友のようで、ここがデビッドの生家らしいです。
族長からデビッドはトーマスと長老アメリアの息子だと明かされます。
私は長老アメリアのことも全く覚えてないのでチンプンカンプンでしたが、
とりあえずデビッドが東の一族の正統な後継者だったみたいです。
うーん、デビッドも始祖の直系だったという意味なのかな?

そんなノルウェ-の一族の城に、マリウス率いるライカンが襲来。
セリーンとマリウスの一騎打ちになりますが、
オオカミ化とは少し違う変身をしたマリウスにセリーンは敗れます。
マリウスはセリーンに娘イヴの居場所を吐かせようとしますが、
彼女が本当に知らないとわかり、トドメをさせて撤退し、
東の一族の屋敷を襲撃しに向かうのです。
なぜノルウェーの一族を滅ぼさないまま撤退したのか不思議ですが、
族長の言う通りカイカンは寒い場所が苦手なのかな?

一足早く東の一族の屋敷に戻ったデビッドは、
正統な後継者として一族を率いてライカンを迎え撃ちます。
マリウス率いるライカンはバズーカで屋敷の壁に穴を開け日光を差し込ませ、
紫外線に弱いヴァンパイアは大打撃。
そこにマリウスに殺されたはずのセリーンが駆け付けるのです。
どうもノルウェーの一族のヴァリッサなる聖なる世界に行く儀式で蘇生し、
なぜか瞬間移動能力を身につけて戻って来たのでした。
ただでさえ始祖の血でチート的強さなのに、更にパワーアップするとは…。
しかも意味不明すぎる強化方法なので、なんかズルいです。
儀式後、セリーンの髪の毛がノルウェーの一族のように一部白くなるので、
ノルウェーの一族は儀式を通過しているはずですが、
レーナという女以外瞬間移動能力を使えるわけじゃなさそうだし…。
なにより儀式で行けるという聖なる世界の説明が適当すぎます。

セリーンはマリウスと再び一騎打ち。
どうもマリウスは混合種マイケルを殺して血を飲んだみたいで
強化ライカンに変身しますが、強化セリーンに背骨を抜かれてあっさり死亡。
デビッドも父の仇セミラを殺し、ライカンは退却し戦いは終結します。
そしてセリーンとデビッドとレーナが新しい三長老に就任。
始祖の直系セリーンと長老アメリアの息子デビッドはまだわかるけど、
なぜ辺境の一族のレーナが族長を差し置き長老に就任するのか謎ですね。
これで千年以上続くヴァンパイアとライカンの抗争も終結したようですが、
ライカンの残党もまだまだいるし、和平もしてないのになぜ終結したのか?
これでシリーズ最後だから無理やり終わらしたのかなとも思いましたが、
シリーズは残りあと1本、6作目まで企画されているんですよね。
まぁシリーズ最低のこんな成績では続編製作にも暗雲が立ち込めますが、
それを見越して本作が最後でもいいように無理やり決着させたのかも。
もし予定通り続編作るつもりなら今度は早めに公開した方がいいです。
また5年も待たせたら、また客が内容忘れちゃうかもしれないし、
主演のケイト・ベッキンセイルもヴァンパイアなのに老けちゃいますよ。

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