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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う

今日の気になる映画ニュース。

2024年の夏季五輪の招致を目指すロサンゼルス五輪招致委員会が
ユニバーサル、ディズニー、20世紀フォックス、ワーナーの
ハリウッド・メジャー4社のバックアップを得たと発表したそうです。
もし招致が決まれば、開会式や閉会式に大人気ハリウッド俳優や
大人気ハリウッド・キャラクターが大量に登場したりするのかも。
ロンドン五輪でダニエル・クレイグ扮するジェームズ・ボンドが登場したけど
それの何十倍も豪華な演出になりそうで、凄いことになりそうな予感です。
パリとの一騎打ちになるらしいが、これは大きなアドバンテージでしょう。

私もロサンゼルス五輪、いや、ハリウッド五輪は是非観てみたいですが、
これが本当に決まると、2020年の東京五輪の世界的注目度が下りそうで…。
ちょうど東京五輪への期待が高すぎるあまり、日本でリオ五輪が
あまり話題にならなかったような状況が世界的に起こりそうな気がします。
日本もリオ閉会式の引き継ぎ式でマリオとか日本のキャラを大量投入して、
世界中の注目を集めることに成功しましたが、
ハリウッドのコンテンツ力は日本の比ではないですからね…。
アベンジャーズとX-MENとジャスティス・リーグとか、
ミッキーマウスとミニオンとか、スタジオを越えた共演が実現しそう。
映画ファンとして、いつかハリウッド五輪は実現してほしいと思いますが、
東京五輪が霞むと残念なので、とりあえず2024年はパリ五輪がいいかな…。

今日も映画の感想です。

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う
Demolition.jpg

2017年2月18日日本公開。

本作は『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャン=マルク・バレ監督、
ジェイク・ギレンホール主演ということで、気になってはいたものの、
関西では東京から3週間遅れでの劇場公開だったし、
全米ボックスオフィスも最高15位、評価も賛否半々だったので、
もう劇場鑑賞はスルーしてレンタル待ちでいいかなと思いました。
でも関西の上映館テアトル梅田の無料観賞券の期限が近かったこともあり、
観に行くことにしたのですが、タダで観たのに損したと思える内容でした。
いや、損したは言い過ぎかもしれないけど、何も得るものがなかったかな。
退屈もしなかったけど、正直何を言いたいのかよくわからない作品でした。

「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」という邦題からして意味不明。
原題はシンプルに「Demolition(解体)」で、内容通りのタイトルですが、
妙に長く凝った邦題が付けられてしまっていて…。
観る前は詩的で趣があり、アクション映画のような原題よりいいと思ったけど、
いざ観てみると、内容とほとんど関係ない邦題で、違和感を覚えました。
劇中のセリフ、というか付箋に書かれていたメッセージの日本語訳を
そのまま邦題に使用しているみたいですが、その訳自体間違ってる気がします。
それは主人公の死んだ妻が自家用車のサンバイザーに挟んでいた付箋で、
原文は「If it's rainy, You won't see me, If it's sunny, You'll Think of me」。
「雨ならば、あなたは私を見ない。晴れならば、あなたは私のことを考える。」
という直訳になり、つまり雨だとサンバイザーを使わないので付箋は見つからず、
晴れてサンバイザーを使うと付箋を見つけて私(妻)を思い出す、ということ。
それを意訳したつもりなのかもしれないけど、「雨の日は会えない」はまだしも
「晴れた日は君を想う」は変で「晴れた日は私を想う」なはず。
妻からのメッセージなのに主語が主人公になってしまってます。
そのシーンの字幕では「雨の日は会えない、晴れの日は思い出す」と
原文の意図に近い意訳なので、邦題の改変はあえて意味を無視した確信犯。
そもそもこの付箋自体、本作にとってさほど重要なものではないため、
なぜそこをフィーチャーするのか疑問に思います。
メッセージの内容も鑑賞後に咀嚼するまで理解できなかったし…。

そんな邦題になったのも、配給会社自身、本作の意味を理解してないからかも。
一見すると、妻の死にすら無感覚になってしまった主人公が、
色々な物を破壊することで、立ち直るという単純なストーリーですが、
メタファーに溢れ、虚実すら判別しにくい演出で、実はかなり難解な作品。
ちゃんと理解するには高度な考察が必要だと思われますが、
前述のようにそこまで観る気がなかった私は、そんな労力を使う気にもなれず、
何も考えずに観た結果、本作の意図を汲み取ることが出来ませんでした。
そもそも配給会社すら意図を汲み取ってるのか怪しいので、
もともと明確な意図があるのかも怪しく、勝手に補完しろというスタンスな気も。
いろいろ思わせぶりな演出をして高尚さを気取った雰囲気映画な気もします。

ある少年との交流もその彼がゲイという設定が必要だったのか疑問だし、
終盤で彼が袋叩きにあって死にかけた経緯もよくわかりませんが
主人公がメリーゴーラウンドを修復するというオチも全く意味不明です。
オチが理解できないのは物語自体全く理解できてないことの証拠ですね。
しかし最も謎なのは、主人公の心臓がマイマイ我に食べられるところ。
それで死ぬわけでもなし、頭の中で「?」が踊りまくりました。
サルの毛繕いとかハートの「Crazy on you」なんかも何かのメタファーぽいが、
よくわからなかったし、よくわかりたいとも思わなかったです。

でもなんだかんだで一番問題なのは邦題かな。
全くロマンス映画じゃないのに、ロマンス感溢れる邦題だったために、
愛がテーマだと誤認して観てしまったことで、理解し難くなったのは否めません。
「デモリッション」だったらロマンスだと誤認せずにもう少し理解できたかも。
まぁいずれにせよ完全に理解することはできなかったと思いますが…。

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