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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

年末なので家の大掃除をしなきゃと思っているのですが、
海外ドラマに嵌ってしまい、空き時間はずっとテレビに釘付けです。
特に今嵌ってるのがDCコミック系アメコミドラマで、
いわゆる「Arrowberse」と称される作品群です。
やっと『Arrow』シーズン4を見終り、『The Flash』シーズン2に突入し、
それが終われば『Legends of Tomorrow』シーズン1を見る予定ですが、
まだ『Supergirl』のシーズン1も見れてないので、どちらから見ようか…。
それにしても『Constantine』は日本でビデオリリースされないのかな?

ということで、今日は海外ドラマの合間に観に行った映画の感想です。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
Rogue One

2016年12月16日日本公開。

『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ映画となる本作ですが、
スピンオフ企画はアニメーションなどで何度も行われているけど、
正史(カノン)として扱われるスピンオフ映画はこれが初めてだそうです。
『スター・ウォーズ』シリーズは九部作構想でしたが、
旧三部作(EP4、EP5、EP6)、新三部作(EP1、EP2、EP3)が作られたところで、
生みの親ジョージ・ルーカスによって完結が宣言されて全六部作になりますが、
その後ポスト『スター・ウォーズ』にするつもりの『ジョン・カーター』で大コケした
ディズニーに買収され、続三部作(EP7、EP8、EP9)が製作されることに。
そして昨年公開された続三部作一本目EP7『フォースの覚醒』は、
全米興収9億ドルを越え、全米映画史上ダントツで最高の成績を記録。
ディズニーにとって『スター・ウォーズ』はいい買い物でしたね。
しかし天文学的買収費用を使ったディズニーは、骨の髄までしゃぶり尽くそうと、
続三部作の三作だけではなく、何本かのスピンオフ映画の製作も決定し、
その記念すべき一本目が本作になります。
全米でも先週末に公開されたばかりの本作ですが、
オープニング成績はEP7『フォースの覚醒』の6割強なので、
頑張っても全米興収6億ドルくらいで終わりそうかな。
それでも凄まじいヒットには違いないけど、所詮はスピンオフなのか、
やはり続三部作の方が注目されるんでしょうね。

私自身は続三部作よりも本作の方が楽しみでした。
続三部作を手掛けるJ・J・エイブラムスが大嫌いなのと、
(ライバル新『スター・トレック』シリーズから鞍替えした尻軽だから。)
旧三部作をリアルタイムで観ておらず、新三部作から入ったので、
正直旧三部作の後日譚である続三部作よりも
新三部作の後日譚である本作の方が興味深いと思ったためです。
まぁ実際は、一部宣伝でも「EP3.9」などと謳われているように、
新三部作の後日譚というよりも旧三部作の前日譚なので、
私の期待していたものとは少し違いましたが…。
前日譚だと、オチが読めてしまうのもイマイチだったかも。
以下、ネタバレ注意です。

天才科学者ゲイレン・アーソは、惑星ラ・ムーで妻子と隠れ暮らしてましたが、
銀河帝国クレニック長官に発見され、超兵器デス・スター開発のため強制連行。
妻ライラ・アーソは殺されるが、幼い娘ジン・アーソは間一髪身を隠し、
ソウ・ゲレラ率いる反乱軍によって保護され、そのメンバーに加わるが、
紆余曲折あって反乱軍を離れ無法者になり帝国に捕まってしまう。
15年後、帝国軍パイロットのボーディー・ルックが、ゲイレンから託された伝言を
衛星ジェダのゲレラに届けるが、疑り深い反乱軍に捕まってしまう。
一方、帝国に抵抗する反乱同盟軍は、ゲイレンに接触をはかるため、
帝国のウォバニ労働収容所の護送車を襲撃して娘ジンを救出し、
ヤヴィン第4衛星の司令部に連れて行き協力を要請。
彼女は父が反乱軍に送った伝言を確認するため、工作員キャシアン・アンドーと
元帝国ドロイドのK-2SOと共に、ゲレラに会いにジェダへと向かう。
…という感じの導入ですが、次々出てくるややこしい名前の新キャラや、
目まぐるしく変わるややこしい地名のシーンに、ついて行くのに必死でした。
好意的なファンならいくらややこしくても許してくれるかもしれないが、
私のようなライトな客にはちょっとハードルの高いスタートです。
ただ、ここさえ乗り切れば、それほどややこしい物語でもありません。
まだまだ新キャラは出てきますが…。

ジェダに着いたジンたちは、帝国軍と反乱軍のドンパチに巻き込まれ、
帝国軍のトルーパーに捕まってしまうが、ジェダにあるウィルズ寺院の元用心棒
盲目の僧兵チアルート・イムウェと傭兵ベイズ・マルバスに助けられる。
しかし今度はみんなまとめて反乱軍に捕まり、ゲレタがいるアジトに連行され、
拘束されていたボーディに会い、ゲイレンからの伝言の内容も知る。
伝言は惑星を破壊できるレーザー砲搭載の超兵器デス・スターについてで、
強制的に開発に協力させられたゲイレンは、帝国に気付かれないように、
リアクター・モジュールさえ破壊することができれば全体が崩壊するように、
こっそりデス・スターに弱点を仕掛けていたらしく、
リアクターの場所を示す設計図が惑星スカリフに保管してあると伝えるものです。
旧三部作EP4『新たなる希望』で、主人公ルーク・スカイウォーカーが、
デス・スターの設計図を見て弱点に気付き、破壊に成功しますが、
その時は謎だった設計図入手の経緯を描いたのが本作なわけですね。
しかし続三部作EP7『フォースの覚醒』で帝国軍残党FOがデス・スターの強化版
スター・キラーを作りましたが、やはり一部破壊すれば全体が崩壊する設計で、
それにはゲイレンは関わってないのに、帝国側は学習能力がないのか?

デス・スター指揮官クレニック長官は、ジェダ聖都を標的にレーザー砲の試射。
ジン、キャシアン、K-2、ボーディー、チアルート、ベイズは直前に脱出するが、
ゲレラを含む反乱軍はレーザー攻撃で塵と化します。
需要人物っぽいゲレラのアッサリした死に方は意外でしたが、
重要人物なのに後日譚のEP4に登場しないのは不自然になるので、
本作中で死ぬのは当然の流れかと納得しましたが、
その理屈だとジンたち他の主要キャラもそれに該当するのではないかと思え、
ちょっとオチが見えてしまったような気になりました。
そもそも本作はほとんどが新キャラで、シリーズ他作品に登場するキャラは
ほんの数人がカメオ同然で登場するのみです。
これはファンにとってもちょっと物足りないかもしれませんね。
ただ続三部作では故人である大人気キャラのベイダー卿が、
カメオとはいえ登場するのはやっぱり嬉しかったです。
クレニック長官がレーザー砲試射の報告をベイダー卿にしに行きますが、
彼はいつもの鎧ではなく、生命維持装置のようなものに浸かっていました。
鎧を着てない時のアナキンはあんな不便な生活してるんですね。
シリーズ全作登場が決定しているC-3POとR2-D2の人気ドロイドコンビですが、
スピンオフでも例外ではないみたいで、申し訳程度ですが登場してくれます。

ジェダを脱出した5人プラス1台はゲイレンを救出するため惑星イードゥーへ。
イードゥーにはライトセイバーの原料カイバークリスタルの精製所があります。
本作はライトセイバーがほぼ登場しませんが、シリーズの代表的武器なので、
ライトセイバーでの剣劇が見られないのは少し物足りないです。
キャシアンはゲイレン救出ではなく暗殺するつもりでしたが、
ジンの父を殺すことを躊躇い、暗殺を諦めます。
しかし結局ゲイレンは反乱軍に伝言を送ったことがバレてクレニックに殺され…。
父を看取ったジンは仲間とヤヴァン第4衛星司令部に引き返し、
デス・スターの設計図を奪うために、スカリフに艦隊を送るように同盟軍に依頼。
しかし司令部は評議会の同意がない作戦に後ろ向きで、依頼を拒否。
上の許可がないと何も出来ないなんて、お役所仕事な奴らですね。
ジンは仕方なく、仲間5人と1台だけでスカリフに独断で乗り込もうとしますが、
同盟軍にも気骨のある奴がいて、十数人が協力を申し出てくれます。
仲間は少数の方が燃える展開になるので、モブはいらないと思いましたが…。
出発時に管制塔からコールサインを聞かれ、咄嗟に「ローグ・ワン」と名乗ります。
独断で出撃するのに、そんなコールサインだと怪しまれそうですが…。

ジンたちローグ・ワンはまんまとスカリフに潜入成功し、
それを受けて同盟軍も重い腰を上げ、ラダス提督率いる艦隊が出撃。
しかしスカリフのシールドゲートが封鎖されて、艦隊の侵攻を妨げます。
このシールドは大容量データ通信も遮断するらしいので、
設計図データを奪っても同盟軍に送信することもできません。
そこで艦隊にその旨を伝え、シールドゲートを破壊してもらうために、
帝国の通信アンテナを起動させ、艦隊と通信する必要があり、
その任務にボーディー、チアルート、ベイズが当たり、見事起動に成功するも、
三人とも殉職してしまうのですが、やっぱりそうなったかという感じですね。
特にチアルートは個性的なキャラなので、こんな最期は勿体ない気がしますが。

設計図を盗みにシタデルタワーに侵入した残りのメンバーでしたが、
K-2がトルーパー部隊と交戦し、破壊されてしまいます。
K-2も魅力的な本作のマスコット的ドロイドだったので、寂しい展開ですが、
彼の自己犠牲的奮闘はなかなか熱かったです。
ジンとキャシアンは設計図をゲットして、タワー頂上から同盟軍輸送船に送信。
追って来たクレニック長官も倒して父の仇も討ちます。
しかし帝国のターキン総督がデス・スターのレーザー砲でスカリフを破壊。
案の定、ジンとキャシアンも殉職してしまうのです。
主要キャラが全員殉職する、ある意味後味最悪な幕引きでしたが、
それを覆すかのように、ここからもうひと展開あります。

ベイダー卿も駆け付け、送信された設計図を奪い返そうと同盟軍輸送船を急襲し、
必死に抵抗する同盟軍兵士をライトセイバーでバッタバッタを倒します。
やっぱりライトセイバーでの戦いはシリーズの華ですね。
同盟軍兵士たちもバトンリレーの要領で設計図ディスクを死守し、
最終的にある女性に渡されるのですが、それがなんとレイア姫。
しかもどうやら過去の映像を使ったCGらしく、その姿はEP4の時のままです。
(ターキン総督も顔だけCGで再現されているらしいです。)
ベイダー卿のライトセイバーでの活躍、レイア姫の登場というファンサービスで、
主要キャラ全員死亡という後味の悪さを見事に払拭していますね。
ただ、やはりこんな展開では、シリーズにとって本作は観ても観なくても同じで、
もうちょっと続三部作に繋がる伏線とか張ってもよかった気がします。

さて来年は続三部作の二作目EP8が公開され、
再来年、スピンオフ映画第二弾の公開される予定です。
スピンオフ第二弾は、EP7死んでしまった人気キャラ、ハン・ソロが主人公で、
彼の若かりし頃を描くようですが、本作のレイア姫のように、
主人公が全編CGというわけにもいかないから、新キャストを起用するとか。
ハン・ソロはハリソン・フォードのイメージが強いから大丈夫かな?
他にも賞金稼ぎボバ・フェットのスピンオフも企画されているみたいですが、
2020年公開予定のスピンオフ第三弾がそれになるのかな?
2019年には続三部作完結編EP9が公開予定ですが、
毎年『スター・ウォーズ』シリーズが公開されることになりますね。
あまり乱発するのも有難味がなくなる気がするけど、
ディズニーは節操ないからなぁ…。

関連作の感想
スター・ウォーズ/フォースの覚醒

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