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ブラザー・ミッション/ライド・アロング2

今日、鳥取で大きな地震がありましたね。
私は兵庫にいましたが、震源地から160kmくらい離れているのに、
体感だけどかなり揺れて、怖かったです。
海のすぐそばだったし、仕事中じゃなければ高台に逃げてたな。
緊急地震速報で周りの人たちのスマホが一斉に鳴り出したけど、
私の携帯はかなり古いガラケーなので対応してないのか全く鳴らず。
あのアラームはドキッとしますね。
ニュースとかもまだ見れてないけど、鳥取は大丈夫だったのかな?
テレビも通常営業しているので、大参事にはなってないっぽいけど…。

今日も映画の感想です。

ブラザー・ミッション/ライド・アロング2
Ride Along 2

2016年9月7日リリース。

本作は2014年に全米で記録的大ヒットとなった『ライド・アロング』の続編で、
本作も前作ほどではないが、全米初登場1位の大ヒットを記録しました。
しかし黒人コメディ映画であるためか、前作は日本でビデオスルーに。
その続編である本作も当然ビデオスルーになってしまいました。
どうやら第三弾も確定しているみたいで、長期シリーズになりそうですが、
そんな大ヒット映画シリーズが日本で劇場公開されないなんて…。
でも前作製作当時はたぶんシリーズ化するつもりはなかったはずです。
もしシリーズ化する気ならタイトルを『ライド・アロング』にはしないはずなので。

「ライド・アロング」とは「民間人を緊急車両の助手席に乗せること」です。
本作はバディものなので、主人公が二人組の黒人なのですが、
前作では主人公のジェームズが刑事、もうひとりの主人公ベンが一般人なので、
ふたりでパトカーに乗れば「ライド・アロング」でした。
しかしベンがポリスアカデミーを卒業し、本作では新米警官になったので、
ふたりでパトカーに乗っても単なるパトロール、「ライド・アロング」ではないです。
邦題だと「ライド・アロング2」をサブタイトルに降ろしてますが、
「ライド・アロング」してない作品なので、そうしたい気持ちもわかります。
メインタイトルを「ブラザー・ミッション」にしたのも納得。
「ブラザー」は黒人を指すスラング的な意味だけではなく、
ベンはジェームズの妹と婚約し、ふたりは義理の兄弟になるので、
普通に兄弟での任務という意味での「ブラザー・ミッション」ですね。
前作のラストでベンがポリスアカデミーに入学するので、
続編では「ライド・アロング」にならないことは明白だったのに、
それでもそんなタイトルにしたということは、続編の予定はなかったはず。
予想以上に大ヒットしたため、急きょ二匹目のドジョウを狙ったのでしょう。

前作は『ライド・アロング』というタイトルにもなるくらいなので、
警官と民間人のバディというところが最大の売りだったはず。
警察同士のコンビになってしまった本作は、その最大の売りを捨てたことになり、
やはり前作よりもパワーダウンした感は否めません。
それが興収にも響き、前作の成績を下回ったのかもしれませんが、
もうひとつ客離れが起きた要因ではないかと思われるのは、
黒人コメディ映画なのに、主要キャラの黒人の割合が減ったため、
主な客層だった黒人客の一部が離れてしまったのではないかと思います。
本作はジェームズとベンの黒人バディに、韓国系俳優が加わり、
ヒロインも中国系ハーフ女優を起用しているんですよね。
製作サイドは、黒人だけではなくアジア系も動員したいと考えたのでしょうが、
そもそもアジア系客は前作を観てないだろうし、結局黒人客を逃しただけ。
日本もだけどアジア各国でもほとんど公開されてないみたいで、
国外興収の足しにもならなかった微妙なキャスティングです。
それでも全米興収9000万ドルは上々の成績で、
私も前作より落ちるとは思ったけど、十分楽しめる内容でした。
以下、ネタバレ注意です。

ゲームオタクの警備員だったベンでしたが、
恋人アンジェラとの結婚を彼女の兄で刑事ジェームズに認めてもらうため、
自分も刑事になろうとポリス・アカデミーに入学することを決めます。
ジェームズは妹との結婚を諦めさせようと、ベンを職場体験でライド・アロングし、
わざと辛い現場に連れて行き、刑事に向いてないと知らしめようとします。
しかしライド・アロング中にたまたまある大事件をふたりで解決してしまい、
ジェームズはベンのポリス・アカデミー入学と妹との結婚を認める。
というのが前作のストーリーです。
前述のように本作のストーリーは、ベンがポリス・アカデミーを卒業し、
ジェームズと同じアトランタ市警の新米警官になった状態から始まります。
まだアンジェラとは結婚してませんが、一週間後に式を控えています。

てっきりすぐにジェームズのバディになるのかなと思いきや、
新米警官がいきなり刑事に抜擢されるはずもなく、
ジェームズは別の同僚とバディを組んでいて、ベンは後方支援です。
ジェームズもベンが警官になるのは認めたものの、
チビでバカなので刑事には向いていないと思ってるみたいです。
ある日、ジェームズが相棒と麻薬の密売場所に潜入捜査している時、
勝手にジェームズのピンチだと思い込んだベンが現場に乱入しますが、
警察バッチを落とすなんてあり得ないミスを仕出かし、
そのせいで潜入捜査がばれ、相棒が売人トロイに撃たれてしまいます。
こんなの即刻懲戒免職級の大チョンボですが、特に処分も受けてないぽいな。

ジェームズは売人トロイを逮捕し、フラッシュメモリを押収しますが、
マイアミのアジア系ハッカーA・Jによって暗号化されていて…。
ジェームズはA・Jを捜しにマイヤミに出張することになりますが、
あんなミスを犯しておきながら、ベンも相棒として同行したいと懇願。
当然足手まといだと拒否しますが、妹からも頼まれ渋々了承。
ジェームズはシスコンぽいけど、よくベンとの結婚を認めましたね。
相棒が彼のせいで死にかけたのに、普通なら婚約破棄させるくらい怒るだろ。

マイアミに到着した彼らは、地元警察に挨拶を済まし、さっそくA・J捜し。
けっこうあっさり見つけて、けっこうあっさり確保します。
A・Jは暗号化を解くマスターコードを知人のクラブの金庫に預けているそうで、
3人でクラブまで行くのですが、そこにA・Jの命を狙う殺し屋が…。
殺し屋との銃撃戦中にA・Jは逃げてしまいます。
ベンは一目で殺し屋の銃がセラミック製の「FN5-7」だと見抜きます。
そういえばFPSが得意なゲームオタクの彼は、
ゲームの知識で銃にやたら詳しかったのでしたね。
A・Jを再び捜すため、彼の女のひとりターシャを尋問するのですが、
ジェームズの尋問では黙秘した彼女はベンの尋問ではあっさり白状。
ジェームズの堅い尋問より時にはベンの軽薄な尋問の方が効果あるみたい。
その証言でA・Jをあっさり再確保して車に乗せますが、
A・Jの命を狙う追手の車とカーチェイスになります。
レースゲームも得意なベンは、運転を代わり見事に追手を撒くのです。
なんかマイヤミに来てからベンが大活躍ですね。
FPSが得意でも実際の射撃は下手なのに、レースゲームが得意だから
実際のカーチェイスも得意というのはちょっと納得できませんが…。

A・Jは、殺し屋を雇ったのは麻薬密売をする実業家ポープだと白状。
どうやらA・Jもポープに雇われたハッカーだったのですが、
その立場を利用して横領していたのがバレて狙われているそうな。
ポープのパソコンなら暗号化されたフラッシュメモリを開けるらしく、
ベンがナイジェリア王子のふりをして、ポープの自宅のパーティに潜入。
ステルス(潜入)ゲーム『アサシン・クリード』で得た知識を活かし、
ベンはポープのオフィスに侵入し、メモリのファイルを開くことに成功します。
『アサシン・クリード』という映画が近々公開になることは知ってましたが、
それがゲーム原作だったことをここで初めて知りました。

開いたファイルから、ポープの秘密の貨物が港湾に荷揚げされるとわかり、
彼らはその貨物を積んだコンテナトラックを待ち伏せして積荷検査。
しかしコンテナの中身は空っぽで…。
ポープは令状なしに自分の貨物が積荷検査されたと警察に苦情を入れ、
ジェームズは謹慎、まだ新米のベンは免職処分になることに…。
死んだ港湾局長の後任がポープの仲間で、空の積荷は罠だったみたいです。
ジェームズは本物の秘密の貨物を捜すために再び港湾に行きますが、
今度はベンを連れて行きません。
ベンが足手まといだからではなく、またポープの罠に嵌って、
義理の兄として妹の旦那が刑務所送りになるのは忍びないと思ったようです。
ベンを本当にブラザーとして認めたわけで、ちょっと泣かせる展開ですね。

朝の港湾で、ジェームズはポープの秘密の貨物を発見。
その中身は薬物ではなく、大量の銃器が…。
しかしポープに待ち伏せされており、ジェームズは追い詰められます。
ポープは発砲しますが、ベンが飛び出し、身を挺してジェームズを守ります。
被弾したベンでしたが、防弾チョッキを着ていたので無事。
ポープを射殺して事件解決し、真実が公表され彼らの処分も取り消されます。
ジェームズは命の恩人であるベンを相棒として認めます。
アトランタに戻って、ベンはアンジェラと結婚して、めでたしめでたしです。
続編となるシリーズ第三弾では、ベンも刑事に昇進しているかもね。
こういうコメディ映画は人気があるうちに次の手を打たないと忘れられるので、
続編も二年以内にお目見えするだろうと思われます。
でもA・Jや、ジェームズといい雰囲気になったマイヤミの女刑事は、
黒人ではないので続編からは降板するんじゃないかな?
いずれにせよ日本では劇場公開されませんが。

関連作の感想
ライド・アロング/相棒見習い

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