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ジェイソン・ボーン

今日の気になる映画ニュース。
『ゴーストバスターズ』が女性版としてリブートされたのは記憶に新しいですが、
『オーシャンズ11』の女性版リブート『オーシャンズ8』の公開が決定しました。
タイトル通り今度のチームは女性8人らしく、11人チームだったオリジナルより
ちょっと弱いような気もしますが、正直オリジナルの方は、
ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットと他9人って感じだったので、
サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、リアーナ、
ヘレナ・ボナム・カーター、他3人って感じのリブートの方が豪華ですね。
大ヒットしたら続編が作られ、きっと『オーシャンズ9』というタイトルになるけど、
4作目以降は『オーシャンズ11』になるけど大丈夫かな?
まぁ『オーシャンズ8』が2018年公開だし、そんな先のこと考えるだけ無駄か。

ということで、今日は『オーシャンズ11』のメンバーのひとりだった
マット・デイモン主演シリーズの最新作の感想です。

ジェイソン・ボーン
Jason Bourne

2016年10月7日日本公開。

「ボーン」シリーズ最新作の本作ですが、4作目か5作目か微妙なところです。
『ボーン・アイデンティティ』『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』で
主人公ジェイソン・ボーンを演じたマット・デイモンでしたが、4作目の出演を拒否。
ポール・グリーングラス監督が降板したので彼も降りたみたいですが、
物語的にも三部作で纏まってたし、それ以上は蛇足と思ったのかも。
でも製作会社はドル箱「ボーン」シリーズを手放したくなかったのか、
監督も代え、デイモン抜きで4作目『ボーン・レガシー』の製作を強行し、
新主人公アーロン・クロス役にジェレミー・レナーを起用して、
新「ボーン」シリーズとしてスタートすることを決めました。

ところが『ボーン・レガシー』公開直後、デイモンが復帰の意向を示し…。
グリーングラス監督の復帰が決まったのもあるでしょうが、
自分の代表作シリーズが他人に盗られたのが悔しかったり、
『ボーン・レガシー』の成績が悪すぎて気の毒に思ったりもしたのかも。
そして本作でデイモンが復帰し、『ボーン・レガシー』の立場は新シリーズから
スピンオフ扱いになったので、本作もシリーズ5作目ではなく4作目かな?
レナー主演のクロスの物語も別シリーズで続けるという噂もありますが、
本家が復帰した今、そんな無意味なことはしないだろうと思います。
むしろ本作に登場させてあげたらよかったのにな。
レナーは『ミッション・インポッシブル』シリーズでも主演交代で指名されたのに、
結局トム・クルーズの続投が決まってお流れになったし、ついてないですね。

スピンオフ『ボーン・レガシー』からも4年ぶりとなる新作ですが、
『ボーン・アルティメイタム』からは実に9年ぶりとなり、かなり間が開きます。
正直三部作の内容は大まかにしか覚えていなくて、
復習せずに観ても大丈夫だろうかと不安がありましたが、いざ観てみて、
復習なしでも観れなくもないが、やはり復習しておいた方がよかったかな。
まぁ観ているうちにある程度記憶が呼び起こされましたが、
三部作を観てない人が本作に挑むのは論外な内容です。
なお三部作さえ観ておけば『ボーン・レガシー』の鑑賞は無用です。
以下、ネタバレ注意です。

CIAの機密作戦「トレッドストーン作戦」によって作られた人間兵器ボーン。
CIAを離反した彼はトレッドストーン作戦の後継「ブラックブライアー作戦」を暴露。
信頼が失墜したCIAから恨まれ追われるボーンは身を隠します。
たしかブラックブライアー作戦は「ラークス作戦」と「アクトカム作戦」からなり、
アウトカム作戦で作られた人間兵器が『ボーン・レガシー』の主人公クロスです。
いろんな作戦があってややこしいですが、どれも暗殺者要請プログラムです。
ボーンが消えてから約10年、CIAはスノーデン級のハッキングを受け、
トレッドストーン作戦及び「アイアンハンド作戦」の機密情報が盗まれます。
アイアンハンド作戦という、また新しい作戦名が出てきましたが、
これもどうせトレッドストーンの後継の暗殺者要請プログラムだと思ったけど、
どうも違うみたいで、ディープドリーム社の作ったユーザー15億人のアプリを
スパイウェアとしてCIAが利用するという計画みたいです。
実際CIAならそれくらいのことは既にやってるはずで、今更な気がしますが。

ハッキングしたのはニッキーという女性ハッカーで、
ディソルトというハッカー率いるハッカーグループのメンバーのようです。
ニッキーやディソルトは過去にボーンと関わったことがあるようですが、
前作以前にそんな描写があったかどうかは覚えてません。
どうやらニッキーは三部作にフル出演しているみたいですけど…。
ニッキーはCIAの機密情報を読んで何かに気付いたみたいで、
アテネに隠れ住むボーンと国会前シンタグマ広場で落ち合います。
その広場は反緊縮デモ隊と機動隊が衝突して大混乱していましたが、
ギリシャはこんなことが日常茶飯事なのかな?
こんなに無茶苦茶なら隠れ住むのには最高ですね。
ニッキーは、あなたの父親がトレッドストーン作戦に関わっており、
あなたは作戦志願前から監視されていた、とボーンに告げます。
ボーンの父親のことも全く覚えてないので、ピンと来ませんでしたが、
そもそも前作以前に父親の話なんて出たことあったかな?

ハッキングを逆探知しニッキーを特定していたCIAも広場を張り込み、
CIA長官は暗殺者要請プログラムで作った人間兵器アセットを投入します。
(「アセット」は名前ではなくコードネームで邦訳は「作戦員」でした。)
ボーンは逃げ切りますが、アセットの狙撃でニッキーは射殺されてしまいます。
彼女が本作のヒロインだと思ったのに、まさかこんな早く死ぬとは。
ボーンはディソルトに会いに行き、ニッキーがCIAからハッキングした
トレッドストーンの極秘記録を読みます。
どうやら父親がトレッドストーンの立案者で、ベイルートの爆破テロで死ぬが、
それはテロではなくCIAによる口封じかもしれないと考え、
当時自分の監視担当員だった元CIAスミスに会いにロンドンに行きます。
アテネ、ベルリン、ロンドンと移動で忙しいですね。
スミスの証言で、父親は息子のためにトレッドストーン作戦から抜け、
CIAの刺客アセットに暗殺されたことが判明するのです。
アセットはブラックブライアー作戦の暗殺者のはずですが、
トレッドストーン作戦時代から暗殺者だったみたいで、ボーンの先輩?
ロンドンに現れたアセットにスミスは殺されますが、ボーンはなんとか逃げます。

ラスベガスで行われるプライバシー問題のシンポジウムに、
ディープドリーム社CEOとCIA長官がゲストで招かれますが、
CEOは壇上で自社のアプリがCIAのスパイウェアであると暴露するつもりで、
CIA長官はそれを阻止するためアセットにCEOの狙撃を命令。
ボーンは暗殺を阻止し、長官の控室のスイートに乗り込みます。
追い詰められた長官は復讐よりもCIAに復帰することをボーンに提案。
愛国心が強く米国のために働くことにやぶさかではないボーンは悩むが、
結局「あんたの組織は御免だ」と拒否。
その時、現れたCIA捜査官に発砲されボーンは被弾、形勢逆転。
長官はボーンに拳銃を突き付け、発砲しようとした瞬間、
CIAサイバー部の女性部長リーが長官を射殺しボーンを助けます。
彼女は是が非でもボーンを生け捕って復帰させたいようです。
ニッキーではなく彼女が本作のヒロインでしたね。

親の仇の長官を他人に射殺されてしまう展開はちょっとモヤッとするけど、
まだ狂言テロ実行犯の暗殺者アセットの方は生きており、
SWATの装甲トラックを盗んでシンポジウム会場から逃走。
ボーンも誰かのダッジ・チャージャーを失敬して後を追います。
ここからベガス市街を舞台にけっこう長めなカーチェイスが始まるのですが、
アセットの装甲トラックが滅茶苦茶頑丈で、まるで戦車のように
一般車両をぶっ飛ばしながら疾走するのが面白かったです。
一般車両どころか障害物は何でもかんでも薙ぎ倒すのですが、
装甲トラックってあんなに強力なものなんですね。
それでも執拗なチェイスで装甲トラックをカジノに突っ込ませて、
アセットは車を乗り捨てて逃走し、ボーンも車を乗り捨てて後を追い、
どこかの下水道でタイマンの殴り合いになります。
どちらも訓練された暗殺者なので強いですが、ボーンが若干優勢。
アセットはどちらかというと狙撃手だし、ボーンの方が若いしね。
ボーンはアセットを殺害し、見事に親の仇を討ちます。

リーは後任の長官に自分を選ぶように国家情報長官に直訴。
自分で殺した相手の役職に就こうなんて、なかなか図太い女ですが、
せいぜい30歳くらいの新任サイバー部部長がCIA長官は無理がある気が…。
しかし国家情報長官はボーンのCIA復帰、無理ならボーンの殺害を条件に
前向きに検討してくれることを約束してくれます。
若すぎるけど女性トップは世の流れですからね。
リーはボーンと接触し、復職に応じるように説得しますが、
ボーンはリーと国家情報長官の話を聞いており、彼女を信頼できず去ります。
実際、ディープドリーム社のCEOが口を閉ざしてしまったのをいいことに、
リーはアイアンハンド作戦を続行しているし、あまり善人とは言えないかも。
次作からボーンはCIA復帰かと思ったけど、まだCIAから隠れ住むみたいです。
まぁ今ほどはCIAと険悪な関係ではなくなりそうな感じですが。
ボーンにフラれたリーが新CIA長官になるかは微妙なところですね。
全米初登場一位でヒットしたものの、三部作に比べると少し物足りない成績で、
続編が製作されるかは微妙なところは気がしますが…。
もし製作されるならレナー演じるクロスも登場させてあげてほしいです。

関連作の感想
ボーン・レガシー

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