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ズーランダー NO.2

現地時間の一昨日、漸くジョニー・デップとアンバー・ハードの
数カ月に渡る泥沼離婚に決着がついたようですね。
ジョニデが慰謝料700万ドル(約7億円)支払うことで合意し、
アンバーが求めていたDVによる接近禁止は取り下げられたとか。
アンバーは離婚で得る金銭的利益をチャリティに寄付すると発表したそうで、
700万ドルを寄付するという意味なら凄い太っ腹な話ですが、
金目的の離婚という批判を払拭したいと思っているのでしょう。

アンバーはもともとエロさが売りの女優だし、イメージが低下しても問題ないけど、
超人気者だったジョニデは今回の騒動でイメージが地に堕ちました。
彼の商品価値は700万ドルでは済まないくらい低下し、
自業自得とはいえ、アンバーに比べてもダメージは甚大です。
DVというだけでも最低ですが、なんでもDV中にボトルや窓を破壊して
自分の指先を切り落としてしまったそうで…。
切り落としたことは故意ではないけど、その後にその指に青いペンキを浸し、
鏡にアンバーへの罵詈雑言を書き殴ったそうで、完全にサイコ野郎です。
映画でサイコ、というか狂人を演じることも多いジョニデですが、
演技上だけでなく私生活も狂人だと思うと、もう彼の演技は笑えません。
その指の負傷で『パイレーツ・オブ・カリビアン5』の撮影も遅れたとかで、
周りにも迷惑かけまくりです。

まぁそれ以前に『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』も含めて、
彼の昨今の出演作は駄作続きで、放っておいても商品価値は下がったけど、
その傾向もアンバーとの共演作『ラム・ダイアリー』からだし、
彼女は金目的ではないにせよ、恐るべきサゲマンなのは間違いなさそうです。
製作サイドは狂人もサゲマンもキャスティングしたくはないよね。

ということで、今日はジョニデの代表作のパロディも含む映画の感想です。
ジョニデの元カノ、ケイト・モスもカメオ出演しています。

ズーランダー NO.2
Zoolander 2

2016年8月3日リリース。

本作は2001年に全米公開されたコメディ映画『ズーランダー』の続編です。
製作者曰く、『ズーランダー』が全米公開されたのは9月28日で、
アメリカ同時多発テロの2週間後だったこともあり、
世の中がおバカ映画を楽しめるような雰囲気ではなく、
劇場でヒットは出来なかったが、ビデオリリース後に大ヒットしたそうです。
調べてみると、前作は『サウンド・オブ・サイレンス』に次ぐ全米初登場2位で、
ちゃんと劇場でもヒットしていたみたいです。
まぁテロの影響か、映画を観に行く雰囲気ではなかったのは確かなようで、
2位とは思えないような低興収だったみたいですけど。
ビデオであれなんであれ、ヒットしたということで、続編の話も出ますが、
結局本作が全米公開されるまでに15年もかかっており、ブランクが長すぎます。
あまりにも待たせ過ぎて忘れられてしまったのか、
本作はテロの不利を受けた前作を下回る興収で全米初登場4位。
全米興収も製作費の半分に留まり、大コケしてしまいました。
内容も悪く、構想15年もかけたら、もっと練られた脚本が書けそうなものですが、
まるで前作のヒットを受けて、熱が冷めないうちに即行作った並みの出来で、
これではこの結果も頷けるというものです。
もちろん日本では劇場公開されず、ビデオスルーになりました。

斯く言う私ですが、実は前作を観ていません。
前作の日本公開当時は映画に嵌る前で存在も知らず、
本作が全米公開された時に、初めて前作の存在を知りましたが、
なんだかんだで前作を観る機会に恵まれず、とりあえず本作だけ観ることに。
15年ぶりという長いブランクを経ての新作なので、
前作鑑賞者だって内容を忘れている可能性は考慮されているだろうし、
前作未鑑賞者でも大丈夫な作品にしてあるはずだと楽観していましたが、
前述のように前作公開後に即行作ったような内容の続編で、
要予習、前作未鑑賞者お断りの映画でした。
予習をサボってしまった私にはよくわからないところもありましたが、
以下、ネタバレ注意の感想です。

元ファッションモデルのデレク(ベン・スティラー)は、学習センターを設立するが、
信じ難い手抜き工事で建物が倒壊し、妻マチルダが巻き込まれ死にます。
妻を失い、男手ひとつで幼い息子デレクJr.を育てる彼でしたが、
信じ難い育児下手で、児童保護局に息子を取り上げられてしまいます。
失意の彼は人里離れた雪山で隠遁生活を始めることに。
しかし知人の俳優ビリー・ゼイン(本人役)が尋ねてきて、
ファッション界の女帝アレクザーニャが主催するファッションショー出演を依頼。
社会復帰すれば息子を取り戻せると言われ、デレクは承諾するのです。
ゼインのように本作には本人役で登場するキャストが30人近くいますが、
ゼインも含め、そのほとんど知らない人ばかりで…。
しかし本作はそんなゲスト出演で笑いを取ろうとしているネタが大半で、
私のように勉強不足だと、全く笑いどころがなくなります。
まぁスーザン・ボイルとかナオミ・キャンベルとかMCハマーとか、
日本でも話題になった人たちは知ってましたけど、別に面白くはなかったか。

デレクの元モデル仲間ハンセル(オーウェン・ウィルソン)も依頼を受けており、
疎遠だった2人は再会し、一緒にショーの会場があるローマへ。
デレクとハンセルは複雑な関係のようですが、予習を怠ったのでわかりません。
ハンセルは俳優キーファー・サザーランド(本人役)たちの乱交サークルに
入っていましたが、男を含め全員妊娠させてしまったみたいで…。
何が面白いのかわからない微妙な設定ですね。
ショーで一世を風靡したこともあるデレクとハンセルに与えられた仕事は、
ゲイのモデル、オール(ベネディクト・カンバーバッチ)の引き立て役で、
なぜかランウェイでプルーンをぶちまけられ笑いものになり…。

そんな2人の前に謎の女ヴァレンティーナ(ペネロペ・クルス)が訪れます。
彼女はインターポールのファッション課の刑事で、
ジャスティン・ビーバー(本人役)が殺された事件を追っているらしいです。
殺されたというか、インターポールの任務中に殉職したようで、
ビーバーらポップスターがスパイとして暗躍しているという設定みたいですが、
これも前作を観てないとよくわからないです。
まぁビーバーのファンは若いから15年前の前作は知らないだろうし、
ビーバー目当てで本作を観たら大怪我しますね。
ビーバーは死ぬ直前にキメ顔を自撮りしてSNSにアップしており、
さすがは私生活を売りにするポップスターだけあって、
最期の瞬間まで自己主張が強いなと呆れてしまいましたが、
ヴァレンティーナはそれがダイイングメッセージだと考え、
キメ顔「ブルー・スティール」で一世風靡したデレクに助言を求めに来たのです。
キメ顔専門家のデレクはそれが「命の泉」というキメ顔だと教え、
代わりに息子の入れられた養護施設の情報をもらいます。
デレクは約十年ぶりに息子と再会しましたが、やたらポッチャリした息子は、
母親を手抜き工事で殺し、自分を捨てた父親を恨んでおり…。

命の泉について調べるヴァレンティーナは、命の泉には若さを保つ効果があり、
女帝アレクザーニャがそれで化粧品を作ろうとしていることを掴みます。
ペネロペ・クルスが命の泉を追う、まるで『パイレーツ・オブ・カリビアン4』です。
そんな折、ハンセルの「サン・ピエトロ大聖堂に来い」という謎の電話があり、
デレクと共に大聖堂に行くと、神父の格好をした歌手スティング(本人役)が…。
スティングは命の泉の秘密を彼らに話し始めます。
約6000年前、エデンの園にアダムとイブ、そしてスティーブが誕生します。
「神が作ったのはアダムとイブ、アダムとスティーブじゃない」という
反同性愛者の常套句のパロディですね。
スティーブは全モデルの祖で、最強のキメ顔「エルニーニョ」の使い手。
伝説によればスティーブの直系の子孫の心臓の生き血を飲めば
永遠の美貌が得られると言われ、それが命の泉らしいです。
そしてスティーブの直系の子孫がデレクの息子だそうで、
命の泉を欲する女帝アレクザーニャに息子は命を狙われているようです。
それならデレク自身もスティーブの直系の子孫なはずなのに、
なぜか息子だけ狙われているみたいですね。

時すでに遅く、息子は養護施設から拉致されており、
女帝アレクザーニャの背後に犯罪者ムガトゥ(ウィル・フェレル)がいるとわかり、
デレクは服役中の彼に面会するためEUファッション刑務所へ。
ムガトゥは前作でマレーシア大統領暗殺をデレクに阻止されたみたいで、
前作の敵キャラだったみたいですが、やはり前作を観てないと厳しいですね。
その面会でデレクは騙されて利用され、ムガトゥが脱獄してしまいます。
ムガトゥはカラカラ浴場でデレクJr.の心臓を取り出す儀式を行うようで、
そこにはアナ・ウィンター(本人役)やアレキサンダー・ワン(本人役)、
マーク・ジェイコブス(本人役)、トミー・ヒルフィガー(本人役)、
ヴァレンティノ(本人役)など、ファッション界の重鎮たちが招待されていました。
アナ・ウィンターは『プラダを着た悪魔』のモデルになった編集者ですね。
残念ながらそれ以外の人は誰なのかわかりませんでした。

デレク、ハンセル、ヴァレンティーナは儀式に潜入し儀式を阻止。
学習センターの欠陥工事をしたのもムガトゥの建設会社だとわかり、
母を殺したのもムガトゥだと判明し、デレクは息子と和解します。
儀式は失敗しましたが、実はムガトゥは命の泉なんて信じてはおらず、
そんなアホな迷信を信じて集まるアホなファッション関係者を集めて、
アルカイダとコラボした限定モデルの溶岩活性化爆弾で
一網打尽に始末することが目的だったのです。
ファッションモデルはアホと相場が決まってますが、
ファッション雑誌の編集者やファッションデザイナーもアホなんですね。
アホ扱いされるのに出演した本人役のファッション関係者たちは
洒落がわかる人たちなのか、本当にアホなのかどちらかでしょう。

ムガトゥが爆弾を溶岩に投げ込みますが、
着水寸前にデレクがキメ顔「マグナム」でキャッチします。
どうやらキメ顔にはサイコキネシス的な力がある設定のようです。
ところが全盛期とは程遠い力で、ひとりでは受け止め切れず…。
しかしハンセルがキメ顔「マグナム」で加勢してくれます。
彼はマグナムを使えないみたいですが、父がスティングだったと知り、
嬉しくて急にマグナムが目覚めたみたいです。
なぜかモデルでもないスティングもマグナムを発動しますが、
三人掛かりでも爆弾の重さを支えきれず…。
ポッチャリ息子も加勢することになり微妙なキメ顔をしますが、
なんと彼は本当にスティーブの子孫だったようで、「エルニーニョ」が発動。
爆弾をムガトゥごとぶっ飛ばすのです。

この浴場での活躍がストリーミング配信されており、
デレクとハンセルは再び大人気となり、ランウェイに復帰。
デレクの息子もポッチャリ系モデルとしてショーに出演するようになり、
なぜか人権活動家マララ・ユスフザイと交際することになります。
コメディ映画なのでセレブを弄るのは構わないが、
まさかマララまで弄るとはなかなか怖い者知らずです。
本人は怒らないだろうけど、こんなおバカ映画に利用したら、
支持者からお叱りを受けそうな気がしますが…。

正直、あまり面白くなかったけど、予習しているとしないとでは
楽しさに10倍以上の差がありそうなので、あまり参考にはならないかな。
あとゲスト出演者のことも知ってると知らないとでは楽しみは雲泥の差。
すぐカメオで笑いを取ろうとするのはスティラーの悪い癖です。
いや、ハリウッド・コメディの悪い癖かな。

コメント

ズーランダー観に行ったんですね。なんか絶妙なチョイスなので嬉しくなりました。また観てないですけど。

一作目は劇場で見損ねましたが、当時DVDを購入しました。ちょうどオースティンパワーズが盛り上がっていた時なので、もうちょっと違う角度からの笑いのツボを期待したのですが、普遍的というかあまり笑えなかったと記憶しています。もっと笑かしてくれって感じでした。

デヴィッド・ボウイがカメオ出演してるのですが、知らなかったので「え?本人?」って、ちょとビックリしました。

  • 2016/08/21(日) 11:44:37 |
  • URL |
  • モチスイ #iAXwXlSY
  • [ 編集 ]

モチスイさんへ。

劇場公開されてないと思うので観に行ってはないですが、
今月初めにビデオリリースされたのをレンタルで観ました。
前作は劇場でもビデオでも観てなかったけど、
前作はカルト的人気らしいので相当面白いかと思いましたが、
前作もそんなには笑えなかったのですね。
機会があれば観てみます。

本作のミュージシャンのカメオの目玉はスティングでしたが、
前作にはデヴィッド・ボウイが出てたんですね。
少し調べてみたら、前作の方がカメオは豪華な気がします。
現・共和党大統領候補まで出演していたみたいですね。
当時見ても「誰?」って思ったでしょうけど。

  • 2016/08/21(日) 18:58:09 |
  • URL |
  • BLRPN #-
  • [ 編集 ]

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