ブログデンティティー

blog-dentity since 2013

ウルヴァリン:X-MEN ZERO

先日のディズニーによるマーベル買収は、あまりの衝撃に愕然としましたが、
反響を受けてディズニーの社長も「悪いようにはしない」みたいなこと言ってたし、
決まってしまったものはもう、なるようにしかなりません。
それに悪いことばかりじゃないのかも。
昨日公開された映画『ウルヴァリン』はウルヴァリンのカナダ時代の話ですが、
この頃彼はハルクやスパイダーマンの両親に会ってるらしいんだけど、
20世紀フォックスのウルヴァリンがパラマウントのハルクやソニーのスパイダマンと
絡むのはいろいろ障壁もあって無理っぽいですよね。
でもディズニーがキャラを一括管理すれば、ケロスオーバーがやりやすくなるかも。
それこそ『アベンジャーズ』どころか、『シビルウォー』だって映画化可能だろうし、
版権の関係で急遽アイアンマンがウォーマシンに差し替えになる例のゲームみたいな
残念な事態もかなり減るだろうし。
まぁ噂されている"Mr.インクレディブル対ハルク"みたなのはやめてほしいけど…。

ウルヴァリン:X-MEN ZERO
X-Men Origins Wolverine

2009年9月11日日本公開。
映画『X-MEN』シリーズの人気キャラ・ウルヴァリンのスピンオフ作品。

特殊な能力を持つ、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)。かつてカナダの森で目覚めたとき、ローガンという名の兵士だったというほかに、彼は過去を記憶していなかった。そして、そこには"ウルヴァリン"と刻まれた軍の認識票が残っていたが…。(シネマトゥデイより)



『X-MEN』シリーズの最新作であり、シリーズ初のスピンオフだけど、
厳密にいえば『X-MEN』もウルヴァリンが主人公だったしスピンオフじゃないですね。
いわゆる原点モノで、ウルヴァリンの、そしてX-MENの原点が描かれた作品です。

原点モノは『バットマン・ビギニンズ』みたいにダークな展開になるのが昨今の風潮だし、
本作に関しても南北戦争やベトナム戦争に従軍した頃の話も描かれるという事で、
きっとそうなるんじゃないかと思ってましたが、
意外にも本家『X-MEN』シリーズよりもアクション重視でした。
ミュータントも続々登場して、戦いまくる娯楽性の強いものになってます。
如何せん登場キャラ数を欲張りすぎて、個々の活躍が少ない気もしたけど、
どのミュータントもすぐにでもスピンオフさせてほしい魅力的なキャラばかりです。

まず主役ウルヴァリンことローガンですが、もうヒュー・ジャックマンがハマリすぎ。
『X-MEN』の当初は"どうかな?"と思ってたけど、今ではヒュー以外ありえません。
アダマンチウム注入手術後、エージェント・ゼロに撃たれた時の顔が怖すぎます。
そしてローガンの兄貴、セイバートゥースことビクター(リーヴ・シュレイバー)は
『X-MEN』でマグニートーの手下をしていた筋肉バカキャラからは考えられないほど、
強くてかっこよく生まれ変わってます。
でも2人が兄弟というのは後付けであるため、セイバートゥースが同姓同名の別人ぽいのは、
シリーズ的に整合性の問題あるんじゃないかと思いますが、
もう一度『X-MEN』第一作目を見直してみたら、記憶喪失のローガンは問題ないとして、
セイバートゥースも一方的にローガンを意識している描写が多かったので、
過去に何らかの因縁があってもおかしくない感じにはなってました。
まぁ本作では"セイバートゥース"って言葉は出てこないので、別人でも問題ないけど。

初参戦のガンビットことレミー・ルボー(テイラー・キッチュ)も
本家『X-MEN』で登場してもおかしくない人気キャラだけど、
ローガンとキャラが被るので見送られてきたようですが、本作で満を持して登場です。
ボクもマーヴルの中では屈指の好きなキャラだったし、
なのでかなり期待のハードルも上がってたんですが、予想以上に素晴らしい仕上がりです。
でも役どころが中途半端で、おいしい役回りではあるものの、出番は少なめ…。
今回は顔見世というか、今後の展開がありそうな演出だったのが救いです。
『X-MEN4』か、願わくばスピンオフで再登場してほしいところです。

ローガンが一時籍を置くこととなるミュータント組織・チームXも曲者揃い。
ケストレルことライス(ウィル・アイ・アム)、ブラッドリー(ドミニク・モナハン)
ブロブことフレッド(ケヴィン・デュランド)は完全にチョイ役だったけど、
各々おもしろい能力のミュータントだったんで勿体無かったです。
そんな中、マーベリックことエージェント・ゼロ(ダニエル・ヘニー)は
スタイリッシュなガンアクションで見せ場も多いけど、残虐非道で嫌な感じです。
なぜか韓国人だし…。(逆に韓国人だから嫌な感じがするのかも?)

でもやっぱり一番はデッドプールことウェイド(ライアン・レイノルズ)。
日本刀を背負った忍者みたいなやつで、アメコミ1のおしゃべりキャラですが、
序盤に見せるマシンガンに刀で立ち向かう石川五ェ門のような刀さばきは圧巻。
ムードメイカー的なキャラですが、終盤のその変わりようは意外というか悲惨です。
ぶっちゃけると、こいつがストライカー大佐に洗脳されて、
最強のミュータント兵器ウェポンⅪとして本作のラスボスになるんですが、
(ウェポンⅩはウルヴァリンで、ウェポンⅠはキャプテン・アメリカらしい…。)
その容姿の激変ぶりといったらもう…痛々しいです。
洗脳後はキャストもライアン・レイノルズじゃなくてスコット・アドキンスになってるし、
もはや別人のような変貌っぷりです。
このデッドプールはすでにスピンオフが決まっているみたいです。
まさかウェポンⅪ状態でスピンオフするとは考えにくいけど、
どうやらスタッフロール後のエンディングを観る感じではそうらしいです。
(このエンディングは、特別バージョンで日本とアメリカでしか観れないそうです。)
見た目的にはウェポンⅪの方がデッドプールらしいけど、
でもキャストはライアン・レイノルズが主演らしいので、やっぱり元の姿かな?
ライアン・レイノルズといえば、DCの『グリーンランタン』でも主演するそうで、
『キャットウーマン』のハル・ベリーが『X-MEN』ストームのスピンオフを断ったので
マーヴルとDC、両アメコミ作品の主演をする始めての俳優なるんだとか。

ストームといえば、キャストはハル・ベリーではないけど、本作にもちょこっと出てます。
ファンサービスとして、他にも本家『X-MEN』シリーズのキャラがちょこちょこ。
プロフェッサーX(パトリック・スチュワート)にナイトクルーラーなど。
ストライカー大佐の息子ジェイソンも氷漬けの悲惨な姿で登場してます。
特にサイクロプスことスコットはかなりいい扱いで登場し、
ローガンとのニアミスにはやっぱり心が躍りますね。
まぁこちらのキャストも本家のジェームズ・マースデンではなく、
ティム・ポーコックですが…。

『X-MEN』シリーズとしてはマグニートーのスピンオフが決定しているそうです。
若き日のX-MENを描く『First Class』なるものも予定されてるそうで、
ディズニーによるマーベル買収もどこ吹く風、ますます広がりを見せるX-MENワールド。
本作も本国で大ヒットしてすでに続編制作が決まっています。
しかも舞台は日本とのことで今から楽しみで仕方ないです。
ウルヴァリンは日本とは因縁浅からぬキャラだし、制作にもかかわっている
主演のヒュー・ジャックマンも日本贔屓とのことで、そうなったんでしょうが、
それなのに日本でアメコミ映画が人気ないのは重ね重ね残念です。
ヒューの来日時のサービス精神旺盛なプロモーション活動にしても、
本作の特別エンディングにしても、今のところ日本優遇してくれてるけど、
そのうちジャパンパッシングが始まるんじゃないかと戦々恐々です。
(すでに大陸よりにシフトしてきているのは間違いないです。)
まぁたしかにアメコミ映画がワンパターンに感じる気持ちはわからないでもないけど、
ボクから見ると、日本の漫画原作映画の方が工夫がなくて面白くないです。
でも今の日本には漫画くらいしか誇れるものがないし、
アメコミを受け入れがたい気質があるのかもしれませんね。
せめて初登場第一位くらいになってほしいなぁ。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://blrpn.blog.fc2.com/tb.php/168-f232c61e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad