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マネーモンスター

政治資金で財テクしてるハゲ都知事。
私は都民ではないが、あのハゲを見てるとムカムカしてくるので、
早く政界から追放して、テレビ界からも消えてほしいです。
あれだけ叩かれてまだ辞めない面の皮の厚さは感心するけど、
きっと頭皮も厚すぎて髪の毛が生えないのでしょう。
もう財テクも難くなったし、知事続けても旨味はないと思うけど、
何が目的で知事の椅子にしがみ付くのか、
なにかとんでもない裏がありそうで怖いです。

ということで、今日は財テク番組の悲劇を描いた作品の感想です。

マネーモンスター
Money Monster

2016年6月10日日本公開。

『告発の行方』や『羊たちの沈黙』でオスカーも受賞した大女優
ジョディ・フォスターがメガホンを取った本作。
てっきり初監督作なのかなと思ったのですが、もう4本目なんですね。
過去の監督作は女性監督らしいヒューマンドラマばかりのようですが、
本作ではスリラーに挑戦しており、今まで食指の動かなかった私も、
予告編を観て、これは観てみたいなと思わされました。
そんな客も多かったのか、監督作で最高の全米興収を上げており、
全米初登場3位、興収約4000万ドルのヒットとなっています。
ただ単に主演ジョージ・クルーニーの人気でヒットしただけかもしれませんが。
以下、ネタバレ注意です。

ある時、投資会社アイビスが一夜にして8億ドルもの損失を出す大暴落。
財テク番組『マネーモンスター』は、同社のCEOキャンビーに出演依頼するが、
あいにく出張でジュネーブに行き、現在飛行機で帰国中ということで、
代わりにCCOレスターに出演してもらい、生放送がスタートします。
しかしスタジオに宅配便の青年が入って来て、おもむろに拳銃を取り出し、
名物司会者ゲイツに突き付け、持参した爆弾付きベストを着せるのです。
その青年カイルは同番組で4週間前にゲイツが言った
「アイビス株は銀行預金より安全」という言葉を信じて、
死んだ母の家を売って作った全財産6万ドルをアイビス株に投資するが、
買値75ドルが8ドル40まで大暴落したことに絶望して番組ジャックを企てます。
株なんて博打なので自業自得という気もしますが、
庶民にとっては6万ドル(約640万円)が一夜で消えたら自暴自棄にもなるか。
カイルは時給14ドルだそうで、バイトとしては悪くない金額だけど、
世界一物価高いニューヨークで生活するには厳しい収入でしょうね。
しかし財テク番組の司会者が「ラッキー銘柄はコレ」なんて断言していいのか?
まぁこの番組はそんな真面目な経済番組じゃなくて、あくまでバラエティなので、
そんなものを信用する方がやっぱりどうかしてるか。

ディレクターのパティはカラーバーに切り替えるが、
カイルは生放送を続けるように要求し、カメラに向かって話し始めます。
「本当の悪党はこいつらだ」「奴らが奪うのを政府は見ないふり」
「ロクに税金も払ってないくせに」と、ウォール街の投資家を批判します。
本当は自分が株で失敗したことの当てつけでしかないのですが、
こんな風に主張されると庶民としては応援したくなりますね。
カイルが6万ドル損したと知ったゲイツは「たったの6万ドル?」
「そのくらい5分で用意してやる」なんてことを言いますが、
セレブにとっては6万ドルくらい端金ってことなんでしょう。
しかしカイルは納得せず「損したのは俺だけじゃない、8億ドル用意しろ」と。
彼自身、そんな要求が通るとは思っていないでしょうね。
「エンディングで生きて帰る気はない」とも言っており、
もはや自らを犠牲に社会に一石投じる義賊ですね。

市警の交渉人が来ますが、カイルは全く耳を貸さず、
発砲しながら「アイビスのCEOキャンビーと話をさせろ」と要求。
パティDは「アイビス社にスタッフを送る」と言い、ロンを向かわせます。
ロンはADか何かと思ったら、どうもプロデューサーのようです。
PがDに使いっ走りさせられるなんてなんだか不思議ですが、
アメリカのテレビ局はそれが普通なのかな?(Dの方が偉い?)
もちろんキャンビーは機上の人なので、社にはいませんが、
先に戻っていたCCOレスターと中継を繋ぐことに成功します。
スタジオのカイルから株価大暴落の原因を聞かれたレスターは
「アルゴリズムの原因不明の暴走で」と説明します。
どうもアイビスはプログラムにより自動的に株の売買をしているようですが、
そのアルゴリズムが何故かバグってしまったのが原因だそうです。
所謂システムトレードというやつですが、ちょっと凡人には理解し難いです。
凡人のカイルも「ブラックスワン」がどうとか言われて、意味が解らずブチ切れ、
「ちゃんと説明しろ」とレスターの映っているモニターに発砲して破壊します。
結局のところ、レスターも何故バグったのかわからないので、
「アルゴリズムの暴走」としか説明のしようがないみたいです。

レスターも気になったのか、プログラムのクオンツ(設計者)を探します。
どうやらクオンツはソウル在住の韓国人プログラマーだとわかり、
電話でなぜバグが起きたのかを問いただすのです。
韓国製品に欠陥品が多いのは世界の常識なのに、
プログラムを韓国人に外注したらバグって当然だ、と思いましたが、
プログラマー曰く「プログラムに問題はない、ヒューマンエラーだ」と…。
また韓国人がお得意の責任逃れしてるよ、と思いきや、どうも本当らしく、
そのプログラムでは大量の資金を一取引に使うようには出来ていないので、
リスクが分散され、8億ドルもの損失が出るようなことはあり得ないらしいです。
ロンPがSEC(公取委)で調べたところ、たしかに大暴落した当日、
システムトレードでの取引高が90%も減っていることが判明し、
誰かが意図的にシステムを停止させ、手動で取引したみたいです。
そんなことが出来るのは、もうアイツしかいませんね。

一方スタジオのゲイツは、ESU(緊急出動部隊)の到着を待つために、
あれやこれやで時間稼ぎを行っています。
ゲイツは「アイビス株を買値の75ドルまで戻して見せる」と言い、
「株価は需要で決まる」と視聴者に「人助けと思ってアイビス株買って」と懇願。
すると株価は8ドル47から8ドル49まで上昇するのです。
影響力のある人気司会者の力ならあるいは、と思いましたが、
たったの2セントとは意外と急激に上るものでもないんですね。
しかしゲイツが「私の命の価値は…」と言った途端に、8ドル37まで下落します。
意外にもというかやはりというか、ゲイツは嫌われてるみたいです。
成功したところで、死ぬ気で8億ドル要求しているカイルに対して、
今更株価を買値まで戻しても何の説得にもなりませんけどね。
まぁそもそも単なる時間稼ぎなので、ゲイツも戻せるとは思ってないか。

市警がカイルの恋人モリーを発見し、彼を説得してくれるように頼みます。
ラッキーなことに彼女はカイルの子を妊娠しているみたいです。
モニター越しにカイルと対面したモリーは「なんてバカなことをしたの」と。
てっきり爆弾持参して番組ジャックしたことを咎めているのかと思いきや、
カイルが全財産をアイビス株に注ぎ込んだことに腹を立てているようで、
モリーは「この役立たずのチキン野郎、さっさと死ね!」と暴言連発。
説得どころか火に油を注ぐようなもので逆効果ですね。
カイルもブチ切れて、更に自暴自棄になって暴れるかと思いましたが、
意外にもただただ落ち込むだけで…。
モリーに三下り半を突き付けられたことが相当ショックだったみたいです。
今更そんなことで落ち込むとは、本当に死ぬつもりだったのか…。
生まれてくる子供もどうなってしまうのか気になりますね。

そんな折、CEOキャンビーがジュネーブから帰国します。
彼がシステムを停止させ、8億ドル抜いたと考えたCCOレスターは
彼に探りを入れ、実は南アフリカに行っていたことに気付きます。
そこでパティPを介して、レイキャビクの凄腕ハッカーに、
キャンビーの南アでの動きを探らせるのです。
どうやら南アのプラチナ鉱山でストライキがあったみたいで、
彼は抜いた8億ドルで暴落中の鉱山の株を大量購入しており、
ストライキが終って株価が上がってから売って儲けようと考えたようです。
ところがストライキを扇動するマンボという男が、
いくら金を積んでもストライキをやめるつもりがないため大損し、
それを隠すため「アルゴのバグ」と言い張っているのです。
別に8億ドルをポッケナイナイしたわけではないみたいですね。

時間稼ぎしているうちにESUの配置が完了。
キャットウォークの上からカイルを狙撃する準備が整います。
と思ったら、狙撃手のターゲットはカイルではなくゲイツ。
ゲイツが着せられている爆弾ベストの起爆スイッチはデッドマン装置で、
スイッチを押しっぱなしにしてないと爆発してしまうため、
スイッチを持っているカイルを殺すわけにはいかないため、
ゲイツの着る爆弾ベストの受信機を狙撃するという計画です。
ゲイツが受信機を撃たれても死なない確率は80%、
受信機にちゃんと命中する確率も80%で、成功率は64%かな?
もちろんそのことはゲイツ本人を含むテレビ局側には知らされていません。
しかしパティDが勘付き、ゲイツにその場を離れるように指示。
ゲイツはカイルと一緒に爆弾を盾に局外に出ます。

ゲイツは別に狙撃されたくないから局外に出たわけではなく、
大暴落の真相を究明するため、CEOキャンビーが会見を行う連邦公会堂に、
カイルを連れて行こうと考えています。
放送を見た野次馬が沢山集まって来て、カイルは英雄扱いです。
でも爆弾を持っている彼らに、よく近づこうなんて思いますね。
その途中、ロンPがパティDの指示でゲイツにイヤホンを渡しに来ますが、
近づけないので投げて渡すと、カイルが驚いて発砲してしまい、ロンPに被弾。
カイルは「誰も傷付けるつもりはなかったのに」と焦るのです。
彼は端から犠牲者を出すつもりはなかったみたいで、
ベストに付いているプラスチック爆弾も実は単なる粘土です。
ゲイツも知っているのですが、キャンビーに会うために知らないふりしています。

公会堂に到着し、キャンビーを捕まえ、中継カメラの前に引きずり出し、
プラチナ鉱山の件を問いただし、証拠を突き付け、真実を公にします。
そしてゲイツのベストをキャンビーに着せて、謝罪を要求します。
しかしキャンビーは強気にも「何か法を破ったか?」と開き直り…。
たしかに単に投資に失敗しただけだから法は破ってないのかも。
法を破ってないから問題ないなんて、まるでどこかのハゲ都知事みたいですね。
結局、後に海外腐敗行為の容疑で逮捕されるのですが、
マンボを買収しようとしたことが違法だったのかもしれませんね。
カイルが「悪かったと認めろ」と猛烈に詰め寄り、キャンビーは折れ謝ります。
カイルは満足し、偽の起爆スイッチを手放しますが、
その瞬間、周りにいたESUに射殺されてしまうのです。
巨悪を暴いた義賊が殺されるなんて、ちょっと寂しい結末ですね。
しかしこれほどの事件を起こしたら、この結末以外に落としどころがないか。
カイルが命懸けで投じた一石ですが、特に何かが変わったわけでもなく、
ただキャンビーがビビってる姿がヴァイン動画で流行しただけで…。
まぁ世間はそんなものかもしれませんね。
ゲイツも『マネーモンスター』を続けるみたいだし…。
まさかもうラッキー銘柄の発表はしないでしょうが…。

犯人カイルがいい人丸出しで、緊張感はあまりなかったけど、
テンポがよくて上映時間(99分)も丁度よく、最初から最後まで楽しめました。

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