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デッドプール

全米公開中の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ですが、
全米興収が3億8000万ドルを超え、4億ドル突破も確実です。
『アベンジャーズ』シリーズことマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の
最新作ですが、MCUの人気は留まるところを知りませんね。

…と言いたいところですが、そうとも言い切れない事態も。
MCUのスピンオフとなる米ABCドラマ『エージェント・カーター』が、
視聴率不振で物語の完結を待たずにシーズン2で終了するとか。
ぶっちゃけ打ち切りになってしまったわけですが、
同じくMCUのスピンオフである米ABCドラマ『エージェント・オブ・シールド』の
スピンオフとして企画されたドラマ『モスト・ウォンテッド』も白紙に…。
『デアデビル』などNetflixのMCUドラマの数々も、正直乱発しすぎで、
ファンでもついて行くのが厳しいし、いつまで人気を維持できるか心配です。
やっぱりあくまでマーベル・「シネマティック」・ユニバースなので、
テレビドラマまで手を出さない方がよかったのかもしれませんね。
ドラマの失敗でMCUにケチが付くようなことがあると勿体ないです。

ということで、今日は非MCUのマーベル映画の感想です。

デッドプール
Deadpool.jpg

2016年6月1日日本公開。

『X-MEN』トリロジーのスピンオフ『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』から
更にスピンオフしたマーベル系アメコミ・ヒーロー映画です。
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』に登場した最強のヴィラン、
ウェポンXIことデッドプールを主人公に据えた物語ですが、設定は全く別物。
普通ならそんな整合性のない設定は問題視されるところですが、
トリロジーとリブートを見事に繋いだ『X-MEN:フューチャー&パスト』で、
過去が改変され、トリロジーとは違う新しいタイムラインになったので、
デッドプールが別人設定になってもおかしくないのかも。
いや、改変したのは『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』後の時系列だから、
やっぱり別人の設定だとおかしいのかな?
まぁもともと『X-MEN』シリーズはそれほど整合性を重視してないので、
(『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』とトリロジーのセイヴァートゥースも別人だし。)
あまり気にしても仕方ないのかも。
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』からはガンビットもスピンオフ予定ですが、
ガンビット役はテイラー・キッチュからチャニング・テイタムに交代してます。
デッドプール役はライアン・レイノルズが続投してよかったですね。

ちなみに『ガンビット』は主演も決まっているのに製作延期状態です。
そうなったのも本作がヒットしすぎて、本作の続編製作が優先されたためです。
なにしろ本作は全米で3億6000万ドルを超える大ヒットを記録しています。
キャプテン・アメリカ、アイアンマン、スパイダーマンなど人気キャラ共演の
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に匹敵する大記録です。
製作サイドもここまでの大ヒットは予想してなかったんじゃないかな?
私もまさかデッドプールがこれほどまで待ち望まれていたとは意外でした。
アメコミの中でも特に奇抜なキャラなので人気があるのは知ってたけど、
今や単独作でスパイダーマン並み、いやそれ以上の人気となっています。
『X-MEN』最大の人気キャラ、ウルヴァリンの人気は超えてるでしょう。
なにしろ『X-MEN』シリーズとして史上最高の興収となっていますからね。

デッドプールの何が奇抜なのかと言うと、その能力です。
ミュータントの能力としては、回復が異常に早い「ヒーリング・ファクター」で、
ウルヴァリンの能力とほぼ同じ(強化版)だし、それほど珍しくはないです。
しかしデッドプールは自分を映画の登場人物だと自覚しているという、
アメコミ映画に限ららない、かなり珍しい能力を持っています。
「俺ちゃんが映画化されたのはウルヴァリンにゴマ擦ったからだ。」なんてことを
観客に向けて説明してきたりします。
そういうメタ演出のことを演劇用語で「第四の壁を破る」といいますね。
原作でもデッドプールは第四の壁を破る奇抜なキャラが好評でしたが、
実写化された本作でもちゃんと踏襲されていたのがよかったです。
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の時はその設定は無視されたので、
あまり好意的に評価されませんでしたが、同じ間違いは繰り返しませんでした。
まぁ『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のデッドプールが不評だった理由は
それだけではありませんけどね。

第四の壁を破るデッドプールの存在で、メタフィクション化している本作ですが、
デッドプールは我々と同じように『X-MEN』シリーズを鑑賞しているようです。
それどころか、マーベル、DC問わず、アメコミ映画が大好きみたいで、
劇中でも他のアメコミ映画のネタを連発しています。
なのでアメコミ映画ファンとしては親近感を覚えますよね。
アメコミ映画に限らず、いろいろな映画ネタを連発するので、
映画好きであればあるほど、デッドプールを好意的に感じるでしょう。
本作が映画批評家から異様なほど絶賛されているのはそのためです。
ただ『96時間』『127時間』『エイリアン3』『スター・ウォーズ』など、
彼がネタにするアメコミ以外の映画は、20世紀フォックス映画が多いです。
本作自体が20世紀フォックス映画だからなのでしょうが、
自社を強調することで「マーベルはディズニーだけじゃない!」と
主張しているようにも思えますね。

物語の感想を書きますが、本作は頻繁に回想を織り交ぜる脚本が秀逸だけど、
そのままだと感想が書きにくいので、ここでは時系列で書きます。
以下、ネタバレ注意です。

不幸な子供時代を過ごしたウェイドは、大人になって入隊し、
特殊部隊の一員として41人もの敵を殺害する大活躍。
この頃のことはあまり詳しく描かれていませんが、その特殊部隊は、
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で彼が属していたチームXではないようです。
なにしろ彼はまだミュータントではありませんからね。
何か問題を起こし除隊させられた彼は帰国し、
ストーカー被害に遭う女の子を助けるなど、悪者退治で金を稼いでいました。
まぁ彼も自分自身素行がいいとは言えないし、ヒーローのつもりはなく、
自分より悪い奴を懲らしめることを生業としているだけのようです。
女の子から料金を取るわけでもないので、十分ヒーローしてますけどね。

そんなある日、ウェイドは親友のウィーゼルがバーテンをしている
「シスター・マーガレットの店」で、たまたま来店した娼婦ヴァネッサを買います。
275ドル払って48分なんでも好きなことをしてくれるそうなのですが、
なんとウェイドは48分間、彼女とゲーセンで遊ぶのです。
外見や行動と違って、女性には奥手なんだなと思ったのですが、
それが少し変わり者の彼女に気に入られて、結局エッチすることに。
たぶん金払ってエッチするのは彼のポリシーに反するのかもしれませんね。
変わり者同士2人は相性が抜群によかったみたいで、交際が始まり、
ずっとラブラブで、それから一年ほど経って、ついにウェイドはプロポーズ。
しかし見事OKを貰って幸せの絶頂だったのも束の間、彼は突然倒れて、
病院に運ばれ、医者から末期ガンだと宣告されてしまうのです。
彼は意外と純情で、ヴァネッサに迷惑を掛けまいと去ろうとしますが、
彼女から「一緒に病気と闘おう」と言ってもらい、治療法を探すことになります。
劇中でウェイドは「これはラブストーリーだ」と観客に言いますが、
これは強ちジョークでもなく、本当に本作はラブストーリーなんですよね。

治療法を探すウェイドに黒いスーツの謎の男が会いに来ます。
本名不明ですが、ウェイドは『マトリックス』からエージェント・スミスと呼びます。
スミスはウェイドが特殊部隊出身の元凄腕兵士だと知っており、
末期ガンを治療し、更に夢の能力まで与える方法があるから、
ウチで最強の兵士として働かないか、とリクルートします。
ウェイドはヴァネッサのために病気を治そうと、その申し出を受けますが、
連れて行かれたのは人体実験で超人を作る怪しい研究所。
ウェイドは「緑のコスチューウだけは嫌だ」と言いますが、
これはレイノルズ主演のDC系アメコミ映画『グリーン・ランタン』への揶揄です。
『グリーン・ランタン』は正直失敗作だしレイノルズにとっても黒歴史ですが、
まさかマーベル系の本作でそのネタを弄るとはね。
他にもDC系のネタでは『バットマン&ロビン』を弄ったりもします。
口を縫い付けられるのも嫌がりますが、これはウェポンXIへの揶揄ですね。

研究所の所長エイジャックスとその助手エンジェルから、
手術台に拘束され、ミュータント遺伝子血清を注入されたウェイド。
ここではこうしてミュータントを人工的に作り、
ミュータント兵士としてオークションでテロリストなどに売ってるみたいです。
自然発生的にミュータントが存在する『X-MEN』シリーズの世界ですが、
意外と簡単にミュータントを作り出すことも出来るんですね。
『X-MEN』一作目ではマグニートーが高度な装置と自分の能力を使って、
一般人をミュータント化していましたが、注射一本で出来たのか。
いや、注射だけでは完成せず、アドレナリンで血清が活性化されるので、
ウェイドはミュータント化のために様々な拷問を受けます。
ウェイドは低酸素カプセルで窒息させる拷問で、ついに活性化しますが、
皮膚は副作用で(ウィーゼル曰く)『エルム街の悪夢』のフレディのように…。
まぁビーストやミスティークなんかに比べたら、皮膚が爛れるくらいの変異、
かわいいもののような気もしますけどね。(ウェポンXIよりもマシだし。)
エイジャックス所長と助手エンジェルも人工的なミュータントですが、
血清を射たれた全員が外見も変異するわけではないみたいですね。
ちなみに活性化で得る能力にも個体差があり、
彼らの能力は反射神経の強化と腕力の強化です。

オークションにかけられる前にウェイドはなんとかカプセルから脱出し、
エイジャックスとのバトルで串刺しにされて火災現場に放置されるも、
ヒーリング・ファクターのお蔭で生き延びることができます。
しかしこんな風貌ではヴァネッサの元に帰ることもできず、
彼は盲目の老婆アンの世話になりながら、体を元に戻させるため、
エイジャックスこと本名フランシスを捜します。
自分が生きていることをフランシスに悟られない方が捜しやすいので、
マスクを被り、コスチュームを着るのですが、なんとこれが手製。
かなり精巧に出来てますが、ウェイドは裁縫が得意なのですね。
コスチュームを赤にしたのは、グリーン・ランタンが嫌だったわけではなく、
血が目立たいようにするための工夫で、なかなか考えられてます。
名前は親友ウィーゼルと相談して「死の賭け(デッドプール)」に決まります。

聞き込みついでに、まるでヒーローのように街の悪者を始末しながら、
一年ほどフランシスを探しますが、手掛かりが本名だけでは見つからず…。
でもリクルーターのエージェント・スミスを見つけ出して居場所を聞き出し、
ハイウェイを通りかかるフランシスとその手下たちを襲撃するのです。
映画的にはここが冒頭のシーンになりますが、
銃で頭撃って脳漿炸裂したり、首を斬り落としたり、
ウェイドによる手下たちの殺し方がなかなかエグくて初っ端から驚きました。
チビッコも観るアメコミヒーロー映画なのに攻め過ぎじゃないかと思ったけど、
本作はもともとR指定と大人向け作品だったのですね。
そのアメコミヒーロー映画らしからぬ残虐描写も人気の秘密です。

手下を皆殺しにして、フランシスを追いつめたウェイドでしたが、
そこにX-MENのコロッサスと見習いネガソニックがやってきて、彼を止めます。
「恵まれし子らの学園」でハイウェイでの騒動を報じるテレビを見た
正義感の強いコロッサスは、ウェイドを止めるためにやってきたみたいです。
彼は前々からウェイドをX-MENに引き入れたいと願っているので、
ウェイドが殺人とか問題を起こすのを黙って見てられないようです。
トリロジーでは完全に脇役だったコロッサスですが、
X-MENメンバーから唯一の登場で、まさかの大抜擢ですね。
その選択は渋すぎるだろと思いましたが、コロッサスは鋼鉄の体同様、
頭も鋼鉄のように硬い彼の性格がウェイドと好対照で、いい選択です。
しかもウェイドの攻撃を鋼鉄の体ですべて無効化し、かなり強いです。
コロッサスにX-MENにリクルートされたウェイドは、
「時系列が混乱してプロフェッサーXがマカヴォイかスチュワートか?」
とメタ発言をしますが、たぶん年齢的にスチュワートでしょうね。

ウェイドがそんなことをコロッサスと言い争ってる隙に、
追いつめられていたフランシスが逃走してしまいます。
後を追おうとするウェイドをコロッサスは無理やり学園に連れて行こうと、
左腕に手錠を掛けて連行しようとするのですが、
なんとウェイドは自分の腕を斬り落として脱出します。
フランシスの手下から銃弾を腕に受けて大穴が開いた時は
ヒーリング・ファクターで一瞬で治癒したので、
腕を斬り落とされても一瞬で生え変わるだろうと思いましたが、
さすがにそこまでの大怪我だと治癒にも時間が掛かるみたいで、
腕は何時間もかけてゆっくり生えてきます。
面白いのは生え始めの腕がまるで子供のもののようだったこと。
それが成長して元の大人の腕に戻るのでしょうが、
そうすると戻った腕は実験を受ける前の綺麗な皮膚になるはず。
それならフランシスを捜して元の姿に治療してもらうまでもなく、
一度皮膚を全部剥いじゃえば綺麗な皮膚に戻りそうな気が…。

ウェイドが生きていると知ったフランシスは、今度こそ始末するために、
ストリップ劇場でヴァネッサを拉致し、彼を港湾のコンテナ船に呼び出します。
呼び出しに応じるウェイドでしたが、親友ウィーゼルが協力を拒んだので、
「恵まれし子らの学園」まで行き、コロッサスに協力を要請します。
X-MENの本拠地の学園なら正義のヒーローより取り見取りでしょうが、
製作費の都合でコロッサスと見習いネガソニックしかおらず…。
X-MENに加入することを条件に2人は協力してくれることに。
ただ港湾までの足はなぜかタクシーなんですよね。
X-MENの戦闘機で連れて行ってもらえばいいのに、
ウェイドはよほど変人インド人運転手が気に入ったんでしょうね。
結果、ウェイドはタクシーに銃火器を置き忘れて、
背負っているカタナ2本でフランシスとの戦いに挑むことになります。
デッドプールの武器がカタナなのは彼が日本贔屓だからでしょうが、
彼がタクシーに置き忘れた武器入りリュックのデザインもキティちゃんです。
デッドプールは原作では日本に数年滞在(相撲修行)したこともあるので、
いずれそんなエピソードも映画で描いてほしいけど、
日本舞台の『ウルヴァリン:SAMURAI』が興行的に失敗したし無理かな。

フランシスが待つ港湾に到着したウェイドたち3人の前を、
華麗なるスーパーヒーロー着地で登場したエンジェルが立ちはだかります。
コロッサスが迎え撃ちますが、腕力強化されたエンジェルの攻撃は、
前身鋼鉄のコロッサスでもかなり効くみたいです。
特に金的された時のダメージは尋常ではなかったでしょうね。
その前に激しい戦いでエンジェルがポロリしていたので、
コロッサスはクローム製のナニはエレクトしてたかもしれないし…。
そんなコロッサスを救ったのは見習いネガソニック。
彼女の能力は前身からエネルギーを発し、爆発することです。
彼女はコンテナ船を横転させるほどの大爆発を起こしますが、
見習いにしておくのは勿体ない、かなり強い能力で、将来有望ですね。
でも8月公開の『X-MEN:アポカリプス』では2人とも登場しません。
1983年が舞台なので、2人ともまだX-MEN加入前だったのでしょうか。

コロッサスらがエンジェルを抑えている間に、ウェイドはフランシスと対峙します。
ハイウェイではわりとアッサリ追いつめられたウェイドですが、
研究所の戦いでウェイドに勝っていることでもわかるように手強いです。
銃火器を忘れてきてカタナ二刀流だけで戦うウェイドを圧倒します。
まぁどうやら後で治療してもらうため、殺さないように手加減していたので、
もし本気で戦えばウェイドの方が強いと思われますが。
いくら不死身のウェイドも、頭にナイフをぶっ刺され、かなりピンチ。
そこを助けたのが低酸素カプセルに監禁されていた恋人ヴァネッサで、
彼女はカプセルから自力で脱出し、カタナを拾ってスランシスを斬り付けます。
ただ守られるだけじゃない、なかなかアクティブなヒロインで気に入りました。
形勢逆転したウェイドはマウントポジションでフランシスをボコボコにした後、
元の姿に治療するように要求するが、実は彼でも治せないとわかり、
同居人アルにもらった45口径の拳銃を彼の額に突き付けます。
ウェイドをX-MENに誘い正義のヒーローにしたいコロッサスは、
「正しい選択をしろ、敵を許せ」と説教しますが、ウェイドは構わず発砲。
ウェイドはヒーローになる気も、X-MENになる気もありませんから当然ですね。
それにしても、なんとなくフランシスよりもエンジェルの方が強い気が…。
それに人工ミュータントを量産していた研究所の所長だったら、
もっとミュータントの部下を引き連れててもよかったのにね。

決着後、ヴァネッサもウェイドは1年前に死んだと思っていたので、
生きているのに帰ってこなかった理由を問い詰めます。
そして、彼女はウェイドのマスクを脱がすのですが、
マスクの下から現れた顔はフレディではなく、なんとヒュー・ジャックマン。
…の載っている雑誌の切り抜きで作ったお面でした。
『X-MEN』シリーズに唯一皆勤賞のウルヴァリンが本作に登場しないので、
ウルヴァリンを演じるヒュー・ジャックマンの顔だけでも登場させ、
皆勤記録を更新しようということかもしれませんね。
ネタとしては面白いけど、これで全作皆勤賞は認めたくないかな。
(百歩譲ってヒューは皆勤賞でも、ウルヴァリンは皆勤賞じゃない。)
次作『X-MEN:アポカリプス』にも、もちろん『ウルヴァリン3』にも登場しますが、
ウルヴァリン皆勤賞記録はこれでお仕舞で、ちょっと残念な気がします。
それにしてもウェイドはマクスの下にこんなふざけたお面をして
恋人と救う重要な決戦に臨んでいたのですね。
ヒューのお面も外しウェイドの素顔を見たヴァネッサでしたが、
「慣れたら喜んで跨がれそう」と受け入れてくれ、めでたしめでたしです。
まぁ末期ガンでも動じなかった彼女なので、ちょっと顔が醜いくらいで
ウェイドのことを嫌いになったりするはずないと思ってましたけどね。

アメコミ映画ファン、映画ファン必見のかなり面白い作品でした。
ちょっとテイストが『テッド』に似ている気がするので、
日本でもサプライズヒットしそうな気がしますが、
映画ランキング的には不利な水曜日公開なので初週成績1位は難しいか。
でも客入りは上々のようで、私は初日の夕方に観たにも関わらず、
先着入場者特典のデッドプール・ミニフィギュアは配布終了していて、
残念だったけど、それほど人気があることは素直に嬉しかったです。
ただ私の観た回はそれほど混雑してなかったので、特典が少なかっただけ?
(仕事休んで朝から観に行けばよかった…。)

本編終了後のマーベル恒例のオマケシーンは、
次作『X-MEN:アポカリプス』に繋がる内容だろうと思ってましたが、
そこはさすがデッドプール、最後も第四の壁を破り、
「まだいるの?終わったよ、早く帰りな」と観客に話しかけてきます。
よく知らないけどこれは『フェリスはある朝突然に』のパロディだそうです。
続いて「眼帯したサミュエル・L・ジャクソンは出ないよ」と、
デッドプールのMCU合流を期待する観客を一蹴。
コロンビアの『スパイダーマン』が現在ディズニーのMCUに
合流しちゃう時代だから、デッドプールも…、という期待もあるけど、
まぁ『X-MEN』シリーズとMCUでは世界観が違いすぎるので難しいです。
ただデッドプールは第四の壁を破れるキャラなので、
世界観の違いなんて物ともせず、いずれは合流できるかも。
監督はディズニーが版権を持つキャラ、タスクマスターに興味があるみたいだし。
続編では『スパイダーマン』とのクロスオーバーも検討されているので、
実現すればMCUへの合流も現実味を帯びますね。
デッドプール自身は最後に「続編にはケーブルが出るよ」と教えてくれますが、
如何せん彼の言うことなので真に受けていいものかどうか…。
クロスオーバーしなくても、ケーブルが登場しなくてもいいから、
アメコミヒーローの枠にとらわれない面白い続編になることを望みます。

関連作の感想
ウルヴァリン:X-MEN ZERO
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
ウルヴァリン:SAMURAI
X-MEN:フューチャー&パスト

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