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サブウェイ123 激突

超期待の映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』を前に、背筋の寒くなるニュースが…。
なんでも、ディズニーがマーヴル社を買収するんですって。
どっちも好きだけど、アメコミヒーローファンとしてはちょっと不安…。
今はパラマウント、ソニー、20世紀フォックス等がしのぎを削って、
面白いマーヴル系アメコミ映画が配給されてるわけだけども、
将来的にはディズニーが全て配給するようになるんだとか…。
すでに企画済みのものは各社でそのまま続行するらしいけど、
モチベーションも下がるだろうし、そんな独占状態がいい結果になるとは思えない…。
それに、ディズニーランドで子供に手を振るウルヴァリンとか見たくないかも…。
ピクサーのキャラがディズニーランドにいることにもまだ違和感があるのに…。

今日も映画の感想です。

サブウェイ123 激突

2009年9月4日日本公開。
犯罪スリラー小説『サブウェイ・パニック』の映画化。

午後2時、ニューヨーク地下鉄運行司令部で働くガーバー(デンゼル・ワシントン)は、ペラム発1時23分の電車が緊急停止したことに気付く。しかも、その電車はなぜか1両だけほかの車両と切り離されて停止していた。胸騒ぎを覚えたガーバーが無線連絡すると、ライダー(ジョン・トラヴォルタ)と名乗る男が人質19名の命と引き換えに、残り59分で1,000万ドルを市長に用意させるよう要求してくる。(シネマトゥデイより)

原作小説『サブウェイ・パニック』の3度目の映像化です。
前2作は観てないし原作小説も読んでないのではっきりしたことはわからないけど、
再三映像化される人気小説だから、他の作品に与えた影響も大きいだろうし、
そのせいか、どこかで見たことある展開というか、古典的なストーリーと感じました。
インターネットや携帯電話の活用など、現代風にリメイクされてるけど、
ライダー(ジョン・トラヴォルタ)率いる犯人グループの犯行方法など、
現在の地下鉄の警備体制ならすぐに制圧されてしまいそうな短絡的な計画だし、
地下鉄運行指令部や警察はガーバー(デンゼル・ワシントン)ひとりが気を吐くも、
他の人の事件の対応が拙すぎて事態をどんどん悪化させてしまうという状況も、
今だったらありえない稚拙なネゴシエイトです。(特に狙撃手の失態が酷い。)

でも、面白くないかといえばそんなこともなくて、良くいえば王道。
ほぼ司令室と地下鉄車内での密閉空間が中心なんで映像も退屈そうに思うけど、
コマ送りやピントぼけを多用するスタイリッショなブリッジや、いい感じの音楽で、
映像や音響的にはかなりかっこよく仕上がってます。
身代金受け渡しまでのリミットが1時間というのも、映画の尺からしても
ほぼリアルタイムで進むので、観客も司令室で事の顛末を見守ってる気分に。
しかし何よりの見所はやはり、デンゼル・ワシントン演じる地下鉄職員ガーバーと、
ジョン・トラヴォルタ演じる犯人グループのライダーとの駆け引き。
ふたりの名優の演技により、なんともいえない緊迫感を作品に与えます。
どちらかはアカデミー賞にノミネートくらいはされるかも?

展開は王道で古典的だけど、なぜ交渉役にガーバーが選ばれたのかとか、
犯人の素性や動機は何なのかとか、興味を引くトピックスは満載。
でもそれが本作の肝だから、ネタバレしたくないのでほぼ書けないのが残念です。
でもどうしても気になったのでひとつだけ。
犯人の目的はわかったけど、ホントの動機って最後までわかりませんよね?
もっとちゃんと観てたらわかったのかな?

とまぁ、ネゴシエイトするところはよかったんですが、終盤にアクションシーンが…。
話術とか交渉術とかで事件を解決に導くような頭脳派な作品だと思ってたのに、
無駄なカー・クラッシュとか、職分を超えた追走劇とか…。
ハリウッドのクライムサスペンス映画のお決まりみたいなもんだけど、
結局最後はそうゆうマッチョなアクション対決にしちゃうのかとちょっとゲンナリ…。
"激突"なんていう邦題が付いてて、この作品に合わないって感じてたけど、
このセンスの欠片もない邦題はこの展開を示唆してたわけか…。

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