ブログデンティティー

blog-dentity since 2013

追憶の森

5月に入りました。
毎年ですが、5月はGWの公開ラッシュを終え、映画業界は少し落ち着きます。
なので今月は観たい映画の公開も少なく、映画館に行く機会が減りそう。
でも生活のリズム的に、週2本は観たいと思っているので、
今月は観たい映画の鑑賞ハードルを下げて、映画を選びます。
最近ほとんど観れてない実写邦画も3本ほど観に行くことになるかな。
今月は久々に洋画よりも邦画のラインナップの方が強力です。
というか、今月の洋画ラインナップが貧弱すぎる…。

ということで、今日は舞台は日本だけど洋画の感想です。

追憶の森
The Sea of Trees

2016年4月29日日本公開。

本作は全米未公開のハリウッド映画です。
第68回カンヌ国際映画祭のコンペ部門に出品された作品ですが、
その時の評判がすこぶる悪かったのか、未だに全米公開が決まらず…。
(なにしろ某批評サイトで支持率0%ですから。)
渡辺謙が二番手で出演していることはどうでもいいにしても、
主演はオスカー俳優マシュー・マコノヒー、ヒロインは実力派女優ナオミ・ワッツ、
監督は『グッド・ウィル・ハンティング』の巨匠ガス・ヴァン・サントです。
そんな豪華な俳優陣、監督にも関わらず全米公開もままならないなんて、
よほど内容が酷いのであろうと想像してしまいました。
主演マコノヒーは好きだし、日本が舞台の作品なので気になっていたものの、
きっと面白くないに違いないと思い、劇場鑑賞はスルーするつもりでしたが、
今月のファースト・デー(映画1100円均一の日)に何も観たい作品がなく、
鑑賞のハードルを下げて、急きょ本作を観に行くことに。
でも私の観に行ったシネコンでは、公開週と言うのに最も小さいスクリーンで、
更に日に二回しか上映回がない冷遇っぷりで、更に期待感が縮みました。

でも、いざ行ってみるとスクリーンはかなり早い段階で満員御礼。
小さいスクリーンだし、ファースト・デーの影響もあるだろうけど、
本作に期待していた客は意外と多かったようで、少し期待感が持ち直します。
そして、いざ観てみてビックリ、けっこう面白いじゃないですか。
眠くなるのを覚悟して、カフェイン摂取しまくって挑んだけど、
そんな必要は全くない、最後まで引き込まれっぱなしの佳作でした。
たしかに一見すると地味な物語だし、ぶっちゃけ展開も読みやすい。
それに日本が舞台になっていることに起因する文化的な面で
米国人には面白味が伝わりにくいかもしれません。
(さすがに支持率0%は不当すぎると思いますが。)
でもその反面、日本人なら少なからず楽しめると思うんですよね。
もちろん日本人だからこその違和感もあるのは否めませんが。
GWでアニメ映画やアメコミ映画がシネコン占拠しており、
スクリーンの確保は難しいでしょうが、もう少し拡大公開してもいい気がします。
フランスやイタリアなど欧州では公開されているみたいですが、
ヒットできる見込みがあるのは日本だけなんだし。

本作が日本の何処を舞台にしているかと言えば、青木ヶ原樹海です。
原題も『The Sea of Trees』、まんま「樹海」ですね。
青木ヶ原樹海といえば、富士山麓の北西に広がる原生林で、
一歩入ると二度と出られないと噂される自殺の名所です。
まぁ実際は普通の森なので、迷っても二度と出られないなんてことはないが、
そのイメージが定着しているので、自殺志願者が集まる場所ではあり、
自殺の名所であることは事実ですね。
本作でも青木ヶ原樹海は自殺の名所として扱われるのですが、
まさかそのイメージが外国にまで浸透していたとは意外でした。

…いや、実は知ってました。
一昨年のカナダのホラー映画『呪(のろい)』(Grave Halloween)や、
今年1月に全米4位になったホラー映画『The Forest』(日本公開日未定)でも、
自殺の名所(心霊スポット)として青木ヶ原樹海が舞台になっています。
漫画など日本のサブカルで青木ヶ原樹海を知った外国人も多いでしょうが、
昨今の青木ヶ原樹海ブーム(は言い過ぎか)のキッカケはやはり、
富士山が世界遺産に登録され、世界的に関心が高まったことでしょう。
それに伴い、富士山に自殺の名所があるということも有名になり、
「世界遺産な自殺の名所(心霊スポット)」なんて、美味しいネタです。
日本の誇りである霊峰・富士山にそんなネガティブな場所があることは、
日本人として、ちょっと隠しておきたかった気持ちもありますが、
それで日本に興味を持ってくれる外国人がいるなら、まぁいいかな。
ただ本作を観て、青木ヶ原を訪れた外国人観光客は、
心霊スポットを期待して来てみればただの観光地でガッカリするでしょうね。
自殺の名所と期待して来る外国人自殺志願者は迷惑なのでお断りです。
なお本作は設定上青木ヶ原が舞台になってはいるものの、
ほとんどはマサチューセッツ州の州立公園で撮られているみたいです。
一部は日本で撮ってるし、そのまま全て日本で撮ればいいのにと思うけど、
意外と本当に青木ヶ原で撮影するのは怖かったのかもしれませんね。
以下、ネタバレ注意です。

米国人アーサーは飛行機、新幹線、タクシーを乗り継ぎ、青木ヶ原を訪れます。
ほぼ手ぶらで帰りの飛行機も予約しておらず、自殺するつもりのようです。
駐車場から林道を通り、立入禁止のテープを乗り越えて樹海に突入。
樹海内には先客と思われる白骨死体や腐乱死体が転がっています。
いやー、たしかに青木ヶ原で自殺する人はいるけど、
こんな林道の近くに死体は転がってないと思うんだけど…。
まぁ本作の舞台はステレオタイプな青木ヶ原樹海なのでリアリティは無用か。
これを観て外国人観光客が面白半分で死体探しに立入禁止場所に入りそう。
アホな日本人観光客でも入りそうだけど、それは違法行為なので注意です。

アーサーは樹海をある程度進んだところで、
地面に何かの小包を置き、何か錠剤を取り出してポリポリ食べます。
何の薬物かわからないけど、オーバードースで自殺を図っているみたいです。
そんな彼の前を、日本人男性がふらふら歩いて来て、急に泣き崩れ…。
アーサーは男に駆け寄り「大丈夫か?」と声を掛けます。
今から自殺するというのに他人の心配するなんて奇特な人です。
どうやらその男は自殺中止したものの、樹海から出られなくなったみたいで…。
(男には真新しいリストカットの跡があり、ネクタイで止血してあげます。)
アーサーは「ここを真っ直ぐ行けば林道だ」と教えてあげるのですが、
彼自身もすでに方角を見失っており…。
すぐ傍に置いたはずの小包の場所すらもわからなくなるんだから、
青木ヶ原樹海の超常的な力に取り込まれてしまったのでしょう。
もちろんケータイも繋がらず、一緒に出口を探してあげることに。

男は中村工(ナカムラタクミ)と言い、どうやら仕事でミスして、
閑職に左遷されたのを苦にして、青木ヶ原に自殺しに来たようです。
アーサーは「そんなことで?」と言いますが、中村は「文化の違いだ」と。
私も左遷くらいで自殺するなとは思いますが、日本はまだ終身雇用なので、
左遷されたらお先真っ暗になる気持ちは理解できますね。
そいういアーサーの自殺の動機は何だよと疑問に思いますが、
そこが本作の最大の関心事で、樹海での出来事と並行して、
彼が自殺を思い立つに至った経緯が徐々に描かれるのですが、
それは後ほど書きますが、なかなか意外な内容で物語に引き込まれます。
自殺中止した中村は「妻子のもとに帰りたい」と言いますが、
娘の名前フユはまだいいとして、妻の名前がキイロって…。
字幕がなかったら聞き間違いかと思うようなDQNネームですが、
米国人が書いた話だし仕方ないか、…とその時は思ったけど、
まさかその変な名前が、あんな展開の伏線だったとは…。

手首を自傷し、2日間樹海を彷徨っていた中村はフラフラですが、
アーサーも薬物が効いてきたのか、眩暈がして足を踏み外し、
小高い崖から転落して腹部を怪我してフラフラになります。
フラフラの2人は小川を見つけますが、中村は「下流を目指そう」と。
森で道に迷ったら川を見つけて下流を目指すのは常套手段ですよね。
でもアーサーは「それは日本人のサバイバル術か?」と質問。
すると中村は「いや、ディスカバリー・チャンネルで得た知識だ」と。
英語ペラペラな中村ですが、アメリカの番組や映画が好きみたいで、
ジーン・ケリーのミュージカル映画『巴里のアメリカ人』のナンバー、
「楽園への階段(I'll Build a Stairway to Paradise)」を口ずさんだりします。
まぁ邦訳された歌詞でしたが、なかなかない選曲ですよね。
そんなちょっと変わり者の中村ですが、「ここは煉獄だ」と言ったり、
動物か何かの鳴き声が聴こえると「あれはタマシイの声だ」と言ったり、
花を見つけると「霊があの世に行くと花が咲く」と言ったり、
変わり者というか、ちょっと不思議ちゃんですね。

2人は人影を発見し、助けを乞おうと近づくのですが、
その人影は首吊り自殺して木からぶら下がる男の死体で…。
もっと驚くかと思ったけど、死体は見慣れたのか2人は意外に冷静で、
寒さを凌ぐために首吊り死体から衣服を剥ぎ取って着るのです。
私が驚いたのは死体だったことよりも、彼がドイツ人だったこと。
やっぱり自殺の名所として有名になり外国人自殺志願者も増えたのかな?
林道の警告看板は英語訳も併記されてましたもんね。
突然豪雨に襲われたふたりは、洞窟に避難。
ところが豪雨すぎて、洞窟が浸水し、中村は溺れてしまいます。
アーサーは人工呼吸を施して蘇生させますが、まさか樹海で溺れるとは…。
樹海にはいろんな死に方する人がいるでしょうが、
溺死で死にかける人はなかなか珍しい、というか少し無茶すぎる展開です。
洞窟を出た2人はテントを発見します。
中には案の定死体がありましたが、彼らはまた服を剥ぎ取り、荷物も物色。
ハンディ無線機やコンパス、ライターなどを失敬します。
こんな重装備な自殺志願者は考えにくいので、樹海で迷った登山客かな?
青木ヶ原ではコンパスは狂って使えませんから道にも迷いますよね。
アーサーは磁力を含む火山岩が原因だろうと考えるが、
実際は青木ヶ原でもコンパスやケータイは使えるらしいです。

とにかく寒いので2人はライターを使って焚き木をします。
キャンプファイヤーすると夢とか思い出とか語り合いたくなるものですが、
その夜、2人も火に当たりながら語らうのです。
樹海で道に迷わないために木にリボンを結ぶ人がいるという話になり、
アーサーが「私だったらパンくずを撒きながら進む」と言うと、
中村が急に「君はハンサムだ」と言い出します。
実は童話『ヘンゼルとグレーテル』のヘンゼルを言い間違えただけですが、
アーサーは中村がゲイだと勘違いして一瞬焦るのです。
ゲイ映画『ミルク』の監督でもあるガス・ヴァン・サント監督自身ゲイなので、
それを活かした(?)ボケですが、たしかにテント内で裸で温め合ったり、
ちょっとゲイっぽいなと思う描写もあったので、私も「まさか?」と思いました。
ただこのあり得ない言い間違えも、実は伏線だったりするんですよね。
これ以降は、出来れば本作を観てから読んでほしいです。

アーサーはなぜ青木ヶ原樹海に来たのか、中村に語ります。
簡単に言えば妻ジョーンとの別れがキッカケです。
アーサーは大学で非常勤講師をしていますが、不動産業の妻ジョーンは、
年収2万ドルしかない夫の仕事に不満を持っており、いつもケンカになります。
たしかに生活は苦しいけど、夫は真面目に働いているのに批難するなんて、
職業差別も甚だしい不愉快な嫁だと思ってしまいました。
しかも稼ぎの良かった前の仕事は妻の命令で退職したらしいので、
自分勝手な女で、別れたらいいのにと思いました。
ところがよくよく聞いてみると、妻の不満の原因は夫の仕事ではなく、
夫が新婚時代に前の職場で同僚と浮気したことによるものみたいです。
出来心だったようですが、これはもうアーサーが悪いですよね。
それで妻に三下り半突き付けられ、自殺しようと決意したのかな。

…と思いきや、別れたのは離婚ではなく、死別だったのです。
険悪な夫婦生活を送るある日、妻が原因不明の鼻血で倒れ、
病院でCT検査を受けると、前頭葉に腫瘍が見つかり、
死ぬかもしれない難しい腫瘍摘出手術を受けることになります。
それからの闘病生活が皮肉にも険悪だった夫婦関係を修復するのです。
手術を2時間前に控え、強い不安を感じる妻は「病院では死にたくない」、
「あなたは病院では死なないと約束して。死ぬなら理想の場所で」と言います。
もう死亡フラグ立ちまくりで、手術が失敗して死んでしまい、
妻を亡くしたアーサーは後追い自殺するわけか。
…と思いきや、手術は意外にも大成功し、腫瘍も良性だったようです。
妻は回復室のある病院へ搬送されることになりますが、
なんとその途中で妻を乗せた救急車が交通事故に遭い彼女は他界。
せっかく病気を乗り越えたと思ったら事故死するなんて皮肉なものです。
そのショックで自殺を決意したアーサーは、妻の言葉を思い出し、
「理想の死に場所」をググって青木ヶ原樹海のことを知り、やって来たのです。
(アーサー調べでは2003年には105人が自殺し、首吊りや服毒が多いとか。)
うーん、たぶん「理想の死に場所」でググっても青木ヶ原は出てこないよね。
「理想の自殺場所」でなら出てくるかもしれないけど…。
ゴールデンゲートブリッジとか近場にも自殺の名所はあるのに、
迷惑でもあるが、日本を理想の場所に選んでくれたのは何気に嬉しいかも。
オーバードースに使った薬物は妻が処方された抗ガン剤ぽいですね。
話しを聞いた中村から「霊はそばにいる、森が呼び寄せる」と励まされ、
アーサーは自殺しないことを決意し、樹海脱出を誓います。

翌朝、アーサーは出口探しを再開するが体力限界の中村は「ひとりで行け」と。
アーサーは「助けを呼んでくる」と約束し、自分のコートを中村に掛けてやり、
ひとりで出口探しに出発するのです。
ある場所まで行くと、無線機が反応し、山岳レスキュー隊に繋がります。
しかしアーサーは岩場で足を挫いてしまい、それ以上動けなくなり…。
山岳レスキュー隊は出動し、無線で「どこにいますか?」と呼びかけますが、
アーサーに自分の現在地がわかれば苦労しませんよね。
(しかもなぜか日本語で呼びかけるし、外国人だとわからなかったのか?)
でもアーサーは岩場が階段状になっていると気付き、「楽園への階段」と応答。
それで山岳レスキュー隊はピンと来たみたいで、救助されるのです。
それにしてもあの階段状の岩場って、本当に階段みたいだったけど人工物?
自然に出来たものなら凄いけど、青木ヶ原にそんなスポットがあるのかな?

救助され病院に搬送されたアーサーは妻の葬儀を思い出します。
葬儀屋に「沢山の参列者で、故人の人柄が偲ばれます」と言われ、
アーサーは「私は妻の何も知らなかった」と泣くのです。
「妻の好きな本も、好きな色も、好きな季節も知らない」と嘆きます。
彼の浮気のせいで病気発覚までケンカばかりでしたもんね。
葬儀屋は参列者の話を聞いたみたいで「好きな本は童話です」
「故人に童話の本を贈られた方がいるみたいです」と教えてくれます。
その本がアーサーが樹海のどこかに置き忘れた小包に入っているようです。
未開封なので何が入っているのかも知らなかったみたいですが…。
ある程度回復したアーサーは病院でカウンセリングを受けますが、
カウンセラーに「退院したらどうしますか?」と訪ねられ、
「中村を助けに行くと約束したから、森に戻る」と返答。
しかし「樹海の入口の監視カメラに中村らしい人物は映ってない」と言われ…。
レスキュー隊は自殺が多いから入口に監視カメラをセットしてるんですね。
でも自殺志願者が律儀に入口から入るとは限らないですよね。

退院したアーサーは約束通り、中村を助けに樹海に戻ります。
もう十数日は経ってるし、今更手遅れだろと思いますが…。
それに樹海でまた迷うかもしれないのに、あんな軽装で…。
迷わないように入口から毛糸を垂らして進むのですが、
毛糸なんて一玉数十メートルなので、案の定すぐ尽きます。
その後はヘンゼルよろしくノートの切れ端を丸めて撒きながら進みますが、
そんな風が吹けば飛ぶようなもので…。
しかしそんないい加減な捜索で、偶然にも焚き火をしたテントに着くのです。
でもそこに中村の姿はなく、アーサーが掛けたコートだけが置かれていて…。
コートをめくると、そこには一輪の花が。
中村が言っていた「霊があの世に行くと花が咲く」ですね。
それをアーサーは中村は実在の人物ではないと感じるのです。
自殺を止めるために現れた森の妖精さんでしょうか。
その後、例の小包を見つけ、開封して見て、それを確信します。
小包に入っていたのは童話『ヘンゼルとグレーテル』の本だったのです。
中村が歌っていた「楽園への階段」も妻が好きな映画の劇中歌だし、
偶然にしては出来すぎてますもんね。

帰国したアーサーは、自分の持っているメモを見た大学の教え子が、
「イエロー、ウインター」と呟くのを聞きます。
それはアーサーが中村の妻子の名前を記したメモで、
日本語が出来る教え子が、「キイロ、フユ」を英訳したのです。
もうピンと来ましたね、そう、妻の好きな色と季節です。
森の妖精さん中村は、暗にそれを教えてくれていたのです。
なんかジーンとしてしまいましたが、正直あり得ない名前すぎて、
葬儀でアーサーが「妻の好きな色も好きな季節も知らない」と言った時点で、
日本人客なら「あ、そういうことか」とピンと来ちゃいますよね。
妻の名前を「ミドリ」にするとか、もう少しあり得る名前に出来ないものか…。
娘の名前も「ハル」か「ナツ」か「アキ」の方がよほど名前っぽいのに、
わざわざ最も名前っぽくない「フユ」を選ぶところが、もう狙ってるとしか…。
まぁ日本語に疎い外国人客なら、そんな違和感もないだろうけど、
違和感がないため気にも留めないので、そんなネタバラシをされても、
「なるほど、そういうことか!」とは思わないし、何も感動できない気がします。
こんなオチでは日本人ならニヤリと出来ても、外国人には響かないので、
海外での評価が芳しくないのも仕方がないように思います。
オチがファンタジーなのも、批評家は嫌いそうだし…。

全く期待してなかったのもあるかもしれないけど予想外に面白く、
今年のGW映画の中では、大人にオススメできる一本です。
まぁこのネタバレ感想を読んでしまった後で観に行っても、
終盤で伏線がどんどん回収されるカタルシスは得られないので、
楽しさ半減してしまうかもしれませんが…。

コメント

>違和感がないため気にも留めないので、
>そんなネタバラシをされても、
>「なるほど、そういうことか!」とは思わない

突然お邪魔します。目からうろこ!
なるほど、そういう考え方ありなんですね。
妻の名前をミドリ・・わたしも真っ先にそれを思いました。
違和感がラストに伏線を納得させる。

カンヌでのブーイングは、自殺をわざわざ日本でと言うだけでなかったのかも。。。ですね。

わたしも、思ったより、マシューの演技が良くて、
期待していなかった分、後で、いろいろ感がさせられ
見る人間で感想が違う映画だと思いました。



  • 2016/05/04(水) 18:57:49 |
  • URL |
  • mariyon #WoFAeCUU
  • [ 編集 ]

mariyonさんへ。

カンヌに出品されたのは知ってましたが、
ブーイングなんてされたんですね。
オチの面白味が外国人には伝わりにくい作品でしょうが、
アーサーの回想なんかは普通に興味深い物語だと思うのに。
夫婦の「礼を言わずに済むゲーム」なんて感動したけどな。

  • 2016/05/05(木) 20:55:39 |
  • URL |
  • BLRPN #-
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://blrpn.blog.fc2.com/tb.php/1655-3aa89bdb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad