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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生

先日、海外ドラマ『エージェント・オブ・シールド』シーズン2と
『エージェント・カーター』を全巻レンタルしました。
まだ見始めていませんが、映画『キャプテン・アメリカ3』の公開までには見ます。
これらの作品は同じ世界を共有するシェアード・ユニバースで、
現在、映画『アイアンマン』から『キャプテン・アメリカ3』までの通算13本、
Netflixで配信中のドラマ『デアデビル』などの「ディフェンダーズ」シリーズ、
そして米ABC局のスピンオフドラマ『エージェント・オブ・シールド』などは、
「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」と呼ばれています。
すでに膨大なエピソード数ですが、映画もドラマもまだまだ広がっていき、
ファンとしては楽しみだけど大変です。

そんなマーベル・コミックのMCUに対抗するかのように、
ライバルのDCコミックもシェアード・ユニバースを始めました。
それが「DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)」です。
ただこちらは映画だけのシェアード・ユニバースになるみたいですね。
DCもCW局から『ARROW/アロー』や『THE FLASH/フラッシュ』、
新作『レジェンド・オブ・トゥモロー』などドラマも製作しており、
これらのドラマだけのシェアード・ユニバース「アローバース」を形成しています。
CWのWEBアニメ『ヴィクセン』もアローバースになるみたいです。
NBC局の『コンスタンティン』やCBS局の新作『スーパー・ガール』とも
局を超えたクロスオーバーをしており、かなり盛り上がってますが、
どうせならMCUのように映画ともシェアード・ユニバースしてほしかったかも。
DCEUでもフラッシュが登場するけど、「アローバース」のフラッシュとは別人。
なんだかちょっと残念な気がします。
FOX局の『GOTHAM/ゴッサム』も含めて全部DCEUにしたら、
MCUにも負けない壮大なシェアード・ユニバースになるのに…。
と思う反面、映画ファンとしてはDCEUのように映画は映画、
テレビはテレビとちゃんと区別することに好感もあるんですよね。

ということで、今日は漸く本格スタートとなるDCEU最新作の感想です。

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
Batman v Superman

2016年3月25日日本公開。

私の印象では「映画のマーベル、ドラマのDC」という感じでしたが、
実際に映画では、DCはマーベルに大きく水を開けられています。
その理由は主に2つあると考えられますが、
ひとつはDC映画の製作をワーナーしか出来なかったため、
ディズニー、フォックス、ソニーなどが別々に製作していたマーベル映画より、
どうしても寡作になってしまうためです。
もうひとつはDC映画『ダークナイト』三部作が傑作すぎたため、
気負いすぎて失敗が続き、製作を躊躇していたためでしょう。
過去3年間でマーベル映画は計10本も公開されているのに、
DC映画は本作1本だけですから、それは差が付くのも当然です。

とはいえ、漸くDC映画もマーベルのMCUに倣いDCEUをスタートしました。
実際は2013年の『マン・オブ・スティール』がDCEUの1本目ですが、
2本以上あって初めてシェアード・ユニバースと呼べるので、
2本目である本作からやっとDCEU本格始動です。
しかし1本目と2本目の間に3年半もの間隔はちょっと空けすぎでしょう。
それだけ2本目は失敗できないと慎重になっていたのもあるだろうけど、
実際は『マン・オブ・スティール』の製作にあたり、
『ダークナイト』三部作のシェアード・ユニバースのつもりで始めたのに、
その計画が破綻したため、立て直しに時間がかかったものと思われます。
『マン・オブ・スティール』は興行的にはともかく、評価的には失敗作なので、
『ダークナイト』側がクロスオーバーを拒否したのでしょう。

私も正直『マン・オブ・スティール』はイマイチでした。
スーパーマンというあまりに荒唐無稽なヒーローの物語を、
『ダークナイト』的なリアル路線で描こうとしたことで中途半端な作品になり、
これなら『スーパーマン・リターンズ』の続編作れよと思ったくらいなので、
『ダークナイト』とのクロスオーバーが実現しなくて正解だと思いました。
そんな駄作からDCEUを始めて大丈夫なのかと懸念もしました。
実際いざ観てみて、やっぱり大丈夫じゃなかったなと思いますね。
前作よりかは幾分退屈しなかったですが、出来はイマイチです。
興行的にどうなるかわかりませんが、評価的にはまたしても失敗作でしょう。

そもそも『マン・オブ・スティール』と本作の監督であるザック・スナイダーは、
アメコミオタクすぎて一般向け超大作でメガホンを取るのは向いていません。
本作にはやたら多くの新キャラが登場しますが、
キャラの背景など「当然知ってるよね」と言わんばかりの説明不足です。
特にクライマックスで急に大活躍するあのキャラなんて酷いもので、
原作などでそのキャラを知らない客はポカーンですよ。
本作の主要キャラ、というか主役であるバットマンにしても、
本作でバットマンに初めて触れる人もいる可能性を無視した描き方です。
この内容であればバットマンのリブートをDCEUの二作目に持って来て、
本作を1作目と2作目のクロスオーバーとして3作目にするべきです。
いや、クライマックス大活躍のキャラの単独作を3作目に持って来て、
本作は3作目までのクロスオーバーとして4作目にするべきかも。
スナイダー監督は客がみんなアメコミファンだと思い込んでるのでしょう。
以下、ネタバレ注意です。

冒頭、強盗に殺されたウェイン夫妻の葬式シーンから始まります。
夫妻のひとり息子ブルースは葬式中に古井戸に落ちますが、
そこに棲むコウモリと一緒に浮かび上るのです。
「人間が浮かぶなんてどうなってるんだ?」と思いましたが、
どうやらそれはブルースの夢だったみたいで…。
本作のブルースはやたら荒唐無稽な夢を見るのですが、
だいたい意味がわからない(むしろ無意味な)内容で困惑してしまいます。
ブルースは後のバットマンですが、冒頭にこのエピソードを持ってくるのは、
今回の主役がバットマンであることの表明でもあるでしょう。

それから約30年後、ゴッサムシティのウェイン社の社長になったブルースは、
メトロポリス出張中に、スーパーマンとゾッド将軍のバトルに遭遇します。
これは前作『マン・オブ・スティール』のクライマックスの戦いですね。
実はあの時にバットマンも近くで見ていたのですね。
まぁ異星人クリプト人同士の戦いなので、人間のヒーローであるバットマンは
近くにいても何も出来るはずありませんが…。
その激しい戦いにより、メトロポリスは甚大な被害を被り、多くの犠牲者が。
ウェイン社のメトロポリス支社も倒壊し、死傷者も多数出ました。
社員のひとりウォレスは足を切断する重傷を負ってスーパーマンを恨み、
多くの部下を失ったブルースも、スーパーマンを危険視するようになるのです。
まぁバットマンにスーパーマンを阻止する力はないですけどね。

それから約18カ月後、デイリープラネット紙の女性記者ロイスは
アフリカのナイロミで反政府傭兵団を取材中、傭兵団に拉致されてしまいます。
ロイスはスーパーマンの仮の姿クラーク・ケントの同僚兼恋人なので、
すぐにスーパーマンが救出に飛んで来ますが、
すでに傭兵団は何者かに全滅させられており、民間人にも被害が…。
誰かがスーパーマンの仕業に見せるために仕組んだようです。
それを受けてフィンチ議員を議長にするスーパーマン対策会議が開かれ、
誰も制御できないスーパーマンの自警活動を問題視する世論が高まります。
ヒーローを政府の管理下に置くべきかどうかという議論ですが、
これは奇しくも来月公開の『キャプテン・アメリカ3』に近い内容ですね。
二大ヒーローの激突と言う内容も被るし、製作サイドはあえて本作を
『キャプテン・アメリカ3』公開前にぶつけてきている気すらします。
通常なら似たような内容であれば先行した方が有利ですからね。
まぁ今回はおそらく後発『キャプテン・アメリカ3』の方がヒットするでしょうが。

一方バットマンは縄張りのゴッサムシティで地道に自警活動しています。
なんでもブルースがバットマンになってからもう20年も経っているらしく、
すでにジョーカーなどとも過去に戦ったみたいです。
せっかくリブートするなら若い頃から始めた方がいいのに、
一応『ダークナイト』の後日談としても観られるようにしたのかも。
またはアメコミ『ダークナイト リターンズ』の影響を受けているらしいので、
あえて老けたブルースの設定にしたのかもしれません。
彼は核を国内に持ち込もうとしている「ホワイト・ポーチュギー」なる者を探し、
その部下らしきロシア人傭兵アナトリ・クナイゼフに行き当たります。
こいつはナイロミの傭兵団を全滅させた真犯人です。
ブルースはクナイゼフに接近し、彼のスマホをこっそりクローン化。
彼がレックス社の若社長レックス・ルーサーと繋がっていることを掴みます。
これでもうスーパーマンを嵌めたのも誰か一目瞭然ですね。
ルーサーは原作でもスーパーマンの最大の宿敵ですが、
ただの人間なのにスーパーマンの宿敵なんて天晴な奴です。

ルーサーはスーパーマンをかなり危険視しているみたいですが、
スーパーマンが民衆から神と崇められていることが気に入らないだけなので、
もうちょっと敵視する具体的な理由がほしかったところです。
まぁ特に理由がないところがサイコだとも言えるのですが…。
あ、「サイコ」なんて言ったらルーサーに馬鹿にされますね。
スーパーマンを危険視する政府も彼に接触し、対策を相談します。
ルーサーは惑星クリプトンの宇宙船の残骸から少量のクリプトナイトを発見。
クリプトナイトはクリプト人の唯一の弱点とも言われる有害な鉱石で、
ルーサーはそのことをゾッド将軍の死体で実験することで確認。
対スーパーマン兵器を作るため、インド洋で発見された鉱石の塊を
輸入するように政府に求めますが、フィンチ議長が反対します。
彼女はスーパーマン対策会議の議長ですが、スーパーマンに懸念はあるが、
敵視はしておらず、対話で解決したいと考えているみたいです。
ルーサーはガッカリしますが、政府に宇宙船の見学を認めてもらいます。
彼はスーパーマンだけではなく、地球上に存在する特殊能力者
メタヒューマンについても危険視し、独自調査しているみたいです。

ルーサーが「ホワイト・ポーチュギー」と睨んだブルースは、
彼が自宅で開いた図書館支援パーティに参加します。
そのパーティにはクラークもデイリー・プラネットの記者として参加。
ブルースは証拠を掴むためサーバールームを探し、
バットケイブで待機する執事で助手のアルフレッドと通信しながら侵入するが、
(それにしても本作のアルフレッド、渋すぎませんか?)
クラークは超鋭敏な聴覚でその通信を傍受し、
ブルースがゴッサムのバットマンであると気付くのです。
まだルーサーを慈善家だと思っているクラークはブルースに
「ゴッサムのコウモリ男は犯罪者だ」と注意します。
ブルースも負けじと「メトロポリスの赤マントの方が危険だ」と反論。
初対面から険悪な感じです。
たまたまメキシコで火災があったので、スーパーマンが出動したため、
初バトルにまでは発展しませんでした。

ブルースはサーバからデータを記録媒体にダウンロードしますが、
その記録媒体を謎の古美術商の女に盗まれてしまうのです。
ブルースが彼女と再会した時にあっさり返却してもらうのですが、
なんでもルーサーのデータの中に彼女の秘密の写真があるらしく…。
その写真はメタヒューマンに関するファイルの中に入っており、
後にブルースが発見し、彼女に返してあげます。
つまり彼女はメタヒューマンのひとりだったわけですが、
本作では彼女の名前を含め出自等は一切語られません。
見た目から彼女がワンダーウーマンことダイアナ・プリンスとわかりますが、
それは私がアメコミを多少知っているからで、全く知らない客が見たら、
彼女は最後まで何故かやたら強い正体不明な女でしかないんですよね。
DCEU4作目が彼女の単独主演作になるので、乞うご期待なのでしょうが、
顔見世にしては出過ぎで、単独映画としてはちょっとマズい演出です。
ファイルにはフラッシュことバリー・アレン、アクアマンことアーサー・カリー、
サイボーグことビクター・ストーンの4人のメタヒューマンの動画が。
各々、DCEU6作目、7作目、10作目で単独主演予定ですが、
顔見世にしてはちょっと気が早すぎる登場ですよね。
まぁ5作目『ジャスティス・リーグ』でも全員登場予定ですが。

ブルースがルーサーから盗んだデータを調べたところ、
「ホワイト・ポーチュギー」がルーサーの貨物船の名前だと判明。
核ではなく鉱物クリプトナイトを密輸するつもりだと気付きます。
ブルースはメトロポリスで荷揚げするところをコンテナに発信器を撃ち込み、
コンテナを積んだトラックをバットモービルで追跡します。
バットモービルは本作の数少ない好評ポイントのひとつですね。
『ダークナイト』の装甲車っぽいのも新鮮だったけど、
やっぱりバットモービルはスポーツカーっぽい方が「らしい」です。
トラックとカーチェイス中、たまたまスーパーマンを発見し、
バットマンは躊躇なく轢きますが、逆にバットモービルが転倒。
スーパーマンに「メトロポリスで出しゃばるな」と注意されてしまいます。
DCのヒーローって縄張り意識が強いですよね。
追跡失敗ですが、通信機撃ち込んであるので問題なし、
後日バットマンはクリプトナイトをルーサーから盗み出します。
それなら端から追跡するなって話ですが…。

フィンチ議長は公聴会を開き、スーパーマンの出頭を要請。
クラークは養母マーサに相談して、出頭を決意します。
ルーサーの口利きで両足を失ったウェイン社の元社員ウォレスも、
スーパーマンを糾弾する側として出席します。
そして公聴会が始まるのですが、ルーサーがウォレスに贈った
ハイテク車椅子に爆弾が仕掛けられており法廷は大爆発。
もちろんスーパーマンは爆弾くらいでは無傷ですが出席者は皆死に、
傍目にはスーパーマンが全員殺したような感じに…。
ナイロミに続き、またしてもルーサーの罠だったわけですが、
前作でも似たようなことがあったのに懲りない奴ですね。
ウォレスは後々ヴィランになると思っていたので、ここで死んだのは意外。
フィンチ議長もけっこう好きだったので惜しい人を亡くしました。
スーパーマンは釈明することもなく雲隠れします。
公聴会爆破事件を知ったブルースは、スーパーマンを狩る決意をして、
ゴッサムの空にバットシグナルを掲げるのです。

ブルースにクリプトナイトを盗まれたルーサーは、
とりあえずクリプトンの宇宙船に行ってみることに。
そこでアーカイブを調べ、スーパーマンの本名や仮の姿を知ります。
ついでにゾッド将軍の死体と自分の血液を使って何かを企みます。
その後、部下クナイゼフにクラークの恋人ロイスを拉致するように命じ、
彼女をビルから突き落とし、スーパーマンを誘い出します。
案の定、ロイスを助けにやってきたスーパーマンに、
ルーサーは「バットマンを殺して来い」と言うが、スーパーマン当然拒否。
しかしルーサーは恋人ロイスだけではなく、養母マーサも拉致しており、
「ママを火炙りにされたくなければバットマンを殺せ」と命令。
スーパーマンは泣く泣くバットシグナルの元に向かうのです。

もちろんスーパーマンはバットマンを殺すつもりはなく、
マーサを救うために協力してもらおうと話し合いに行ったのですが、
殺す気マンマンで待ち受けていたバットマンは罠を仕掛けて問答無用の攻撃。
まぁそんな通常兵器による攻撃がスーパーマンに効くはずもなく、
バットマンはチョンと押し飛ばされます。
バットマンはいつものタイツ姿ではなく重装甲アーマーを装備してますが、
アイアンマンの対ハルク用アーマーのハルクバスターみたいに
スーパーマンに対抗するだけの性能はないみたいで少し残念…。
でも愚直なスーパーマンと違って狡賢いバットマンは煙幕を張り、
隙をついてクリプトナイトから作ったガスを吸引させ、スーパーマンを弱体化。
スーパーパワーを失ったスーパーマンよりはバットマンの方が強く、優勢に。
ただガスには効果持続時間あり、ノンビリしてたら回復されます。
バットマンは弱っているうちにクリプトナイトの槍を突き立てようとしますが、
スーパーマンが「お前のせいでマーサが殺された」と捨て台詞を吐き、
「なぜその名前を知っている?」とバットマンは動揺するのです。
なんと強盗に殺されたブルースの母もマーサという名前なんですね。
もちろんスーパーマンの言うマーサは養母のことですが、奇しくも母が同名。
駆け付けたロイスが「マーサは彼の母の名よ」と説明し、バットマン納得。
そしてスーパーマンにシンパシーを感じて、マーサ救出の協力することに。
DC二大ヒーローの母が両方ともマーサだったとは盲点でした。
ブルースが母の墓参りばかりすると思ったら、この伏線だったのか。

バットマンはバットウィングに乗り込み、
アルフレッドの誘導でマーサが監禁されている倉庫へ急行。
クナイゼフとその手下二十数名をひとりでボコボコにして救出します。
スーパーマンにはクリプトナイトなしでは手も足も出ないバットマンですが、
やっぱり人間の犯罪者には滅法強いですね。
なぜわざわざ重装甲アーマーからいつものタイツに着替えたのかは謎ですが。
スーパーマンは力も回復し、ルーサーの待つ宇宙船へ。
バットマンがまだ生きていると気付いたルーサーは、
古(いにしえ)のクリプトンの怪物ドゥームズデイを放つのです。
なんか急にクリーチャーが出て来たと思ったら、
どうやらゾッド将軍の死体にルーサーの血を混ぜて作った化物らしく、
当然パワーはクリプトンレベルで、スーパーマンも苦戦します。
もしスーパーマンが負けたら、地球は滅びてルーサーも死にそうだけど、
ルーサーの言うことは聞くって設定なのかな?(とてもそうは見えないが…。)

スーパーマンは戦っても勝てそうにないと思ったのか、
宇宙に捨てることにして、ドゥームズデイを抱えて大気圏に突入。
化物の登場に慌てた政府は、上空の2人目掛けて核ミサイル「レッド」を発射。
見事命中し大爆発、片方だけ落下しますが、それはドゥームズデイで…。
しかもドゥームズデイはダメージを受けるどころか、
核エネルギーを吸収して、より強力になっており…。
バットマンが仕方なくドゥームズデイの前に立ちはだかりますが、
スーパーマンより強い相手に歯が立つわけがなく…。
近寄ることも出来ず、ヒートヴィジョンで焼却されそうになります。

しかしそんなバットマンをワンダーウーマンが助けるのです。
彼女は生中継でバトルを見て、ゴッサムに駆け付けたみたいです。
前述のようにワンダーウーマンを知ってる客ばかりならいいけど、
知らない人は急に変なコスプレ美女出て来た、って困惑しかねないです。
しかも描き方的にスーパーマンに匹敵する力を持ってる感じだし、
正直意味不明な展開だと思われても仕方ないです。
おそらく異世界人という設定ですが、いくらなんでも強すぎるだろうって感じです。
シェアード・ユニバースを続けるなら、キャラの格差は小さい方がよく、
もう既出のスーパーマンは別格として新キャラは抑えめにするべきなのに。

レッドのダメージで宇宙空間を漂っていたスーパーマンも次第に回復。
ゴッサムに戻り、ワンダーウーマンと協力してドゥームズデイと戦います。
もはや普通の人間バットマンはポカーンです。
スーパーマンもワンダーウーマンの力を借りても決め手に欠けるようで、
バットマンが作ったクリプトナイトの槍を使おうと提案します。
これはバットマンの出番か、と思いきや、槍はロイスが隠しており…。
たぶんルーサーの手に渡ったら危ないと思ったのでしょうが、要らぬお節介。
ロイスは自ら隠し場所まで取りに行くのですが、
槍を沈めた水たまりで溺れてしまい、結局スーパーマンが助けに来て、
彼女と一緒に槍も回収し、バットマン出番なしです。
ただクリプト人にとってその槍は近くにあるだけで有害なので、
ここで人間であるバットマンが槍を使って戦うんだな、と思いきや、
ワンダーウーマンが投げ縄で拘束したドゥームズデイに、
スーパーマンが槍を抱えて捨て身の特攻をブチかまし、見事に相打ち。
ドゥームズデイも死ぬが、スーパーマンも死んでしまうのです。
まぁドゥームズデイは原作でもスーパーマンを殺したヴィランとして有名なので、
こいつが出た時点でこのオチは想像できましたが、どう考えても無駄死に。
どうせドゥームズデイはワンダーウーマンの拘束で動けなかったんだから、
バットマンが槍で刺しに行けばもっと安全に殺せてた気がします。
槍を投擲すれば更に安全ですね。
それにそうでもしないとクライマックスのバットマンが空気になりますよ。

ルーサーは逮捕されて刑務所に収監。
バットマンに新たな地球の脅威の到来を示唆します。
最後にしてお馴染みの丸刈りになったし、いいキャラでしたが、
なんとなくルーサーのシリーズ再登場はない気がします。
政府は掌を返して殉死したスーパーマンを国葬。
そこに出席したブルースとワンダーウーマンことダイアナは、
スーパーマンの意志を継ぎ、各地からメタヒューマンを集めて
ヒーローチームを作ることを決意します。
フラッシュやサイボーグに声を掛けることになると思われますが、
バランスブレイカーのスーパーマンが死んだのはよかったかもね。
…と思いきや、スーパーマンの棺が少し振動。
まさかというかやはりというか、生きてるみたいです。
DCEU5作目『ジャスティス・リーグ』で再登場でしょうね。
ジャスティス・リーグにスーパーマンがいないのは考えにくいし。

とりあえず、二作続けて微妙な作品になってしまったことで、
幸先がいいとは言い難いDCEUですが、ぶち上げたからには全うするべき。
11作目『グリーン・ランタン』までの予定を発表してますが、
正直途中で頓挫する可能性が高いと思います。
まぁDCはテレビドラマのシェアード・ユニバース「アローバース」が好調だし、
ワーナーもうひとつの超特大クロスオーバー企画、
「ゴジラ・コング・シネマティック・ユニバース(GKCU)」があるし、
そっちの方が成功しそうだし、日本人としても成功してほしいです。
本作にはかなり期待してたのに、こんな体たらくだったので、
もうDCEUの成否はどうでもよくなってしまいました。
とか言いつつ、DCEU3作目『スーサイド・スクワッド』は期待してたり。
ザック・スナイダー監督ではないので、面白くなりそうな予感です。
『スーサイド・スクワッド』は9月10日に日本公開予定です。

関連作の感想
マン・オブ・スティール

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