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エージェント・ウルトラ

約40年ぶりの大寒波が日本を襲ったそうです。
私の住んでいるところは瀬戸内気候のお陰か、
雪こそ降りませんでしたが、昨日今日は相当寒かったです。
私は寒さに強いという根拠ない自身があったため、
ナメて普段通りの生活をしていましたが、今朝から酷い頭痛に見舞われ、
どうやら風邪気味になってしまったみたいです。
それでも前々日から映画の座席予約をしてしまっていたため、
頭痛薬を購入して、無理を押して映画館に行ったのですが、
やはりそんな状態で映画を観てもあまり楽しめませんね。
ドラッグストアの薬剤師さんにオススメの頭痛薬を選んでもらったので、
かなり効き目があって、服用したらすぐに頭痛は和らいだのですが、
副作用で眠気に襲われて、映画観ながら眠くて眠くて…。
あれなら普通に頭痛いのを我慢して映画観た方が楽しめた気がします。
皮肉にも映画の終盤に眠気も和らいできて、今はスッカリ元気です。
映画観てると元気になるので、その影響もあるかも。

ということで、今日は眠気と頭痛で朦朧としながら観た映画の感想です。

エージェント・ウルトラ
American Ultra

2016年1月23日日本公開。

本作はジェシー・アイゼンバーグ主演のアクション・コメディ映画で、
予告編を観た時にすごく面白そうな映画だと思ったのですが、
全米ボックスオフィス初登場6位という期待ハズレなスタートで、
製作費の半分程度の全米グロスになってしまいました。
興行的には失敗と考えて間違いなさそうです。
若手実力派俳優ジェシー・アイゼンバーグが主演で、
ヒロインも人気アイドル女優クリステン・スチュワートなので、
もっとヒットしてもよさそうですが、やはり奔放すぎる恋愛遍歴のせいで、
スチュワートのカリスマ的人気は完全に失墜したのかもしれません。
誰とは言わないけど、やっぱり不倫はイカンですよ。

それとリメイク版『ヒットマン』(初登場4位)と公開週が被り、
客を奪い合ったのも双方にとって運が悪かったのかもしれませんね。
あと上位に公開4週目の『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』
公開2週目の『コードネーム U.N.C.L.E.』も残っていて、
6位までにエージェントものアクション映画が4本もある状況で、
これでは例え面白くてもヒットするのは難しそうです。
序文で書いたように、私は体調がイマイチな状態で本作を観たので、
本作が面白いのか、或はそうでもないのか判断できませんでしたが、
たぶん万全で観れていれば、好きなタイプの作品だった気がします。
どことなく『キングスマン』を彷彿とさせるアクション・コメディです。
(『キングスマン』はそんなに好きじゃないけど…。)
以下、ネタバレ注意です。

ウエストバージニア州リマンのコンビニで働くマイケルは、
バカでドジな上にドラッグ中毒のどうしようもない青年ですが、
なぜかかなりイケてる美女フィービーと交際しています。
しかも羨ましいを通り越して恥ずかしいくらいイチャつくバカップルです。
マイケルも自分には勿体ないくらいの恋人だと思っていて、
この子を逃さないためにプロポーズを決意。
指輪を用意してハワイ旅行を計画するのですが、旅行当日の空港で、
彼はパニック発作を起こして、旅行を断念することになります。
それでもフィービーは呆れながらも怒ることはなく…。
本当にダメ男マイケルには勿体ないくらいのよく出来た彼女です。
(個人的にはクリステン・スチュワートはあまり好きじゃないけど。)
よく出来すぎていて、何か裏があると思ってしまいます。
実際に裏があって中盤に明かされるんですが、
端から裏があると思っていたので全く驚けず、
もうちょっと勘付かれない程度の演出にしてほしかったです。

ある日、マイケルがコンビニで店番していると、見知らぬオバサンが来店し、
彼に「戦車は進むナンタラカンタラ」と意味不明は詩(?)を聞かせ、去ります。
その後、彼は駐車場で自分の車に2人組の男が何かしているのを発見し、
車上荒らしだと思って注意しに近づくと、男たちが襲い掛かって来て…。
武装した屈強な男たちで単なる車上荒らしではなさそうですが、
なんとマイケルは見事な立ち回りで、たまたま持っていたスプーンを使い、
男たちを返り討ちに、というか殺害するのです。
それに一番驚いたのはマイケル自身。
ダメ男だと思っていた自分に、こんな殺人術が使えるとは…。
どうやら例のオバサンから聞かされた意味不明な詩によって、
彼の眠っていた力が起動したみたいです。
スプーンで殺人できるなんてすごいな、と言いたいところですが、
最近は身近なものを武器にして戦うアクション映画が多いので、
それほど斬新さを感じなくなってしまいましたね。
それに本当にスプーン一本で男2人を倒したならまだしも、
ひとりは敵から奪った拳銃で撃ち殺しちゃってるし…。

オバサンの正体はCIAエージェントのラセターで、
彼女は過去に工作員を育成するウルトラ計画というものに携わっていて、
マイケルはその被験者だったみたいです。
しかし被験者は全員精神を病んでしまったため計画は失敗し、
ラセターもCIAの窓際部署に左遷されます。
マイケルは18歳の時に麻薬所持で逮捕され被験者になり、
「ワイズマン」なるコードネームで呼ばれていました。
しかし計画が失敗したため記憶を消され、普通の生活に戻されましたが、
未だに監視されており、リマンから離れられないようにされているみたい。
空港でのパニック発作も、CIAにインプットされてるんでしょうね。
それにしても自分の学生時代や家族の記憶も消えてるのに
全く気にしなかったなんて、マイケルって本当にマヌケなんですね。

彼を襲った男2人も「タフガイ」と呼ばれるCIAの工作員部隊のやつらで、
たぶんウルトラ計画の元被験者じゃないかと思うのですが、
朦朧としながら観ていたので、ちゃんと設定が把握できませんでした。
CIA本部のイェーツが、ワイズマンを始末しようとタフガイを使ったのですが、
マイケルは放置しておけば無害な眠れる獅子なのに、
なぜワイズマンを始末する必要があるのかわかりませんでした。
むしろ危険なのは精神異常者の工作員部隊タフガイの方なのに。
ラセターを完全に失脚させたかっただけなのかな?
やっぱり体調不良で映画なんて観るもんじゃないです。

車上荒らしだと思ったタフガイを殺してしまったマイケルは、
恋人フィービーを呼び出して相談しますが、すぐ警察が来て拘留されます。
しかしマイケルを始末するため、別のタフガイが留置所を襲撃するのです。
今度のタフガイはクレインとラフィという名の凄腕でしたが、
タフガイなので男ばかりかと思ったらクウレインは女性工作員です。
マイケルはフィービーと共に留置所を爆破して逃走しますが、
あの状況ではラフィも絶対爆死したはずなのに、その後もなぜか生きており、
クローンなのかと思いましたが、どうもそういうわけでもなさそうです。
たぶん最強のタフガイでほぼ不死身という設定なのでしょう。

マイケルたちは麻薬密売人の友人ローズの家に匿ってもらおうとしますが、
イェーツの手回しで、テレビでマイケルとラセターが危険人物として報じられ…。
単なる指名手配ではなく、なんとスーパーチフス菌という、
危険なサルの病原菌の保菌者として報じられているので、
ローズは感染を恐れてマイケルとフィービーを地下室に閉じ込めます。
さすが友人、なんだかんだで一応匿ってくれてるのが優しいですね。
しかしローズの家もタフガイに襲撃されます。
しかもライオフリキシンなる毒ガスまで投入され、タフガイを倒して脱出するも、
ガスを吸ってしまったマイケルは弱り始め…。
ところがフィービーが治療薬を注射してくれ、事無きを得ます。
が、なぜ彼女がその毒ガスに詳しいのか不審に思い問い詰めると、
彼女は自分がCIAのワイズマンの世話をする担当者だと告白するのです。
端から裏がある気がしたので、どうせそんなことだろうと思いましたね。
マイケルは恋人のふりをしていたのかと怒りますが、
フィービーは世話をするうちに本当に彼を好きになっていたみたいで…。
それはそれで、ダメ男のマイケルのどこに惹かれたのか…。
恋人のふりをするうちに情が移ってしまった感じなのかな?

そのことでマイケルとフィービーが言い争っているところを、
タフガイ最強ラファに襲われ、彼女が捕まってしまいます。
マイケルはあわや殺されそうなところをラセターに救出されますが、
フィービーの正体を知ったことで、ふてくされて家に帰って寝ることに。
もちろん家に帰るなり、タフガイの襲撃を受けますが、
なんとイェーツはドローンで爆撃までするつもりで…。
送り込んだタフガイ諸共、マイケルを消し飛ばすつもりですが、
やっぱりそこまでマイケル始末に執念を燃やす理由がわかりません。
自分が主導するタフガイの実用性を示す目的があるはずなのに、
そのタフガイではなく、ドローンでマイケル殺したら意味ないのに。
ところが、ドローンを操るCIAのダグラス担当官が良心の呵責を感じ、
ドローン攻撃を中止し、マイケルはタフガイを倒し、襲撃を退けます。
超人マイケルが爆撃をどう防ぐか楽しみだったので、爆撃中止は残念かも。

イェーツはマイケルに電話し、もう降参すると伝えます。
そしてフィービーを返すからホームセンターの駐車場まで来てほしい、と。
もちろんこれはマイケルを誘き出すための罠で、電話先に出たフィービーは、
私のことは忘れてどこかで自由に暮らしてほしい、と彼に伝えます。
フィービーの愛が本物だと確信したマイケルは、彼女を助けるため、
イーツェとタフガイが待ち構えるホームセンターに乗り込むのです。
ワイズマンは身近なものを武器にするというコンセプトのためか、
大量の花火を射ちながら突撃するのですが、たしかに見栄えはするけど、
恋人救出するんだから普通に武器を持って行けよ、と思ってしまいました。
武器がない時に身近なものを武器にできるのはすごい応用力ですが、
端から武器を持たないのでは単なる不用心なやつです。

ホームセンターではラフィたちタフガイと激しい戦いになりますが、
いろんな日用品が揃っているホームセンターは武器の宝庫で、
マイケルはそれらを使ってタフガイを次々とぶち殺します。
ただ、硬い物を鈍器にしたり、刃物で刺したりと、
せっかく日用品をあまり奇抜な使い方しないんですよね…。
こんな物をこんな武器にするのか、みたいな意外な展開がほしかったです。
辛くもラフィを(同情したのか殺さないが)倒し、フィービーを救い出します。
店を出たところで指輪を渡してプロポーズし、見事OKもらうが、
待ち構えていた州警察にテーザーガンを撃たれて逮捕されます。
超人工作員タフガイのどんな凶悪な攻撃も退けていたのに、
警察のテーザーガン程度でダウンしちゃうなんて…。
まぁラフィとの戦いで満身創痍だし、求婚成功で油断したのかな。

イェーツはタフガイを使ったスタンドプレーでCIA上官に粛清されます。
逆にマイケルはタフガイを17人も倒したことで、工作員として採用され、
ラセターのウルトラ計画の有用性を認められます。
フィービーもマイケルの公私共にパートナーとして活動し、
2人はマニラのチャイニーズ・マフィアを壊滅させるなど大活躍で、
めでたしめでたし、です。
エージェント・ウルトラになった2人の今後の活躍に乞うご期待、
…な幕引きですが、この成績では続編製作は不可能ですね。
体調不良で理解しきれなかったけど、どうも単発になりそうだし、
ビデオ化されてから見直す必要もなさそうかな。

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