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ダイバージェントNEO

今週はいろいろあって、なかなか時間が取れませんでした。
この記事も空き時間にチョコチョコ書いてたんですが、
書きあがるまでに1週間もかかっちゃいました。
最近こんな状況が続いてるし、もっと楽に書ける方法を模索する時かも。
やっぱり週二本くらいは書きたいので、いろいろ考えてみます。

ダイバージェントNEO
The Divergent Series Insurgent

2015年10月16日日本公開。
SFアクション映画『ダイバージェント』の続編。

トリス(シャイリーン・ウッドリー)とフォー(テオ・ジェームズ)は、宿敵ジェニーン(ケイト・ウィンスレット)のせいで異端者であることが露見したため逃亡生活を余儀なくされる。シカゴを追われた彼らは、エリュダイト(博学)たちが異端者を排除しようとする理由を知るために奔走する。愛する者たちを守るため、二人は力を合わせて苦難の道を突き進み……。(シネマトゥデイより)



『トワイライト』や『ハンガー・ゲーム』のメガヒットを受けて、
乱発されたヤングアダルト小説原作映画ですが、
そのほとんどの作品が1作目でコケて、シリーズ化できないでいる中、
本作の前作『ダイバージェント』は見事に興行的成功を収め、
こうしてシリーズ化に成功しました。
ボクに言わせればコケた他のYA映画と何が違うのか不思議ですが、
『トワイライト』のサミットと『ハンガー・ゲーム』のライオンズゲートが、
タッグで製作、配給していることへの安心感があるのかも。
とはいえ、前作の全米興収は1億5000万ドルでしたが、
本作は1億3000万ドルにダウンしており、すでに人気に陰りが見えます。
まぁ右肩下がりでも1億ドル超えなので、シリーズ続行は間違いないでしょう。

日本では前作がどの程度人気があったのかわからないですが、
ボクの近所の映画館では先月末(6月30日)で上映終了してしまいました。
今月16日に上映開始し、丸2週間で上映終了するなんて、
よほど客入りが悪かったのでしょうね…。
まぁ公開翌週には『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』、
翌月は『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』が公開される
YA映画の公開ラッシュだった影響も大きいかもね。
ボクも本作の鑑賞優先順位は低かったので、後回しにするつもりでしたが、
上映終了されちゃうので、先月末に慌てて観に行った感じです。

そもそも前作も大して面白くもなかったので、全米で右肩下がりなのも、
日本で全く人気がないのも当然だと思いますが、
人気薄の原因は、所詮『ハンガー・ゲーム』の二番煎じだからでしょう。
どちらもディストピアSFで、反乱軍として政府に立ち向かいながら、
友情や恋が描かれる、ありきたりなYA作品です。
後発の本作は『ハンガー・ゲーム』との差別化を図るべきですが、
それが上手くいってないように思います。
急にヒロインの髪をショートに変えて見た目の差別化を図ったり、
苦慮はしてると思いますが、所詮はYA原作なので物語は似たり寄ったりです。
もともとポスト『ハンガー・ゲーム』のつもりだっただろうから、
あまりに別物にすることも出来なかったのかもしれないけど…。
何にしても観客にしてみれば既視感の強い内容で退屈でした。

以下、ネタバレ注意ですが、
前作公開から1年3カ月と短い公開スパンではあったものの、
世界観の設定が面倒くさい物語なのと、
前作が世界観の説明ばかりであまり面白くなかったこともあって、
あまり内容を覚えてなかったので、本作を観るにあたっても、
忘れていて理解し辛いところが多かったです。
特にキャラの人間関係は忘れているところが多かった。
YA映画は無駄にキャラ数が多いので困ります。
他のYA映画のキャラとゴッチャになったりもするし…。
以下、ネタバレ注意です。

ジェニーン率いる「博学」が「勇敢」を洗脳し「無欲」を襲ってから5日後。
「異端者」だが「勇敢」に所属のトリスは恋人のフォー、「勇敢」の仲間ピーター、
兄で元「博学」のケイレブ、「無欲」のリーダーでフォーの父マーカスと逃亡し、
ジョアンナ率いる「平和」の村に匿われます。
しかし「博学」の命令でエリック率いる「勇敢」の兵士から村は襲撃され、
ピーターは裏切って「博学」に投降。
トリスとフォーとケイレブは列車に逃げ込み、難を逃れます。
しかし3人は列車に乗っていた「無派閥」の集団に隠れ家へ連行されます。
「無派閥」の集団を率いていたのは、なんとフォーの母イヴリンで、
彼女は「勇敢」の仲間が「高潔」の本部にいることを教えてくれ、
「勇敢」と「無派閥」が組んで「博学」を倒そうと提案。
母を信頼していないフォーは拒否しますが、とりあえず仲間に会うために
トリスとフォーは「高潔」本部に向かうが、兄ケイレブは「無欲」に戻ることに。
序盤の粗筋をちょっと書いただけでも7つの派閥と多すぎるキャラで、
一見さんお断りのややこしい状況になってますね。
前作の設定やキャラ相関をちゃんと把握してなかったボクは、
なんとか思い出そうと頑張りましたが、やはりちょっと厳しかったです。
ただほとんど世界観の説明に時間を割かれていた前作と違い、
本作は物語が動き出すのが早かったのはよかったかな。
テンポもかなりよく、前作のように眠くはならなかったです。

「高潔」本部で「勇敢」の仲間と再会したトリスとフォーでしたが、
「高潔」の衛兵に捕まり、リーダーのジャックの前に連行されます。
軍隊や警察みたいな仕事は「勇敢」に一任されているはずなのに、
「高潔」や「博学」も私設軍隊みたいなものを持ってるんですよね…。
それなら派閥の設定って何のためにあるの?って感じです。
「博学」の陰謀で「勇敢」が「無欲」を襲った事件は、
「博学」によってトリスら「異端者」の仕業と宣伝されているため、
ジャックは裁きを受けさせるため、2人を「博学」に引き渡そうとしますが、
フォーは「裁判はおまえらの仕事だろ」と訴え、「高潔」で裁判を行うことに。
裁判では自白剤が使われ、2人の無実が立証されます。
自白剤使う裁判なんて、裁判と言えるのかどうか微妙ですよね。
司法を任された派閥なら、自力で真実を究明しろと思います。

その後、「高潔」が「博学」の送り込んだエリック率いる「勇敢」に襲撃され、
トリスの仲間の「勇敢」の奮闘で撃退に成功しますが、
仲間や「高潔」の人々に自殺を誘発する導入剤を撃ち込まれてしまい、
仲間の自殺を食い止めるため、トリスは単身「博学」に出頭します。
「高潔」「勇敢」「無派閥」で組んで「博学」に復讐しようという
話がまとまったところなのに、とんだスタンドプレーです。
「高潔」のジェニーンは自殺を止める条件として、彼女にある箱を開けろと命令。
その箱には派閥システムを作った祖先のメッセージが入っていて、
「異端者」しか開けられない仕組みになっているようです。
箱の部屋に案内されたトリスは自殺をほのめかし、ジェニーンを脅します。
箱は優れた「異端者」しか開けられないから、
自分が自殺したら誰も開けられなくなって困るだろうと考えたわけですが、
これに限らず、彼女の「私は特別」みたいな思い上がりが鼻に付きます。
しかし「博学」に寝返った兄ケイレブが拳銃を取り上げ、自殺は失敗。
「無欲」に帰ったはずのケイレブがなぜまた「博学」に戻っているのか、
しかもなぜ妹トリスを裏切ったのか、もう少し説明がほしいです。
派閥が家族よりも大切なんて、全く納得できません。
まぁそもそもトリスの自殺は狂言なので、本当に死ぬ気なんてないけど。

箱を開ける方法は派閥分けの適正テストや「勇敢」のメンタル訓練と
ほとんど同じシュミレーション実験で芸がないですね。
実験に失敗すると死んでしまい、これまで6人の「異端者」が死にましたが、
当然トリスは簡単にクリアしちゃいます。
いや、最後の「平和」の適性を見る実験だけは少し手こずったかな?
「異端者」は5つの派閥の適性を全て持ってるはずだけど、
トリスは血の気が多いので非暴力の「平和」の適性は弱いみたいです。
それでなぜ箱を開けられる優れた「異端者」なのかは謎です。
箱が開き、祖先からのメッセージが再生されますが、
「異端者」は人類存続の希望という内容で、派閥システムを守るため、
異端者を敵視していたジェニーンはそのメッセージを抹消しようとします。
ジェニーンは一体どんなメッセージを期待していたんでしょうね?
「異端者」を希望と言っておきながら、開けるのに何人も殺す箱を作った
祖先もかなり頭がおかしいと思います。

ジェニーンは口封じのためにトリスを殺そうとしますが、
イブリン率いる「無派閥」「勇敢」「高潔」連合軍に包囲され幽閉。
その後、獄中でイブリンに暗殺されます。
イブリンは息子フォーの言う通り、評議会の長であるジェニーンに代わって、
自分が世界のリーダーになろうとしている腹黒女のようです。
裏切り者ピーターも再び裏切り、トリスに協力します。
イブリンらによって祖先のメッセージは街中に放送され、本作は終了。
物語の続きは続編『アリージェント(原題)』に持ち越しです。
YA小説「ダイバージェント」シリーズは三冊からなる三部作ですが、
過去のYA映画に倣い最終巻は二部に分割して映画化され、
最終巻前編が『アリージェント』、後編が『アセンダント』になるそうで、
映画は四部作で、つまりあと二本製作されるわけです。
でも二作目の本作が日本でこれほどまでに人気がないとなると、
残る二本がちゃんと劇場公開されるかは怪しいかも…。
まぁ特に面白いわけでもないし、別に楽しみにもしてないから、
とりあえず完結まで見れたら十分なので、ビデオスルーでもいいかな。

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ダイバージェント

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