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クーデター

また一週間ぶりの更新になります。
今週は旅行に行ってたので、更新できませんでした。
台風接近と重なるなどトラブルもあったけど、とても楽しい旅行でした。

ということで、今日は旅先でトラブルに巻き込まれる物語の感想です。

クーデター
No Escape

2015年9月5日日本公開。
オーウェン・ウィルソン主演のアクション・スリラー。

仕事の関係で東南アジアの某国に家族と一緒に移り住むためにやって来たジャック(オーウェン・ウィルソン)だったが、到着した翌朝にクーデターが発生。暴徒により外国人が次々と殺害されていく中、滞在先を襲撃されたジャックは妻子を守るため、安全な場所を求めて逃げ回る。現地で知り合った旅行者ハモンド(ピアース・ブロスナン)の助けで何とか命拾いしたものの、思いも寄らない現実が彼らを待ち受けていた。(シネマトゥデイより)



アメリカで先月26日に公開された本作ですが、
それほど間をおかず、日本でも一週間後に公開されました。
世界的話題作なら別ですが、半年後にやっと公開とかが多い日本で、
こんなに日本公開が早いのは、ハリウッド映画では珍しい気がします。
普通はまずアメリカでの成績を見て日本公開するか決める感じですもんね。
そういう意味では、本作は全米公開時のオープニング成績が4位で、
評価もあまり芳しくなかったみたいなので、それを考慮されていたら
日本公開は危うかったかもしれない作品です。
でも実際は面白いので、全米公開前に日本公開が決まっててよかったかな。
以下、ネタバレ注意です。

水道設備会社「カーディフ社」のエンジニアであるジャックは、
仕事のために妻と2人の娘を連れて東南アジア某国に転勤になります。
本作は内容が内容だけに、国名は明言されませんでしたが、
ベトナムに接する国であるとだけ言及されています。
そんなの中国、ラオス、カンボジアしかないですが、
中国ほど大国ではないので、ラオスかカンボジアになりますね。
まぁ実際はその2国のどちらかを念頭に置いてるわけではないだろうから、
変な誤解を受けないように、架空の国名でも付ければいいと思うのだけど、
それだとリアリティが欠けると判断したのかな。

ジャック一家は機内で英国人ハモンドと出会い、
空港で彼の友達ケニーに滞在先のホテルまで送ってもらいます。
外国人客ばかりの高級ホテルだが、なぜか電話は繋がらず、テレビも映らず…。
どうやら都市中の電気がダウンしてしまっているようで…。
実はこの頃、武装反乱軍が首相を暗殺するクーデターが起きていたのです。
どうやら国が水道事業をアメリカ企業カーディフ社に独占させることに反発して
クーデターが起きたみたいですね。
しかし翌朝、そんなことを知る由もないジャックが、
英字新聞を買いに市場に行くと、警察機動隊と武装デモ隊が目の前で激突。
たぶんクーデターを起こしたのはデモ隊の方だと思うから、
それを止めようとするってことは、まだ警察は機能してるってことなのかな?
あわや殺し合いに巻き込まれそうになり、ホテルへ逃げ帰ろうとしますが、
途中でアメリカ人旅行者が武装反乱軍に殺害されるところを目撃。
どうやら反乱軍の標的はアメリカ人をはじめとした外国人になったようです。
反乱軍というか、一部を除き国民全員が反乱に参加してる感じで、
特にカーディフ社の関係者であるジャックなんて最大の標的のひとりで、
国民全員から命を狙われるなんて、かなり過酷な状況で面白いです。
でもジャックにそれほど同情できないというか、反乱軍に同情してしまうのは、
インフラを外国企業に乗っ取られるなんて、やっぱり看過できない話で、
それに反発する国民の気持ちがわかるからでしょうか。
ジャック自身は支援事業だと思っているみたいですが…。

反乱軍に見つかり追われながらも、なんとかホテルに逃げ帰ったジャック。
しかしホテルは反乱軍に包囲され、ほどなく乗り込まれてしまいます。
ジャックは家族と合流し、他の宿泊客が避難している屋上に立て籠もります。
そこで救助ヘリを待ちますが、やってきたのは反乱軍のヘリ…。
ヘリからマシンガンを掃射され、宿泊客は次々と射殺されます。
ヘリは宿泊客を殺すのに夢中になりすぎて、看板に引っかかって墜落し自滅。
しかしバリケードを破って反乱軍が屋上になだれ込んで来ます。
逃げ場を失ったジャックは、隣の建物の屋上に飛び移ろうと考えます。
建物の間隔はけっこう広かったので、それを飛び越えるのはかなり危険です。
まず妻に飛び移らせ、なんと幼い娘たちは妻に投げて渡すことに。
たしかに子供が自力で飛び移るのは難しい距離ですが、
子供を投げて渡すことの方がもっと難しい気がするんだけど…。
なんとか成功しますが、隣の建物も反乱軍の戦車の砲撃を受け、
建物内に反乱軍がなだれ込んできたので、
あんな危険を冒した割りには、状況は好転してませんね。
物陰に隠れる一家ですが、反乱軍のひとりに見つかってしまい、
ジャックは仲間を呼ぼうとしたその男の口を塞ぐため撲殺するのです。
初めての殺人だったみたいで動揺を隠せないジャックですが、
この状況下では殺人も仕方ないですよね。

建物を脱出した一家は、死んだ反乱軍の服とバイクを拝借して、
保護を求めてアメリカ大使館に向かいます。
途中で大規模なデモ隊に遭遇しますが、変装でなんとか誤魔化すことに成功。
けっこうジロジロ見られてたし、ジャックの金髪も少し見えていたのに、
外国人だとよく気付かれなかったものですね。
大使館に到着しますが、そこもすでに反乱軍に制圧されており…。
まぁアメリカ企業に対する不満から起きたクーデターなんだから、
アメリカ大使館なんて真っ先に襲撃されますよね。

また行き場を失った一家は、逃げ回るうちにある家の庭先に入り込み、
そこの親切な住民に匿ってもらいます。
国民全員が敵かと思ったけど、僅かながら違う人もいるみたいですね。
しかしその庭にも反乱軍が一家を探しにやって来て…。
ジャックは反撃を試み、妻が囮になって、その隙に反乱軍から銃を奪いますが、
残念ながらその銃は空で、妻が捕まって反乱軍にレイプされそうになります。
反乱軍に同情してたけど、レイプしようとするなんて殺人より許し難いです。
そこに再びハモンドとケニーが颯爽と登場し、一家は救出されます。
そして一家はハモンドの知人の売春宿の屋上に泊まることに。
そこでバーベキューを振る舞われるのですが、鶏だと思ったら実は犬肉で…。
クーデター翌日で、そんな食料に困るような状況になるかな?
どこかの国の悪影響で、アジア人は犬肉食うと思われてるんじゃないか?
そこでジャックがハモンドの素性を聞くと、彼は英国のCIA的な諜報員らしいです。
なんでも外国企業が途上国のインフラ独占するための下準備をする仕事らしく、
カーディフ社の水道事業独占の裏でも彼が動いていたみたいです。
アメリカ企業のためにも動いているわけだからMI6ではなさそうですね。
いずれにせよ、このクーデターの発端を作ったのが彼だったようです。
ハモンドは一家に近くの川を下ればベトナム国境に着くと教えます。
その直後、彼らは反乱軍に狙撃され、ハモンドとケニーが被弾し死亡します。
死をもって責任を取った感じですかね。

一家は逃げながら近くの川まで行き、漁師からボートを購入します。
購入と言っても、腕時計と靴で物々交換したんですけどね。
いざという時のために高級なものは身に付けておくべきですね。
しかしそこに反乱軍が探しに来て、ジャックは捕まってしまうのです。
反乱軍は長女も捕まえ、彼女に銃を握らせ父ジャックを撃ち殺させようとします。
やっぱり反乱軍は同情の余地のないクソ野郎どもですね。
絶体絶命のピンチでしたが、妻が背後から近づき、反乱軍の男を撲殺し、
一家はボートで離岸、川下のベトナム国境を目指します。
ところが簡単に国境を越えられるはずもなく、ベトナム側の国境警備兵に、
「入国は許可できない、引き返せ」と銃口を向けられてしまうのです。
しかし反乱軍に追われていることに気付いたベトナムの警備兵は、
人道的な見地から一家の越境を認め、彼らを保護します。
反乱軍もベトナムまでは追ってこれず、脱出成功でめでたしめでたしです。
本作はここで幕を下ろしますが、一家が助かったのはいいけど、
このクーデターの顛末が気になり、ちょっとモヤモヤする終わり方です。
たぶんアメリカが軍事介入して、反乱軍は倒されるんでしょうね。

かなりスリリングなアクション・スリラーでなかなか楽しめました。

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