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スペースガーディアン

今日は『テッド2』観たので、その感想書こうかと思ったけど、
あまり時間がないのでDVDの感想です。

スペースガーディアン
Escape from Planet Earth

2015年8月5日リリース。
SFコメディ・CGIアニメーション映画。

弟のスコーチ(ブレンダン・フレイザー)と兄のゲイリー(ロブ・コードリー)は、宇宙のどこかで困っている人がいれば、すぐに助けに向かうスペース・レンジャーズ。スコーチは、二人が住む惑星バーブの人気者で、どんな危険もへっちゃら。ゲイリーは、まじめで、お兄さんなのに、ちょっとこわがり屋さん。 救出作戦は成功の連続で、勇敢なスコーチの人気はあがるばかり、でも兄のゲイリーが立てる完ぺきな作戦が、とっても大切。そんなある日、いじわる上司・リナ(ジェシカ・アルバ)が、宇宙で最も恐ろしいと噂される地球からSOSの信号をキャッチした。リナはスコーチたちに、救出に出るよう命令しだが、ゲイリーは任務を成功させるためには、ちゃんとした準備が必要だと警告した。ところが、ワクワク、ドキドキ、救出の命令が、うれしくてたまらないスコーチは兄のゲイリーの警告を無視して、危険な地球へ勝手に出発してしまう。しかし、たどり着いたとたん、スコーチは邪悪な地球人・シャンカーに捕まり、エリア51に閉じ込められてしまう。 弟・スコーチのピンチを知ったゲイリーは、スコーチを助けに地球へと出発。しかし、ゲイリーも宇宙の破壊を狙うシャンカーの野望に巻き込まれてしまう!!(公式より)



本作は全米ボックスオフィス最高3位になった米加合作CGIアニメ映画です。
レインメイカー・エンターテインメントという映画会社が製作しており、
この会社は『バービー』シリーズなんかを製作しているところのようです。
やはりピクサーやイルミネーション、ドリームワークスなど、
メジャーなアニメスタジオの作品に比べると技術(画質)がかなり悪いですが、
物語自体はなかなかよかったと思います。
しかしやはりメジャースタジオの美麗なCGIアニメを見慣れてしまっているため、
画質の低レベルさが足を引っ張り、作品全体の印象としてチープになりますね。
まぁ絶賛公開中のイルミネーション作品『ミニオンズ』と比べても、
製作費は約半分なので、実際にチープなんですけどね。
しかしキャラクターデザインもチープさに拍車を掛けてしまっているため、
金がないならキャラデザとかの工夫でもっと頑張るべきだったと思います。
声のキャストも主人公がブレダン・フレイザーとか、なんとも残念な感じだし…。

こんな概要なのにアメリカで初登場4位になったのは出来すぎですね。
2013年の2月に全米公開されましたが、当然日本では劇場公開されず、
全米公開から2年半も経って、ようやくビデオスルーになったわけですが、
たぶん日本でも『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』がヒットしたからでしょうね。
それに肖って『スペースガーディアン』なんて邦題が付いたのは疑う余地ないです。
原題は『Escape from Planet Earth(地球からの脱出)』ですが、
これは序盤のネタバレになってしまっているので、邦題を付けたのは正解です。
以下、ネタバレ注意です。

惑星バーブを拠点に、宇宙で救助活動などを行う組織BASA。
そこで兄ゲイリーと弟スコーチはチームを組んで任務をこなしています。
宇宙飛行士の弟スコーチが体を張って救助活動を行い、
管制官の兄ゲイリーが惑星バーブの基地から弟に指示を与えますが、
やっぱり実際に任務を遂行するスコーチはみんなから英雄視され、
サポート役のゲイリーは弟の陰に隠れてしまっている感じです。
IMFで言えば、スコーチがイーサンでゲイリーがベンジーって感じかな。
ある日、BASAの女性長官リナから、
誰も生きて帰った者はいない未知の惑星ダーク・プラネット行きを命じられます。
慎重なゲイリーはその任務に及び腰ですが、イケイケなスコーチはノリノリ。
結局意見が合わず、ゲイリーはBASAを退職(或は解雇)することになり、
スコーチは兄のサポートなしでダーク・プラネットに単身乗り込むことになります。

このダーク・プラネットとは、牡牛座分子雲の400光年先にあるM級惑星で、
唯一逆向きに進化が起きている異質な環境の星だそうです。
なんでも初めは美しい生命体が出現したのに、
徐々に野蛮で原始的な生物が幅を利かすようになったとかで…。
実はこのダーク・プレネットとは原題でネタバレしているように、
プレネット・アース、つまり地球のことらしいのです。
どうも美しい生命体とは恐竜で、野蛮な生命体とは人間のことのようです。
BASAによると、人間は土地を国で分け、境界線を巡って争い、
勝った国より負けた国の方が栄える傾向にあり、指導者は大抵ヒゲ面の変人で、
人々はカネとサイモン・コーウェルが大好きなんだそうな。
なんだか当たってるような勘違いも甚だしいような認識ですが、
少なくともコーウェルのこと知ってるなら全然未知の惑星じゃないですね。
これまで106名の知的生命体が友好的に交流を試みたそうですが、
全員が行方不明になってしまっているらしいです。
ロズウェル事件など、地球に現れるUFOは全て友好的な宇宙人だけど、
全て地球人に捕まっちゃってるってことですね。
なかなか面白い設定だと思います。

地球に降り立ったスコーチがはじめに発見したのがなんとセブンイレブン。
エリア51の近くの荒野にポツンと建っているのですが、
こんなところで営業しても客なんて来ない気がしますね。
セブンイレブンに近づいたスコーチは防護服を着た集団に襲撃され、
エリア51の責任者シャンカーに麻酔銃を撃たれ、拉致されます。
シャンカーの狙いはエイリアンを捕まえることではなく、
スコーチのハイテク宇宙服に仕込まれていたブルボニウムを回収することです。
ブルボニウムは原子力の1万倍の威力の物質で、
星でも一撃で破壊できる大砲「ピース砲」の動力源になるそうです。
実はシャンカーはBASAの長官リナと結託しており、
リナはスコーチを利用してシャンカーにブルボニウムを贈ったのでした。
任務も「ダーク・プラネットに行け」というだけで具体的な目的がないと思ったら、
実はそういうカラクリがあったんですね。
具体的な目的も聞かずに出発したスコーチもどうかしてると思うけど、
そのくらい脳筋だから頭脳派の兄ゲイリーがサポートしてたのでしょう。
リナはネット(?)でシャンカーと知り合い、一目惚れしたみたいで、
その恋心をシャンカーに利用され、ブルボニウムを渡してしまったわけですが、
外見の全く異なるバーブ星人が地球人に恋するなんて不思議ですね。
シャンカーの方はリナのことを内心キモチワルイと思ってるみたいですが…。

一方惑星バーブでは、スコーチの交信停止というニュースを見た兄ゲイリーが、
弟を救うため救助ポッドに乗り込み、地球に向けて単身出発します。
やはりエリア51のセンブンイレブンの前に墜落し、
やはり防護服の集団に拉致され、エリア51に運ばれます。
エリア51では人間の他に、グレイ型エイリアンが働いていましたが、
彼らは1947年のロズウェル事件で捕まったグレイのようです。
彼らは強力なエレキネシスが使えるので、逃げるのも容易な気がしますが、
地球に墜落した際に当時6歳だったシャンカーの父親を事故死させてしまい、
その罪滅ぼしにシャンカーに従ってエリア51で働いているようです。
シャンカーもその時の恨みから、地球外知的生命体に憎悪を抱いており、
ピース砲を使って生命体の存在する星を全て破壊するつもりです。

エリア51の地下牢に閉じ込められたゲイリーは、
先に捕まっていた他の知的生命体と出会います。
ネズミのような異星人ドク、三つ目のヌルヌル異星人サーマン、
モノアイの巨人女の子異星人アイオの3人です。
見た目的にはあまり知的な印象を受けない彼らですが、
エリア51には地球外知的生命体がシャンカーに技術を提供することで、
自由にしてもらえる「労働&解放プログラム」があるみたいで、ドクはSNS、
サーマンはタッチパネル、アイオは検索エンジンを発明したみたいです。
シャンカーはその技術をアップルやグーグルなどと取引して、稼いでいます。
今のIT技術(特にスマホ)はほとんど異星人が発明したものだったんですね。
でも彼らはまだ解放されていませんが、ピース砲完成に協力すれば、
きっと解放してもらえるだろうと信じています。
ゲイリーもその頭脳を見込まれ、ピース砲の開発に参加させられます。
なお、地下牢では弟スコーチとも再会します。

シャンカーはゲイリーらをピース砲まで連れて行き、
ビブラニウムの動力源をセットして、ハレー彗星を破壊してみせます。
それを見たスコーチはピース砲から動力源を引き抜き破壊。
怒ったシャンカーはスコーチを冷凍器に閉じ込めて凍らせ、
弟を助けたいなら動力源を修理しろとゲイリーに迫ります。
スコーチは渋々修理しますが、シャンカーはスコーチを解放するどころか
結局ゲイリーも冷凍機で凍らしてしまい…。
シャンカーはもともと地球外生命体皆殺しするつもりなので、
「労働&解放プログラム」も嘘で、誰も解放する気はないみたいですね。

シャンカーはピース砲の最初の標的を惑星バーブに決め、発射。
しかしゲイリーは修理をするふりをして動力源に細工をしており、
発射するとピース砲がバグって爆発するようにしていたのでした。
その爆発の衝撃で冷凍器も破壊され、ゲイリーとスコーチも自由に。
兄弟はドクたちと一緒にエリア51を脱出。
スコーチの乗って来た宇宙船に乗って離陸します。
ところがスコーチのハイテク宇宙服を着たシャンカーが飛んで追って来て、
トラクタービームで宇宙船を動きを止めてしまいます。
和解したゲイリーとシャンカーは宇宙船からシャンカーに飛び掛かり、
2人で協力してハイテク宇宙服の電池を抜き、シャンカーと共に落下。
このままでは2人(とシャンカー)は転落死してしまいますが、
なんとグレイがテレキネシスでキャッチして助けてくれるのです。
グレイもシャンカーの計画を知り、彼に協力するのをやめたみたいです。
そしてゲイリーたちは惑星バーブに帰還してめでたしめでたしです。

技術的には拙いので、劇場鑑賞には耐えられなさそうだけど、
家でDVDで見る分にはそれなりに楽しめた方かな。
レインメイカーの次回作はテレビゲーム『ラチェット&クランク』の映画化だそうで、
そのゲームはちょっとだけやったことがあるから期待してます。
その次もテレビゲーム『怪盗スライ・クーパー』の映画化だそうですが、
そっちは全くやったことがないのであまり期待してません。

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