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BORUTO -NARUTO THE MOVIE-

RHYMESTERのNewアルバム『Bitter, Sweet & Beautiful』を買いました。
超楽しみにしてたから先月末に買って、それから約1週間くらい聴き続けてるけど、
悲しいくらいに気に入らなくて、もう辛くなってきました。
どんな残念な音楽でも聴き続けると愛着も湧いてくることが多いですが、
今回は本当にダメそうな感じです。
宇多丸とMUMMY-Dのラップは悪くないかもしれないけど、
どうもトラックがラップに合ってない気がして…。
というか、好みの問題だけど、あまり好きな感じのトラックじゃなくて、
だからそこに乗ってるラップもあまり好きになれないのかもしれません。
絶賛評が多いので、ボクがRHYMESTERとは合わなくなっただけかな。
もうCDを買いたくなるアーティストなんて数組しかいないので、
これでまた1組減るのかと思うと寂しくなります。
いや、諦め切れないので次のアルバムまでは買ってみようかな。

ということで、今日は宇多丸がモデルのキャラも登場するアニメ映画の感想です。
入場者特典の設定資料集読まないと気付かなかったけど…。

BORUTO -NARUTO THE MOVIE-
BORUTO NARUTO THE MOVIE

2015年8月7日公開。
岸本斉史の人気漫画の劇場版アニメ。

七代目火影・うずまきナルトが統治する木ノ葉隠れの里。新たな忍の育成を目的とした「中忍選抜試験」が開催されることになり、うずまきナルトの息子・ボルトら下忍は修行に没頭していた。忙しくてなかなか一緒にいることができない父ナルトに反発するボルトは、ナルトのライバルで親友でもあるうちはサスケに弟子入りを志願。そして中忍選抜試験の日。ナルトを亡き者にすべくモモシキとキンシキが現れ、ナルトは彼らが放った術によって行方がわからなくなってしまい……。(シネマトゥデイより)



本作は連載終了したジャンプの人気漫画『NARUTO ナルト』の後日談で、
原作漫画の主人公ナルトの息子ボルトを主人公にした劇場版アニメです。
原作漫画は最後まで一通り読んだので、本作も観るつもりでした。
(でも「NARUTO新時代開幕プロジェクト」は全く読んでません。)
ただあまり期待してなかったため、14日のTOHOシネマズ・デイにでも観よう思い、
公開初日の今日は、やはり今日初日の大人気スパイ映画シリーズ最新作
『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』を観るつもりでした。
しかし、どうやら本作には先着入場者特典が付くみたいで、
下手すると14日には配布終了している可能性もあると考え、
本作を初日に、『M:I』をTOHOシネマズ・デイに観ることに変更しました。
期待してない映画の先着特典なんてなんで欲しいのかと思われそうですが、
本作の特典「秘伝・在の書」はいわゆる設定資料集なので、
ボクが本作にそれほど興味ないニワカだからこそ、
本作の内容を理解するために設定資料集が必要だったのです。
上映開始前にサッと読みましたが、いざ観てみて、読んでおいてよかったです。
たぶん読んでなかったら「こいつ誰だっけ?」って思うところが多かったかも。
「秘伝・在の書」は原作者描き下ろし漫画も掲載されているので、
ニワカだけじゃなくてコアなファンも早めに観に行った方がいいかも。

なぜ本作にあまり期待してなかったかと言えば、
もちろんボクがそれほど原作漫画に嵌ってなかったこともあるけど、
世代交代するような展開があまり好きじゃないからかも。
もともと血統主義的な主人公があまり好きじゃないので、
主人公の子供にバトンタッチするパターンは歓迎できません。
(まあナルトも露骨なほど血統主義でしたけどね。)
それともうひとつ、これは内容よりも心象的なものなのですが、
前作『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』で劇場版最終作と謳ってたくせに、
一年も経たないうちに続編公開するなんて節操がないにも程があるだろ、と。
「NARUTOじゃなくてBORUTOだから別物」という理屈であれば、
少なくともタイトルから「-NARUTO THE MOVIE-」は外すべきです。
で、特典の設定資料集がないと厳しい一見さんお断りの内容なので、
結局は前作の完全なる続編だったわけだし、悪質な閉店商法です。
だから期待が持てないというか、好感が持てなかった感じかな。

とはいえ、いざ観てみたら、まあまあ楽しめてしまいました。
原作者が「これ以上のものはもう僕 には描けません」と言ってますが、
これも露骨な最高傑作商法でしょうが、あながち全くの嘘でもないかも。
面白さは別として、かなり纏まりのいい物語だった気がします。
取って付けたようなボスキャラの設定はもう少し工夫するべきだと思ったけど、
これまでの劇場版の中では屈指の出来だと思います。
以下、ネタバレ注意です。

前作から十余年、七代目火影となったナルトは日々の雑務に忙殺され、
家庭を顧みることが出来ず、息子ボルトと娘ヒマワリは寂しい思いをしています。
そんな父を見て下忍になったボルトは「火影になんてなりたくない」と反発。
更に妹ヒマワリの誕生日を家族で祝うが、その席の父が影分身だとわかり幻滅。
そんな父を見返してやろうと、父のライバルであるサスケに弟子入りを志願。
サスケはナルトの得意技である螺旋丸の習得を条件に弟子入りを約束。
ボルトは所属する班の班長、木ノ葉丸に螺旋丸を習い、習得します。
とはいえ、彼の螺旋丸は小粒で、飛距離も短くすぐに消えてしまい…。
そこで彼は科学忍具班のカタスケに科学忍具を借ります。
この科学忍具は忍術を封印した小型巻物を挿すことで、
チャクラも印も使わずに封印した忍術を発動できる小手です。
得意不得意や血系限界も無視して、どんな忍術も使えるチートすぎる忍具です。
せっかく新シリーズをスタートさせても、こんな最強アイテムを登場させて大丈夫?
もう誰でも(忍じゃなくても)最強の忍になれちゃうんじゃない?

ボルトは科学忍具で螺旋丸を発動させ、サスケに弟子入りを許可されます。
サスケはボルトがインチキしてるのは気付いていたみたいですが…。
それにしても科学忍具で螺旋丸を使うにしても、螺旋丸を封じた巻物がいるはず。
螺旋丸なんて超高等忍術を使えるのは、ナルトと木ノ葉丸とカカシだけなはず。
ボルト(或は科学忍具班)はどうやって螺旋丸の巻物を手に入れるのか謎ですね。
何にしても、やはりボルトも得意技は父同様に螺旋丸になったみたいで、
せっかくサスケが師匠で名前がボルトだから雷遁・千鳥を習得すればいいのに。
あ、名前の由来は電圧の単位の「VOLT」じゃなくてネジの「BOLT」か。
ボルトは父同様、影分身も得意なようですが、分身の数は四体が限度です。
まぁ分身千体出せるナルトは九尾のお蔭でチャクラが無尽蔵なので、
そんな父と比べてやるのは可哀想かもしれません。
ボルトも血統主義の主人公なのは間違いないけど、人柱力は遺伝しないので、
父を超えることは絶対無理なナルトの劣化版って印象を受けます。
まぁ影分身も科学忍具を使えば、チャクラ無しでいくらでも増産できますけど。
ほんと、このチート同然の科学忍具はバランスブレイカーで、
シリーズの寿命を縮めかねない危険なアイテムです。

ボルトはそのインチキ科学忍具を中忍試験にまで持ち込みます。
中忍試験は下忍の修練を競う場なので科学忍具の仕様は禁止されていますが、
ボルトは父に認められたい一心でこっそり使い、二次試験を突破します。
ところが三次試験で、調子に乗って影分身を発動しすぎてしまい、
観戦していたナルトが息子の異変に気付き、妻ヒナタが白眼で息子を透視し、
科学忍具を使用していたことが発覚し、ボルトは失格に…。
額当ても取り上げられて、忍の資格も剥奪されてしまうのです。
勝利のために愚直に努力する修業バカのナルトと違って、
ボルトは楽に勝利しようとするところが、どこか今の若者っぽいですが、
基本サボリのボクとしても、ナルトよりも共感を覚える主人公かも。
まぁボルトみたいにテレビゲームまでチートしようとは思わないけど…。
しかし、両親とも努力家なのに何でこんな性格になったのかな?
でもすでに科学忍具が開発され、任務では実戦投入されている以上、
それを使いこなすのも技術として認めてあげてもいい気がします。

ボルト失格直後、三次試験会場に2人組の悪者が乱入。
新キャラで牛若丸みたいな恰好のモモシキと弁慶っぽいキンシキです。
大筒木一族らしいので、前作のラスボスである大筒木トネリ同様、
原作のラスボスである大筒木カグヤの末裔なのでしょう。
なんだかカグヤの末裔ってまだまだいそうな気がしてしまいます。
モモシキは他人のチャクラを吸い取り自分を強化したり、
他人のチャクラから丹(ドーピング剤)を作って、
それを飲むことで自分を強化することができるみたいで、
ナルトの九尾のチャクラを奪って丹を作るために現れたみたいです。
努力せず楽して他人の力で強くなろうと考えるところがボルトと似ていますが、
そんなモモシキを見てボルトは自分の情けなさを顧みます。
でも試験ならまだしも、実戦なら卑怯でも何でもない立派な技術な気がします。
モモシキは敵の技を吸い取って自分でも使えるようになるけど、
そんなのカカシの能力だって似たようなものですからね。
モモシキは倍返しなんてことも出来るみたいだし…。

ナルトは里の仲間を守るため九尾モードを発動させ、
モモシキとキンシキに立ち向かいます。
そこにサスケも加勢し、須佐能乎を発動させ援護します。
九尾が須佐能乎の鎧を着ているような合体技で、なかなか面白いです。
やっぱり何だかんだで、ナルトとサスケの共闘は熱いですね。
でも忍術を吸収しちゃうモモシキには効果がなく、ナルトは彼らに拉致られます。
サスケはボルトを連れてナルト救出に向かうことになり、
その救出チームに(火影以外の)五影も加わります。
現状では忍連合最強のチームってことになるのでしょうが、
正直、我愛羅以外の五影ってあまり馴染みがないので、
どうせ連れて行くなら、ナルトの同期メンバーがよかったです。
てか、相手は忍術が通用しないのがわかってるんだから、
最も同行させるべき仲間は体術が得意なロック・リーでしょ。
いや、普通に前火影カカシとかも現五影より強いんじゃないの?
なんだか微妙すぎる人選で、イマイチ盛り上がりませんが、
あまりベストメンバーだと、主人公ボルトが空気になっちゃうか。
サスケは輪廻眼でモモシキの居場所に続くワームホールを開き、
ボルト、五影と飛び込みますが、ワームホールが閉じる瞬間、
後を追うようにふたつの影がサッと飛び込むのです。
てっきりその影は、ボルトと同じ班のサラダ(サスケとサクラの娘)と
ミツキ(オロチ丸の息子)だと思ったのですが、これが意外な人物で…。

彼らはモモシキの居場所にワープし、拘束されていたナルトを解放、
キンシキを忍術で動けなくし、モモシキを体術で猛攻します。
やっぱり体術はかなり有効みたいで、押せ押せムードになりますが、
モモシキがキンシキを吸収し、パワーアップするのです。
でも見た目的にはイケメンの牛若丸から赤鬼みたいになっちゃって、
噛ませ犬感が半端なくなっちゃった気がします。
モモシキは巨大なゴーレムや火の鳥みたいなものを出現させて大暴れするも、
ナルト&サスケの九尾&須佐能乎の合体攻撃に怯みます。
しかしそこに科学忍具班のカタスケと助手コウスケが現れて、
科学忍具で忍術をモモシキに撃ち込みます。
彼らはここで活躍して自分の開発した科学忍具の性能を知らしめたいようです。
ワームホールに飛び込んだふたつの影も彼らでした。
ところが、発動した忍術は全てモモシキに吸収されてしまい、
活躍するどころかモモシキを更にパワーアップさせることになります。
全く、余計なことをする奴らですが、あの程度の忍術を吸収したくらいで、
こんなに強化されるか?と思ってしまうほど、モモシキは強くなります。
その前に、なぜ九尾&須佐能乎の合体攻撃は吸収しなかったのかな?

モモシキの影縛り的な攻撃で、ナルトたちは動けなくなってしまい、
自由に動けるのは空気化していたボルトだけです。
サスケはボルトに螺旋丸でモモシキを攻撃するように指示します。
でも科学忍具を外したボルトに使えるのは射程距離の短い小さな螺旋丸だけ。
ボルトは言われるままに螺旋丸を放ちますが、案の定短い距離しか飛ばず消滅。
ところがどっこい、なぜかモモシキにダメージを与えます。
どうも螺旋丸は消えたのではなく、性質変化で透明になっただけみたいで、
実際にはそのまま真っ直ぐモモシキ向かって飛んでいたようなのです。
性質変化とかチャクラの細かい設定は忘れてしまいましたが、
そもそも螺旋丸って飛び道具系の技でしたっけ?
ボルトは習得したばかりなのに影分身使わなくても螺旋丸が作れる上に、
性質変化まで出来て、更に飛ばすことも出来るなんて、凄すぎるというか、
なんだか超高等忍術のはずの螺旋丸を安売りしすぎなような気がします。

でもいくら飛ばせたり透明に出来ても、所詮は小粒な螺旋丸なので、
それほど大きなダメージを与えることは出来ません。
そこでナルトは自分の膨大なチャクラを、ボルトの螺旋丸に流し込み、
ボルトの掌に巨大な螺旋丸を形成させるのです。
これを自分の代わりにモモシキに撃ち込ませようという計画ですが、
これって他人のチャクラと忍術を使ってるも同然なので、
実質、科学忍具に頼ってるのと同じことな気がします。
チートせず、自力で頑張ることの大切さが本作の主題だと思ったけど…。
てっきりその巨大螺旋丸をボルトの性質変化で巨大な見えない螺旋丸に変え、
視認できないモモシキに吸収されずに叩き込むのかと思いましたが、
そんなこともなく、ボルトが普通に巨大螺旋丸を押し当てるだけという…。
これなら本当にただナルトの作った螺旋丸をそのまま使ってるだけで、
科学忍具から発動したのと全く同じことですよね。

影分身による奇襲で忍術を吸い取るための掌の輪廻眼を封じられたモモシキは、
巨大螺旋丸をモロに食らって倒されます。
大筒木一族の野望から再び世界は救われ、ナルトとボルト父子も和解します。
でもボルトはやっぱり父のように火影を目指す気はないみたいで、
師匠サスケのような忍になろうと心に決めるのです。
モモシキとの戦いでも、最も活躍したのはナルトだったのに、
それを目の当たりにしても父よりサスケを尊敬するのは不思議ですが、
親が火影だから火影目指すってのは世襲みたいで嫌なので、それもアリかな。
そもそもナルトだって、木ノ葉で最も強い称号として火影を目指してたんだから、
こんなデスクワークばかりの仕事に憧れていたわけではないはず。
ボルトが火影と同等に強いけど自由なサスケに憧れるのも自然なことかも。
というか、この状況を見るとなぜ昔のナルトが火影に憧れたのかも不思議。
五代目や我愛羅を見ていたら、里を守るために戦うことよりも、
雑務が多いことに気付きそうなものなのに…。
気苦労が多いのか、ナルトは他の同期より老けてる気がしました。

脚本を手掛ける原作者が「もう休ませて」と言ってるので、続編は暫くないかな?
…いやいや、前作の閉店商法もあるし、今回も休業商法かも。
本作の成績にもよるけど、ニ年以内の続編は確実でしょう。
一方で、ライオンズ・ゲートが『NARUTO』のハリウッド映画化を目論んでいるとか。
ナルトは金髪碧眼なので、日本人より白人が演じる方がいい気がするけど、
他のキャラが無茶苦茶なことになっちゃいそうですよね。
『NARUTO EVOLUTION』になるのは明白だし、やめといた方が無難かな。

関連作の感想
ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-
THE LAST -NARUTO THE MOVIE-

コメント

原作の内容うろ覚えなのにツッコミのようなレビューを書くのはやめた方がいい
ツッコミがボケになってる

体術得意な奴連れてけよってとこは同意(まぁロックリーにナルトやサスケ以上の活躍されても困るが・・・

  • 2015/09/21(月) 13:05:05 |
  • URL |
  • 無記名 #-
  • [ 編集 ]

Re: タイトルなし

この記事に限らず、ツッコミのようなレビューはウチのスタイルなので、
原作の内容を全く知らなくても同じように書くと思います。
というか、プロットを追う形で感想を書くと、どうしてもこのスタイルになる。

> ツッコミがボケになってる

どこのことか教えてください。

  • 2015/09/21(月) 15:54:02 |
  • URL |
  • BLRPN #-
  • [ 編集 ]

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