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インサイド・ヘッド

本日公開のテレビドラマの劇場版『HERO』が快調のようです。
ボクはテレビドラマを見てないので観に行く予定はありませんが、
同日公開のピクサー最新作『インサイド・ヘッド』よりも人気なのは驚きです。
『インサイド・ヘッド』はアメリカでも上映中で、全米総興収約3億ドル、
ピクサー史上3位の大ヒット作で、ディズニー大好き日本でも、
当然1位スタート間違いなしと思っていたのですが、
どうも『HERO』どころか、同じアニメ映画の『ポケモン』にも負けそうで、
先週末公開のアニメ映画『バケモノの子』と3位争いになりそうで…。
海外アニメ大好きなボクとしては不本意な流れです。

でも実はこういうこともあり得るのではないかとも予想していました。
なにしろ『インサイド・ヘッド』の前評判の悪いこと悪いこと…。
どうも日本向け予告編のウケが悪く、ボクの狭く偏った世間でも、
予告編を観た6人中6人が「期待できない」と言ってました。
ボク自身もこれほどワクワクしないピクサー作品は初めてでした。
でも本国ではピクサー史上2位のオープニング成績だったので、
アメリカ人からは待ち焦がれられていた作品だったみたいで、
ボクも本作が期待されてないのは日本だけだと思い、本作に期待すると共に、
やはり日本向け予告編に問題があるのではと思うように…。

何が問題かって、内容よりも主題歌推しの予告編だったことです。
日本で社会現象となった『アナと雪の女王』の日本向け予告編では、
ディズニー本社の心配の声を押し切り、劇中歌「Let It Go」を前面に押し出し、
(というか、その曲を唄うシーンを抜き出しただけの映像で、)
日本総興収250億円を超え、歴代日本興収3位の超絶ヒットを記録。
それに気を良くしたのか、それ以降ディズニー映画では毎度のように、
主題歌を前面に押し出した予告編作りをするようになりました。
『マレフィセント』の「ONCE UPON A DREAM~いつか夢で~/大竹しのぶ」、
『ベイマックス』の「Story (English Version)/AI」、
実写版『シンデレラ』の「夢はひそかに/高畑充希&城田優」などです。
ただこれらは『アナ雪』の「Let It Go」とは違って劇中歌ではなく、
日本公開時のエンドロールでのみ流される日本語エンドソングというか、
極端な話、日本向け予告編用にわざわざ用意された日本版主題歌です。
もう予告編に歌流しとけば客が入ると安易に考えてるとしか思えません。
その予告編の効果とは思えませんが、作品は全てヒットしました。

そして『インサイド・ヘッド』もそのヒットの法則(?)に倣い、
日本版主題歌「愛しのライリー/DREAMS COME TRUE」を
前面に出した日本向け予告編でプロモーションしています。
が、(ドリカムのファンには申し訳ないけど)これがクソみたいな歌。
本作のための書き下ろし曲ですが、やっつけ感の半端ない古臭い歌です。
このクソ曲に沿った編集をすれば予告編もクソになるのも明白です。
しかもこの曲、性質の悪いことにエンドソングですらありません。
本編上映前に、素人の写真を使ったフォトムービーで流されます。
クソ曲な上に、赤の他人のフォトムービーを見せられる客の身にもなれよ。
今回の件で、ドリカムのことが大嫌いになったので、
彼らはUSJに閉じ込めて、ディズニーと関わらせないでほしいです。
というか、そろそろ主題歌推しプロモーションは止め時です。

ということで、今日は日本向け予告編で客を逃がしてそうな映画の感想です。
オリジナルの予告編はコメディ色が強くて面白そうです。
どうしても予告編に歌を使いたいなら劇中歌「ビンボンの歌」の方がマシです。

インサイド・ヘッド
Inside Out

2015年7月18日日本公開。
ピクサー・アニメーション・スタジオ長編15作目。

田舎町に暮らす11歳の女の子ライリーは、父親の仕事の影響で都会のサンフランシスコに移り住むことになる。新しい生活に慣れようとするライリーの頭の中では、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカたちが、ライリーの幸せのためという強い気持ちが原因で衝突していて……。(シネマトゥデイより)



今年は1995年に1作目『トイ・ストーリー』が公開されてから20年目となり、
本作はピクサー20周年記念作品で、長編15作目です。
2003年の5作目『ファインディング・ニモ』からは毎年1本ペースを守ってましたが、
そのペースは2013年の14作目『モンスターズ・ユニバーシティ』で止まり、
昨年はピクサー作品が公開されない年でした。
なので本来ならば待ちに待った待望の新作になるはずだった本作ですが、
序文で書いた通り、予告編の残念さからあまり期待できない状態で…。

序文では、特に日本版主題歌の残念さについて書きましたが、
その曲に沿った編集がされていることで、本作の内容が掴みにくい予告編に…。
どんな話なのか、なかなか見えにくいながらも受けた印象は、
頭の中を舞台にした、何やら哲学的なアート作品のようで…。
予告編で流される主題歌が「愛しのライリー」なので、ライリー中心の編集になり、
喜びと悲しみの感情が欠落した女の子ライリーの物語という、
なんだか心理学的でシリアスな印象を受けました。
娯楽映画好きなボクとしては、ピクサーにも楽しい冒険物語を期待しているので、
今回の作品は期待に応えてくれなさそうな気がしたんですよね。

しかしいざ観てみると、本作はピクサーらしい、いつも通りの冒険物語です。
主人公はライリーではなく、ライリーの頭の中の感情ヨロコビとカナシミ。
抜け落ちてしまった2人が元の場所に戻るため、
頭の中の摩訶不思議な世界を大冒険するというのがメインプロットです。
まぁ舞台が舞台なだけに、悲しい感情の意義など哲学的なところや、
作動記憶や長期記憶のビジュアル化といった医学的なところ、
アートやシリアスなところもあるにはあるのですが、さすがはピクサー、
深読みすればいくらでも出来るけど、気楽に観ても全く問題ない、
大人からチビッコまで楽しめる絶妙なバランスの作品に仕上げてあります。
(あまりに小さい子だと、ちょっと怖いところもあるかも…。)
CMソングが頭にコビリ付いて、ついつい口ずさんじゃうあるあるネタなど、
笑えるところも多く、意外にもコメディ色の強い作品です。
その上、けっこう泣けちゃうんですよね。
毎度ピクサー作品にはジーンとさせられるところがありますが、
二度三度と泣かされたのは本作が初めてかもしれません。
非常によく出来た娯楽的感動作です。

頭の中をビジュアル化した作品なので、設定や内容を文章で説明するのは難しく、
非常に感想も書きにくいですが、以下、ネタバレ注意の感想です。

ミネソタ生まれの11歳の少女ライリーの頭の中の司令室(作動記憶)では、
5つの擬人化された感情ヨロコビ、ビビリ、イカリ、ムカムカ、そしてカナシミが、
それぞれの役割でライリーを守るために働いています。
ヨロコビは幸せな気持ちにさせる役割、ビビリは危険を避ける役割、
イカリは不満を伝える役割、ムカムカは嫌な物事を拒む役割ですが、
悲しませるだけのカナシミの役割の意義がわからず、
ヨロコビたちもカナシミのことを持て余しています。
この5人が本作の五大感情ということなのでしょうが、
いまいちピンとこないチョイスだと思っちゃいますよね。
ビビリ、イカリ、ムカムカはどれも嫌な物事を避けるための感情で、
それほど差異がないというか、ムカムカの発展形がイカリなんじゃないの?
好き嫌いを助長するムカムカの役割なんて、カナシミ以上に意義がわからないし。
正直、脳内会議室の物語なら今年公開された『脳内ポイズンベリー』の
五大感情(?)の方がまだシックリくる気がしました。
(ただ『脳内~』はスルーしたので、予告編以上の内容はわかりません。)
でも本作でも結局ビビリ、イカリ、ムカムカはサンコイチ扱いになるので、
ヨロコビとカナシミをキャラ立ちさせるにはこの面子がいいのかも。

5人がライリーの感情をコントロールし、ボール状の思い出を作っています。
ライリーが寝ると思い出はシューターで思い出保管庫(長期記憶)に送られるが、
ライリーの性格を形成した特別な(喜びの)思い出は司令室に保管されます。
特別な思い出が司令室に保管されると、頭の中に性格の島が出現します。
現在、特別な思い出は5つあるので性格の島も5つ、
おふざけの島、正直の島、ホッケーの島、友情の島、家族の島があります。
つまりライリーの性格は、両親と親友メグとアイスホッケーが大好きな
正直でお茶目な女の子ってことになるのかな。
やっぱり頭の中の世界観(設定)を文章にするのは難しいですね。

ある日、ライリーは父親の仕事の都合でサンフランシスコに引っ越すことに。
初めこそ希望に胸を膨らませていましたが、引っ越し先はボロ家で、
近所のピザ屋もクソ不味く、父の仕事も忙しくなり、家庭は殺伐。
内心ミネソタに帰りたいと思いながらも、健気に明るく振る舞うライリーですが、
転校先の小学校で先生から自己紹介を求められた時に、
ミネソタ時代のホッケーのジュニアチームの楽しかった話をするのですが、
もうあのチームと一緒にホッケーできないと思い、泣き出してしまいます。
その時、頭の中ではカナシミがホッケーの特別な思い出に触ってしまい、
喜びの思い出から悲しみの思い出に変わってしまっていたのでした。
それによりホッケーの島が動かなくなってしまいます。
さらに自己紹介で泣いてしまったことが、新しい悲しみの特別な思い出となり、
司令室に保管されるのをヨロコビが阻止しようとして、カナシミと揉み合いに。
そのまま2人は6つの特別な思い出と共にシューターに吸い込まれ…。
ヨロコビとカナシミが欠落したライリーは家での態度も悪くなり父とケンカに…。
まるで思春期のような態度ですが、年頃から考えても本当に思春期なのかも。
つまり多くの少年少女はヨロコビとカナシミがいなくなるのを経験するのかな?
カナシミが無意識に喜びの思い出に触るのも思春期のイベントなのかな?

シューターに吸い込まれたヨロコビたちは司令室から遠く離れた保管庫に。
早く特別な思い出を司令室まで運ばないと大変なことになると考え、
おふざけの島から司令室まで伸びる一本橋を渡ろうとします。
ブレイブメンロードみたいな細い橋で、下は思い出のゴミ捨て場になっていて、
落ちたら消滅してしまうみたいです。
恐る恐る渡り始める2人ですが、ライリーにふざける余裕がなくなったため、
おふざけの島が崩落し、慌てて保管庫に引き返します。
橋を渡るのを諦め、保管庫を通ってゴミ捨て場を迂回し、司令部を目指すことに。
保管庫はまるで迷路ですが、カナシミはいつもヨロコビたちに仲間外れにされ、
「頭のマニュアル」ばかり読んでいたので、司令部への道がわかるみたいです。
カナシミが迷惑なのはわかるけど、普段のヨロコビって意地悪ですよね。
そのくせポジティブだからあまり友達にしたくないタイプです。
それにしてもこの司令部と性格の島と保管庫とゴミ捨て場の位置関係って、
文章だと全然伝わりませんね。

カナシミの案内で保管庫をどんどん進みますが、司令部はまだまだ遠く…。
そうしているうちにも、ライリーはミネソタの親友メグとスカイプして、
メグが新しい友達を自慢したことに腹を立て、友情の島が崩落します。
しかしヨロコビたちは保管庫でライリーの友達に遭遇するのです。
といっても頭の中の友達なので人間ではなく、
ライリーが3歳の頃によく遊んでいた空想の友達ビンボンです。
ホラー映画でお馴染みの「見えないお友達」ってやつかな。
ビンボンは事情を聞いて、司令部行きの「考えの列車」に乗ることを提案。
この列車が何をビジュアル化したものかよくわかりませんが、
この列車が頭を巡ることで、ライリーは考えることができるって設定かな?
イマジネーションランドというところに駅があるらしく、
ビンボンの案内で近道のトンネルを通ることになりますが、そこは危険な道で、
入るとCGIキャラのヨロコビたちの作画が崩れ、二次元化し、形を失い、
最後は色も失って消滅してしまいそうになるも、ギリギリ通り抜けに成功します。
このトンネルも何をビジュアル化したものかわかりませんでしたが、
思い出の焼却炉みたいなものなのかな?
映像的にとても面白いシーンでしたが、いまいち意味がわかりません。

イマジネーションランドはライリーの空想が詰め込まれた幻想的な場所で、
彼女の理想の空想のボーイフレンドもいますが、ビンボンもここの出身かな?
駅に着いた時にはすでに列車は出発した後で、子供の国の駅に行くことに。
子供の国はライリーの幼い頃の可愛い空想で構成された場所ですが、
ライリーが成長したためか、取り壊され、瓦礫はゴミ捨て場に捨てられます。
ビンボンがライリーとロケットごっこしたソリもゴミ捨て場に落とされ…。
落ち込んで座り込んだビンボンをヨロコビは明るく励ますけど効果なく…。
でもカナシミが悲しそうに話を聞いてあげるとビンボンは立ち直るのです。
これこそがカナシミの役割のひとつでしょうね。
人の悲しみを一緒に悲しんであげる、同情できるのはカナシミのお蔭です。
たしかに落ち込んでる時にヨロコビみたいな奴はウザいですもんね。
その頃、ライリーはサンフランシスコのホッケーチームの入団テストで失敗し、
ホッケーの島は崩落してしまい、残るは正直の島と家族の島だけに。

列車に乗ったヨロコビたちでしたが、ライリーが寝たため列車も停止。
早く司令部に戻るため、夢の制作スタジオに行き、夢でライリーを起こすことに。
夢は頭の中のハリウッドみたいな映画スタジオで撮影され、
夢の登場人物も全員役者だったという面白い設定です。
よく夢に出る人気女優みたいなのもいるんですね。
ヨロコビは楽しい夢で起こそうとしますが、カナシミは怖い夢の方がいいと。
まぁ楽しい夢なんて見たら、起きるどころかずっと寝てたいもんね。
撮影中に3人が勝手に乱入したため、警備員に追いかけられ、
ビンボンは捕まって潜在意識に幽閉されてしまいます。
そこはライリーが苦手なものを隠しておく場所で、クラウンもそのひとつです。
ボクにはよくわからないけど、欧米にはクラウンを怖がる子が多いですよね。
道化恐怖症なんて名称まであるくらいですが、ライリーもそうみたいです。
ヨロコビとカナシミはビンボンを救出するついでにクラウンも誘き出し、
夢の製作スタジオまで誘導し、夢に登場させます。
ライリーはその悪夢で目覚めて、列車は再び走り出すのです。

一方、ホッケーの島まで崩落して焦った司令部は、イカリの提案で、
再び特別な思い出を作ろうと、ライリーをミネソタに家出させることに。
5つの特別な思い出を作ったミネソタなら可能だと思ったみたいですが、
君たち3人の思い出ではロクな特別の思い出にはならないでしょうね。
なんだかんだで、ヨロコビ以外の感情は4つともネガティブなものだし。
ミネソタ行きのバス賃を母の財布から盗ませるのですが、
最近の子は親の金を抜くのもクレジットカードを抜くんだな。
まぁ長距離バスのチケットもネット購入するのが普通だしね。
親の金を盗ったことで、正直の島も崩落しますが、
ちょうど正直の島を走行中だった考えの列車も脱線し転落。
3人は辛うじて保管庫に脱出しますが、そこに司令部へ伸びるチューブがあり…。
ヨロコビはチューブで帰ろうとしますが、一緒に来ようとしたカナシミを拒絶。
「あなたが一緒にいると喜びの思い出が悲しい思い出になってしまう」と、
カナシミを置き去りにしようとするのです。
やっぱりヨロコビは自己中心的でちょっと性格悪いですね。
ビンボンを励ました件で、カナシミの意義に気付いたと思ったのに…。

その頃、ライリーの家出に気付いた両親がケータイに電話。
しかし彼女は着信拒否し、ついに最後の家族の島まで崩落し始めます。
イカリは家出させたことを後悔しますが、操作盤がロックされており、
感情のコントロールをすることも出来なくなっていて…。
家族の島崩落の衝撃でヨロコビの通る司令部行きのチューブが破壊され、
ヨロコビは思い出のゴミ捨て場に真っ逆さま。
彼女を助けようとしてビンボンも落下しちゃいます。
ゴミ捨て場の底で、ヨロコビは捻じれた木の下の思い出を見ます。
それはホッケーで負けた悲しい思い出が、両親や友達に慰めてもらい
喜びの思い出でに変わったもので、悲しみがあったからこそ味わえた喜びで、
ヨロコビは喜びが悲しみの裏返しだと気づきます。
本作の邦題「インサイド・ヘッド」はズバリ「頭の中」という意味ですが、
本作の原題は「インサイド・アウト」で「裏返し」という意味です。
カナシミの意義は初めからタイトルに示されていたんですね。

今更気づいても、ここは思い出のゴミ捨て場の底。
這い上がることは出来ず、朽ちるのを待つしかありません。
ポジティブなヨロコビは生まれて初めて悲しくて泣きます。
泣くヨロコビのところに一緒に落ちたビンボンが寄ってきて、
「ここは他の星に来たようなものだから諦めるしかない」と慰めます。
それを聞いたヨロコビは「他の星だったら…」とあるアイディアを閃きます。
子供の国でゴミ捨て場に落とされたビンボンのロケットで脱出できるかもと。
2人はロケットを探し出し、乗って上の保管庫へ脱出を試みますが、
重いためか今一歩のところで保管庫まで届きません。
すると何度目かの挑戦の時に、ビンボンがロケットから飛び降りるのです。
自らを犠牲にしてロケットを軽くし、ヨロコビを脱出させたのです。
ビンボンはゴミ捨て場の底で朽ち果てますが、ここは泣けたなぁ。
正直、ビンボンのことはイマイチなキャラだと思ってましたが、
この男気に一気に大好きになりました。
まぁ空想の友達とはいずれ別れるもので、悲しむことでもないですけどね。

脱出したヨロコビはカナシミと一緒に司令部に戻るのですが、
列車もチューブも橋もないのに、どうやって戻るのかが見もの。
なんとそこで登場したのが例のライリーの空想のボーイフレンドで、
彼、いや彼らの自己犠牲的協力により、司令部に戻れるのです。
その画期的というか無茶すぎる方法は是非観て確認してほしいですが、
興味深いというか、ちょっと気持ち悪いよね。
特に空想のボーイフレンド無限増殖機はちゃんとスイッチ切らないと、
ライリーの頭の中がやばいことになる気が…。
司令部に戻った2人ですが、ライリーに家出をやめさせる役目をカナシミに託し、
カナシミは操作盤を再起動させ、家出を思い留まらせることに成功します。
カナシミで操作盤が再起動する理屈はよくわかりませんでしたが…。

ライリーは自宅に帰り、待っていた両親に引っ越しの悲しみを告白。
両親もライリーの悲しみを理解し、気持ちを打ち明けあって抱きしめます。
その思い出が特別な思い出となって司令部に保管され、
ライリーの新しい性格の島(家族の島)が誕生するのです。
カナシミが作った思い出だけど、喜びの思い出になるんですね。
家族の支えで引っ越しの悲しみを乗り越えたライリーは、
ホッケーチームに入り、新しい友達が出来たりしながら、
どんどん特別な思い出、新しい性格の島が出来、成長していくのでした。
めでたしめでたし。

いやー、文章ではなかなか伝えられませんが、
とても共感できる素晴らしい感動的な物語でした。
個人的には前作『モンスターズ・ユニバーシティ』、
前々作『メリダのおそろしの森』よりも楽しめて、大満足です。
この爽やかな気持ちのまま席を立てたので、
例の日本版主題歌がエンドソングじゃなかったのはよかったかも。
あ、そういえばその日本版主題歌が使われたフォトムービーの次に、
ピクサーの短編『南の島のラブソング』が上映されるのですが、
これはピクサー短編史上最もつまらない作品で…。
火山のロマンスという題材は画期的だけど、それが全く活かせてないし、
キャラのステレオタイプなハワイ先住民っぽい顔が、なんか不愉快で…。
平たい顔に吊り上がった切れ目で、モンゴロイド馬鹿にしてんのか、と。
この後始まる本編の出来が不安になる短編でした。

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