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ザ・ギャンブラー 熱い賭け

久しぶりにゲームでもやりたいなと思い、
昨日発売の3DSソフト『ファイヤーエンブレムif』を買おうかと考えましたが、
よく考えたら、暫くは映画を観るのに忙しくなりそうで、
ゲームやってる時間がなさそうなので諦めました。
今週末も観たい映画が3本ほどあるけど、来週末はついに『アベンジャーズ2』だし、
もう楽しみで浮足立っちゃって、ゲームどころではないです。
それに来週はゲームだけじゃなく、ビデオをリリースラッシュで、
昨年の世界最大ヒットアニメ映画『ヒックとドラゴン2』をはじめ、
全米2位『ブルー2 トロピカル・アドベンチャー』、全米3位『ナッツジョブ』
全米3位『アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日』など
全米ヒット作のビデオスルーも固まってます。
『ヒックとドラゴン』はテレビシリーズ第一期「バーク島の冒険」も
同日にビデオリリース開始するみたいで、それも全部観たいですが、
来月は超話題の海外ドラマ『GOTHAM』もビデオリリース開始するし、
家にいる間も忙しくなりそうです。

ということで、今日はビデオスルー映画の感想です。

ザ・ギャンブラー 熱い賭け
The Gambler

2015年6月24日リリース。
マーク・ウォールバーグ主演のクライム・ドラマ。

大学教授のジムは教鞭をとる一方、夜ごとカジノへ出向いては大金をつぎ込む日々を送っていた。無茶な賭けを重ね、マフィアから借金した彼は、一週間で全額を返すよう脅される。身の危険が迫る中、裕福な母親が用意してくれた返済金さえも、ジムはためらうことなく無駄にしてしまう。だが、教え子のエイミーと親密になったことから、これまでの破滅的な人生にケリをつけるべく、命を賭けた大勝負に挑むことになるが……。(シネマトゥデイより)



本作は日本でも大ヒットした『テッド』のマーク・ウォールバーグの主演作ですが、
全米初登場7位という微妙な成績のせいか、日本ではビデオスルーに。
悪い作品ではないけど、全米での公開時期が悪かったのかも。
昨年末に公開されたけど、お正月や年末のに観るには少し地味な作品です。
主演のウォールバーグは本作に並々ならぬ気合が入っていたらしく、
本作の主人公ジムを演じることを「キャリアの中で最も挑戦的な役」と語り、
役作りのために30キロ弱も体重を落としたそうです。
しかしそれも裏目で、本作の彼からはいつもの華(オーラ)が感じられず、
(オバサンみたいな髪型もあまり似合ってないかも…。)
作品の地味さにより拍車を掛けてしまっている気がします。
そもそもひ弱な役でもないので、痩せる必要が感じられません。
企画段階では主演ディカプリオ、監督スコセッシの鉄板コンビで
製作される予定だったみたいですが、その方が合ってたかも。
まぁ全然別の作品になりそうな気もしますが…。

本作の原題は『The Gambler』で、邦題は『ザ・ギャンブラー 熱い賭け』ですが、
「熱い賭け」なんてダサすぎるサブタイトルをなぜ付けたのか疑問だったけど、
どうやら本作は1974年の『熱い賭け』(原題は本作と同じ)のリメイクらしいです。
しかしオリジナル『熱い賭け』は脚本家の自伝的な物語だったらしく、
その脚本家はリメイクされることに難色を示していたそうです。
まぁ確かに自分の自伝映画が勝手にリメイクされ、
他の脚本家が手掛けるなんて、あまりいい気はしないでしょう。
オリジナルを観たことがないのでどちらがいいか比較することは出来ないけど、
元が70年代に書かれた物語だけあって、ちょっと古臭い気がしたかな。
以下、ネタバレ注意です。

カリフォルニアで17番目の金持ちの孫である大学教授ジム。
でも自身はギャンブル依存症で借金まみれの生活です。
金持ちの祖父の葬式の日も、韓国人高利貸しの季が経営する裏カジノに行き、
ブラックジャックに興じますが、李にツケまでして賭けるも惨敗…。
李への借金は24万ドルになり、7日以内に返せと言われます。
ジムはそのカジノにいた黒人高利貸しネビルから金利二割で5万ドル借り、
4万ドルを李に返し、残り1万ドルで再びブラックジャック。
今度は快勝し持ち金を増やすも、最後にルーレットで全額スッてしまうのです。
これで李から20万ドル、ネビルから6万ドルの計26万ドルの借金になります。
ジムは祖父の遺産を相続した母に金を無心しますが、
息子のギャンブル依存症を心配する彼女は拒否。
仕方なく高利貸しの叔父フランクに低利での借り換えを頼みますが、
ギャンブルから足を洗えないことを叔父から愚弄され、止めます。
韓国人や黒人の高利貸しに借りるよりも、身内の叔父に借りた方が絶対いいのに、
ちょっと愚弄されたくらいで諦めるなんて、あまり深刻に考えてないみたいです。
叔父も甥のギャンブルから抜けさせようと、厳しいこと言ってるんじゃないかな?
26万ドルも7日で返せなんて言われたら、普通なら金策に走り回るところですが、
ジムは普通に大学に出勤して、学生たちにのんびり講義なんてしてるし、
返せないなら返せないで、なるようになると思っているみたいです。

借金返済まで残り5日。
ネビルから電話を受けた母が、心配して会いに来ます。
母は息子に26万ドルも借金があると知り驚愕し激怒しながらも、
やはり親心で「これが最後よ」と銀行から26万ドル下ろしてくれるのです。
あまりに大金が引き出されるので、銀行員が母のことを
詐欺に遭ってるんじゃないかと心配するところが面白かったですね。
しかし結局親の脛をかじるなんて、ダメな息子だな。
と思ったけど、ジムはホントにダメダメな息子で、
翌日、教え子の女の子エイミーとデートでカジノに繰り出し、
母が引き出してくれた金に手を付けるのです。
「もう1万ドル、もう1万ドルだけ」と使い続け、案の定スッテンテンに…。
いやー、ここまでギャンブルに弱いのも逆に珍しい気がしますが、
負けまくったジムになぜかエイミーは興奮し、不適切な関係に…。
息子としてもギャンブラーとしても大学教授としても、ホントにダメな奴です。

特に大学教授としてはホントにホントにダメダメで、
ネビルから「教え子に大学バスケ全米代表ラマーがいるだろ」と言われ、
「次の試合で8点差以上で勝たせるな」とポイントセービングの八百長を持ちかけられ、
「言う通りにしないと、エイミーがどうなるかわかってるな」と脅されます。
なぜジムがエイミーをそれほど大切に思っているのか描かれてないので、
彼女をそこまで必死に守りたいと思うのかよくわかりませんが、
彼はラマーに「15万ドル稼げる仕事がある」と八百長を頼むのです。
ラマーは承諾しますが、別に7点差以内に勝てばいいだけなので、
チームが負けるわけでもないから、いい小遣い稼ぎかな。

ジムはプライドを捨て、叔父フランクに26万ドル借ります。
叔父からは「返さなかったら、一族全員殺す」と脅されますが、
自分も一族のひとりじゃないのかって感じですよね。
しかし、ネビルから借金返済の代わりに八百長の打診を受けたと思ったので、
借りる額は李からの借金20万ドルだけでいい気がしたので、
なぜ26万ドルも借りたのか不思議でしたが、どうも八百長は無償みたいです。
なのでラマーに支払う八百長の報酬もジムの自腹になるみたいで、
その金策のため、李に更に15万ドル借りに行きます。
これまでの借金20万ドルも返せそうにないジムに李が貸すはずないと思ったけど、
なぜか15万ドル、ポンと貸してくれるんですよね。
前日には少しでも回収しようとジムに水責めの拷問までしたのに…。
そんな相手に借りに行く方も意味不明なら、更に貸す方も意味不明です。

そして返済日。
ラマーのバスケの試合が行われますが、彼は序盤から快調に飛ばし大量得点。
しかし差を空けすぎてヤバいと思ったのか、今度はミスを連発し始め、
監督からベンチに下げられてしまいます。
すると相手チームがどんどん追い上げて来て、ついにリードを許してしまい、
試合終盤で再登板したラマーは、またしても大量得点で逆転し、
そのまま一気に7点差のリードとなり、試合は終了します。
いやー、ラマーの思惑通りですが、完全に彼のワンマンチームなんですね。
でも7点差になってからも2分近く残ってたけど、もしその間にチームメイトが
得点しちゃったらどうするつもりだったのでしょうね。
勝だけならギリギリ7点差にする必要もないのにね。
八百長成功し、ネビルはご満悦で、エイミーを守ることに成功します。
6万ドルも返して、ネビルからの借金は完済します。

李とフランクから借りた計41万ドルの借金がまだ残っています。
でも彼は教え子デクスターに金を預けてベガスまで行かせ、
スポーツ賭博で、バスケでラマーのチームが7点差以内で勝つ方に賭け、
ネビルの企てた八百長にこっそり便乗し、大金を稼いでいたのです。
ネビルの場合は8点差以上で勝たないという条件の賭けなので、
ラマーのチームが負けても賭けは勝ちになりますが、
7点差以内で勝つなんて条件の賭けだと、倍率もかなり高そうですよね。
これはさぞ大金を稼いだに違いないと思いましたが、
41万ドルには全然届かない配当だったみたいで…。
フランクから借りた金からネビルへの返済額を引いた20万ドルは
賭けていたと思うのに、その条件の賭けで倍率2倍にもならなかったの?
なんだか納得できません。

ジムはベガスで稼いだ金を持ってコリアンタウンの裏カジノに行きます。
どうも李のカジノとは別の場所みたいですが、そこに李とフランクを呼び出します。
そして2人の目の前で、ルーレットの「黒」に全額賭けるのです。
確率は1/2弱だけど、もし的中し2倍になれば返済額に達するみたいですが、
もし外れたらどうするつもりなのか…。
というか、ジムのギャンブルの才能のなさは異常なので不安しかありませんが、
この賭けは見事に的中し、返済額にお釣りがくるほどの配当を得ます。
結局最後は運否天賦で勝利するなんて、物語としてはご都合主義すぎます。
何かアッと驚くような方法で解決すると思ったのに…。
ジムは「これは2人のために賭けた、僕はギャンブラーじゃない」と言い、
配当を受け取らずに去り、エイミーの家に行き、めでたしめでたしです。
この大博打を最後に、ギャンブルから足を洗って、
エイミーと新しい生活を始める、という結末だったわけですが、
そんなに簡単に足を洗えないからギャンブル依存症じゃないの?
エイミーのためにギャンブルをやめたということなのでしょうが、
それならもう少しエイミーとの関係を丁寧に描くべきです。
ボクにはジムが美人な教え子に迫られてつい手を出しちゃった、
くらいの印象しか受けなかったので、納得できません。
今後、ジムが金輪際ギャンブルをしないとはどうしても思えませんが、
ジムのモデルとなったオリジナルの脚本家は、こうして脚本家になっているので、
ギャンブル依存症は克服できたのでしょうね。
いや、ハリウッドの脚本家なんてギャンブルみたいなものか。

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