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サマーウォーズ

関西は全然梅雨が明けません。こんな暑いのに洗濯物干して外出しにくい…。
それにしても、8月ってダレますね。ただ8月ってだけで…。
学生時代に16年間も夏休みはダラケてたし、人生の半分以上8月はダラケてたから、
社会人になった今もその習慣が抜けてないのかも?

友達にWiiの『モンスターハンター3』を一緒にやろうと誘われました。
オンラインゲームで、昨日からサービス開始してるみたいですが、
ソフトは買ったものの、なかなか始める気になりません…。
モンハンシリーズは初めてなので、面白いのかどうかわからないけど、
きっとのめり込んでしまう気がして、怖くて二の足を踏んでます。
仮想世界の中毒性は凄まじいです。

サマーウォーズ

2009年8月1日公開。
『時をかける少女』の細田守監督が放つ劇場アニメの最新作。
天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の小磯健二は、あこがれの先輩・夏希に頼まれ、長野にある彼女の田舎へ。そこで二人を待っていたのは、大勢の夏希の親せきたちだった。しかも、健二は夏希から「婚約者のふりをして」と頼まれ、親せきの面々に圧倒されながらも大役を務めることに…。(シネマトゥデイより)

細田守監督の前作『時をかける少女』も観ました。
各所で絶賛されている作品ですが、絶賛されるほどかどうかは微妙ですが、
なるほど、たしかにうまく出来てるなと思いました。
で、その前作の好評もあってか、公開前からまた各所で絶賛されている本作ですが、
う~ん、面白くないことも無いけど、出来はイマイチかな…。
海外からも高い評価を受けるマッドハウス制作の美麗な絵、ポップなキャラで
なにかいいアニメのように見えてしまいがちですが、ストーリーがダメすぎます。
『時をかける少女』は往年の名作をアニメとして現代風にリメイクした手腕が
高く評価されているんだと思いましたが、完全オリジナルの本作は、
あまりにもご都合主義なストーリーで、世界観が荒唐無稽で滅茶苦茶です。
世界の危機なのに田舎の大家族内だけで局地的に大騒ぎしてるだけ、みたいな。
こうゆうのをセカイ系っていうんでしたっけ?
綺麗なリアリティを追求した絵とは反対に、ストーリーに現実味が全くないです。
日曜日の朝にでもやってそうなホビー系アニメと大差ないです。

全世界で10億人が利用しているネット上の仮想世界"OZ"が普及している世界が舞台。
OZ自体、ありえない極端なネットサービスなので説明が難しいですが、
一時話題になったオンラインサービス『Second Life』みたいなものですね。
それの極端なやつで、ネット上のコミュニケーションだけじゃなくて、
電話やメール、生活インフラ機能から国防機密の管理までしている仮想世界です。
そこが突如"ラブマシーン"と呼ばれる人工AIにハッキングされます。
ラブマシーンは他人のアバターを取り込み、取り込んだアバターのアカウントを使って
インフラ機能のデータを書き換えたり、誤作動させたりして現実社会を混乱させます。
『ターミネーター』シリーズのスカイネットみたいなやつですね。
最終的には大惨事を引き起こそうと画策するのですが、
それを阻止するために、主人公の健二と、夏希の親戚達がラブマシーンと戦う話。

…って、そんな危機的な状況、もっと騒がれてもいいはずなのに、
騒いでいるのは健二たちと一部のネット住人だけで、多くの人は普通に生活してます。
何で公的機関は全く動かないで、健二たち一般人に危機的状況を任せてるのか…。
戦い方も格闘ゲームみたいにアバター同士が殴りあうだけ。
データをいくらでも書き換えられる人工AIに物理攻撃って意味あるの?
その辺の説明が全然されてないから、世界的な危機なのにバカみたいに
ネットゲームをしているようにしか見えず、全然危機感が伝わってきません。
格闘ゲームではラブマシーンには敵わないとわかると、
今度はテーブルゲーム、花札のコイコイで勝負することに…。
コイコイって腕とかより、かなり運の要素が強いゲームなのに
そんなゲームに世界の危機を賭けるなんて…。やるならチェスか将棋でしょ。
もちろん一般人じゃなくて世界一の名人が相手するべきです。
まぁそれ以前に、OZが乗っ取られたんなら、ネット上の大事なシステムから
切り離せば済むことだと思うんですが…。
この辺の世界観がよくわからないんですよねぇ…。

たぶんこの映画はネット社会の危険性、脆弱性の恐怖を描いてるんだと思います。
家族愛とか人の繋がりとか、そんなアナログの大切さを訴えてるんだと思います。
中盤の山場で、この大家族の当主のおばあちゃんが、アナログな手段で
現実社会の混乱を収めてしまうシーンがあるんですが、そこは素直によかったです。
でも最終的にはやっぱりネット上のデータ書き換え合戦で決着付くんですよね…。
せっかく田舎の大家族のホームドラマ的な要素もある作品なのに、
実際にラブマシーンと戦うのはネットに明るい人数人だけだし…。
なんかもっと家族愛みたいなものを生かす決着のつけ方なかったのかな?

本作は仮想世界での戦いがメインですが、前半は青春ドラマみたいな感じです。
憧れの先輩に彼氏のフリをしてほしいと頼まれ、彼女の親戚に紹介される…。
男子の思春期妄想シチュエーションみたいな、そっち系の展開です。
ボクもそうゆうの嫌いじゃないし、ヒロインのキャラもかわいいと思ったけど、
あんまり主人公の健二を羨ましいとは思いませんでした。
個人的なことですが、あんな親戚の集まり大嫌いなんですよね…。
そもそも親戚付き合いが嫌いで、二親等以内しか親戚と思ってないです。
本作にも親戚一同から煙たがられている侘助ってキャラが出てきますが、
はっきりいって悪役だけど、なんか一番感情移入できたかも。

のどかな田舎の風景とポップで幻想的な仮想世界、とにかく絵だけは綺麗でした。
そのアニメ制作したマッドハウスの最新作『よなよなペンギン』は
ベネチア映画祭で特別上映されることが決定したそうですが、
評価の高い2Dではなく、フルCGアニメってことで、どうなることやら…。

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