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ボルト

先月末はのんびり更新しましたが、もうすぐ旅に出るので一週間以上更新できません。
旅立つまでに書いておきたいものがいくつかあるので、暫く更新頑張ります。

今日は映画の日(全作1000円で観れる日)なので、豪雨の中、映画をハシゴしました。
公開日の関係でたまたまアニメ映画ばかり3本観たのですが、
実写を3本ハシゴするのは疲れるけど、アニメはたいして疲れませんね。
その3本は『サマーウォーズ』『ボルト』『NARUTO-ナルト- 疾風伝』です。
あ、どうでもいいけど、ボルトとナルトって一文字違いですね。
今日はその中でも一番面白かった『ボルト』から感想書きます。
デジタル3D上映もしてましたが、それだと映画の日なのに2000円も取られるので、
普通に日本語吹き替え版です。(そもそもアンチデジタル3Dだし。)

ボルト

2009年8月1日日本公開。
ピクサー最高責任者ジョン・ラセター製作総指揮によるディズニー3Dアニメ。

アメリカで人気のテレビショーに出演中のスター犬、ボルト。ある日、ハリウッドのスタジオからニューヨークに運ばれる途中、迷子になってしまった彼は、アメリカ横断の旅を余儀なくされる。しかしテレビショーの中で発揮する、数々のスーパーパワーを自分のものだと信じて疑わないボルトは…。(シネマトゥデイより)

ボクはCGIアニメが好きで、中でもピクサー作品が大好きなんですが、
ピクサー以外のディズニーのCGIアニメはなぜかイマイチな印象でした。
ミッキーやスティッチなどの普通のディズニーアニメが嫌いなのもあるけど、
ディズニー独自のCGIアニメ『チキン・リトル』も『ルイスと未来泥棒』も
正直全然面白くなかったです。
だからそんなディズニーが、大好きなピクサーを完全子会社した時はショックでした。
もともと共同制作契約はあったけど、不和の末の買収劇だったのもあって、
今後のピクサー作品がダメになるんじゃないかと思って…。
でもそれは杞憂で、ピクサー作品の素晴らしさは作品ごとに増すばかり。
ディズニー独自のCGIアニメ作品もピクサーのノウハウ、人材を得たことで、
質の向上が期待されます。
これはある意味、年一本ペースでしか観れなかったピクサー作品を
ディズニー制作も含めれば年数本観れるようになったようなものです。
本作『ボルト』もピクサーの『トイ・ストーリー』の生みの親である
ジョン・ラセターが製作総指揮に付いたことで、かなり期待できます。

子犬の時からスタジオの外に一歩も出たことが無く、自分の出演しているドラマを
現実だと信じ、自分を改造されたスーパードッグだと思い込んでいる犬、ボルト。
ドラマは『はじめてのおつかい』の様に、ボルトに気付かれないように撮影されます。
そうすることでアニマルアクターには出来ない、迫真の表情が撮れるんだとか。
なるほど、犬版『トゥルーマン・ショー』ですね。
そのボルトのドラマは『トゥルーマン・ショー』と違い、派手なアクションもので、
演出的に無理があるだろと思うところも多いんですが…。
それにしても、アニマルアクターってホントに演技してる自覚ってあるのかな?
この前、ソフトバンクのCMの犬が暴れてる映像見てちょっと衝撃的でした。

自分の飼い主であり子役女優のペニーが、ドラマ内で悪の軍団にさらわれてしまい、
それを現実だと信じ込んでるボルトは、彼女を助けるためにスタジオの外に…。
ひょんなことからニューヨークまで送られてしまい、ペニーを助けるために、
スタジオのあるハリウッドまでアメリカ横断するというロードムービーです。
旅の仲間に、人間に捨てられ人間を信じなくなった黒猫・ミトンズと、
ボルトを本物のヒーローと信じるテレビおたくのハムスター・ライノが加わり、
3匹はケンカしたり助け合ったりしながら、お互いのコンプレックスを乗り越え、
最後に勇気や信じる力が奇跡を起こすという、
なんともディズニーアニメらしい、健全で夢のある物語です。
ピクサーならここまでのド直球は投げないので、ディズニーならではですね。

何が良かったかって、脇役も含めて魅力的なキャラクター達ももちろんですが、
突然現実の世界に放り出されたボルトの浮世離れっぷりは滑稽だし、
飼い主ペニーとの主従関係を超えた家族愛は動物好きには堪らないし、
3D上映を意識してド派手に作られたスピーディなアクションシーンも大迫力。
笑いあり涙あり興奮あり、夏休み映画としては完璧です。
『ポケモン』や『アンパンマン』もいいだろうけど、是非チビッコに観てほしいです。

ただね、やっぱり洋画のアニメの宿命とでもいいましょうか、吹き替え声優がね…。
やっぱり客寄せのためにタレントを声優に起用してるんですよね…。
ボルトは佐々木蔵之助ですが、キャラの見た目からしてかわいい声を想像したので、
第一声を聴いたときに、"えっ?"って思いましたよ。渋すぎます。
まぁオリジナル声優がジョン・トラヴォルタなんで、それも"えっ?"ですけど…。
黒猫・ミトンズの江角マキコは雰囲気あって上手いんですが、
どう聴いても江角マキコにしか聴こえないっていう…。声の個性が強すぎます。
反対にハムスター・ライノのキャイ~ン天野はかなり良かったです。
演技はどうか知らないけど、エンドクレジットまで天野とは気付きませんでした。
ウドもちょい役で出てたみたいだけど、そっちも全然気づかなかったなぁ。
いったい誰の声あててたんだろ??
『モンエリ』の日村もそうだけど、芸人って俳優よりアフレコうまいですね。

まぁタレントの声優起用については今に始まったことじゃないし、
本職の声優だから良くなるってもんでもないと思うし仕方ないけど、
今回どうしても気になったのは、挿入歌まで邦楽を使っていることです。
洋画の主題歌を邦楽にすることはよくありますよね。
これも映画を曲のプロモーション利用するなって憤りを感じてるんですが、
劇中の挿入歌まで邦楽にするのはやりすぎです。
元の曲が気になるし、折角のいいシーンなのにパフィーの歌なんて聴きたくなかった!
なら字幕版観ればいいだろってことですが、洋アニメは字幕版の上映は少ないです…。

本作の見所は本作だけではないです。
同時上映の短編作品『メーターの東京レース』も必見です。
ピクサー作品の『カーズ』のスピンオフで、人気キャラ・レッカー車のメーターが
なんと東京を舞台に活躍するという日本人には嬉しいストーリー。
トヨタのクラウンぽいセダン車など、日本ぽいキャラが多数登場するのも嬉しいけど、
技術も進歩して本家『カーズ』を超えるような迫力のレースシーンもスゴイです。
ただどうみても香港か上海みたいな東京の繁華街には日本人としては苦笑いです…。
あと余談ですが、ディズニー作品にピクサーの短編が付いたのは本作が初めてです。
ディズニーとピクサーの関係を知ってる人にはちょっと感慨深いものがありますね。

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