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ニッポンの大家族

なんだかかなり長い間映画観てないような気がしてたけど、
実際には今月15日に『ハリポタ』観てるし、それからまだ2週間も経ってません。
このところ週2本以上のペースで観てたので、ちょっと映画依存症気味かも…。
ボクは普段、ホントに夢も希望もないつまらない生活を送っているので、
定期的に映画でも観て現実逃避しとかないと、気が滅入ってきます。
なのであまり興味ある映画が封切られなかった今月はちょっと辛かったです。
来月はけっこう良さげなラインナップなので、なんとか夏は乗り切れそうかも。

ニッポンの大家族 Saiko! The Large family 放送禁止 劇場版

2009年7月11日公開。(関西は25日公開。)
フジテレビで深夜に放送されているフェイクドキュメンタリーの劇場版第2弾。

埼玉県所沢市に暮らす大家族・浦さん一家は、一見笑顔の絶えない明るい家庭に見える。しかし、長女は家出して音信不通、長男は引きこもり、次男は反抗期、思春期の三女も母親の再婚相手の現父に対する暴力がエスカレートしていた。そんな家庭内のさまざまな問題を抱えながらも、日々懸命に生きようとする一家の暮らしに密着していく。(シネマトゥデイより)

テレビ番組『放送禁止』シリーズは、フジテレビ系列で深夜にゲリラ的に放送され、
その衝撃的な内容から、一部からカルト的な支持を受けている番組です。
前作『放送禁止 劇場版 ~密着68日 復讐執行人』はテレビシリーズ6作目の
「デスリミット」の回答編みたいな映画になってましたが、
本作はテレビシリーズ2作目「ある呪われた大家族」の続編的作品です。
というか、「ある呪われた大家族」が本作の回答編になっている、みたいな作品です。

この映画に興味を持つ人は、ほぼ全員「ある呪われた大家族」を観たことがあるわけで、
本作がドキュメンタリーを装ったフェイクドキュメンタリーであることも知ってるし、
回答編が先にあるんだから、本作の隠された真相も知ってるわけです。
知ってるなら知ってるで、知ってるからこそ楽しめる演出ってのもあるんですが、
もしこれをフェイクだと知らず、最後まで気付かない無垢な心を持っていれば、
すごく衝撃的だろうし、純粋に面白いんじゃないかなぁ…。
…と思って、今回はわざわざ『放送禁止』を知らない子を誘って観て来ました。

『放送禁止』は"ある事情で放送禁止となったVTRを再編集し放送する"という設定の
フェイクドキュメンタリーですが、本作はそうではないようです。
家族をテーマにした作品を撮るカナダ人映像作家のベロニカ・アディソン女史が、
深刻な少子化問題を抱える日本で、ある大家族に密着取材するという設定の作品。
別に表面上は放送禁止になるようなものではなく、普通の大家族密着モノに見えます。
まぁ家出やひきこもりや家庭内暴力など、社会問題の見本市みたいな家族ですが、
普通の大家族モノ見てても、"これは演出だろ"って思うようなことってありますよね。
特に面白いのは北米向けに作ってあるという設定なので、
日本の風習の奇妙さを偏った視点で解説されていたり、
日本語のセリフに英語字幕が付いていたりします。
ホントに海外上映されているかのような、なかなか徹底したフェイクっぷりです。
でもなぜか最後のほうでは英語のセリフにも日本語字幕が出てましたけど…。

で、肝心の内容ですが、シリーズ史上一番真相がわかりやすいです。
回答編的な「ある呪われた大家族」を先に見てるんだから当然かと思ったけど、
後で聞いたところ、一緒に観に行った「ある呪われた大家族」を知らない子は、
ボクより早い段階でその真相(オチ)に気付いたみたい。
逆に「ある呪われた大家族」を知ってる人は、知ってるがゆえに深読みしすぎたり、
ミスリードに引っかかったり、ミステリー要素を存分に楽しめるんですが、
全然予備知識なしで観ると、ミスリードもしないから真相はすぐ読めるし、
全編に散りばめられた『放送禁止』シリーズ特有の小ネタもほとんど気付かないんで、
退屈なドキュメンタリー番組をみてるような感じみたいです。
ボクは充分に楽しめたけど、なんかその子を誘って悪いことしちゃった気分で…。
やっぱり「ある呪われた大家族」を観ていることを前提で作られてるんですね。

カルト的な人気のある作品だけに、下手にネタバレすると自分の浅さがバレるので、
あまり内容には触れないでおきます。
キャストについてですが、『放送禁止』シリーズでは珍しく、みんな演技が自然です。
でもなんだか垢抜けすぎてるというか、タレントオーラが出まくってるというか、
全然ドキュメンタリーっぽくはないですね。
4男5女の兄弟も不自然なくらい美男美女揃いだし。
特に長女は綺麗すぎるでしょ。次男もハニカミ王子みたいな爽やかさ。
五女の子役の女の子なんて、けっこういろんなドラマで見かける気がする。
もちろんフェイクを貫いているので、エンドクレジットに名前は出ないんですが、
母親役と次女と三女は「ある呪われた家族」時と同一人物な気がします。

それにしても、何でわざわざ劇場版にしたんだろう?
前作の『密着68日 復讐執行人』は内容がトンデモすぎるので映画向きだったけど、
本作は内容の過激さや地味さから考えてもテレビ放映でよかった気がする。
そもそもまさか劇場版が2作も続くとは思ってなかったし…。
フジテレビも『アマルフィ』の宣伝ばかりで本作のことは全然触れないし、
もう『放送禁止』シリーズはテレビではやらない(やれない)ってことかな?
まぁ映画のほうが制約少なくて、フェイクドキュメンタリー向きだけど、
『放送禁止 劇場版』は上映館数も少なくて、毎度観に行くのが大変なので、
劇場版第3弾はもっと拡大上映してほしいところです。

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