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映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃

ボクは土曜日もだいたい出勤日なのですが、
今日は有休を取って、朝から映画を3本ハシゴしてきました。
3本ハシゴは久しぶりですが、今週末は観たい映画が8本も公開されるので、
ちょっと頑張ってみようと思ったのですが、それほど大変でもなかったです。
きっと洋画3本とかならバテバテだったかもしれませんが、
アニメ映画3本だったので気楽に観れました。
アニメってなんであんなに楽に観られるのか不思議です。
まさに時間を忘れるって感じで、何時間見ても苦になりません。

アニメ映画3本続けて観たのは、全く大変じゃなかったけど、
効率よくハシゴするように計画するのは大変だったかも。
特に今週末はその3本も含めて、封切作が話題作だらけなので、
映画館は今年一番の大盛況で、希望通りに座席予約するのも難しいです。
ボクは前日にネット予約したけど、いい席はすでに埋まってたし、
入場時には3本ともほぼ満席でしたからね。
映画を観るのは疲れなかったけど、人に酔って少し疲れたかも…。

ということで、今日はハシゴした3本のうちの1本の感想です。

映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃
クレヨンしんちゃん 2015

2015年4月18日公開。
『クレヨンしんちゃん』長編劇場版アニメの23作目。

父・野原ひろしの転勤が決まり、みさえ、しんのすけ、ひまわりの野原一家は、春日部を離れることに。しかも、その引っ越し先はメキシコ。ふたば幼稚園の仲間たちに別れを告げ、メキシコに降り立った野原一家だが、しんのすけはグラマーでセクシーなメキシコ美女たちに近づいてははしゃぎまくり。だが、彼らの前に突如として動くサボテンが群れを成して出現し、襲い掛かってくる。(シネマトゥデイより)



毎年恒例の『劇しん』も23作目を数えますが、
駄作率も高いけど、たまに傑作があるから止められないです。
前作『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』は近年稀な傑作で、
シリーズ3番目の大ヒットを記録し、注目されましたね。
2作続けて傑作はないだろうという感じもしますが、
9作目、10作目は続けて大傑作だったし、実際に観てみるまではわかりません。
ただ、「大人も泣ける」という評判も高い『劇しん』ですが、
今回は泣けるような感動作ではないことだけはわかってました。
予告編の時点で、あえて感動的なシーンを前振りに使っていたので、
今回は「おバカ」路線一直線な作品に違いないと予想してましたが、
たしかに感動作ではなかったものの、単なる「おバカ」路線でもなく、
ちょっと予想外な展開をみせる、楽しいアドベンチャー映画に仕上がっています。
傑作とまでは行かないまでも、前作で高まった期待を裏切ることはない、
十分な佳作だった印象です。

全体的な印象でいえば、第14作目『踊れ!アミーゴ!』に似ているかも。
本作の舞台がメキシコだから、サンバが題材な14作目と雰囲気が似ている、
というだけではなく、世界観というか設定が近い気がします。
14作目はコンニャクが街の人々を襲うというホラーテイストの物語でしたが、
本作はサボテンが街の人を襲う物語で、やはりホラーテイストです。
ただ14作目はガチでホラーすぎて、子供たちが怖がってしまったことで、
(地上波放送時は大幅カットされたり、)それほど人気がありませんが、
本作は同じ轍を踏まないように、展開的にはホラーっぽいですが、
怖さはかなり控えめで、子供たちにも安心です。
ボクは大人なので、別にどれだけ怖くても構わないけど、
『劇しん』ファンとしてはちゃんとヒットしてほしいとも思うし、
ファミリー向け映画としては怖くない方がいいかもしれません。
怖くはないのだけど、終末映画のオマージュはちゃんと感じ取れるので、
ホラー映画好きも楽しめると思います。

もしこの内容でいつもの春日部を舞台にしていたら怖くなったかもしれないけど、
メキシコという陽気な舞台のお蔭で、怖さが中和されているのかも。
そういえば第12作目『夕陽のカスカベボーイズ』は西部劇でしたが、
『劇しん』は北アメリカ南部を舞台にするのが好きなのかな?
『クレヨンしんちゃん』はスペインでめちゃめちゃ人気があるらしいので、
作品自体がラテンのノリに合うのかもしれませんね。
以下、ネタバレ注意です。

メキシコの田舎町マダクエルヨバカで、新種のサボテンが発見され、
その実(つぼみ)から甘くて美味しい蜜が取れることがわかり、
そこに商機を見出した双葉商事は、町と商品化の交渉をするため、
メキシコ支社マダクエルヨバカ支部を開設することになります。
その支部長に抜擢されたのが万年係長だったヒロシで…。
メキシコに転勤なんて、商社マンは大変ですね。
実際に昨今はメキシコや中南米に進出する日本企業も増えているし、
まったく突拍子もない話でもありません。
まさか双葉商事がそれほど手広くやっていたとは思いませんでしたが…。

ヒロシは単身赴任を覚悟していましたが、
妻ミサエが「三年も子供たちと離れても平気なの?」と猛反対し、
一家でメキシコに引っ越すことになります。
ミサエって何気に理解のある良妻ですよね。
当然しんのすけも双葉幼稚園を急遽やめることになりますが、
友達の風間くんは「鬱陶しい奴がいなくなって清々する」と強がりながらも、
ショックが大きすぎて見送りにも顔を出せないほどで…。
他の子は比較的冷静に受け止めていたのが意外ですが、
やっぱりしんのすけの一番の親友は風間くんですね。
そんな風間くんですが、引越し当日はやはり居ても立ってもいられず、
しんのすけの乗る電車を走って追いかけ、別れを告げます。
そしてしんのすけは風間くんが作ってくれた「春日部防衛隊バッチ」を胸に
日本を離れ、メキシコへと旅立つのです。
ベタな展開だけど鉄板なので、ちょっとジーンとしちゃいますね。
まぁテレビアニメは続いてるし、本当にお別れになるはずはないので、
泣くほど感動はしませんでしたが…。
ちなみにこの野原一家のお見送りの時には、ご近所さんが大集合しますが、
メキシコ舞台の本作では彼らの活躍の場はほとんどないので、
そこでまとめて登場させた感じだけど、なかなか壮観でした。
ミサエの親友のおケイまで来ていたのは珍しいですね。
裏被りで劇場版には出たことがない気がしたので…。

マダクエルヨバカはかなり辺境で、用意されていた社宅も未完成でしたが、
野原一家はすぐに順応し、スペイン語もペラペラです。
現地幼稚園のカロリーナ先生も美人で、しんのすけも大喜びです。
ボクもカロリーナ先生は『クレしん』史上最高の美人キャラだと思いました。
ヒロシはドヤッガオ・エラインデス町長と商談します。
サボテンで田舎町を活性化させたい町長でしたが、
文字通り甘い蜜に引き寄せられた余所者ヒロシは相手にされず、交渉は難航。
そんな中、新種サボテンのある広場で、サボテンフェスティバルが開催。
どうやら新種サボテンは一本しかないみたいですが、超巨大です。
フェスティバルの最中、新種サボテンが花を咲かせますが、
その直後、新種サボテン(女王サボテン)から発生した
小さめのサボテン(キラーサボテン)が動き出し、次々と町の人々を飲み込み、
女王サボテンへと運んで行きます。
サボテン研究家のイケガミーノ先生曰く、サボテンは再生力が強く、
キラーサボテンは破壊されても接ぎ木ですぐに再生してしまうため、
保安官の拳銃でも全く歯が立ちません。
この「いい質問ですね」が口癖のイケガミーノ先生って池上彰のパロディですよね。
顔もそっくりだし、どうせなら本人に声も当ててもらえばいいのに、
嘘の池上解説は出来ないから断られたのかな?

野原一家を含め生き残った住人は、ある一軒のバーに逃げ込みます。
外にはキラーサボテンがうろついているので、迂闊に動けません。
ヒロシはバス停からバスを持って来て、町から逃げようと提案しますが、
サボテンに襲われる恐怖から誰も協力してくれず…。
まるで『ドーン・オブ・ザ・デッド』みたいなシチュエーションになってきましたが、
ゾンビをサボテンに置き換えたゾンビ終末映画のようで面白いです。
それにいつもの『劇しん』は謎の組織と対決する展開が多かったけど、
敵がクリーチャーというパターンも珍しくて新鮮です。

バーにはコーラはあるけど、ヒマワリに飲ませるミルクがないため、
ヒロシは決死の覚悟で近くのスーパーまで取りに行くことに。
いつもスマートホンばかり弄っている少女、通称スマホちゃんも
充電器を調達するために同行します。
スマホちゃんの声はHKT指原でしたが、大抵の映画はAKBグループが絡むと
ロクなことにならないので懸念してたけど、彼女自身に個性がないためか、
可もなく不可もなく無難な感じで安心しました。
反面スマホちゃん自身は全く魅力的なキャラにはなりませんでしたが、
本作のメインヒロインはカトリーナ先生なので別にいいかな。
帰りにキラーサボテンの大群に見つかり、バーが襲撃されてしまいます。

住人はバーを飛び出し、バス停へと走りますが、その途中でも次々食われ、
バスに到着したのは野原一家とカトリーナ先生、町長、スマホちゃん、
役立たずのマリアッチと怖がりのルチャリブレ選手レインボー仮面の9人です。
今回は野原一家に愛犬シロは随行しないんですよね。
シロは社宅で留守番してましたが、みんなが帰ってこないので、
自分で食べ物を探しにキラーサボテンのうろつく町に出ます。
そしてキラーサボテンに襲われる日本人旅行者を見ますが、
その旅行者の男女は細貝さんと朱美ちゃんで…。
昨年大ブレイクした日本エレキテル連合のネタでお馴染みのキャラですが、
ブームが去った今となっては、なんとも言えない今更感です。
(イケガミーノとは違い、ちゃんと本人が声を当てています。)
きっとオファーした時はブレイク中だったのでしょうが、
急激に過去の人になったので、一発屋の起用は慎重にするべきです。
でもチビッコたちにはまだ人気があったみたいで、
死語「ダメよ~ダメダメ」でもチビッコの笑い声は聞こえました。
でもやっぱりチビッコはこのネタの本質はわかってないみたいで、
生き物しか食べないキラーサボテンが朱美ちゃんを吐きだした時、
劇場のあちこちからチビッコの「ロボットだったの?」と言う声が…。
親御さんもまさか「ラブドールよ」とは教えられず、困ってましたね。
シロは近所の意地悪な野良犬たちをサボテンから助けますが、
いつもながらシロってホントに名犬ですね。

建設中の遊園地サボテンランドに批難したヒロシたち9人。
建設作業員用のプレハブ小屋でダイナマイトを発見し、
これで町の唯一の出口である橋を占拠するキラーサボテンを倒し、
町から脱出する作戦を立てるのですが、町長は猛反対。
町を活性化させる切り札のサボテンを爆破するのも反対だし、
故郷の町を出るのも嫌みたいで、ヒロシらと対立します。
協調性がなくて鬱陶しい町長ですが、故郷を思う気持ちは理解できるし、
そんなに悪い人物ではないように思いますね。
サボテンは音に反応して襲ってくることがわかっているため、
音が出る遊具「サボちゃんカー」にダイナマイトを取りつけ、
キラーサボテンを橋の外に誘導して爆破する作戦でしたが、
町長が足を引っ張ってしまい、サボちゃんカーは橋の上で爆発。
唯一の逃げ道だった橋は瓦解してしまうのです。

その後、しんのすけが立ちションしていると、
(この町では立ちションは違法らしいけど、メキシコの法律もそうなのかな?)
小さなキラーサボテンが現れ、おしっこをひっかけてしまいます。
するとキラーサボテンは解けて死んでしまうのです。
おしっこが弱点なのかな?と思ったら水が弱点だったみたいで、
ヒロシたちはチチデカ山の給水タンクの水を
バルーン型遊具「サボちゃんバルーン」に注水し、
巨大な女王サボテンにぶつけて倒す計画を立てます。
もちろん町長は猛反対しますが、スマホちゃんに怒られて黙認することに。
でも注水している間にキラーサボテンに襲われる可能性が高く、
誰かが囮になってキラーサボテンを引きつけておく必要があります。
その役に、いつの間にかオネエになっていたマリアッチと、
怖がりなレインボー仮面が勇気を振り絞って立候補します。
彼らの献身で、見事サボちゃんバルーンに水が充填されますが、
突如、今まで広場に根を張っていた女王サボテンも動き始め、
マリアッチとレインボー仮面に襲い掛かります。
巨大な女王サボテンはゾンビというよりも怪獣のようで、
2人を追って町で暴れまわるシーンはなかなかの迫力です。
低予算で有名な『劇しん』ですが、今回はいつになく映像に力が入ってるかも。
風景も緻密だし、やはり前作が大ヒットしたお蔭でしょうか。

マリアッチとレインボー仮面を助けるため、
自ら囮になったのは、なんと今まで非協力的だった町長。
町が女王サボテンに破壊されるのを目の当たりにして、
居た堪れなくなったのでしょうが、やはり町想いの素晴らしい町長でした。
町長は女王サボテンを坂の下に誘き出し、
ヒロシたちは坂の上から水入りのサボちゃんバルーンを押し転がし、
女王サボテンにぶつけます。
バルーンはサボテンの棘で割れて、水が噴き出るはずでしたが、
女王サボテンは棘のない触手でガードし、バルーンは割れず…。
そこでしんのすけが、たまたま持っていた針でバルーンを割り、
女王サボテンに水を浴びせかけるのですが、その針と言うのが、
なんと風間くんが作ってくれた「春日部防衛隊バッチ」の安全ピンで…。
まさか半ば存在を忘れていたバッチがこんなところで活躍するとはね。
しんのすけがメキシコに引っ越しても、風間くんのことを忘れず、
ずっとバッチを身に着けていたから出来たことで、
海を越えても続いていた友情に、ちょっと熱くなりますね。
水を浴びた女王サボテンは力尽き、パックリ割れて、
中からキラーサボテンに飲み込まれた住民たちも生還し、一件落着です。

後日、風間くんの自宅にしんのすけから国際郵便が届き、
近々帰国する旨が書かれて、風間くんは喜びます。
この騒動で新種サボテンが無くなったから支部も閉鎖になり、
ヒロシも本社に呼び戻されることになったみたいですね。
まぁもし人食いサボテン騒動が無くても、契約は絶望的だったから、
すぐに呼び戻されただろうとは思いますけどね。
エンドロールの様子では新種サボテンがなくても、
サボテンランドが完成してマダクエルヨバカは活性化したみたいで、
みんなハッピーでめでたしめでたしでした。

今日はアニメ映画を3本ハシゴしたと書きましたが、
残り2本も本日公開の『名探偵コナン』と『ドラゴンボールZ』でした。
どれも一長一短で甲乙付け難いものの、
チビッコが最も楽しめそうなのは本作で間違いないと思うので、
GWにお子さんと映画を観に行くなら、本作を選ぶことをオススメします。
たぶん3本の中では席も取りやすい方な気がします。

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コメント

スマホちゃん結構良いキャラだと思うんだけどな
でしゃばり過ぎず地味過ぎずで

  • 2016/04/19(火) 05:41:41 |
  • URL |
  • 無記名 #-
  • [ 編集 ]

こればかりは好き好き(すきずき)ですね。
私は、出しゃばって来ないので印象にも残りにくい、
魅力の感じられないキャラだと思いましたが、
そこに魅力を感じる人がいても不思議ではないです。

  • 2016/04/19(火) 19:09:58 |
  • URL |
  • BLRPN #-
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