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ハリー・ポッターと謎のプリンス

ここのブログは管理画面から記事ごとのアクセス数確認できるんですが、
最近、映画の感想記事読んでくれる人がちょこっと増えたみたいです。
まぁ音楽の感想に輪をかけて内容薄くて申し訳ないんですが、
音楽の記事より書きやすくて楽しいかも。
今では読んでもらえない映画記事のほうが更新数が多い、
ダメダメな日本語ラップ・ブログです…。

ハリー・ポッターと謎のプリンス

2009年7月15日、日米同時公開。
ファンタジー小説『ハリー・ポッター』シリーズの映画版第6弾。

ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)の支配力が強大になっていくなか、ハリー(ダニエル・ラドクリフ)とダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)は、ヴォルデモートの防御を解く手がかりを探るため、極めて重要な情報を握っているダンブルドアの旧友で元同僚ホラス・スラグホーン(ジム・ブロードベント)を学校に迎え入れる。(シネマトゥデイより)

全米脚本家組合ストライキの煽りを受けて、今年の夏映画の穴を埋めるために
公開日が半年以上延期された本作ですが、ようやく上映されました。
『謎のプリンス』は独立したストーリーというよりも、次作『死の秘宝』の序章的な
ストーリーなので、延期されることにより次作との公開間隔が短くなったのは
結果的によかったんじゃないかな?
『死の秘宝』が2部構成になるみたいだし、脚本家も監督も続投するみたいなんで、
本作あわせて3部作、みたいな。

ボクは普段、小説をほとんど読まないんで、活字に慣れてないんですが、
『ハリー・ポッター』シリーズだけは全部読みました。
しかし『ハリー・ポッター』の原作って状況描写が下手で、
どんな場面なのか、全然イメージができないんですよね。
(原作というか、翻訳家が悪いのかもしれないけど。)
特に後半になってくると登場人物は多いし、専門用語だらけで何が何やら…。
映像化されて、ようやく"ああ、なるほど…"みたいな。
特に長尺作品を映画化するときは無駄なエピソードが割愛されるので解り易いです。
だけど逆にそうゆう無駄な部分にこそ、物語の世界観の面白さがあると思うので、
原作未読の人にはちょっと不親切な気はします。
まぁ原作未読の人はそのことにすら気付かないから、それでいいんでしょうけど。

前々作『炎のゴブレット』あたりからそうですけど、
どんどん女の子向けのロマンティック・コメディ映画化が進んでいます。
原作読む限りでは恋愛要素なんて物語の味付け程度でしかないような感じなのに、
映画版になると、その割合が格段に増えますね。
前作『不死鳥の騎士団』だって、ロマコメ的な学園生活がメインになってるし、
タイトルの不死鳥の騎士団はちょこっと描かれただけでした。
本作『謎のプリンス』はその極みで、くっ付いたり離れたりの学園ラブコメそのもの。
主題の謎のプリンスの正体なんて、最後にサラッと明かされちゃうだけだし…。
ロマコメもそれはそれで楽しいけど、ハリポタの本筋はやっぱりシリアスな悲劇なので
シリアスなシーンとの落差が激しすぎます。
というか、急にシリアスなシーンに突入するので、その急激な展開に面食らいます。
原作読んでたら脳内補完できますが、未読の人には強引な展開に感じるみたいです。
まぁファンタジー界もロマコメブームですからね。
『トワイライト』シリーズが大ヒットしてますし、時代の流れかな?
『死の秘宝』はかなりシリアスで、あまりロマコメ化はできない気がしますが…。

で、その本作のロマコメ部分ですが、
ロン(ルパート・グリント)とハーマイオニー(エマ・ワトソン)の微妙な関係を軸に
ハリー(ダニエル・ラドクリフ)とジニー(ボニー・ライト)の恋愛に、
コーマック、ラベンダー、ディーンなどが絡んで三角関係、四画関係に…。
世界の危機になんともノーテンキな感じですが、それが学生っぽいのかな。
でも揃いも揃って、そんなにイケメン、美女じゃないところにリアリティがあるし、
嫌味がなくて好感が持てますね。
まぁメインキャストは配役された時、どう成長するか未知数な子供だったし、
原作も未完だったから、誰と誰が恋愛関係になるかなんてわかりませんしね。
そういう意味ではジニー役の子は役の重要度の割には普通すぎる気が…。
ヒロインとしては若干魅力に欠けるような気がします…。
それにジニーにはネビル(マシュー・ルイス)とくっ付いてほしかったし…。
ハーマイオニーのロンへの好意も、『炎のゴブレット』で急に降って沸いた感じで、
"え、いつのまに?"って感じでイマイチ納得できないし…。
ハリーにしてもジニー好きなくせに、マグルの黒人の娘をナンパしてんじゃないよ!
…って、すごくロマコメ楽しめちゃってるし…。
いやぁ、それにしてもルーナ(イヴァナ・リンチ)の可愛さが留まる所を知らない…。
原作のイメージと全然違うけど。

シリアス部分はゴッシクホラー的でかなりいい雰囲気です。
死喰い人がマグルの街を襲撃するシーンもいままでにない迫力のある感じだし、
ハリーが水の中に引き込まれるシーンなんかは思わずゾクッとしてしまう怖さ。
ドラコ(トム・フェルトン)もいい感じに雰囲気のある役者に成長しました。
ベラトリックス(ヘレナ・ボナム=カーター)なんかは特にいい感じで、
こんな魅力的な悪役キャラだったとは原作では気付きませんでした。

本作は終盤でいきなりいろいろな新しい謎を提示して終わってしまうので、
なんともスッキリしませんが、(原作読んだときもそう思いました。)
次作『死の秘宝 Part.1』は早くも来年11月に公開のようです。
あの人もあの人もあの鳥も死ぬし、本作以上にダークで重たい感じになるでしょうが、
あのチンタラした旅物語がどんなロードムービーになるのか楽しみです。

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