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子連れじゃダメかしら?

今日は人気シリーズ最新作『ナイトミュージアム エジプト王の秘密』の公開日なので、
観に行こうと思ったのですが、近所のシネコンでも上映しているものの、
字幕版が遅い時間帯にしかやってないみたいで、
明日は祝日ですがボクは早朝から仕事なので観に行くことができず…。
遅い時間帯しか上映されていないのはまだいいとして、
一日7回上映なのに、そのうち5回が日本語吹替版なんて字幕派軽視しすぎ。
吹替版の上映の方が多い劇場がほとんどみたいですが、
チュート徳井や渡辺直美なんかがアテレコする雑な吹替版なんて
子供以外に誰が観たがるというのか…。
雑なタレント起用は別としても、主演の人気コメディ俳優ベン・スティラーや、
今回が遺作となる名優ロビン・ウィリアムズの声だって、
ちゃんと本人の声で楽しみたいと思うのが人情だと思うのだけど…。

ということで、今日は『ナイトミュージアム』の感想を書くのは諦めて、
日本語吹替音声が収録されていないハリウッド映画の感想です。

子連れじゃダメかしら?
Blended.jpg

2015年3月11日リリース。
ドリュー・バリモア、アダム・サンドラー共演のロマンティック・コメディ。

子持ちでバツイチ同士のローレン(ドリュー・バリモア)とジム(アダム・サンドラー)。2人のお見合いデートは大失敗に終わり、 これっきり二度と会わないつもりだった。ところがゴージャスな休暇を子供たちと過ごそうと別々に旅行に出掛けたら、 何とアフリカのサファリリゾートでばったり鉢合わせ。しかも豪華なスイートルームで一週間をともに過ごすハメに。(公式より)



本作は最低映画祭典ゴールデン・ラズベリー・アワード(ラジー賞)に
最低主演男優賞、最低主演女優賞、最低助演男優賞の三部門
ノミネートされたロマコメ映画です。
アダム・サンドラーの出演作がラジー賞候補になるのはお約束なので、
それを以って本作が駄作かもしれないとは思いませんが、
本作と同日にリリースされたサンドラーの出演作『ステイ・コネクテッド』が
かなりの駄作だったので、本作に対してもちょっとだけ懸念はありました。
しかしいざ観てみたら、いつものサンドラー主演コメディ同様、
普通に面白いファミリーコメディで、なかなか楽しめました。
今回は下品さも控え目だったし、ちゃんと劇場公開すればいいのにね。
以下、ネタバレ注意です。

二児の母ローレンは夫マークの浮気が原因で離婚。
その後、ママ友の紹介でスポーツ用品店の店長ジムとブラインドデートしますが、
ジムは初デートに巨乳ウェイトレスが売りの飲食店フーターズを選ぶ男で、
彼女は「最低な男だ」と幻滅し、帰路につきます。
ジムもローレンのことはあまり気に入らなかったみたいです。
さすがにデートでフーターズに行くのは破壊力ありすぎますが、
ボクは行ったことないけど、女性客でも楽しめそうな気がするけどね。
まぁクローゼット整理業をしているローレンは、かなり几帳面で真面目な性格だから、
こんなセクシーなお店はあまりお気に召さなかったのかな?

ある日、自宅で変態の長男ブレンダンの隠していたエロ本を発見したローレンは、
衝動的に破り捨ててしまい、我に返って同じエロ本をコンビニに買いに行くことに。
そのコンビニで再びジムに遭遇するのです。
ジムは妻を癌で亡くしており、男手ひとつで三姉妹を育てていますが、
15歳の長女が生理になったため、タンポンを買いに来ていたのでした。
ローレンはエロ本、ジムはタンポンをレジに持って行くのが恥ずかしいので、
交換して会計することになります。
ジムくらいのオッサンなら、タンポン買っても「娘用かな?」って思われるだろうし、
いい歳してエロ本買う方が恥ずかしい気がしますけどね。
まぁ彼は破られたページの質感で「これは『スナッパー』だ」と言い当てるくらいで、
エロ本買い慣れているみたいですけど…。
商品を交換してレジを通すも、クレジットカードも交換したまま帰宅してしまい、
ジムは翌日、ローレンの家をネットで探して訪ねます。

ジムがローレン宅に訪れた折、彼女の同僚ジェンも訪ねて来て、
ジェンは「恋人ディックが実は5人の子持ちだった」とローレンに愚痴り始めます。
そして「ディックとアフリカ旅行に行く予定も中止しようと思う」と言うのです。
それを立ち聞きしたジムは、ディックが自分の店のオーナーだと気付き、
春休みに3人の娘たちを遊びに連れて行きたいと考えて、
ディックから中止するアフリカ旅行を安く譲ってもらうことにします。
ローレンも春休みにどこにも行く予定のない息子2人のために、
ジェンからアフリカ旅行を安く譲ってもらうのです。
ところがその旅行は家族ハネムーン「ファミリームーン」のパッケージツアーで、
ローレン一家とジム一家は、思いがけずアフリカで鉢合わせ。
しかも7人家族として、ホテルも同じ部屋で宿泊することになるのです。
パッケージツアーの権利を2人が別々に譲られるというのは
ちょっと考えにくいことですが、面白くなりそうな状況なのでOKです。

ローレンの息子2人とジムの娘3人もかなり個性的で面白いです。
ローレンの長男ブレンダンは、見た目は『ROTL』のフロドっぽいけど、
エロ本の女体にシッターの顔写真を貼って楽しんでいる変態です。
次男タイラーは落ち着きがなくキレ易い子で、少年野球チームに入ってますが、
ストライクを取られるとバットを地面に叩きつけて駄々をこねる困った子です。
彼ら兄弟は父の浮気を知らないようで、両親の復縁を望んでいるため、
ジムを母ローレンの新しい恋人だと思って嫌っています。
ジムの長女ラリーは女バス選手ですが、貧乳で髪が短くて、
いつもジャージ姿なので、男子と間違われることを悩んでいます。
どうも父ジムが彼女をスポーツ選手にしたいみたいで、
家でもあまり女の子扱いされてないみたいですね。
ラリーという男みたいな名前も父が付けたニックネームで、
本当はヒラリーという女の子らしい名前です。
次女エスプンも変な名前ですが本名で、やはりジムが命名したのですが、
なんとジムが好きなスポーツ専門チャンネル「ESPN」から取ったそうで、
キラキラネームというか完全なDQNネームで気の毒ですが、本人は悩んでなく、
それよりも母が癌で病死したことから立ち直れていないみたいで、
いつも"見えないママ"と話している、ちょっと暗い不思議ちゃんです。
末っ子のルーは、まだ幼すぎるのか母の死もそれほど実感がないみたいで、
とても天真爛漫だけど、悪魔の物真似が好きという変わった女の子です。
5人とも個性的で可愛い子たちで、本作の面白さに花を添えています。

家族ハネムーンなので二家族は一家族として一緒に行動させられますが、
なぜかもう一家族、一緒に行動する三人家族がいます。
夫エディ、妻ジンジャー、そしてエディの連れ子ジェイクの三人家族です。
新婚のエディとジンジャーはラブラブすぎる馬鹿ップルですが、
ジェイクは6歳しか変わらない継母ジンジャーのことが気に入らないみたいで…。
たしかに親父が二十歳くらいの女と結婚したら年頃の少年は嫌でしょうね。
なのでこの旅行もジェイクは不機嫌ですが、ジムの長女ラリーは彼に一目惚れ。
しかし男と間違われるコンプレックスで気が引けてしまい…。
そんなラリーを見かねたローレンは、彼女をサロンに連れて行き、
エクステとメイクとドレスアップで、美少女に変身させるのです。
そんな新ラリーにジェイクもメロメロで、2人は親しくなります。
ただ、ボクとしてはジャージでボサボサヘアだった前のラリーの方が
素朴で可愛かったような気がするんですよね…。
エクステとメイクで変身して別人のようになりましたが、
それは虚飾で本来のラリーとは言えないと思うし、
美少女になった途端に靡く面食いなジェイクもどうかと思います。

そんな感じで、ローレンとジムはお互いに好意はないですが、
相手の子供たちには優しく接するんですよね。
ローレンは普通なら気味悪がられるエスプンの見えないママにも理解を示すし、
ルーもトイレに連れて行ってあげたり、寝かしつけてあげたり、
本当の娘のように世話を焼いてくれます。
母をあまり覚えていないルーも本当の母のように懐きます。
ジムもタイラーとダチョウに乗ったり、野球のバッティングを教えてあげます。
ジムをめちゃめちゃ嫌っているブレンダンとも、ボクシングで決着を付け、
戦いの末に友情が芽生えるようになります。
やっぱり男の子には男親、女の子には女親がいた方がいいんでしょうね。

家族で交流するうちに、ローレンとジムも徐々に雪解けし、
カップルマッサージ教室なんかも行って親しくなります。
特にローレンは、初デートでフーターズに連れて行かれたことを根に持ってましたが、
実はジムの死んだ妻がフーターズの店長だったとラリーから聞いて、
彼が巨乳ウェイトレス目当てではないと誤解が解けたみたいです。
(だからジムはフーターズで料理をサービスされていたのですね。)
でも亡き妻の元職場を初デートに選ぶのもどうかと思いますけどね。
子供同士も仲良くなりますが、特に長男ブレンダンと次女エスプンは、
歳が近いせいかかなり親しくなります。
でもこの調子だと親同士が再婚して2人は義理の兄妹(姉弟?)になりそうなので、
恋心が芽生えてしまわないかとハラハラしちゃいました。
ブレンダンが年上好きのマセガキだったみたいなので大丈夫でしたが…。
(彼は綺麗に変身した長女ラリーのことはどう思ったのかな?)

ツアー最後の夜、ジムは初デートのやり直しのために、
星空の下でのディナーを用意し、ローレンを誘います。
「子供優先だね」みたいな話で意気投合した2人はいい雰囲気になり、
キスしそうになるのですが、ジムが「出来ないよ」と引いてしまい興醒め。
そのまま何事もなく帰国することになってしまうのです。
ジムがキスしなかったのは「正しくないように思えて…」らしいのですが、
なんだかわかるようなわからないような理由ですよね。
ただ子供たち(特にエスプン)の同意は取り付けていなかったので、
あの場は引いてよかったと思いました。

しかし帰国後、ジムは長女ラリーと三女ルーから「明らかに両想いよ」と言われ、
後に次女エスプンからも「ローレンに会いたい」と結婚を認めてもらい、
再びその気になって、ローレンの家にプロポーズしに向かいます。
ところがローレン宅には未練たらたらの前夫マークが子守のために留守番しており、
彼から「俺たちは復縁するつもりだ」と言われたジムは諦めるしかなく…。
ここでプロポーズして大団円かと思ったので、また一波乱残っていたとは意外でした。
もちろん復縁の話は勝手にマークがしたいと思っているだけで、
彼は帰宅したローレンに復縁を迫るも、彼女は子供に無関心な元夫に対し、
「子供たちの父親になりたいならタイラーの野球の試合に来なさい」と言います。
しかし試合当日やはりマークは来ず、打席に立ったタイラーもガッカリ…。
ところがそこにジムと娘3人が応援に駆け付け、タイラーもとても喜び、
アフリカで習ったバッテングで、見事ランニングホームラン。
復縁の話も誤解だとわかり、ローレンとジムはキスして今度こそ大団円です。
ベタな展開かもしれないけど、けっこう感動しちゃいました。
この一波乱があったことで、ブレンダンとタイラーも父マークがクズだと理解でき、
母ローレンがジムと再婚することを歓迎できるようになるわけですね。

ただ完全にハッピーエンドかと言えば、気になることがひとつ…。
長女ラリーとジェイクの恋の行方です。
どうもジェイクはアフリカから帰国してバンクーバーに住んでいるみたいで、
ジム一家がどこに住んでるかは知らないけど、国境超えるのは間違いなく、
かなりの遠距離恋愛となり、テレビ電話でデートしているみたいですが、
そんな恋は長く続かないんじゃないかと思ってしまいますね。
綺麗になったラリーには誘惑が多いだろうし…。
ジェイクも継母との関係が改善されたので家を出ないだろうし…。

何はともあれ、ハートフルなファミリーコメディで面白かったです。
サンドラーの主演作の中でも好きな方かも。

コメント

あれ?タレントの声優起用賛成派でしょ?

  • 2015/03/22(日) 14:34:38 |
  • URL |
  • 無記名 #-
  • [ 編集 ]

Re: タイトルなし

いえ、単なる字幕派です。
タレントだろうと本職の声優だろうと洋画の吹替えに否定的です。
アニメの場合は認知度の低い声優より、タレントを使えばいいと思うけど、
タレント起用も芸人やアイドルではなく、なるべく俳優がいいです。

  • 2015/03/22(日) 20:38:04 |
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  • BLRPN #-
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