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アメリカン・スナイパー

日本時間の今日、第87回アカデミー賞の授賞式が開催され、
本年度のオスカーが決定しました。
主要5部門のオスカー受賞作は全て日本未公開作品だったので、
その結果を受けても「その作品の日本公開が更に楽しみになった」
くらいしか感想も書けませんね。
…と言いつつも、ちょっとだけ感想を書きたいです。

作品賞受賞は『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でしたが、
これはちょっと意外な結果だったかもしれません。
世間の前評判では、共に第72回ゴールデン・グローブ賞(GG賞)の制した
GG賞ドラマ部門受賞作『6才のボクが、大人になるまで。』が本命で、
GG賞コメディ部門受賞作『グランド・ブダペスト・ホテル』が対抗の印象でしたが、
ボクはその2作品は(評価できるところもあるが)微妙だと思っていたし、
アカデミー会員は忘れっぽいので、秋以降公開作が有利なため、
7月と3月に公開された2作品は忘れられているだろうと思ったため、
受賞は無理だろうと考えて(いや願って)ました。

ボク自身は、アカデミー賞に合わせ、選考期間ギリギリの年末に限定公開され、
かつ面白そうだった『アメリカン・スナイパー』が受賞する予想していました。
映画は時代を映す鏡なので、イスラミックステート問題が大きくなっている情勢も、
テロとの戦いを題材にした『アメリカン・スナイパー』の追い風になるかと。
ただ懸念は、本作はイーストウッド監督の監督作史上、最もヒットしたばかりか、
興収3億を超え、昨年公開作の中でも3位となるスマッシュ・ヒット作なので、
5年前、オスカー受賞して然るべきだった『アバター』の受賞を阻止し、
地味な『ハートロッカー』に投票したヒット作嫌いのアカデミー会員は、
また大ヒット作『アメリカン・スナイパー』を無視するんじゃないかと…。
(内容的には『ハートロッカー』に近い作品ですけどね。)

世間の前評判もボクの予想も外れていたわけですが、
『バードマン』が受賞するかもしれないという一抹の予感はありました。
GG賞は『グランド・ブダペスト・ホテル』に敗れて逃したものの、
米監督組合賞や米製作者組合賞などのオスカー前哨戦では
『バードマン』が大健闘していたので、これはもしかするかも、と。
予想外の結果ではあったものの、アメコミ映画絡みの物語で、
とても気になる作品だったので、この結果には納得しているし、
4月10日の日本公開が待ち遠しいです。

ということで、今日はオスカー作品賞受賞すると予想していた映画の感想です。
受賞してから観に行ったら、受賞したから観に行ったみたいになるので、
授賞式の直前に観に行ったのですが、結局受賞ならずなので意味なかったです。
いや「オスカー最有力」と思って観るのと「オスカー候補止まり」と思って観るのとでは、
作品の印象も全然変わるかもしれないし、もちろん前者の方が楽しめますよね。

アメリカン・スナイパー
American Sniper

2015年2月21日日本公開。
クリント・イーストウッド監督が米軍狙撃手クリス・カイルの自伝を映画化。

イラク戦争に出征した、アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)。スナイパーである彼は、「誰一人残さない」というネイビーシールズのモットーに従うようにして仲間たちを徹底的に援護する。人並み外れた狙撃の精度からレジェンドと称されるが、その一方で反乱軍に賞金を懸けられてしまう。故郷に残した家族を思いながら、スコープをのぞき、引き金を引き、敵の命を奪っていくクリス。4回にわたってイラクに送られた彼は、心に深い傷を負ってしまう。(シネマトゥデイより)



本作はアカデミー作品賞ノミネート作ですが、
アカデミー賞授賞式の週末に日本公開されました。
ボクは前述の通り、授賞式前に観たいと思っていたので、
日本時間で授賞式の前日となる昨日の夕方に観たため、
感想も昨日の夜に書けたのですが、その日はあえて違う映画の感想を書いて、
本作の感想を先延ばしにしたんですよね。
もし受賞結果が出る前に、受賞前提で、或いは受賞できないのを前提で書いて、
もし受賞結果が予想と違っていたらちょっと恥ずかしいので…。
もう受賞結果も出て、本作がオスカー受賞を逃したことが明らかになったので、
今はその結果を踏まえて書くことが出来ます。

でももし本作が受賞を確信できるような出来だったら、
感想も昨日のうちに書いていたと思います。
もし受賞したら、結果した後に「受賞すると思っていた」なんて書くのはダサいので、
なんとしても授賞式の前である昨日のうちに感想を書いていたはずです。
そうしなかったのは、本作を観て「受賞は難しいかも」と思ったからで、
つまり期待していたほど作品ではなかったということです。
いや、かなり面白い作品だとは思いますよ。
昨年のハリウッドの中でも屈指の傑作だとは思いますし、
イーストウッド監督作史上最高の3億ドルを超える大ヒットも納得です。
ただ昨年の屈指の作品とは思えど、昨年の年間ベストと言えるほどではなく、
観る前は本作がオスカーだと予想し、期待していただけに、
その高すぎる期待を超えるほどではなかったということです。

米軍史上最強、160人以上を狙撃した実在の凄腕スナイパーの物語で、
とても興味深い内容ではありますが、あまりに伝記的すぎる描き方で、
監督自身が一体何を描きたかったのか、いまいち判然としません。
主人公を国に尽くした英雄として描くわけでもないし、
かと言って160人もの人間を殺害した悪魔として描くわけでもなく、
それでいて、主人公の葛藤が綿密に描かれているとも言い難いので、
愛国映画か反戦映画か、本作が何を伝えたいのか見えにくいです。
まぁ監督は『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』でも、
太平洋戦争を日米双方の視点から描いているので、
イラク戦争を題材にした本作でも、どちらかに偏重するのは避けたのかも。
まぁさすがにテロリストの肩を持つような内容ではありませんが、
報復の連鎖を描き、米軍の活躍を賛美するものでもありません。

もしかするとそんな戦争の是非を問う意図はなく、
もっとパーソナルな人間ドラマなのかもしれません。
160人を殺した伝説の狙撃手でも、家庭のある普通の市民で、
戦争という異常と家族との日常のギャップを描いているのかも。
ただそうだとすれば、主人公にはもっと葛藤してほしいです。
160人も殺した男なのだから、もっと心が病んでもおかしくないのに、
本作の主人公はたしかに家族と会えないことに悩んだりもするし、
些細な物音にも反応してしまうようなPTSD気味にもなるけど、
意外なほど症状が軽く、そこまで強く思い悩んだりもしません。
戦場に魅了された主人公を心配する家族との関係も、
多少問題はあるものの、それほど大事にはなりませんし、
正直、主人公が何を考えているのか、ちょっと理解し難いです。
まぁそんな伝説の狙撃手の考えなんて、凡人に理解できるはずないけど、
人間ドラマとしては主人公に感情移入できないのは少し厳しいです。
その結果、ただ主人公の人生を描いただけの伝記映画になってしまいます。

とはいえ伝説の狙撃手の人生なんて波乱万丈で唯一無二だし、
たとえ単なる伝記でも興味深い内容に違いはなく、
彼の活躍を描いた戦争映画としては、なかなか見応えがあります。
なので彼の家族の話とかは掘り下げなくてもよかったし、
むしろ展開的にちょっと邪魔だなと思ったりもしました。
彼の家族はホントに普通なので、そこに面白味なんて全然ないし、
妻との在り来たりな出会いのエピソードなんてどうでもいいから、
早く波乱万丈な戦場の話に戻ってほしいと思ってしまうくらいです。

本作を面白そうだと思ったキッカケは、映画館で一度だけ観た特報です。
通常流れている予告編とは違い、本作の一部がそのまま使われた映像で、
主人公の米軍狙撃手クリス・カイルが、任務中の海兵隊を守るため、
海兵隊に近づくイラク市民に照準を合わせるシーンなのですが、
そのイラク市民が見るからにテロリストではなく、普通の母子で…。
しかし母親が幼い子供に対戦車手榴弾を手渡しているように見え、
子供が海兵隊に攻撃する気かもしれず、その子を狙撃するべきか悩みながら、
引き金に指を添える、というところで終わる特報映像でした。
クリスがその子供を撃ってしまうのか、とても先が気になる映像で、
これを観ちゃったらもう本編も観ずにはいられません。
特報なので短期間しか流されてなかったみたいですが、
通常の予告編よりも絶対に集客力のある、よく出来た特報でした。

その特報シーンは本作の冒頭のシーンだったみたいで、
初っ端からあの気になっていた続きが観れるとドキドキしましたが、
本編でも引き金に指を添えたところで、急に回想に突入してしまい…。
主人公カイルの幼い頃の話や、米軍に入り派兵されるまでの経緯や、
妻タヤとの出会いが回想で描かれるのですが、
それよりもクリスが子供を撃つのかどうかがずっと気になっていたボクは、
そんな回想はどうでもいいから、さっさと続きを見せてくれと思ってしまいました。
まぁ父との鹿狩りで射撃センスの片鱗を見せる幼い頃の話や、
SEALsの訓練で射撃の腕を開花させる展開を描くのは大切ですが、
妻との出会いの話なんてホントに無駄です。
大したエピソードでもないし、「最愛の妻」とだけ説明があれば、
この程度の出会いなら誰でも補完できますよ。
以下、ネタバレ注意です。

テキサスでカウボーイ気取りでロデオに明け暮れていた兄弟クリスとジェフ。
1998年、ケニアとタンザニアで米国大使館が爆破されたという報道を
テレビで見た兄弟は、国のために戦いたいと考え、米軍に入隊し、
兄クリスはSEALs隊員、弟ジェフは空挺部隊を目指します。
そして2001年9月11日、アメリカ同時多発テロが起こり、
SEALsの狙撃手となったクリスはイラクに派遣されるのです。
その初めの任務が冒頭の海兵隊の援護でした。
ついにあの続きが見れる時が来ましたが、クリスは例の子供を撃ちます。
子供が抱えていたものはどう見ても手榴弾だったし、
その子が海兵隊に向かって猛ダッシュしたら、もう撃つしかないですが、
160人殺したクリスの最初の1人が幼い子供だったなんて、
彼にとっても辛すぎる狙撃手デビューですが、初めが衝撃的すぎるし、
2人目に射殺したのはその子の母親で、女性を殺すのも経験しますが、
そのお蔭で大人の男を撃つことに抵抗がなくなり、伝説の狙撃手になったのかも。
それにしても上官の「お前の判断で撃て」という指令は残酷ですよね。
狙撃手も撃てと命じられて撃つ方が何倍も気が楽でしょう。
その後、クリスは1日8人も狙撃し、早くも「伝説の男」と呼ばれます。

クリスはアルカイダの重鎮ザルカウィ捜索の任務を受けます。
ザルカウィを捜すため家を虱潰しに調べる海兵隊を狙撃で援護する任務ですが、
任務中に負傷した海兵隊を見て、クリスも海兵隊に同行することに。
クリスはSEALsなので狙撃だけじゃなく市街戦も得意なんですね。
クリスは海兵隊を率いて、シャイフ(長老)の家に突入し、彼を尋問。
シャイフは10万ドル貰えればヴァルカウィの右腕である
「虐殺者」を誘き出す手伝いをすると約束。
クリスは金を用意して再びシャイフを訪ねますが、虐殺者が先に来ており、
裏切り者シャイフを粛清してしまい、捜索は中止、クリスは帰国します。
虐殺者はシャイフの子供も電動ドリルで殺そうとする、かなりイカレた怖い男です。
でもテロリスト側にはもうひとり、恐ろしい男がいます。
元シリア代表の五輪選手である狙撃手ムスタファです。
狙撃の腕はクリスに勝るとも劣らず、主人公のライバル的存在ですが、
クリスも五輪に出場したら、すごい選手だったかもしれませんね。
ムスタファはたぶん傭兵で、米兵を狙撃する映像を売ったりもしています。
団体行動が基本の米軍とは違い、単独行動する孤高の狙撃手で、
テロリストだけどなんかかっこいいと思ってしまいました…。

二回目の派遣の際、弟ジェフに再会しますが、
ジェフは空挺部隊には入れず、海兵隊として派遣されていたようだけど、
戦場で傷心しきっており、米軍を辞めてしまいます。
伝説と呼ばれ、早くも曹長に昇格した兄に対しても反感があるみたいで、
伝説の男の弟だとプレッシャーも大きいのかもしれませんね。
兄弟でも全く性格が違うというか、ジェフの方が普通で、クリスが異常なのでしょう。
クリスはテロリストから懸賞金18万ドルの最重要指名手配されていますが、
それも意に介していないみたいだし、図太さが凄すぎます。

クリス率いる部隊はテロリストの隠れ家と思われるレストランを調べるため、
まず隣接する家を占領します。
その家の住人は全く逆らわず、食事まで出してくれますが、
家の主人の肘にタコがあることに気付いたクリスは家探しし、
ベッドの下から大量のライフルを発見するのです。
この主人もテロリストの狙撃手だったみたいです。
主人にムショ送りかレストランへの手引きをするか選ばせ、
クリス率いる部隊は主人の手引きでレストランに突入。
そこには食材のように置かれた米兵の生首があったり、
拷問された米兵の死体がぶら下がっていたりと地獄のような光景で、
グロが苦手な人は注意が必要です。
どうやら例の虐殺者の仕業で、逃走する虐殺者の殺害に成功します。
しかし、近隣の住民が暴徒と化し、クリス部隊は撤退を余儀なくされます。
でも助かったのはむしろクリスたちの方で、敵狙撃手ムスタファから狙われてたが、
暴徒たちが邪魔で狙撃できなかったみたいです。

3回目の派遣ではムスタファと直接対決となり、
クリスの仲間(部下?)のビグルスが狙撃され衛生兵に運ばれます。
1000m以上先から撃たれたみたいで、恐ろしい狙撃の腕です。
でもクリーンヒットではなく跳弾に当たったみたいで、即死は免れますが、
失明し、帰国後に病院で手術中に亡くなります。
クリスは報復しようと出撃しますが、今度は親友マークが狙撃され即死。
マークの葬式で更なる報復を決意します。
やっぱり報復なんてしてもロクなことにはならないってことなのかな。
それにしても伝説の狙撃手クリスを翻弄するなんて、
ムスタファにも敵ながら天晴と思ってしまいました。

4回目の派遣は超危険なサドルシティでの任務です。
任務中クリスは、RPGで米軍車両を狙う敵兵を発見し、
即狙撃するのですが、撃たれた敵兵の近くにいた子供が、
死んだ敵兵のRPGと拾って、米軍車両の方へ構えて…。
またしても子供を撃たなくてはいけなくなる試練を迎えるのです。
クリスは躊躇し「RPGを捨ててくれ」と願いますが、
やっぱり何十人も殺しても、子供を殺すのだけは慣れないんですね。
その願いが通じたか、子供はRPGも投げ捨て逃げて行きます。
しかしそもそもなぜ子供がRPGを拾って撃とうとしたのか不思議です。
冒頭の子供のように母親に命じられたのならわかるけど、この子は自発的で、
この地域ではこんな幼い子でも米兵を憎んでいるってことなのかな?

司令部は街全体を防護壁で囲んでしまう計画を立てますが、
壁の建設中の作業員を敵狙撃手ムスタファが狙っているとの情報があり、
クリスは建設現場を狙うムスタファを逆狙撃する任務を受けます。
しかしムスタファがどの方角から撃ってくるかわからず、
まんまと作業員を1人狙撃されてしまうものの、そのお蔭で方角がわかるも、
ムスタファらしき人影は1920mも先で、まず狙撃できる距離ではなく…。
下手に撃って外したら、逆にコチラの狙撃位置がバレて危険です。
しかしクリスは、このままどんどん作業員が殺されるのは見過ごせないと、
ムスタファ目掛けて発砲、なんと見事に命中させるのです。
これは長距離狙撃成功の第8位の記録だったみたいで、
誇張でも何でもないというのだから凄すぎます。
約2キロ先の相手を狙撃することなんて本当に出来るんですね。

しかし当てたとはいえ撃っちゃったので、敵兵に狙撃位置がバレ、
クリスたちの狙撃場所だった建物は全方向からの敵襲を受けることに。
必死に応戦しますが、弾も底を尽き始め…。
逃げられないと覚悟したクリスたちは、敵兵に殺されるのは屈辱だと、
なんと司令部に建物ごと爆撃してほしいと要請するのです。
要請に応じ爆撃機が出撃し、ミサイルを発射しますが、
折しも激しい砂嵐に見舞われて、ミサイルは建物を逸れてしまいます。
砂嵐程度で爆撃ポイントを誤るなんて、どうりで誤爆が多いわけですね。
砂嵐が敵の視界も遮ってくれたので、クリスたちは脱出に成功します。
なんだか神がクリスたちに味方したとしか思えない状況で、
伝記としてはちょっと嘘っぽい気がしました。

死に直面したクリスは、さすがに米軍を退役することに。
彼はPTSDなのか愛犬を殺そうとしたり日常生活に支障をきたします。
あれだけ辛い目に遭ったのに、まだ戦場にも未練があり、
もっと仲間を助けたいと思っていますが、退役軍人の会の精神科医から、
「ここにも救いを求めている仲間は沢山いる」と諭され、
クリスは退役軍人たちの支援をすることにします。
戦場で足を失った退役軍人に射撃のコーチをしたりするけど、
そんなことをしたら戦場を思い出すだけで逆効果じゃないかと…。
実際に逆効果だったかどうかはわかりませんが、2013年2月2日、
あるPTSDの退役軍人の支援をしようと、射撃のコーチをしてあげるのですが、
射撃場でその退役軍人から撃たれ、クリスは死亡してしまうのです。
伝記映画だからクリスはすでに死んでいるとは思ってましたが、
てっきり戦死したと思っていたので、まさかこんな最期とは…。
なぜその退役軍人がクリスを撃ったのかはわかりませんが、
やはりPTSD患者に銃なんて持たせるのは無謀ですよね。

うーん、この結末からすると、やっぱり反戦映画なのかも。
戦争が如何に兵士の体や精神を蝕んでしまうかと描いているのかもしれません。
でもそれだとやっぱりクリス自身がもっと蝕まれている描写が必要だし、
家族を顧みないほど国に身を捧げるクリスの姿に、かっこいいと思う観客も多そう。
実際にイケメン人気俳優ブラッドリー・クーパーが演じていて、かっこいいしね。
本作を観て、彼に憧れて狙撃手になりたいと思う若者もいるかもしれません。
クリス・カイルがアメリカで英雄的存在なのは間違いないものの、
イラク戦争は正しいとは言い難い戦争だったので、
ハリウッド映画としては題材にするのが難しいですね。
まぁこの世に完全に正しい戦争なんてありはしないので、
それは全ての戦争映画が持つジレンマかな。

残念ながらオスカーは逃してしまいましたが、
鑑賞済みのアカデミー作品賞候補3作の中では最高に面白かったし、
たぶん未鑑賞も含めた9本の中でも上位間違いない傑作でした。

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