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2014年(非ハリウッド)外国映画ベスト10

今日は2014年外国映画ベスト10を発表しようと思いましたが、
昨年劇場鑑賞した142本の外国映画から10本を絞り込むのは困難を極めたため、
外国映画をハリウッド映画とそれ以外の国の映画に分けることにしました。
今回は非ハリウッドの外国映画ベスト10を発表します。

昨年は例年になくいろんな国の映画を観ることが出来ました。
ハリウッドとの合作も多いので、具体的に何本観たかはカウントしていませんが…。
ハリウッド映画は邦高洋低の影響か日本公開本数が減っている気がしますが、
それはハリウッド・メジャーが日本での自社配給に及び腰だからで、
逆に非ハリウッドの外国映画を観る機会が増えたような気がします。
日本は諸外国に比べるといろんな国の映画が公開される環境だと聞きますが、
それでもハリウッド映画に比べたら、他の国の映画の公開ハードルが高いので、
そのハードルを乗り越えてくるだけあり、個性的で面白い作品が多いです。
でも如何せん公開規模が小さいため、なかなか興収ランキング上位には入らないので、
シネコンでいろんな国の映画を公開してくれるようになればいいですね。

ということで、2014年非ハリウッド外国映画ベスト10の発表です。

1位『チェイス!
Dhoom 3
一昨年のインド最大のヒット作で、インド映画の世界興収歴代1位だった作品。
毎年のように記録が更新されているインド映画ですが、本当に勢いがありますね。
この作品もハリウッド映画に引けを取らない壮大な規模で撮られており、
歌ありダンスありアクションあり感動ありサプライズありの最高の娯楽作品です。

2位『ある過去の行方
The Past
イラン映画『別離』のアスガル・ファルハーディー監督が撮ったフランス映画です。
『別離』は外国語映画にも関わらずアカデミー脚本賞にノミネートされましたが、
本作の脚本も素晴らしく、キャストも地味だし絵的に全く華がないのに、
脚本だけでここまで観客を惹きつけられるものかと感心します。

3位『キョンシー
Rigor Mortis
「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2014」の中の1本。
『呪怨』の清水崇監督が製作した香港映画で、『霊幻道士』のリブートです。
キョンシー・ホラーとJホラーが見事に融合し、とても趣のある良質ホラーですが、
それをサイコスリラー的にまとめてあるところも興味深いです。

4位『100歳の華麗なる冒険
The Hundred-Year-Old Man Who Climbed Out the Window and Disappeared
スウェーデンの国民的ベストセラー小説『窓から逃げた100歳老人』を映画化し、
本国での大ヒットに留まらず、世界興収歴代1位となったスウェーデン映画です。
100歳の主人公の過去を叙事詩、現在をクライムコメディとして平行に描き、
そのどちらの物語も等しく面白いという稀有な傑作です。

5位『バルフィ!人生に唄えば
Barfi.jpg
2012年に世界最大のヒットとなったインド映画です。
ハリウッド、日本映画も含む世界の名作へのオマージュが満載なのも面白いけど、
聾唖者の男性と自閉症の女性の純愛を描いているにも関わらず、全く重苦しくなく、
とても見やすいロマコメになっていて、尚且つ感動できるんだから素晴らしいです。

6位『愛しのゴースト
Pee Mak
タイのバンコクに伝わる国民的怪談を映画化し、タイ歴代一位の興収を記録した
ホラーありコメディありミステリーありロマンスありの一粒で何度も美味しい娯楽作です。
めちゃめちゃ笑えてちょっと泣けるとても面白い物語で、
タイ映画なんてムエタイだけだろと思ってたけど、侮れません。

7位『NO
No.jpg
第85回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたチリ映画。
独裁政権を深夜の15分のテレビ宣伝だけで失脚に追い込むという、
信じられないような物語ですが、実話を基にしているというのだから驚きです。
しかも社会派作品ではなく娯楽作品なのでとても見やすく、誰でも楽しめるはずです。

8位『オオカミは嘘をつく
Big Bad Wolves
タランティーノ絶賛、バイオレンスとユーモアが満載のイスラエル製スリラー映画。
イスラエルは映画の製作があまり盛んではなく、まだまだ映画後進国ですが、
それでもこれほどの作品が撮られるんだから、おちおち出来ません。
残酷描写に次ぐ残酷描写なので、観る人を選ぶけど面白い作品です。

9位『ザ・レイド GOKUDO
The Raid 2
世界的大ヒットとなったインドネシアのバイオレンス映画『ザ・レイド』の続編。
邦題の通り「極道」が絡む話で、有名日本人俳優が3人出演しているものの、
そこはあまり期待しない方がいいですが、それを差し引いたとしても、
ハードなマーシャルアーツ映画で見応え十分です。

10位『ニンフォマニアック
Nymphomaniac Volume I
鬼才ラース・フォン・トリアー監督が2部作で描くエロチック・ドラマ。
「鬱三部作」の最終作だし、前後編合わせて4時間もあるのですが、
意外にもトリアー監督史上、最も見やすく楽しみ易いコメディタッチの物語でした。
ただエロ描写は直接的過ぎてセクシーさがないので、エロ目当てはオススメしません。

ハリウッド以外の外国映画は、なかなか情報が集まらないので、
今年の展望も見えにくいですが、近日公開で気になるのは、
ベルリン金熊賞の香港映画『薄氷の殺人』、インドのアカデミー賞作品賞『ミルカ』、
高校野球台湾代表の史実を基にした台湾映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』、
タイ映画『トム・ヤム・クン!』シリーズ最新作なのに邦題が謎な『マッハ!無限大』かな。
韓国映画はオワコンですが、それ以外のアジア映画は勢いがあります。
日本映画も負けないように世界に発信できる作品を撮ってほしいです。

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