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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

一昨年、ボクを映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』に誘ってくれた子に、
「今やってる続編観に行かない?」って誘ってみたら、「もうとっくに観た」って。
どうやら公開日に朝から並んだタイプらしいです。
まだ前売券3枚も余ってるらしいんだけど、それは飾っとくんだって。
限定前売券で3種類あるらしいんですが使わない前売券なんて勿体無いです。
最近では『アイ・キャン・ウィズ・ザ・レイン』とかも3種類の前売券売ってたけど、
ファン心理を利用して、使わせない前売券作るなんてアコギな商売ですね。

で、仕方ないので違う子誘ったら、「そんなオタクぽいもの観たくない」って…。
2年前の自分がそこにいました。(あ、どっちの子も男です。)
今週も興行成績1位とってしまったようなメジャーな作品なのに、
やっぱり今でも一部からはマニアックな扱い受けるんですね。
それもオタク狙い撃ちのアコギな商売をしてるから悪いんですよ。
仕方なくボクもひとりで観に行ったんですが、満員の劇場の半分くらいは
ひとりで来たお客さんだったかも。みんな誰も誘えなかった隠れヱヴァファンとか?
マニアックな扱いうけてるから、みんな苦労してるんですね。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

2009年6月27日公開。
大人気テレビアニメを映画化した、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』全4部作の第2部。

汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンに乗ることで、自ら戦うことを選んだ碇シンジ。大きな運命を託された14歳の少年の物語は、ここから未知の領域へ突入する。また、綾波レイと人気を二分するヒロイン、アスカがエヴァンゲリオン2号機に乗って参戦。加えて魅惑の新ヒロインが登場する。そして、謎の生命体“使徒”とEVAシリーズの戦いは新エヴァンゲリオンの参加で、さらに激しくエスカレートしていく。(シネマトゥデイより)



あ、ボクは『ヱヴァンゲリヲン』好きだけど、TVアニメも原作も見てません。
ヱヴァの知識といえば、前作の『序』で観た内容の他には、
日本一面白いテレビ番組『アメトーーク』の"エヴァ芸人"の回で得た情報と、
関西で3番目に面白いローカル番組『ロケみつ』の
ヱヴァのものまね芸人の女の子のコーナーで得た情報くらいです。
そういう意味では、比較的珍しい純粋な"新劇場版ファン"と言えます。
そんな視点で感想書いているので、コアなファンからすると内容薄々です。

まず、前作から作風が変わったと感じました。
前作は主人公の少年シンジと父親のイカリ司令官との歪んだ親子関係の中で、
シンジが苦悩し、成長していくというテーマですよね?
ロボットアニメらしからぬ重たい雰囲気で、そのギャップが人気なんだと思ったけど、
本作は一転して明るい学園ドラマみたいになってるじゃないですか。
新キャラのネアカな女の子アスカとマリの2人の登場したことも大きいですが、
シンジが前作で同僚の暗い女の子レイと親しくなったり、友達が出来たりで、
彼自身が明るくなったからかな?
父親とも一緒に墓参りしたりして、健全な親子関係になってきてるし。
彼の上司ミサトも含めて、萌えアニメ的な男子憧れのハーレム状態になってたし、
お約束のセクシーなハプニングあったりで、それはそれで楽しいとは思いますけど、
やっぱり結局ソッチ系のアニメだったかとちょっと残念に感じました。

でも初号機と第9使徒との戦いで、またちょっと見方が変わりました。
なんというか、『バーン・アフター・リーディング』的な衝撃を受けました。
簡単に言えば、絶対死なないと思ってたキャラが死ぬというか、
生き死にとは無縁だと思っていたキャラが突如死ぬみたいな…。
そこまでのワキアイアイなラブコメ展開はそのシーンへの伏線だったんですね。
ホントに丁度、ブラピの思わぬ死で、前半のコメディから一転、
シリアスな展開になった『バーン~』と同じような展開でしたね。
その後は箍が外れたように人が死ぬし…。(生死の真偽は次回作へ持ち越しだけど…)
そうゆうセンセーショナルな展開はどちらかといえば好きですが、
アニメとはいえ仮にも中学生たちなんで、可哀想だし不愉快な感じすら受けます。
でもまぁスタッフロール後の"次回予告"観て、なんとか幻滅せずには済みました。

本作の戦闘シーンはエヴァンゲリオンという謎の兵器ロボットを掘り下げるという
要素が強くなったためか、敵モンスターの扱いが雑になったし、
見た目からいっても前作ほど使徒に魅力がありません。
前作の第4使徒のかわいらしさは最強なのでそれには勝てないにしても、
第7使徒はハリガネ細工、第8使徒は隕石とどんどん生物性が失われ、
第9使徒に至っては何がどうなってるのかちゃんと説明してほしいです。
少し生物性を取り戻した多段変形型の第10使徒ですが、
形も強さもハチャメチャすぎて、戦いになってないです。
最後はやたらスピリチュアルな感じで決着付くけど、結局何がどうなったのか…。
突如神学的になったというか、極端にファンタジーになったというか…。
今までちゃんと作戦立てて使徒撃退してきたのは何だったのかと思わされます。

エヴァの新機体も続々登場、一気に3倍に増えましたが、
いかに初号機のデザインが優れていたか再確認しました。
まぁ初めに初号機を見たので他はその類似品で新鮮味を感じなかったのかもだけど、
やっぱり今でもスタイリッシュに見える初号機は別格ですね。
2号機や6号機はゴテゴテしてるし、5号機はエヴァっぽくないし…。
まぁ3号機はアメリカぽいストロングなカラーリングで、強そうでよかったかな。
機体数も増えたし、個々の機体もマイナーチェンジするので、
コレクター用にいっぱいおもちゃ作れてウハウハでしょうけど、
機体増えて一機一機の活躍が薄まったのは残念なことです。
次回作では8号機までは出ることが確実のようで…。

ちょっとガッカリすることが多かったけど、まだ全4部作の2つ目です。
突然ファンタジー色が強くなりすぎて、近未来を舞台にした
リアルなロボットアニメとしてはもう全く期待はできないけど、
組織の陰謀とか、月から来る少年の素性とか、あの子たちの生死とか、
気になる伏線はいっぱいあるので、それの確認のためにも続編観ないと…。
でも一番気になるのは、広げすぎな伏線をちゃんと回収できるのかどうか。
それ次第では名作にも駄作にも凡作にもなります。
日本のアニメ映画の腕の見せ所ですね。

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