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空とぶニコ!! 小さな弟と僕の大冒険

街がすっかりクリスマスムードになりました。
クリスマスシーズンの雰囲気って何だかいいですよね。
クリスマスソングとかクリスマス映画とか大好きです。
今年、劇場公開されるクリスマス映画は
『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』くらいしかありませんが、
ヒロインが韓国人のジャニーズ映画では観に行く気にもならず、
今年は一本もクリスマス映画を観ることはなさそうです。

ただ、今年はクリスマス向けのアニメ映画のDVDが3本リリースされました。
『サンタのマジック・クリスタル』『サンタを救え!クリスマス大作戦』
そして『空とぶニコ!! 小さな弟と僕の大冒険』です。
もちろん3本とも見ましたし、やっぱりクリスマス映画はいいと言いたいところですが、
『サンタのマジック・クリスタル』『サンタを救え!』はかなり微妙な出来で…。
特に『サンタのマジック・クリスタル』は、映像、物語、キャラと3拍子揃ってダメ。
それに比べれば『サンタを救え!』はかなりマシですが、これも面白いとは言えません。
まだ実写のクリスマス映画が何本かリリースされているので今後見ますが、
今のところ今年はクリスマス映画のハズレ年って感じです。

ということで、今日はクリスマスアニメ映画の残る一本、
『空とぶニコ!! 小さな弟と僕の大冒険』の感想です。
3本の中で選ぶなら、断然これをオススメします。

空とぶニコ!! 小さな弟と僕の大冒険
Little Brother, Big Trouble A Christmas Adventure

2014年12月2日リリース。
フィンランドのCGIアニメ映画『空飛ぶニコ!!』の続編。

パパと一緒に住める日を夢見る小さなトナカイのニコ。パパはサンタクロースのソリ引きの名手。しかし、ママは新しいボーイフレンドのレニーを連れてきた。しかもそのボーイフレンドには息子がいて、名前はジョニー。ジョニーはニコのことが大好きでお兄ちゃんだと思っている。そんなジョニーをムササビのジュリアスとイタチのウィルマも可愛がっていた。複雑な想いでいるニコは「あんなヤツ消えちゃえばいいのに…」と地団駄を踏んでいたその時、ジョニーの悲鳴が聞こえる。恐いワシの軍団に連れ去られてしまった。ニコはジョニーを救うためにワシの砦に向かうのだった!(公式サイトより)



本作は2012年にフィンランドで製作されたCGIアニメーション映画ですが、
シリーズ第二弾で、前作は2008年に製作されています。
でも日本で前作がリリースされたのは今年の夏。
サンタのソリを牽くトナカイを題材にした物語で、クリスマス映画なのに、
なぜ真夏になんてリリースするんだと思ったものですが、
その続編である本作をクリスマスシーズンにリリースするためだったのかも?
前作も季節はずれだったとはいえ、なかなか面白い作品だったので、
続編もリリースしてほしいと思っていたのですが、
まさか本当にこんなに早くリリースされるとは思ってませんでした。

続編ものではありますが、別に前作を見なくても楽しめると思います。
なぜなら本作は日本唯一の子供映画祭キンダーフィルムフェスティバルで
最優秀作品賞を受賞していますが、受賞は前作のリリース前だったので、
最優秀作品賞の選考を行った子供審査員も前作は見てないはず。
それでも本作を最優秀作品賞に選ぶんだから、
前作を見なくても楽しめる作品という何よりの証拠です。
以下、ネタバレ注意です。

母ウナと一緒に里の谷に住んでいるトナカイの子ニコは、
前作で父である空飛ぶトナカイの飛行隊の一頭プランサーに会い、
自分も空が飛べるようになりました。
母ウナと父プランサーは別居中…、というかそもそも結婚してません。
プレイボーイのプランサーが、ウナをナンパして孕ませますが、
妊娠したことに気付かないまま去ってしまい、
ニコに出会うまでは自分に息子がいたことも知りませんでした。
そんな関係なので、ウナもヤリ逃げ野郎プランサーのことは良く思ってないが、
息子ニコとしては両親にヨリを戻してほしいと思っています。
ところがある日、母ウナから結婚を考えている恋人レニを紹介され、
ニコは愕然とし、当然結婚には猛反対します。
しかもレニには連れ子ジョニがいて、幼く無邪気なジョニは、
ニコのことを「お兄ちゃん」と慕ってくれるのですが、
母の結婚に反対するニコはそれがウザくて堪りません。
うーむ、子供向け映画なのになかなか複雑な家庭事情ですよね。

ある日、友達サガたちとかくれんぼで遊んでいる最中に、
ニコは意地悪をして、ジョニを置き去りにしてしまいます。
するとそこに大きなワシが現れて、ジョニを浚って飛んで行くのです。
ニコは責任を感じて追いかけようとしますが、ワシたちに妨害され見失い、
どこに行ったのかもわからず途方に暮れているところに、
森の中で孤独に生活する老トナカイ、トバイアスと遭遇します。
ニコはトバイアスにワシの砦まで案内してほしいと頼みますが、
孤独を好み世捨て人のように生活しているトバイアスは
「面倒に巻き込まれたくない」と言いながらも、なんだかんだで案内してくれることに。
ニコはそんなトバイアスのことを「天涯孤独でかっこいい」と言いますが、
トバイアス自身は内心「誰にも知られてなくて寂しい」と思っているみたいですね。

ジョニを浚ったワシたちですが、どうもジョニをニコだと勘違いして浚ったみたいで…。
ワシたちはある雌オオカミからニコを浚ってくるように言われたのですが、
その雌オオカミは前作でニコや飛行隊を襲って転落死した悪いオオカミの妹で、
兄の復讐を企んでいたのです。
それにしてもワシたちがなぜ雌オオカミの命令なんて聞くのか謎ですよね。
どうもワシたちは雌オオカミに惚れているような印象でしたが、
鳥類が哺乳類にメロメロになるなんてちょっと不思議な感じです。
ワシが浚ったのがニコじゃないとわかり、雌オオカミは怒りますが、
ジョニがニコの弟だとわかり、ニコを誘き出そうとワシの砦の地下牢に閉じ込めます。

ニコとトバイアスはワシの砦に到着、ニコが小さなトンネルを使って砦の中に侵入し、
あっさりとジョニを発見し、救出しようとしますが、ワシたちに見つかってしまい…。
と、そこにトバイアスが助けに飛んできます。
なんとトバイアスも元サンタの飛行隊の空飛ぶトナカイだったのです。
昔、年老いて目が悪くなり、クリスマスの配達先を二件飛ばしたことを気にして、
誰にも言わずに飛行隊を引退して、隠遁していたみたいです。
トバイアスはニコとジョニを担いで、砦から脱出します。

ニコに逃げられた雌オオカミは、ニコを誘き出すために、
ワシたちを率いてサンタ山の飛行隊を襲撃することにします。
彼女らはオモチャ工場に網で罠を張り、まんまと飛行隊を一網打尽に。
ニコはトバイアスとジョニと一緒に飛行隊の救出に向かいます。
飛べないジョニなんか邪魔なだけだろと思いましたが、
意外にも囮として大活躍するんですよね。
ジョニが囮になっている間に、トバイアスが飛行隊を救出し、
自由になった飛行隊がワシたちと空中戦で蹴散らしている間に、
ニコとジョニはオモチャ工場で雌オオカミと対決することになります。
ここでもジョニは大活躍で、囮となって雌オオカミを誘い、
クレーンで挟んでオモチャ包装用の機械に彼女を放り込んで拘束します。
ほぼジョニがひとりで倒したようなもので、ニコの立場がありませんが…。

この一件で、ニコはジョニを弟と認め、母ウナとレニの結婚にも賛成。
後に妹も生まれて家族が増えます。
実の父であるプランサーはそれでいいのかって感じですが、
彼も息子ニコのことは可愛がってるけど、ウナには未練はないみたいで、
ホントにウナとは単なる遊びだったんだなと…。
ニコはトバイアスにも一緒に暮らそうと声を掛けて、
実際に里の谷で家族同然の生活をすることになるのですが、
てっきりトバイアスはサンタ山に残って飛行隊と暮らすと思ったけど…。
ソリ牽きに使えなくなったトナカイの面倒も見てくれないサンタは、
ちょっと冷たいような気がしました。

次は三兄妹の物語になるのかな、と思いきや、
続編の予定はないみたいなので、これでシリーズ終了かな。
日本ではキンダーフィルムフェスティバル最優秀作品賞を受賞したけど、
他の国では前作ほど評判がよくなかったのかもしれません。

前作の感想
空飛ぶニコ!!

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