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インターステラー

先月から、ずっとDVD鑑賞していた海外ドラマ『ブレイキング・バッド』ですが、
シーズン1からシーズン5後編までの全62話、ついに観破しました。
いやー、もうこれほど面白いドラマには一生出会えないかもしれないと思うほど、
面白くて面白くて仕方がなかったですが、シーズン5後編の最終話を観た後、
強烈な虚無感に襲われて、それを今も引きずっています。
今風に言うと「BrBaロス症候群」って感じで、
これから何を楽しみに余暇を過ごせばいいのかという心境です。
まぁ来月からは『ウォーキング・デッド』シーズン4後編もレンタル開始だし、
再来月には『エージェント・オブ・シールド』もDVDでリリースだし、
実際は見たい海外ドラマはまだまだあるんですけどね。
現在全米で放送中の『ダークナイト』シリーズの前章的ドラマ『Gotham』も面白そうで、
早く日本でもリリースしてほしいです。

ということで、今日は『ダークナイト』シリーズの監督の最新作の感想です。

インターステラー
Interstellar.jpg

2014年11月23日日本公開。
クリストファー・ノーラン監督によるSF超大作。

近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる。そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。(シネマトゥデイより)



本作はアカデミー賞にノミネートされるのも確実と言われており、
映画ファンなら必見の注目作であることは間違いないですが、
別に賞レースに絡まなかったとしても、
クリストファー・ノーランの監督作はスルーできません。
『ダークナイト』シリーズや『インセプション』で知られるノーラン監督ですが、
監督作は驚異的な打率を誇り、今となってはオリジナル脚本で超大作を撮れる
数少ない映画監督のひとりである、ハリウッド映画の最重要人物です。
ボクも彼の監督作には絶大な信頼を寄せていますが、
製作に携わった『マン・オブ・スティール』と『トランセンデンス』がイマイチな出来で、
ちょっと心配していたものの、やはり監督作に対する期待は冷めません。
当初はスティーブン・スピルバーグ撮る予定のパラマウントの企画で、
クリス・ノーラン監督の弟ジョナサンが脚本執筆に雇われたみたいなのですが、
ドリームワークスとパラマウントの提携解消の影響でスピルバーグが離脱。
そこでジョナサンが兄クリスを監督に推薦して企画続行になったのだとか。
必然的にクリス・ノーランの制作会社シンコピーが制作することになり、
シンコピーがワーナーと提携しているため、全米配給がパラマウント、
日本を含む世界配給がワーナーになったみたいですね。
ライバルであるパラマウントとワーナーのロゴが出るのはそのためでしょう。

ただ信頼はしているのですが、今回は若干の不安も…。
不安だったことのひとつは、完全秘密主義で製作されたために前情報がほとんどなく、
予告編もかなり抽象的だったため、どんな内容か全くわからなかったことです。
正直、予告編だけでは薄すぎて、全然面白そうに感じなかったんですよね…。
そしてもうひとつ、上映時間が169分もある長尺映画だということです。
映画は極力2時間以内にしてほしいですが、2時間半を超えてしまったら、
どうしても集中力が切れてしまうので、終盤が楽しめないことが多いし、
トイレの心配もしちゃうので、飲み物が飲めなかったりといろいろ面倒で、
それだけで評価としては2割ほどダウンしてしまいます。
ましてや予告編で全然面白そうだと感じなかった作品なので、
もし本編も面白くなければ、169分も退屈な時間を過ごすことになるわけで…。
ノーラン監督のことは信頼していますが、大人の事情があったとはいえ、
一度スピルバーグが捨てた企画であることは間違いないわけだし…。

で、いざ観に行ったのですが、さすがはノーラン監督、ちゃんと面白かったです。
が、それでもやっぱりちょっと長すぎると思っちゃったかな?
しかも集中力が切れる終盤に、三次元を超えた超難解な展開になるので、
全然頭が回らず、いまいち理解できなかったところもあります。
いや、あの展開は集中力がピークの状態でもたぶん理解は難しい、
…というか理解なんて不可能な超展開なので、それを誤魔化すために、
客の集中力を切れさせる目的で上映時間をわざと長くしている気すらします。
ディラン・トマスの難解な詩の引用も多く、文学的な印象も受けるし、
なんだか哲学的にすら感じてしまう意味不明なオチでした。
でも本作の本質は父子の物語なので、それは普遍的なものだし、
どんな難解なSF設定の上で描かれて、多少展開が理解できなくても楽しめるはず。
中盤はスペクタクル映像も満載なので、あまり難しく考えないで、
映像を気楽に楽しむのもいいかもしれません。
以下、ネタバレ注意です。

元NASAの宇宙飛行士クーパーは、宇宙船の墜落事故に遭って退職。
今は実家で父と2人の子供と暮らし、トウモロコシ畑で農夫をしています。
宇宙飛行士から農業に転職というのも極端な気がしますが、
この世界では、農業は非常に重要な職業のようです。
舞台は近未来の地球ですが、原因はよくわからないものの雨が降らなくなり、
台地は干上がり、作物が疫病や砂嵐の被害を受けて食糧不足に…。
食糧不足を打開するため、政府は子供たちが農夫になるように教育していて、
科学者になろうなんて思う子は問題児扱いを受けるほどです。
真偽は置いといてアポロ計画の月面着陸もデマだったと教えているみたいで、
子供たちの冒険心や好奇心を抑え込んで農夫にする政策です。
でもこんな土地では作れる作物はトウモロコシだけだし、
人口も激減しているだろうから、農夫の需要なんてあるのかな?
それにもうアメリカとかインドとかという国の概念も10年前に消滅したらしいので、
その教育方針を立てている政府って一体どこの組織なのか…?

ある日、クーパーの10歳の娘マーフが、ポルターガイストに遭ったと言い出します。
クーパーはオカルトを全く信じませんが、たしかに本棚から本が勝手に落ちており、
しかもコンパスクロックで動く無人コンバインが家の周りに集まって来たりと、
何か妙なことが起きているのは間違いないみたいで…。
マーフは幽霊からの何かのメッセージだと考え、本棚の本が抜け落ちた個所が
モールス信号になっているのではと解読を試みます。
ある砂嵐の日に、本棚の前に積もった砂が幾何学模様になっていると気付き、
クーパーはポルターガイストも重力(磁場)の異変が原因と考えます。
しかもその模様はバイナリ(二進法)で解読でき、ある座標を示しているようで…。
彼はマーフと一緒に、その座標の場所に行ってみることにします。
するとそこにはNASAの極秘施設があり、元同僚のブランド教授とも再会します。

食糧難なのに軍事費に予算を使うなという世論で軍隊も解散させられましたが、
もちろん宇宙開発なんて以ての外でNASAも解散させられ…、
…ていたはずが、この施設で秘密裏に活動を続けていたみたいです。
ブラント教授は「ラザロ計画」なる、地球を捨てて別の星に移住することで
人類を滅亡から救う計画を進めています。
人類はまだ太陽系から出る技術はないが、太陽系内には人間の住める星はなく…。
ところが48年前に、土星の近くに突如ワームホールが出現し、
そこから別の銀河にワープすることができるようになったみたいです。
そのワームホールこそが地球の重力異常の原因でもあるのですが、
重力をコントロールできる未知の知的生命体が人類を救うためにワームホールを作り、
ワームホールの先には必ず移住に適した星があるはずだと教授は考えています。
宇宙人が地球人を助けてくれるなんて、楽観的にもほどがある考えで、
ホントに科学者かよって感じですが、それだけ地球は末期で藁をも掴む状況なのかな。

すでに12人の宇宙飛行士がワームホールに入ったみたいで、
そのうちミラー、マン、エドマンズの3人が、無事ワームホールを抜けて、
ブラックホール「ガルガンチュア」の軌道上の惑星に到着したみたいです。
教授はその3惑星が移住に適しているか確認して来てほしいとクーパーに依頼。
しかしその任務に着けば何年、何十年も地球に戻ってこれないため、
娘マーフは猛反対するのですが、彼は子供たちの未来のために任務を受けます。
宇宙は地球上よりも時間が遅いためウラシマ効果が発生し、
もしクーパーが数カ月で帰還したとしても、地球では何年も経っているみたいです。
相対性理論の話なので、文系のボクにはちょっと難しいのだけど、
宇宙船のように高速で移動すると時間が遅くなるのが一般的なウラシマ効果だけど、
本作はどちらかと言えば、重力の影響で時間が遅れるウラシマ効果ですね。
帰還すれば娘と再開できるかもしれないが、その頃には娘は大人です。
もう成長を見守ることもできず、親としては辛い決断だと思います。
娘マーフも今生の別れとでも言わんばかりの大ショックを受けていましたが、
でも15歳の息子トムの方は、けっこうアッサリしたお別れでしたね。
ボクは男なので父と息子の関係ももっと描いてほしかったかな。

クーパーは、ブランド教授の娘で生物学者のアメリアや、物理学者ロミリー、
地理学者ドイルと共にシャトル「レインジャー号」に乗り込みます。
あと人工知能ロボットのTARSとCASEも同行しますが、このロボットが素晴らしいです。
長方形の積み木を4つくっ付けたような超シンプルな形をしていて、
はじめは「これが高性能ロボットなの?」と思うようなチープさを感じますが、
その動きや機能がとても面白くて、すっかり魅了されてしまいました。
TARSはお調子者、CASEはしっかり者と性格も違い、
無機質な外観なのに、とても人間味溢れる愛すべきロボットたちです。
これを見るだけでも、本作を観る価値はあるかもしれません。
レインジャー号は宇宙空間で探査船「エンデュランス号」とドッキングし、
2年間かけて土星付近のワームホールを目指します。
その間、船員たちは冬眠カプセルでコールドスリープです。

ワームホールっていうくらいだから、どんな穴かと思いきや球体でした。
なぜ球体なのか説明もありますが、わかったようなわからないような…。
とにかくワームホールに突入し、無事、別の銀河に到着します。
まずは一番近いミラーの星に行くことになりますが、ガルガンチュアの重力の影響で、
その星での滞在時間は、1時間が地球上の7年になるそうで、
さっと着陸してミラーと情報を回収する計画を立て、
クーパーとアメリアとドイルとCASEがレインジャー号で着陸します。
いや、着陸と言っても、その星は見渡す限りの海で、陸なんてないかも。
着水した彼らはビーコンを頼りにミラーの船を発見するも、残骸で…。
ミラーを探しに山の方へ行こうとしますが、それは山ではなく山のような大津波で、
どうやらミラーもこの津波に殺されたみたいです。
クーパーは慌てて離陸しようとしますが、アメリアがブラックボックス回収に手こずり、
彼女はCASEがギリギリ救助するも、ドイルは逃げ遅れて津波の餌食に…。
さらにエンジンが浸水して、排水が完了するまで暫く離陸できなくなり、
やっとエンデュランス号に戻った時には23年4か月も経過しており、
留守番していたロミリーはすっかり老けていました。
まさにウラシマ効果ですが、23年も一人で待ったロミリーって凄くないですか?
普通だったら精神が崩壊してそうなものだけど、TARSもいたから1人じゃないか。
でも彼が冬眠カプセルを使わなかった理由にはもっと説得力がほしかったです。

エンデュランス号には地球から家族のビデオメッセージが送信されますが、
クーパーには数時間のことでも、地球でも23年経っているわけで、
息子トムも高校卒業し結婚して孫まで生まれていました。
最後に娘マーフからのメッセージもありましたが、
NASAで働いているらしい娘はクーパーと同い歳になっていて…。
このビデオメッセージを見たクーパーの心境は想像も出来ませんね。
でもクーパーの父からのメッセージが全くないのも不思議ですよね。
クーパーとマーフの父子関係がメインの物語ですが、
クーパーと彼の父との父子関係ももっと掘り下げてもよかったかも。
ボクは子供がいないので、特にそう思うのかも。

次に彼らはマンの星に行くかエドマンズの星に行くか話し合います。
ミラーの星でのゴタゴタのせいで、もうどちらか一方に行くだけの燃料しかなく、
優秀な科学者であるマンの方が信頼できるということでマンの星に向かうが、
実際はエドマンズがアメリアの恋人なので、彼女が気になるクーパーとしては、
やきもちを焼いてエドマンズの星を選ばなかったのかもね。
ロミリーも孤独に懲りたのか、今度はみんなでレインジャー号で着陸しますが、
マンの星は雲も凍る氷に覆われた星で…。
彼らはマンの基地を発見すると、マンは冬眠カプセルに入っているようです。
きっとカプセル内で死んでるんじゃないかなんて思ったのですが、
クーパーがカプセルを無理やり開けると、意外にも彼は蘇生します。
が、本当に意外だったのはマンが生きていたことなんかではなく、
マンを演じているのが大人気俳優マット・デイモンだったことです。
デイモンが本作に出演しているなんて話は知らなかったので驚きました。
宣伝でも隠していたので当然ですが、これは嬉しいサプライズでしたね。

彼らは目を覚ましたマンから衝撃的な事実を聞かされます。
なんとブランド教授のラザロ計画は嘘だったというのです。
ラザロ計画は移住できる星を見つけたら、人類をスペースコロニーに乗せて、
そこまで運ぶという話でしたが、重力をコントロールする計算が未完成で、
教授にはスペースコロニーなんて作ることはできなかったのです。
そこで娘アメリアに冷凍精子を運ばせて、他の星で子孫を生んでもらうことで、
人類の絶滅を防ごうと考えたみたいです。
娘を救いたい一心で計画に参加したクーパーはもちろん憤りますが、
地球でその事実を知った娘マーフも、父はそれを知っていて、
家族や地球を見捨てて逃げたに違いない、と勘違いしてしまうのです。
クーパーはすぐに帰還しようと考えますが、マンがそれを許さず、
クーパーの宇宙服のバイザーを頭突きで割り、窒息させようとします。
なんとかアメリアから救出されますが、マンは自分のロボットKIPPに爆弾を仕掛け、
ロミリーを爆死させ、その隙に自分のシャトルで先に星を脱出し、
エンデュランス号を乗っ取ってしまおうと考えます。
が、ロボットを持っていないため、手動でのドッキングが不完全で…。
そのままエアロックを開けたものだからシャトルは爆発し…。
エンデュランス号も爆発の衝撃で吹っ飛ばされますが、
クーパーとアメリアの乗るレインジャー号は何とかドッキングに成功します。

しかしそのせいで燃料はほぼ底を尽き、もう地球には戻れません。
そこでガルガンチュアを利用して、重力ターンでエドマンズの星まで行くことを発案。
と同時に、TARSをガルガンチュアに落として量子データを計測し、
それを地球に転送することで、重力コントロールの計算を完成させたいと考えます。
予定通り重力ターンでTARSを切り離し、更にエンデュランス号の推進力を上げるため、
なんとクーパーの乗るレインジャー号も切り離し、アメリアだけエドマンズの星に送って、
彼はガルガンチュアに吸い込まれてしまうのです。

ブラックホールに飲み込まれたらどうなるかなんて想像も出来ませんが、
いくら検証できないと言っても、これはないだろという展開になります。
ガルガンチュア内で脱出レバーを引いて射出されたクーパーですが、
なんだか人工的なよくわからない場所に着きます。
そこはどうやら五次元にある四次元立方体の中のようで…。
地球に重力でメッセージを送っていた未知の知的生命体により作られた、
ガンカルチュアの特異点らしいですが、なぜか自宅の本棚の裏に出来た空間で、
本棚の隙間を覗くとそこには10歳の娘マーフの姿が…。
つまり自分が出発する前の自宅を覗いているわけですが、
教授に騙されて出発してしまったことを後悔する彼は、本棚の本を落として、
なんとか10歳のマーフに「行かせるな」とメッセージを送ろうとします。
これが例のポルターガイストの正体であり、幽霊はクーパーだったわけです。
でも当時がそうであったように、うまく伝えることはできず…。
クーパーは10歳の娘に伝えるのは諦め、現在の大人の娘に、
スペースコロニーを作るための重力コントロールの助けになればいいと、
TARSが観測したガルガンチュアの量子データを送りたいと考えます。

別の銀河ってだけでもピンとこないのに、
四次元とか五次元とか別の次元の話になってしまうと理解が全く追いつきません。
ガルガンチュアに飲み込まれたクーパーは神的存在である五次元人に助けられ、
彼らが作った時間の制約を受けない四次元空間に連れて来られたのでしょう。
五次元人の正体は未来の人類ですが、重力をコントロールできるようになって、
重力で時間を操れるようになり、三次元を超越したのでしょう。
未来人は絶滅に瀕する過去の人類を救い、自分たちの歴史に導くために、
クーパーを利用して重力コントロールの方法を祖先に伝えようとしているのかな。
クーパーは本棚に置かれていた腕時計にモールス信号でメッセージを残し、
それに気付いた大人のマーフは重力コントロールの計算を完成させます。
つまり重力コントロールを教えてくれたのは未来人ですが、
その未来人も過去に未来人から教わったことになるわけでパラドックスですね。
でも時間を超越する次元ではパラドックスは関係ないのかもしれませんし、
そもそも過去も未来もないので、未来人という表現も間違ってるのかも。
ボク自身、この感想を書きながらも自分で何を書いているのかわからないほど、
ちょっと理解できない超展開でしたが、乱暴な言い方をしてしまえば、
デウス・エクス・マキナ(機械仕掛けの神)なので、深く考えても仕方ないのかも。

後にクーパーが目覚めると、そこはマーフの作ったコロニーの中で…。
どうやらTARSと一緒に土星あたりで発見されたみたいです。
彼は地球年齢で124歳になっているらしく、出発してから約90年、
ガルカンチュアに入ってから約70年程度経っていることになるのかな?
娘マーフは約90歳のお婆ちゃんになっていますが再会を果たし、
(いや、冬眠カプセルも数年使ったみたいなので、実年齢は少し若いかな?)
彼女から「アメリアに会いに行って」と言われて、
クーパーは再び別の銀河に出発して、本作は終了です。

長時間の鑑賞で集中力が切れていたため、このラストもいまいち理解できませんが、
クーパーひとりでアメリアのいるエドマンズの星に向かったということは、
このコロニーは人類を乗せて別銀河に向けて航行中なわけではなく、
この土星軌道上にあるコロニー自体が人類の移住場所ってことなのかな?
ワームホールも人類に移住場所を探させるためのものではなく、
ガルガンチュアを計測させるためのものだったわけだから、
別の銀河に人類の移住に適した星があるわけじゃないし、
コロニーで十分生活できるなら、危険を冒してワームホールを通ることはないしね。
でも重力コントロールによって建設が可能になったコロニーですが、
ここでこんなに快適に生活できるなら、別にコロニーに移住せずとも、
地球上で巨大ドームでも建造してそこに住めば、砂嵐にも遭わないし、
重力コントロールする必要もなく人類は生存できる気が…。

はっきり言って、ガルガンチュアに飲み込まれて以降の
終盤のご都合主義すぎる展開は大いに不満を感じますが、
それ以前まではとても面白かったので、総合的にはなかなかいい映画でした。
でも本作にはアカデミー賞の作品賞や脚本賞は取ってほしくないかな。
映像の素晴らしさや撮影技術、マシュー・マコノヒーの演技は評価されてもいいけど、
デウス・エクス・マキナのような禁じ手を使う物語は評価されるべきではないし、
上映時間が長すぎることも是とはしたくないので…。

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