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LEGO(R)バットマン:ザ・ムービー

今月6日に発売されたゲームソフト『LEGO(R)ムービー ザ・ゲーム』ですが、
買うぞ買うぞとは言っていたものの、買うのは断念しました。
今月は金銭的に厳しかったのもあるけど、発売前の事前情報がなさすぎて、
どの機種(PS3か3DS)で買うべきか判断できなかったため手が出ませんでした。
まぁボクが本当に欲しいゲームソフトは、
来年1月発売予定の『LEGOマーベル スーパー・ヒーローズ ザ・ゲーム』で、
その前に「LEGOのゲームってどんな感じかな?」と思って買おうとしただけなので、
『LEGO(R)ムービー ザ・ゲーム』自体はそこまで欲しいわけじゃないです。
原作映画の方はとても面白い作品でしたが、たぶん物語も映画と同じだろうしね。

ということで、今日はLEGOのゲームが原作のOVAの感想です。

LEGO(R)バットマン:ザ・ムービー<ヒーロー大集合>
Lego Batman The Movie DC Super Heroes Unite

2014年11月19日リリース。
DCコミックのヒーローがLEGOの世界で活躍するビデオアニメ映画。

ゴッサム・シティで開かれる毎年恒例「マン・オブ・ザ・イヤー」の授賞式。そこに突然、リドラー、キャットウーマン、トゥーフェイスたち悪党どもを従えたジョーカーが現れ、ブルース・ウェインは大混乱に巻き込まれる。素早く行動に移ったダークナイトは、この招かれざる客たちを一網打尽にするのだが、じつは、ゴッサムの権力構造を永遠に変えてしまう秘密兵器「デコンストラクター」を握っていたのは、レックス・ルーサーだった! (公式サイトより)



今年3月公開のCGIアニメ映画『LEGO(R)ムービー』はとても面白い作品でした。
題材であるブロック玩具「LEGO」を活かした映像も素晴らしかったですが、
何といっても興味深かったのは、バットマンやスーパーマンなど、
DCコミックのアメコミヒーローたちも多数登場していたことです。
LEGOはいろんな作品と提携しているので、アメコミヒーローだけではなく、
『ロード・オブ・ザ・リング』や『スター・ウォーズ』などのキャラも登場しましたが、
アメコミヒーローが好きなボクはDCキャラ目当てで観に行きました。
特に今年はDCのアメコミ映画が1本も公開されない年だったので、
例えアニメで、しかもミニフィグ(LEGOの人形)の姿だったとしても、
DCキャラがスクリーンで観れたことは嬉しかったです。
それから数カ月が経ち、ビデオリリースされた最新LEGO映画が本作ですが、
なんと今回はバットマンが主役です。
しかも『LEGO(R)ムービー』ではあまり見せ場のなかったDCキャラも大集合で、
アメコミヒーローファンとしては、これは見るしかないでしょう。

『LEGO(R)ムービー』はLEGOの世界の中にバットマンたちもいる設定でしたが、
本作はバットマンたちの世界(DCユニバース)をLEGOで再現している感じです。
なので『LEGO(R)ムービー』に登場するバットマンのスピンオフではなく、
性格とかキャラ設定も全く違うみたいですね。
原作は2012年のテレビゲーム『Lego Batman 2: DC Super Heroes』で、
本作は原作で使われた映像に新しい映像を加えて製作されたらしいので、
映像がちょっとショボい感じがするのは元がゲームの映像だからでしょう。
水面や爆発などVFXに至るまで徹底的にブロックで描くことにこだわった
『LEGO(R)ムービー』とは違い、かなり手抜きな印象は残念ですが、
物語は劇場公開してもいいんじゃないかと思えるほど面白いです。
ただ誰でも楽しめるポピュラリティの高い『LEGO(R)ムービー』とは違い、
本作はアメコミヒーローファンしか楽しめないと思いますけど…。
以下、ネタバレ注意です。

ある日、「最も世のため人のために尽力した偉大な人」を表彰する
「マン・オブ・ザ・イヤー」の授賞式がゴッサムシティ・シアターで催され、
その候補者としてブルース・ウェインとレックス・ルーサーが出席します。
スーパーヴィランであるルーサーがこんな賞の候補になるはずないと思いますが、
なんと彼は大統領候補にもなっており、大統領選の真っ最中だそうで…。
いったい誰がルーサーなんか支持するんだと思ってしまいますが、
実際あまり支持されていないみたいで賞は当然ウェインに贈られます。
喜びのスピーチをするウェインを不満そうに見ていたルーサーですが、
その時、授賞式にジョーカーが乱入。
しかもリドラー、キャットウーマン、ハーレークイン、トゥーフェイス、ペンギンら、
名だたるゴッサムシティのヴィランを引き連れての襲撃です。
ミニフィグ姿のヴィランたちですが、よく特徴を捉えていて、
一目で誰が誰だかわかるのはなかなかすごいことだと思います。
ただペンギンだけは微妙で、ニワトリを連れているのでなんとなくわかるけど、
ミニフィグではあの特徴的な鷲鼻を再現できなかったみたいですね。

ウェインは人目を盗んで素早くバットマンに変身しヴィランを蹴散らしますが、
ジョーカーはまんまとトロフィーを盗んでボートで逃走。
バットマンは駆け付けたサイドキックのロビンと共にバットウィングで追跡し、
ジョーカーを逮捕し、アーカム・アサイラム(刑務所)に送ります。
逮捕後にスーパーマンも駆け付けますがちょっと遅かったですね。
というかバットマンはスーパーマンに否定的なので、間に合っても手は借りないか。
ちなみにロビンはミーハーで、スーパーマンの大ファンです。

受賞を逃し、このままでは大統領選も惨敗しそうと考えたルーサーは、
このジョーカーの活躍を見て「コイツを利用すれば選挙は圧勝だ」と閃きます。
ジョーカーの武器である笑気ガスは他人を洗脳することができ、
これを有権者に吸わせて自分に投票させたらいいと考えたようです。
しかしその作戦もヒーローたちに邪魔される可能性が高く、
特に彼の宿敵であるスーパーマンは目障りな存在です。
スーパーマンの弱点は鉱物クリプトナイトですが、手元には十分な数がなく…。
しかしジョーカーならクリプトナイトも調達できるみたいで、
とりあえずジョーカーを脱獄させ手を貸してもらおうと考えます。
ルーサーとジョーカーなんて超曲者のスーパーヴィラン・タッグですね。

ルーサーは手持ちのクリプトナイトでデコンストラクターを開発。
これは黒い物体を破壊する光線を発射する銃ですが、
要は黒っぽいLEGOブロックで作られた造形物をバラバラにできる、
LEGO映画ならではの武器といえますね。
アーカム・アサライムは黒い壁や扉で作られているので壊したい放題。
ルーサーはいとも簡単にジョーカーを脱獄させ、
笑気ガスとクリプトナイトを渡すことを条件にデコンストラクターを彼に貸します。
ジョーカーの宿敵バットマンも装備から基地まで黒尽くしなので、
このデコンストラクターはジョーカーとってもモッテコイな武器ですね。
まずジョーカーはデコンストラクターを使い、ベインやポイズンアイビーなど、
アーカムに捕えられているヴィランたちを解放しまくるのです。
その後2人はエースケミカル(化学工場)から数種類の薬品を盗み出します。

一方、秘密基地バットケイブに戻ったバットマンとロビンでしたが、
アーカム・アサイラムで脱獄があったとゴードン署長から連絡を受け再び出動。
アーカムでは脱獄したヴィラン7人が待ち受けていました。
その7人はリドラー、キャットウーマン、ハーレークイン、トゥーフェイス、ペンギン、
ベイン、ポイズンアイビーと錚々たる超豪華ヴィラン軍団で興奮しますが、
彼らは戦うことよりも逃げることに必死で…。
各々ジープ、バイク、ドリルマシンに乗り込んで逃走を図りますが、
バットモービルとのカーチェイスに敗れて、またすぐに逮捕されるんですよね。
もっとヴィラン軍団とのバトルを見たかったです。

その後、ロビンがバラバラになった黒いブロックの残留エネルギーに気付き、
それを解析してレックスコープが開発した武器によるものだと判明し、
ルーサーがジョーカー脱獄に加担していると気が付きます。
2人はルーサーとジョーカーが押し入ったエースケミカルに急行しますが、
ジョーカーが残したブービートラップに引っかかってしまいプラントが炎上。
屋上から飛び降りて脱出するしかないけど大怪我する恐れがあり…。
と、そこに再びスーパーマンが参上し彼らを助けてくれます。
「ルーサーが関わってるみたいだし手を貸すよ」と言うスーパーマンに対し、
バットマンは「助けは要らない」と申し出を一蹴します。
ロビンがなぜスーパーマンを拒むのか理由を聞くと、
バットマンは「困るたびにスーパーマンを呼ぶ生き方は駄目だ」と。
やはり同じヒーローでも異星人スーパーマンの方が能力は圧倒的に高いし、
普通の人間であるバットマンとしては面白くないところがあるんでしょうね。

バットマンはエースケミカルから盗まれた薬品で作れるものが何か調べます。
ジョーカーはその薬品でクリプトナイトらしきものを作っていましたが、
クリプトナイトがそんな薬品の調合で作れたらヤバいだろ、と思ったけど、
やはりクリプトナイトの(84%の)模造品しか作れないみたいで…。
しかもこの模造品ではスーパーマンにも無害のようです。
バットマンはルーサーの移動式ラボを発見しジョーカーから模造品を取り上げ、
それをバットケイブに持ち帰って秘密保管庫に隠しておくのですが、
その保管庫の中には本物のクリプトナイトが沢山隠してあって…。
不思議に思ったロビンが、なぜクリプトナイトを集めたのか聞くと、
バットマンは「スーパーマンが悪者になった時に備えて貯めてある」と…。
いやー、彼は徹底的にスーパーマンを信用してないんですね。
でもたしかにあんな無敵すぎる宇宙人が地球に住んでいるのは怖いかも。
『マン・オブ・スティール』のゾッド将軍のようなヴィランが来た時も役に立つかもね。

実はクリプトナイトの模造品は誘導装置になっていて、それを追跡されてしまい、
ルーサーたちにバットケイブの場所、そしてクリプトナイトの保管庫を発見されます。
バットケイブのような真っ黒な場所でのデコンストラクターの威力は凄まじく、
バットモービルやらバットウィングやら、ありとあらゆるものがバラバラに崩され…。
さすがのバットマンとロビンも逃げるのが精いっぱいでしたが、
脱出途中で乗っていたエレベーターも破壊されます。
ルーサーとジョーカーはクリプトナイトを強奪して去って行きますが、
バットマンらはエレベーターの昇降路に取り残されたまま身動きが取れなくなり…。
堪りかねたロビンが「助けて」と叫ぶと、スーパーマンが飛んできて2人を救出。
この件でさすがのバットマンもスーパーマンの協力を受け入れることになります。
いや、バットウィングがバラバラにされて飛べる移動手段がほしかっただけかな。

選挙当日、バットマンとスーパーマンはレックスコープに出向きます。
クリプトナイトを動力にした巨大ジョーカーロボを用意して待ち構えていた
ジョーカーとルーサーは、訪れたスーパーマンにクリプトナイトを照射し、
更に笑気ガスのタンクをバットマンの頭上に落としヒーロー2人を倒します。
ヴィラン2人はこれで邪魔者はいなくなったと、ロボに乗りガスを撒きに街に出ます。
ところが実はバットマンとスーパーマンは互いにコスチュームを交換していたのです。
クリプトナイト照射を受けていたのはスーパーマンの格好をしたバットマンなので、
クリプトナイトによるダメージは全く受けないし、タンクを頭上に落とされたのは
バットマンの格好をしたスーパーマンなので痛くも痒くもありません。
彼らはまずルーサーたちの手の内を探ろうと、やられたふりをしたのです。
覆面しているバットマンに変装することは可能でも、
素顔丸出しのスーパーマンに変装してもすぐバレるだろって感じですが、
どちらのミニフィグも頭部は汎用パーツを使っているので全く同じ顔なんですよね。
これもLEGO映画ならではの面白い展開だったと思いました。
スーパーマンのズラを受け渡すシーンなんて笑っちゃいましたね。
でも脚部パーツを交換するところなんかは、ちょっと不気味だったかも…。

ヒーロー2人は街を目指して飛行中のロボに追いつき、
バットマンがロボのエンジンを停止させて墜落させますが、
スーパーマンはクリプトナイト照射を受けてしまい、
暫くの間スーパーパワーを使えず、飛ぶことも出来なくなり落下。
そんなスーパーマンをバットマンが空中キャッチして見事に着地します。
マントをハングライダーにして滑空するのですが、そんなことが出来るんだったら、
エースケミカルの屋上から飛び降りた時もスーパーマンの助けは要らなかったような…。
もう飛べない2人はロボ落下地点までバス移動することに。
その頃、投票が行われる市役所前に着いたヴィラン2人ですが、
ルーサーの演説中にジョーカーが聴衆に笑気ガスを噴射し、有権者を洗脳します。
…が、ジョーカーのガスはジョーカーに従わせるようにする効果だったみたいで、
聴衆が「ジョーカー大統領に投票する!」と言い出し、ルーサーはビックリです。
以前ルーサーが大統領になった暁にはジョーカーを副大統領にすると言った時に、
ジョーカーは「オレが副大統領なんて柄じゃない」と辞退していましたが、
実は副大統領じゃなくて大統領になりたかったんですね。
立候補もしてないのだからジョーカー票は無効票になるだけだと思うけど…。
それにしても全く思い通りにならないところがジョーカーらしくていいですね。
端からジョーカーがまともに手を貸してくれるはずないとは思ってましたが。

市役所に到着したバットマンは、デコンストラクターで撃たれかけたところを
ようやく駆け付けたロビンに助けてもらいます。
助けられたついでに、もっといろんなヒーローに助けてもらおうと、
人工衛星基地ウォッチタワーのマーシャン・マンハンターにメッセージを送り、
ワンダーウーマン、フラッシュ、グリーンランタン、サイボーグが駆け付け、
DCヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」が集結するのです。
ルーサーはロボを使ってウェインタワーを倒壊させようとしますが、
ヒーローたちに阻止され、ロボも破壊され、クリプトナイトも取り上げられ…。
7人ものヒーローが相手ではさすがのヴィラン・タッグもお手上げですね。
緑のエネルギーをどんなものにでも実体化させるグリーンランタンの能力は、
LEGOブロック向きの能力で特によかったです。
ところでレックスコープがある街にウェインタワーもあるのはおかしいよね?
この街はてっきりメトロポリスだと思ったけどゴッサムシティだったの?

ロボを破壊し、ヴィラン2人を捕まえた後、グリーンランタンの放った緑の光を、
深宇宙からスーパーヴィラン、ブレイニアックが見ていて…。
…というところで本作は終了しますが、もしかすると続編があるってことかな?
いや、本作の続編ではなくテレビゲームの続編
『Lego Batman 3: Beyond Gotham』への引きだったのかもしれません。
本作の原作ゲームも出来がいいと評判なので、日本でも発売してほしいですが、
今更無理だし、日本でも発売される『Lego Marvel Super Heroes』で我慢…。
…というか正直DCよりもマーベルの方が好きだし、それがあれば十分か。
なおDCのアメコミ映画は来年も(二年連続で)一本も公開されないみたいで、
再来年(2016年)の『Batman v Superman: Dawn of Justice』までお預けです。
一方のマーベル映画は来年(全米で)3本も公開される予定で、
映画ではマーベルが圧勝し、どんどん差が広がる気がします。
まぁDCも『ARROW』とか『FLASH』とかテレビドラマで頑張ってるとは思うけど…。

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