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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

今月、『ARROW/アロー』の2ndシーズンがレンタル開始になりました。
DCコミックのアメコミヒーロー「グリーンアロー」を実写化した海外ドラマです。
全23話、全12巻ですが、ほぼ毎日見てるけど、まだ5巻が終わったところ。
まだ序盤ですが、すでにめちゃめちゃ面白いです。
DVD4巻にはついに「ザ・フラッシュ」も登場しましたが、
彼のスピンオフドラマも始まるらしく、これからの展開が楽しみです。

一方、マーベルコミックの海外ドラマもレンタル開始しました。
『アベンジャーズ』のスピンオフである『エージェント・オブ・シールド』です。
ところがこちらは配信レンタル限定だそうで、
どこの動画配信業者とも契約していないボクには見ることができず…。
もしどこかと契約したとしても、1話350円くらいするので、
全22話鑑賞すると7000円以上になるため、なかなか手が出しづらいです。
今冬にはDVDリリースもされるそうなので、それを待てばいいかな。
DVDレンタルなら全話3000円未満で鑑賞できるはずです。

ということで、今日は『アベンジャーズ』シリーズ最新作の感想です。
正確にはマーベル・シネマティック・ユニバースの最新作かな。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
Guardians of the Galaxy

2014年9月13日日本公開。
マーベルコミックス発のヒーローチームを実写映画化したスペースオペラ。

自らスター・ロードと名乗るトレジャーハンターのピーター・クイル(クリス・プラット)。ピーターは無限の力を持つパワーストーンのオーブを入手するものの、その後逮捕され刑務所にぶち込まれてしまう。ピーターは天才メカニックのロケットら刑務所で出会った仲間と脱獄するも、オーブの力で宇宙を滅亡させようとする強大な悪と戦うこととなり……。(シネマトゥデイより)



本作は文句なしに面白い映画でしたが、公開方法には大いに文句があります。
本日公開ですが、この三連休は高校生以下500円で鑑賞できるキャンペーン中ですが、
そのせいで、とても座席が取りにくい状況になってしまいました。
ボクもネット予約できない劇場鑑賞券(1300円)で鑑賞したので、
当日カウンターで座席券と交換したのですが、危うく席を取り損ねるところでした。
幸い子供は吹き替えを好むので、吹き替え版から先に埋まり、
字幕派のボクはなんとか席を確保できましたが、それでもかなりギリギリでした。
若者の洋画離れは深刻なので、高校生以下を優遇するなとは言いませんが、
混雑が予想される公開初日から優遇することはないと思います。
学生なんて社会人より暇なんだから、平日に優遇すればいいです。
しかもこの三連休には敬老の日があるから、シニアを優遇するなら理解もできるが…。

それになにより、公開初週の興行成績というのは非常に大事なはずです。
本作は全米で8月公開の映画史上、最も高い興収を稼いだ作品であり、
日本でも、もし高校生以下優遇がなくても、それなりに盛況だったはずで、
初週末の興収、およびランキングもかなり善戦できたと思います。
なのに通常料金で大人の三割にも満たない料金の子供で劇場を埋めれば、
当然興収にも響くと思うんですよね。
ディズニーや劇場が損をするだけなので、客は関係ないと思うかもしれませんが、
アメコミ映画ファンのボクとしては、本作にはちゃんとヒットしてほしいです。
ハリウッドは日本でアメコミ映画はヒットしにくいと思っているのは間違いないが、
そんなことはないと数字で示したいのです。
そして日本市場がアメコミ映画から軽視されている現状を打破したいのです。

更に高校生以下を優遇することで、この映画が「子供向け」と思われる懸念もあります。
宣伝でも可愛いアライグマのキャラ、ラクーンを中心に展開されており、
あたかも子供向け映画のような印象を与えていますが、それは誤解です。
もちろん子供も楽しめる作品ではありますが、むしろ本作を最も楽しめるのは中年です。
たしかにラクーンも魅力的なキャラなのは認めますが、
それ以上に本作を魅力的にしているのは音楽です。
「Hooked on a Feeling」や「Cherry Bomb」など全編を彩る70年代ポップスです。
ボクも主人公とほぼ同年代の80年代生まれなので、ど真ん中ではありませんが、
90年代やゼロ年代生まれの子供らに、その魅力が伝わるはずありません。
70年代ポップスだけでなく、主人公が子供の頃に観た映画の引用も多いが、
『フットルース』を観たことがないと本作の面白さを半分損ねているようなものです。
なので本作は70年代、80年代に洋楽、洋画に親しんだ中年こそが観るべきなのに、
子供向けと宣伝して、彼らから敬遠されるようなことになるのは勿体なすぎます。
もちろんそれは興収にも響くはずです。
女子供に大人気の『アナと雪の女王』の大ヒットを受けて、
ディズニーは子供を取り込みさえすれば大ヒットできると勘違いしているのかも。

本作は、大ヒット作『アベンジャーズ』シリーズ最新作として宣伝するのが正しいです。
これまでの『アベンジャーズ』シリーズとの関連性はそれほどありませんが、
世界観は地続きのシェアード・ワールドとなっています。
地球ではアベンジャーズやS.H.I.E.L.D.が地球外生命体からの侵略を懸念していた時、
遥か宇宙の先では地球外生命体が何をしているかが描かれています。
本作では『アベンジャーズ』のオマケシーンで登場したサノスや、
『マイティ・ソー ダーク・ワールド』のオマケシーンで登場したコレクターも登場し、
これらが一連のシリーズであることは間違いありません。
このシリーズを「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」と言い、
本作はMCUの記念すべき通算10作目の作品ということになります。
いずれは本作の主人公チーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(GotG)」も、
アベンジャーズと邂逅することになると思われます。
でもそんな風に書くと「今までMCU観てないし…」と敬遠する人もいそうですが、
その心配は無用で、前述のように世界観は地続きでもまだ関連性はほとんどないので、
単発映画としても完成度は高く、むしろここからMCUに入るいい機会だと思います。
MCUやアメコミに対する予備知識は全く必要ありません。

というのも、そもそもGotGというヒーローチーム自体が、
アメコミファンにとっても「誰?」というようなマイナーなヒーローだからです。
アメコミ映画ファンのボクもGotGに初めて触れたのは、つい2年半ほど前で、
カプコンの格闘ゲーム『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3(UMvC3)』でした。
3年前に発売された『MARVEL VS. CAPCOM 3(MvC3)』のアップデート版ですが、
その時の追加プレイアブルキャラとして、GotGのひとり、ロケットが参戦しました。
なんでもロケットの追加にはマーベル側の強い意向があったそうで、
それも本作の製作を睨んでのことだったと推測されます。
その時、ロケットと同時にノヴァというキャラも追加されるのですが、
彼も本作には関係浅からぬキャラで、やはりマーベルの意向を受けたのでしょう。
とにかく、それまでGotGについては全く知らなかったわけです。
原作のGotG自体、マイナーキャラの寄せ集めチームという出自だったそうで、
その誕生はマイナーキャラをフックアップしようという意図があったのでしょう。

ではなぜそんなマイナーキャラの寄せ集めチームを主人公にして、
超大作として映画化するようなリスキーなことをするのかですが、
これはマーベルというよりも、ディズニーの意向が強い気がします。
改造アライグマのロケットや樹木型ヒューマノイドのグルートは、
今までのMCUの登場キャラとは明らかに違う、ファンシーな見た目のヒーローですが、
とてもディズニー的というか、ディズニーが好みそうなキャラです。
(今後公開予定のアントマンとドクター・ストレンジもディズニー好みですね。)
なので彼らが所属するGotGを映画化したいと考えた、
…わけではなく、ディズニーはスペースオペラシリーズを製作したかったのでしょう。
GotGの映画化が水面下で立ち上がったのは、おそらく『UMvC3』の頃でしょうが、
当時ディズニーは肝入りのスペースオペラ超大作『ジョン・カーター』を製作するも、
前代未聞の大コケを記録してしまい、シリーズ化は不可能になります。
そこでディズニーは既に成功しているスペースオペラ『スター・ウォーズ』の映画化権を
大枚叩いて買収しましたが、それとは別に買収したばかりのマーベルスタジオにも、
スペースオペラを制作させることにして、その題材にGotGが選ばれたのでしょう。
マーベルが買収後ディズニー配給初のMCU新シリーズが本作だったことからも、
ディズニーのスペースオペラに対する執念が感じられます。

とはいえ約9000ものキャラを有するマーベルなので、
その中には彼らよりも人気のあるスペースオペラ向きキャラもいたはずですが、
あえて彼らに目を付けたのは、逆に誰も知らないマイナーキャラだったからかも。
やっぱりアイアンマンとかキャプテン・アメリカなど大人気キャラだと、
「アイアンマンはこうあるべき」という観客の固定観念もあり、
自由度が低くなると思われますが、その点マイナーキャラは好き放題に描けます。
MCUブランドがあれば、どう転んでも大ヒットは約束されているので、
実は主人公なんて誰でもよく、描きやすいものを選んだのでしょう。
実際、主人公のスターロードことピーター・クイルなんて、
原作と設定はかなり違うみたいですが、誰も彼に思い入れがないため文句も出ません。
そしていざ公開されたら、マイナーキャラが主人公にもかかわらず、
『アベンジャーズ』、『アイアンマン』シリーズに次ぐ、MCU歴代5位の大ヒットです。
いやはや、MCUブランド恐るべしですね。

ただMCU初のスペースオペラなので、他の作品と趣が違いすぎ、
今までのMCUが大好きなボクなんかはちょっと困惑してしまいました。
今までのMCUとの繋がりが薄く、予備知識なしで観れる反面、覚えることが多くて…。
GotGの5人も、それぞれ別の種族ですが、いろんな惑星や宇宙人が登場し、
その関係性もイチから把握しなくてはいけません。
ザックリ説明すれば、ノヴァ帝国とクリー帝国の平和条約締結を巡る争いの話ですが、
そこにいろんな組織の思惑が絡んできて、複雑になっています。
全宇宙の警察機構であるノヴァ軍、条約に反対するクリー帝国の過激派組織、
その裏で暗躍するサノス、無法者集団ラヴェジャーズ、謎の収集家コレクター、
そして主人公らGotGがそれぞれの思惑で行動します。
もちろん寄せ集めのGotG自体、メンバー間で思惑は異なり、
けっこう複雑な関係性、相関図になると思われます。
以下、ネタバレ注意です。

1988年、地球(テラ)。
9歳の少年ピーター・クイルは母が病死してしまい、ショックで病院を飛び出すが、
そこに無法者異星人集団ラヴェジャーズの宇宙船が現れ、アブダクションされます。
26年後、ラヴェジャーズの頭ヨンドゥに育てられたピーターは、
アウトロー名「スター・ロード」を名乗るトレジャーハンターになっていました。
スーパーパワーもない地球人が宇宙で生きていけるのか疑問ですが、
彼はいろんな秘密道具を駆使して生き抜いています。
本作はそんな秘密道具の面白さも魅力のひとつです。
彼の道具ではないけど、ヨンドゥの口笛で操る矢「ヤカ」が特に気に入りました。
ピーターは母の形見として彼女が作った70年代ナンバーのミックステープを
後生大事に持っているのですが、再生に使うのがソニーのウォークマンで、
日本人としては親しみを感じてしまいますね。
でもカセットテープなので26年も使用して擦り切れないか心配で、
ちゃんとダビングしているか気になります。

彼はあるブローカーの依頼で、廃惑星モラグから「オーブ」という球体を探し出すが、
クリー帝国の過激派リーダー、ロナンの手下コラスに奪われそうになり…。
なんとか逃げることに成功し、ザンダー星のブローカーに持って行きますが、
そこでロナンの手下であるタイタン人の女戦士ガモーラに襲われます。
ガモーラは宇宙最強の悪者サノスの義理の娘ですが、
サノスはロナンと「オーブと交換で首都ザンダー星を滅ぼす」という取引をしており、
(ザンダー星はクリー帝国と和平を結ぼうとしているノヴァ帝国の首都です。)
義理の娘ガモーラとネビュラ姉妹をロナン一味に預けています。
しかしザンダー星を滅ぼそうとする残虐な義父サノスと首領ロナンに反発し、
一味を裏切り、オーブを横取りして第三者に売るつもりの義賊です。
本作のヒロインですが、異星人とはいえ肌が緑色のヒロインというのは、
なんだか女性としての魅力に欠けるような印象を受けました。
ただケヴィン・ベーコンを地球のヒーローだと勘違いする天然なところは面白いです。

ピーターはガーモラとオーブ争奪戦の最中、
アライグマ型宇宙人ロケットと樹木型宇宙人グルートの2人組賞金稼ぎにも襲われます。
ロケットとグルートはオーブではなく、ピーターの懸賞金が目当て。
ピーターは自分が所属するアヴェジャーズを通さずにオーブを売ろうとしたので、
ヨンドゥから裏切り者として懸賞金が懸けられたみたいです。
ロケットとグルートは『スター・ウォーズ』のC-3POとR2-D2のような、
…いや、ハン・ソロとチューバッカのような名コンビです。
魅力的な外見もさることながら、内面も非常に愉快な奴らです。
ロケットは比較的馴染みがあったので、想像通りの破天荒アライグマでしたが、
初体験のグルードがこれほど魅力的なキャラだったのには驚きました。
彼は「I am Groot」としか話せず、それだけで意思疎通をはかる無謀さが笑えるが、
なぜか客も彼の意思が徐々に理解できるようになり、
最後は彼のセリフで感動まで出来ちゃうんだから不思議です。

三つ巴で争う3組ですが、ザンダー星を拠点とする宇宙警察ノヴァ軍が現れ、
4人は拘束され、キルン宇宙刑務所に収監されます。
囚人の中にはロナンに恨みを持つ者が多く、ロナンの身内であるガモーラは、
酷い仕打ちを受けるのです。(意外にも男女同じ監房なんですね。)
その囚人の中にロナンに妻子を殺されたドラックス・ザ・デストロイヤーもいます。
ドラックスは彼女を殺そうとしますが、たまらず止めに入ったピーターが
「今殺さずとも、ガモーラを囮にロナンを誘き出す方がいい」と説得し、矛を収めます。
このピーター、ガモーラ、ロケット、グルート、ドラックスの5人が後のGotGですが、
ちょっとドラックスはキャラが弱いですよね…。
タトゥーのような模様のあるマッチョなハゲですが、もっと異星人らしさがほしいです。
でも頭が固すぎて融通が利かないどころか、比喩も理解できない天然なところは、
ゴツい体に似合わず可愛いし、日本では地味で人気なさそうなキャラですが、
ボクはハルクとかザ・シングとかパワータイプが好きなので、彼も嫌いじゃないです。
まぁ実際のパワーでいえば、グルートが最強でしょうけどね。

刑務所内でガモーラからピーターの持っているオーブが
ある男に40億で売れると聞いたロケットとグルート。
ピーターの懸賞金は4万なので10万倍の儲けです。
そこでピーター、ガモーラ、ロケット、グルートは協力して刑務所を脱獄し、
オーブを売って4人で山分けしようと計画します。
そこにガモーラを囮にしたいドラックスも加わり、5人で脱獄し、
ピーターの宇宙船ミラノ号に乗り込み、ある男の待つノーウェアに向かいます。
ノーウェアは古代の巨人の頭蓋骨で作られたコロニーで、
その奥に謎の男コレクターことタニリーア・ティヴァンがいます。
前述のように、コレクターは『マイティ・ソー ダーク・ワールド』でも登場し、
アスガルドのシフとヴォルスタッグから「エーテル」を渡されていましたが、
「エーテル」は宇宙誕生時の特異点の残骸が結晶化した超強力な石、
6つあるインフィニティ・ストーンのひとつで、なんと「オーブ」もそのひとつです。
ちなみに『キャプテン・アメリカ』や『アベンジャーズ』で猛威を振るった
「四次元キューブ」もインフィニティ・ストーンのひとつなのですが、
MCUの大きな流れは6つのインフィニティ・ストーンを巡る物語なのでしょう。

コレクターに奴隷のように扱き使われていた助手カリーナが、
自由になるために力を手にしようと剥き出しのオーブに触ってしまいますが、
力のないものには扱えないようで、自身を巻き込む大爆発を起こしてしまいます。
オーブがとんでもない兵器だと気付いたガモーラは、ノヴァ軍に預けようと提案。
しかしそこに、オーブを奪いにロナン一味が襲撃してくるのです。
どうやらドラックスが敵討ちのため、ロナンにガモーラの場所を送信したようで…。
早速ドラックスはロナンに挑みかかりますが、あえなくボコボコにされ、
グルートに助けられて一命を取り留めるのです。
ガモーラを囮にして大惨事を巻き起こしたドラックスですが、
グルードに助けられて仲間の大切さを思い知り、改心しました。

オーブを持つガモーラはポッドに乗り込み逃げますが、
敵方の妹ネビュラがポッドで彼女を追い、激しいポッドチェイスが始まります。
最終的にガモーラのポッドはネビュラに撃墜され、オーブはロナン一味に奪われ、
更にガモーラも宇宙空間に投げ出されてしまうのです。
後を追ってきたピーターはガモーラを助けるために古巣ラヴェジャーズを呼び、
ラヴェジャーズに回収され一命を取り留めますが、当然ヨンドゥに捕まり…。
しかしピーターが、オーブをロナンから奪い返して大儲けしようとヨンドゥに提案。
ヨンドゥはその儲け話に乗るのです。
そこにドラックスら3人も合流し、ラヴェジャーズとGotGは共闘することになります。
更にピーターがノヴァ軍にも協力を要請し、対ロナン連合軍となります。

オーブを手に入れたロナンですが、オーブがインフィニティ・ストーンと知り、
「これがあればサノスと取引しなくても自分でザンダー星を滅ぼせる」と考えます。
オーブの力を手に入れたロナンの乗った戦艦ダークアスターは、
ザンダー星に進撃しますが、連合軍がロナンの地上到達を阻止すべく迎え撃ちます。
ピーターらはミラノ号でダークアスターに突撃し、まんまと侵入に成功。
しかしそこにネビュラが待ち構えており…。
と思ったら、彼女の口上中にドラックスから攻撃されてぶっ飛んだのは笑いました。
ネビュラは半分サイボーグの強化人間なので、その程度では死なず、
結局ガモーラとの姉妹一騎打ちになりますが…。
ピーター、ドラックス、グルードもコラスらロナン一味を相手に大奮闘します。
ほとんどグルードが蹴散らしたようなものですが…。
残るロケットはミラノ号でノヴァ軍のサアルらと共闘し、ネクロクラフトの特攻を阻止。
しかし食い止めきれず、ダークアスター号はザンダー星に墜落してくるのです。

一方、船内ではピーターらがロナンを発見し、なんだか強力そうな銃で、
彼を狙撃するのですが、あまりダメージは認められず…。
ロナンは向かってきたドラックスを捕まえ、絞め殺そうとします。
そこにロケットがミラノ号で突っ込んできて、ロナンを撥ね飛ばし、ドラックスを救出。
しかしダークアスター号は墜落中で、このままだと全員死ぬことに…。
すると樹木型宇宙人グルートが成長し始め、ピーターら4人は彼の枝に包まれ、
墜落の衝撃に耐えることが出来たのですが、グルートはバラバラになってしまい…。
まさかのグルートの自己犠牲に感動しましたが、彼の最期の言葉に更に感動。
「I am Groot」としか話せない彼が、最期に「We are Groot」と言ったのです。
語彙の少ない彼の、精いっぱいの仲間を思う言葉に、まさかの涙です。
まぁ樹木型宇宙人の彼は、木切れ一本からでもまた成長できるので、
バラバラになっても小さくなっただけで生きていたんですが…。
「I Want You Back」でフラワーロックのように踊る小さいグルートがお茶目でした。

グルードのお蔭で墜落死を免れた4人でしたが、やはりロナンも墜落程度では死なず、
オーブの嵌った戦鎚を使って、ザンダー星を破壊しようと振りかぶります。
するとピーターが急に「O-o-h Child」を歌いながら、踊りだすのです。
一体何事かと、唖然とするロナンですが、我々観客も何が起こったのかと思いますよね。
どうやらピーターは『フットルース』のケヴィン・ベーコンよろしく、
ロナンにダンスバトルを仕掛けているみたいです。
当然ロナンが応戦するはずありませんが、ピーターもそんなことは期待しておらず、
歌と踊りでロナンの注意を逸らすのが目的でした。
その隙にロケットとドラックスが戦鎚に砲撃を食らわして破壊。
砕けた戦鎚から、剥き出しのオーブが飛び出し、それをピーターがキャッチします。
ピーターのような普通の地球人が、オーブに触ってしまったら、
コレクターの助手カリーナのように爆死してしまうかと思われましたが、
ガモーラ、ドラックス、ロケットが手を差し伸べてピーターにタッチすると、
エネルギーが分散され、オーブの力が安定し、ピーターはその力でロナンを倒します。

そのオーブの件はご都合主義的な展開に思えましたが、
実はただオーブのエネルギーが4人に分散して負担が軽減しただけではないようです。
ノヴァ軍の調査により、ピーター自身、普通の地球人ではないと判明します。
なんでも謎の古代人と地球人のハーフだったみたいで、
オーブを操るだけの潜在能力があったということでしょうね。
しかも、なんと父親であるその古代人は生きているようで、
ラヴェジャーズが9歳のピーターをアブダクションしたのも、
その父親に連れて来てほしいと依頼されいたためだったようです。
母親が死んだから引き取ろうと考えたのかもしれませんが、
本当に古代人だとしたらめちゃめちゃ長生きな種族ですね。
(原作では父親はスパルトイ帝国ジェイソン王子だが、それは踏襲しないそうな。)
ヨンドゥから腰抜けと揶揄され、息子を渡してもらえなかったところを見ると、
それほど力のある人物ではなさそうな気もしますが、ピーターの出生の秘密は、
2017年公開予定『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』のお楽しみですかね。

5人はオーブをノヴァ軍に預け、ミラノ号で宇宙に飛び立ち、本作は終了です。
毎度お馴染みエンドロール後のオマケシーンでは、
ノーウェアの蒐集室が壊滅して落ち込むコレクターに話しかける、
アヒルのような宇宙人が登場しますが、彼はハワード・ザ・ダックというキャラで、
きっと珍しい生き物だったため、コレクターに蒐集されていたのでしょう。
オマケシーンに登場するということは、今後の活躍も予想されますが、
「どこのディズニーランドから逃げてきたんだ?」って感じのビジュアルで、
ちょっとチープな印象を受けたので、あまり目立った活躍はしない気がします。
むしろコレクターの愛犬コスモの方が次回作で活躍するんじゃないかな?
コスモは原作だとGotGのサポートメンバーらしいので。

しかし本作の続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』が
3年後になるというのは、ちょっと待たせすぎですよね。
MCUとしてのスケジュールがあるので仕方がないのはわかりますが…。
MCUの次回作はいよいよ来年4月公開予定のクロスオーバー第二弾、
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』です。
その後、MCUは第三期に突入し、『アントマン』、『キャプテン・アメリカ3』、
『ドクター・ストレンジ』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』と続きます。
他にも2本制作されることは確実なようで、その後『アベンジャーズ3』かな?
その2本が何かは未発表ですが、噂ではブラックウィドウとブラックパンサーが有力か。
残念ながら『アイアンマン4』だけは絶対にないそうです。

-関連作の感想-
キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー
マイティ・ソー/ダーク・ワールド
アイアンマン3
アベンジャーズ
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
マイティ・ソー
アイアンマン2
アイアンマン
インクレディブル・ハルク

コメント

おもしろかったですが、次は2017年ですか。今回のストーリーを忘れそうですね。

  • 2014/10/09(木) 22:12:16 |
  • URL |
  • とおりすがり #-
  • [ 編集 ]

MCUシリーズとしては、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』の前に、
『アベンジャーズ2』『アントマン』『キャプテン・アメリカ3』『ドクター・ストレンジ』と
公開スケジュールがぎっしり詰まっているので、こればかりは仕方がないかなと思います。
今年公開の『アメイジング・スパイダーマン2』なんて続編は2018年ですから、
それに比べれば頑張っている方だし、時間をかけていいものを作ってほしいです。

  • 2014/10/10(金) 20:10:41 |
  • URL |
  • BLRPN #-
  • [ 編集 ]

>90年代やゼロ年代生まれの子供らに、その魅力が伝わるはずありません。

私90年代初頭生まれですが、魅力伝わってますよ。
失礼ながらこの書き方はいかがなものかと存じます。

  • 2016/02/24(水) 17:14:53 |
  • URL |
  • S.T.R.I.K.E09 #-
  • [ 編集 ]

Re: タイトルなし

あなたがたまたま70年代の洋楽に興味があり、
たまたま魅力が伝わったとしても、
同年代や下の子たちにも本作の選曲の魅力が伝わっていると思う?
ちなみに90年代初頭生まれは子供じゃないからね。

映画を批判しているわけでもなければ、
子供が観ても楽しめないと言っているわけでもない。
大人向け選曲など大人が観ても楽しめる映画なのに、
大人が敬遠するような子供向けの宣伝をするなと、
プロモーション方法を批判しているだけなのに、
それのどこにいかがなものかと存じるの?
あなた、WDSJの関係者ですか?

  • 2016/02/24(水) 19:04:47 |
  • URL |
  • BLRPN #-
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