ブログデンティティー

blog-dentity since 2013

青鬼

先週末は観たい映画が1本しか公開されず、
今、ちょっと余暇を持て余しているのですが、
そんな状況になると、「久しぶりにゲームでもしたいな」と思います。
ちょうど先週、N3DS『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』が発売となり、
ボクはほとんど知らないんですが、『妖怪ウォッチ』が空前のブームなので、
これを機にボクもブームに乗っかってみようかと購入を考えたのですが、
結局、購入には至りませんでした。
いくらボクが買いたいと思っても、大人気すぎて欠品したらしく、
予約しないと手に入らない状況だったとか…。
あれだけブームが騒がれているんだから、当然出荷数も相当な数だと思うのに、
それでも欠品するなんて、ちょっと信じられないほどの人気ですね。
それとも品薄商法でブームを煽っているだけなのかな?
(ダウンロード版もあるから品薄商法の意味ないかも?)

ボクとしては衝動買いしかけただけなので、そこまでほしいわけでもないので、
代わりに24日発売のN3DS『ヨッシーNewアイランド』を予約しようかと思いましたが、
翌25日は今年最大の期待作『GODZILLA ゴジラ』の公開日なので、
ゲームなんてしている場合じゃないと思いなおして、結局何も買いませんでした。
次に買うゲームは9月13日発売のN3DS『大乱闘スマッシュブラザーズ』になりそうです。
『大乱闘スマッシュブラザーズ』は今冬WiiU版も発売になるそうですが、
N3DS版の方が気楽に遊べそうで手を出しやすいです。

ということで、今日は人気ゲームが原作の映画の感想です。

青鬼
青鬼

2014年7月5日公開。
フリーゲームソフト「青鬼」を実写映画化。

転校生のシュン(須賀健太)はクラスに溶け込むことができずにいたが、ある日、化け物が出ると評判のジェイルハウスの前で同級生と会い、その不思議な洋館に入ってしまう。窓からのぞき込む不気味な目玉など異様な光景に恐怖を感じた彼女らは玄関から外に出ようとするものの、扉は開かない。そして、巨大な青い影が彼女たちに迫っており……。(シネマトゥデイより)



ボクは映画鑑賞が最大の趣味ですが、先週末はホントにロクな映画が公開されなくて、
唯一観る予定だった『ダイバージェント』も初日(先週金曜日)に観てしまい、
先週土曜日以降はめちゃめちゃ暇になっちゃって、これはいけないと思って、
日曜日に、ちょっと観たい映画のハードルを下げて何か観に行こうと考えました。
いくら暇つぶしとはいえ、退屈な作品を観るのは嫌なので、
好きなジャンルであるホラーなら、たとえ駄作でも退屈はしないだろうと考え、
『奴隷区 僕と23人の奴隷』か本作『青鬼』のどちらかにすることにしました。
『奴隷区』は漫画投稿サイトの漫画(小説?)が原作で、
『青鬼』は無料でダウンロードできるゲームが原作の作品と、
どちらもネットで大人気となった作品が原作のホラー映画らしいです。
ボクはネット上のブームに疎いので、どちらも全くの予備知識がなく、
どちらを観るべきか悩んだのですが、結局ヒロインが決め手で『青鬼』を選びました。
どちらのヒロインも知らない子でしたが、どちらもAKB48の子だったみたいで、
これはどちらも演技は期待できないなと思い、単純に可愛い方を選びました。
あと、男性主人公役も『奴隷区』は全く知らない奴でしたが、
『青鬼』は子役時代からお馴染みの須賀健太なので、その加点も大きいです。
あとSofTalkを使った予告編も面白く、興味を惹かれます。

前述のように、この前の日曜日に観に行ったのですが、
梅田ブルク7に着くなり、エントランスがめちゃめちゃ混雑していてビックリ。
前述のように、その週末はロクな映画の公開もなかったはずなので、
先々週末公開の『マレフィセント』の客なのかなと思ったのですが、
カウンターで座席状況を確認してまたビックリ。
ボクが『青鬼』の鑑賞するつもりだった回に「×」が…。
けっこう大き目なスクリーンでしたが、すでに満席にだったようで…。
マイナーだと思っていた『青鬼』がこんなに人気があるなんて予想外で、
ギリギリ劇場に行っても余裕で席が取れると踏んでいたボクは愕然としました。
ただエントランスを埋め尽くしていた客が『青鬼』目当てかはわかりませんし、
『呪怨』も満席だったので、『呪怨』の座席を取りそびれた客が、
急遽同じホラーである『青鬼』に変更して満席になったのかもしれません。
もちろん『青鬼』の方が先に満席になって『呪怨』に流れた可能性もあります。

鑑賞予定だった回を逃せば、次の上映回まで4時間半待ちになるので、
普通の劇場なら諦めて家に帰るか、第二候補の『奴隷区』に代えるところですが、
ここはT-JOY系列シネコンの梅田ブルク7なので、まだチャンスがあるのです。
T-JOY系列シネコンは「KINEZO」というオンライン予約システムを導入していますが、
「KINEZO」はオンライン予約システムとしては珍しく現金決済できます。
ネットで座席だけ押さえておいて、当日劇場で料金を払えるのです。
しかし上映前30分(?)以前に現金決済しないと座席予約が無効となるため、
キャンセル待ちができるんですよね。
この時も上映直前になって予想通り数席キャンセルが出て、
それもどんどん埋まりましたが、なんとか最後の一席を取ることができました。
座席予約だけして当日ドタキャンする奴なんて、はっきり言ってカスですが、
この時ばかりはドタキャンしてくれて助かったと思いました。
しかもたぶん前日以前に予約されていた席だと思われるので、
劇場ほぼド真ん中のめちゃめちゃいい席で観ることができました。

ギリギリ観れたのはよかったけど、満席というのは落ち着かないもので、
横の席に知らない誰かがいると気を使っちゃいますし、やはり騒がしいです。
特に本作の場合は8割以上が学生客で、正直マナーの悪い子が多いです。
もちろんちゃんとした子が大半ですが、上映中に友達同士でワイワイ喋ったり、
スマートフォンをいじり始めたりするアホの割合がいつもよりかなり高いです。
スマートフォンの光りで天井に影絵を作っているキチガイまでいる始末で、
やはり田舎者の坩堝の梅田で人数が集まれば、アホが混ざる率も上がります。
…あ、なんだか本作の内容とは関係ない話ばかりになってますね。
とにかく本作は、予想以上に人気があり、特に学生に大人気だったということです。
『呪怨』もそうですがJホラーは学生の集客力が高いのは間違いないけど、
小中学生をあれだけ集客しているJホラーは珍しく、客層が印象深かったです。

原作のフリーゲーム『青鬼』ですが、前述のようにボクは全く知りませんでした。
大人気ゲームらしく、予告編では「5000万人が恐怖した」と謳われていたので、
5000万人がプレイしたゲームなんてあり得ないだろ、と思ったのですが、
よくよく聞けばネットの関連動画の再生回数が、延べ5000万回だったみたいで、
まったく、紛らわしい宣伝文句です。
ただ「RPGツクール」で製作されたゲームだったと聞いて、親近感が湧きました。
ボクが初めて自分用パソコンを買ったキッカケが「RPGツクール」をやりたかったからで、
結局買ったはいいものの、予想以上に本格的で難しく、
収録された素材を乱数で動かす簡単な競馬ゲームを作っただけで断念し、
ちゃんとしたRPGなんて製作出来ませんでしたが、
やっぱり初めて買ったパソコンソフトだけに思い入れがあります。
まぁ本作の原作ゲームも、ちゃんとしたRPGではないみたいですね。
本作を観た後にプレイ動画を少しだけ見ましたが、
『バイオハザード』のように謎を解きながら洋館から脱出する内容で、
敵との戦闘もなく、ただ追いかけてくる青鬼から逃げるサバイバルゲームです。
正直チープでしたが、アイディア次第では映画化されるほどのゲームも作れるのだと、
「RPGツクール」の奥深さに感心してしまいました。

プレイヤーを恐怖のどん底に叩き落とす敵キャラ、いわゆる青鬼ですが、
こいつの実写化(?)もかなり頑張っていたように思います。
予告編にも引用されていた原作ゲームの青鬼の姿は、
目玉のやけにデカい青いオッサンで、キモいけどチープだったのですが、
本作のフルCGの青鬼はかなりの力作だと思います。
飛んだり走ったりよく動くし、逃走シーンなんて迫力満点でしたが、
日本映画ではなかなか見れないほどのよくできたCGで、
それがこんなマイナーなJホラーで使われているなんて驚きです。
(まぁそれほど登場時間が長いわけでもないですが…。)
ただ原作の青鬼のイメージからすると「これじゃない」感はあるかな。
クリーチャーっぽさが増したことで、生理的なキモさが軽減されちゃってますからね。
ただ青鬼が「シュン君助けて」と喋るシーンは、お客さん大爆笑だったので、
原作ファンも意外とこの青鬼を受け入れているのかもしれません。
以下、ネタバレ注意です。

自作ゲームが趣味の高校生ションは、転校先の学校でイジメられており、
そんな彼を気にかけるのは弟ナオキを交通事故で亡くしたアンナだけでした。
ある日、シュンはイジメっ子の同級生タクローたちに連れられて、
不気味な廃屋「ジェイルハウス」へと入り、そこで次々と怪奇現象が起こり、
神出鬼没の巨大な青い怪物にひとり、またひとりと食い殺されていき、
彼らはなんとか生きて脱出しようと奔走する、という物語です。
このあたりは原作ゲームと同じような展開で、
正直よくある脱出サバイバルホラーだなと思ったのですが、
実は終盤に大どんでん返しのある、サイコスリラーだったのは意外でした。

結論から言えば、シュンはタクローに殺されており、廃屋に来た時には幽霊でした。
本人も自分が死んでいることに気付いていなかったのですが、
彼のことが見えているのは霊感の強い(?)アンナだけのようです。
実はタクローはこの廃屋にシュンの死体を始末するために訪れており、
終盤でシュンが自分の死体を発見し、自分の状況に気が付くのですが、
ボクもそのシーンまでは全くその事実に気が付きませんでした。

たしかにタクローは死体の入りそうなデカい木箱を廃屋に持ち込んでいたし、
今になってみればなぜ気付かなかったのか不思議なくらい露骨な伏線でしたが、
これはボクが本作を単純なサバイバルホラーだろうと思い込んでいたためでしょう。
宣伝とかで「衝撃のラスト」とか謳っていたらたぶん気付いたでしょうが、
キャッチコピーも「逃げろ。逃げまくれ」と、サバイバル感を前面に押し出していて、
本作がまさかサイコスリラーだったとは誰が予想できたでしょうか。
宣伝時点で大どんでん返しを予告してしまう残念なサイコスリラーが多い中、
本作の宣伝はとても優秀だったと思います。
でも、終始アンナの様子が変だったので、「何かあるのでは?」とも思いました。
ただそれはヒロイン役の女優の未熟な演技のせいで不自然なだけかと思ったし、
そうじゃないとしても、アンナの方が人ならざる者ではないかという印象だったので、
まさかシュンの方が幽霊だったとは予想外でした。

しかし、その予想外の『シックスセンス』的どんでん返しの後に、
更にもうひとつ、どんでん返しがあるのですが、そちらはイマイチで…。
たしかに二段どんでん返しも予想外ではありましたが、
これはいくらなんでも禁じ手だろうと思うような展開で…。
そのふたつめのどんでん返しは、いわゆる「夢オチ」です。
シュンは青い怪物や建物の構造になぜか既視感がありますが、
それはその場所が自分の作ったゲームとそっくりだったからです。
それもそのはずで、ジェイルハウスでの出来事は、
シュンの自作ゲームをするアンナのプレイ内容だったというオチで、いわば劇中劇。
なので誰もジェイルハウスになんて入っていないし、誰も青い怪物に殺されてません。
もちろんシュンもタクローに殺されておらず、横でアンナのプレイを見守っています。
たしかにシュンの既視感はこのオチじゃないと説明が付きませんが、
やはり夢オチは安易だし、既視感にはもっと興味深い真実を期待しました。
まぁ誰も死んでないので、ホラーのわりに後味は悪くなかったですけどね。
それにしても、いじめっ子が次々と殺されるゲームを自作するなんて、
シュンって意外と根暗ですよね。

飛び込みで観たわりには、かなり楽しめたのでよかったです。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://blrpn.blog.fc2.com/tb.php/1332-1dd3ab2e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad