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ダイバージェント

いろいろな新番組がスタートする時期ですが、クールの変わり目に悩むのは、
どの新ドラマや新アニメを見ようかということです。
ある程度事前情報を調べて、全く興味が湧かなかったもの以外は、
なるべく録画するようにしているのですが、数が多すぎて全て見ることはできません。
それにHDDの容量も多くないので、いつか見るだろうと録り溜めることも出来ず、
とりあえず初回だけ見て、取捨選択することが多いです。
でも中にはスロースタートな作品もあるので、初回切りを後悔することも多く…。
(『軍師官兵衛』が今すごく盛り上がってるらしいし、切るんじゃなかった…。)
特にアニメなんかはよく「3話まで見ないとわからない」って言われますよね。

でも映画だと、シリーズ1作目が面白くなくても、
とりあえずシリーズ完結まで付き合おうという気になるから不思議です。
やっぱりテレビと違って金払って観ているので、その分を無駄にしたくないため、
簡単には切れないという意識が働くのかもしれません。
結局シリーズ最後まで面白くなかったら、無駄金が嵩むだけなのですが…。
そしてシリーズものは1作目が最高傑作だったということが多いので、
往々にして無駄金になるんですけどね。

ということで、今日はテレビドラマだったら確実に初回切りしている映画の感想です。

ダイバージェント
Divergent.jpg

2014年7月11日日本公開。
ベロニカ・ロスのヤングアダルト小説シリーズを実写映画化。

世界が崩壊してから100年後の未来。復興を果たした人類は、16歳で受ける選択の儀式によって人々を軍・警察にあたるドーントレス、政権を運営するアブネゲーション、教育・研究を担うエリュダイトといった五つの共同体に振り分け、そこで人生を全うすることを強制していた。16歳になったトリス(シェイリーン・ウッドリー)も選択の儀式を迎えるが、どの共同体にも適さない異端者(ダイバージェント)と判断されてしまう。異端者は政府に抹殺されるのを知った彼女は、うそをついてドーントレスへと所属する。(シネマトゥデイより)



本作はポスト『ハンガーゲーム』ですね。
まぁ『ハンガーゲーム』は前後編となる最終章が来年と再来年公開なので、
まだ終了しておらず、ポストという表現はおかしいかもしれませんが、
完全に大ヒットした『ハンガーゲーム』の二匹目のドジョウを狙った作品です。
そもそも『ハンガーゲーム』自体がポスト『トワイライト』だったので、
本作は『トワイライト』の三匹目のドジョウになるのかな。
いずれにせよ、『トワイライト』の系譜上にある、
ティーンの女の子向け小説の映画化作品なのは間違いなく、
『トワイライト』や『ハンガーゲーム』がいまいち合わない人は観ない方がいいかも。
斯く言うボクも『ハンガーゲーム』には全く嵌れなかったタイプで、本作も微妙でした。
まぁ三十路の男なんで、端から完全にターゲットからは外れてるんだけど…。
観る前から「これは合わなさそうだ」という予感はヒシヒシと感じてましたが、
ハリウッド映画ファンとしては全米1位の本作をスルーはできず…。
でも端から期待してなかったのもあって、微妙な出来でもダメージは少なかったし、
『ハンガーゲーム2』の酷さに比べたら本作はまだ楽しめた方です。

昨今、ポスト『トワイライト』、ポスト『ハンガーゲーム』の座を巡っては、
『アイ・アム・ナンバー4』『エンダーのゲーム』『ビューティフル・クリーチャーズ』
『シャドウハンター』『ザ・ホスト 美しき侵略者』『ヴァンパイア・アカデミー』など、
ティーンに人気のヤングアダルト小説シリーズの映画化が試みられますが、
一作目の成績が悪く、続編を製作できずに無残に散っていきました。
そんな中、本作はちゃんと大ヒットしているのだから大したものです。
ボクからすれば、他の散った作品とどこが違うのか不思議に思いますが、
きっと客に安心感を与えているからだと思います。
本作はサミットとライオンズゲートの共同配給ですが、
サミットは『トワイライト』の、ライオンズゲートは『ハンガーゲーム』の配給会社で、
いわば本作はその2シリーズの公式な後継者みたいなものです。
とはいえ、やはり二番煎じ、三番煎じでは右肩下がりになるのも否めず、
本作は全米1位で全米総興収1.5億ドルの大ヒットを記録したとは言えども、
『ハンガーゲーム2』の総興収の1/3程度の成績です。
やはり『ハンガーゲーム』も完結していないうちから、新シリーズを立ち上げても、
『ハンガーゲーム』のファンを誘引しきれなかったのでしょうね。
もちろんヤングアダルト小説の映画化の乱発で、飽きられてきたのもあるしね。

ボクにとっては微妙だった本作ですが、
アメリカの女子高生に人気がある理由はわかる気がします。
本作の設定はアメリカのキャンパスライフのメタファーになっているからで、
これから大学生になる彼女たちには、とても身近で気になる内容なのでしょう。
100年前に大きな戦争があり、全体が廃墟と化した地球が舞台で、
生き残った人類はフェンスで囲まれたシカゴで生活しているのですが、
全員16歳になると強制的に適性テストを受けさせられ、
その適性を参考に5つのファクション(派閥)に振り分けられ、
そこで仲間たちと共同生活をすることになるのですが、
このファクションがいわゆるフラタニティのメタファーだと思われます。
(女子だからソロリティのメタファーと言った方がいいかな?)
フラタニティというのは簡単に言えば学生寮のことですが、社交クラブ的なもので、
日本では馴染みが薄いですが、有名な例では『モンスターズ・ユニバーシティ』で
サリーとマイクが所属した落ちこぼれサークルのウーズマ・カッパや、
ライバルのエリートたちが揃うロアー・オメガー・ロアーなんかがフラタニティで、
極端に言ってしまえば類友集団って感じですかね。

本作に更に近い例だと『ハリー・ポッター』のホグワーツの寮に似ています。
組み分け帽が勇敢な新入生はグリフィンドール、狡猾な新入生はスリザリン、
優しい新入生はハッフルパフ、賢い新入生はレイブンクローに強制的に配分されますが
本作もまさにそんな感じで、適性テストの結果で、勇敢な者はドーントレス(勇敢)、
正直者はキャンター(高潔)、優しき者はアミティー(平和)、
賢き者はエリュダイト(博学)、献身的な者はアブネゲーション(無欲)に配分されます。
優しいアミティーと献身的なアブネゲーションなんて、ほとんど同じような適性に思うし、
なぜ属性がその5つなのか、ちょっと釈然としないものはありますね。

まぁ組み分け帽と違って、本作の適性テストの場合は、翌日に選択の儀式があり、
テストの結果に関係なく自分でどのファクションに所属するか決めれるので、
別にアミティー属性の人がアブネゲーションを選んでも問題ありません。
ただ自分で決めれるなら、人気のファクションに人が集中しそうですよね。
ドーントレスは軍事・警察、キャンターは司法職、アミティーは農業、
エリュダイトは教育・研究職、アブネゲーションは政治家と、
就ける職業も決まっているので尚更です。
全員公務員のはずだし、貨幣もないはずなので賃金格差もないと思われるので、
ボクは農業のアミティーが一番いいと思うけど、軍事のドーントレスは絶対に嫌。
というか、16歳でわざわざ危険な軍隊に志願する奴なんて相当珍しいはずですが、
主人公のベアトリスはなぜかドーントレスを選ぶんですよね…。
というか、そんな5種類の職業だけで社会が回るはずないです。
例えば建設業もないのに誰が家を建てるのか…。
あ、そうか、だから『北斗の拳』の世紀末の街みたいな風景なのか。

更に奇妙な設定は、ファクション毎に性格が固定化されていることです。
性格よりも習性と言うべきか、例えば正直者のキャンターに所属すると、
嘘をつくことが出来なくなり、思たことをそのまま口にしてしまったり、
博学のエリュダイトに所属すると、プライドが高くなり、人を見下すようになります。
そんな習性の人が、それに適合したファクションに必ずしも属するわけじゃないのに…。
結婚もファクション内で行われるので、子どもは16歳まで親のファクションに属しますが、
適性テストで95%は親と同じ適正になるそうですが、転向組はかなり多いので、
各ファクションで習性の不一致は多発しそうな気がするのですが、
所属したら後天的に習性が変化するなんて、どう考えてもおかしいです。
なおベアトリスはアブネゲーションで生まれ育ちましたが、
選択の儀式でドーントレスに転向しました。

その5つのファクションの他にダイバージェント(異端者)と、
ファクションレス(無派閥)という者たちもいます。
ダイバージェントは適性テストでどの適性にも当てはまらなかった者で、
なぜだかわかりませんが危険分子として扱われ、抹殺の対象になります。
ベアトリスの適正はダイバージェントだったのですが、彼女はそれを隠し、
適性がドーントレスだったふりをしてドーントレスに所属します。
ベアトリスの適性テストの様子も描かれてましたが、
妙な行動もしてなかったのに、あれでどうしてダイバージェントと判定されるのか…。
あれでダイバージェントになるなら、ダイバージェントなんて腐るほどいそうです。
ファクションレスはその名の通りファクションに属していない人たちで、
一度どこかのファクションに属したものの、ミスマッチで脱落した人たち。
再チャレンジは認められない世界のようで、一生無職で暮らすことになり、
無法者扱いを受け、警察であるドーントレスから取り締まられています。
ところが、どう考えても最も脱落者を輩出しているのはドーントレスです。
作中でも新所属者の半分はカットと称して脱落させており、
治安を守るためのファクションのくせにどうにも納得できない設定です。

とにかく設定が滅茶苦茶な本作ですが、要はフラタニティのメタファーなので、
大事なのは派閥の存在で、細かい設定は雑に作られているのでしょう。
ここまで納得し難いのは珍しいけど、SFの設定なんて多少の疑問は仕方ないので、
ある程度の矛盾には目を瞑って、物語を楽しもうと思ったのですが、
この物語がなんとも平凡な青春ロマンスで…。
簡単に言えば部活の先輩に恋した女子新入生の物語を、SF風に描いただけです。
でも終盤で、派閥闘争によるある大事件が勃発するのですが、
そこまでがとにかく長くて、意味のない物語が延々と続き、
やっと物語が動き出したと思った頃には集中力も弛みきって、
もう続きは続編でいいから、早く終わらないかなと感じる始末です。
なにしろ上映時間が約2時間20分もありますから、実際に長い映画ですが、
前半で延々と(しかも全く納得できない)世界観の説明をされて、
中盤で平凡な学園もの青春ロマンスを見せられて、やっと終盤に事件が始まるので、
体感時間は3時間を超えているように思えるほど退屈な作品でした。
以下、ネタバレ注意です。

主人公ベアトリスは、16歳の適性テストでダイバージェントと判定させるも、
試験官の計らいで出身と同じアブネゲーションに改竄してもらいます。
ところが選択の儀式で、彼女はなぜかドーントレスを選択し、所属するのです。
ドーントレスの連中は野蛮で暴力的だし、街中を奇声を上げながら走り回り、
すぐに高いところによじ登り始める、馬鹿と煙はなんとやらな奴らで、
ベアトリスが彼らの何に惹かれたのか全くわかりません。
ドーントレスに所属し、彼らのピットと呼ばれる宿舎に向かう途中で、
ベアトリスら新入生にさっそく脳筋どもの洗礼が待っています。
鉄道の陸橋によじ登り、走っている列車に飛び乗れと言うのです。
それに失敗すれば即脱落でファクションレスになってしまいます。
そこは何とかクリアしますが、次はピット入口の深い竪穴に飛び降りろとの無茶ぶり。
しかしベアトリスはなぜか真っ先に飛び降ります。
ダイバージェント適性の彼女ですが、実はドーントレス適性…、
いや、脳筋適性も新入生の誰よりも高そうな気がしました。

新入生の部屋は男女共用の大部屋で、トイレにもシャワーにも壁がなく、
特に女子には刑務所よりも酷い環境です。
これでドーントレスに志願する奴がいるんだから不思議です。
ドーントレスは軍隊なので、日々厳しい訓練もあるのですが、
訓練はフィジカルとメンタルの二段階あり、各段階で下位の者はカット(脱落)となり、
即ファクションレスになってしまう、かなり厳しい試練です。
フィジカル訓練だけでも下位1/3がカットされるという滅茶苦茶なもので、
前述のように、治安維持が責務なのに治安を悪化させるファクションレスを
量産するようなことをするなんて頭がおかしいんじゃないかと思いますが、
彼らは脳筋なので、実際に頭がおかしいんでしょうね。
アブネゲーションでのほほんと育ったベアトリスには体力がなく、
フィジカル訓練ではずっと下位を抜け出せず、一度は脱落も経験しますが、
サバゲーで敵チームの旗を取ったことが評価され、ギリギリ合格します。
サバゲーは体力は関係ないし、相手は脳筋だから楽勝でしょう。

続いて第二段階のメンタル訓練に入るのですが、
導入剤によって怖い幻覚を見せる臨床訓練です。
ベアトリスはここでは高得点を何度も叩き出しますが、
その秘訣は怖い幻覚を「これは現実じゃない」と自分に言い聞かせることです。
なんとも当たり前な方法ですが、他の脳筋たちにはその程度の考えも及ばないのか…。
彼女の順位が上がることで、脱落を恐れた下位の同期から襲われることも…。
でも彼女を依怙贔屓してくれる先輩フォーのお陰で助かります。
(後に襲った同期は投身自殺しますが、自殺なんて死に方、勇敢が聞いて呆れます。)
そんなドーントレスとは適性の合わない彼女が、時にはフォーに助けられたり、
時には適性が合わないことを逆手に取ったりしながら、
厳しい訓練をクリアしていくサクセスストーリーな中盤の展開ですが、
そもそもドーントレスが何のために訓練しているのかがわかりません。
もちろん軍隊なので戦うための訓練ですが、全人類はシカゴにいるはずなので、
攻めてくる敵なんて地球上のどこにもいませんからね。
何に備えて戦うための訓練なんてしているのか全く理解できません。
シカゴの周りも高いフェンスで囲われており、そこから外を監視するのも
ドーントレスの仕事のようですが、外に人間以外の外敵でもいるのかな?
…と思いきや、フェンスの外ではアミティーが畑を作り農作業していて、
別に危険もなさそうで、そもそもフェンスの存在理由もわかりません。
目的のわからない訓練の様子を延々と見せられても、面白いはずがないです。

青春ロマンスについてですが、もちろんベアトリスのお相手は、
依怙贔屓してくれる先輩フォーです。
一緒に訓練の稽古をするうちに、ベタに恋愛関係になるのですが、
『トワイライト』や『ハンガーゲーム』はもちろん、この手のヤングアダルト作品だと、
主人公の女ひとりを男二人が取り合う三角関係になるものですが、
本作にはフォーの恋のライバルは現れないんですよね。
三角関係はホントにもう飽き飽きだったので、そうならないのは評価したいけど、
三角関係すらもないため、全く障害もなく、盛り上がらないロマンスになっていて…。
こんなことなら、ただでさえ長い映画なのにロマンスを盛り込む必要はないです。

フォーはベアトリスと同じくアブネゲーション出身だったみたいですが、
どうやら幼少期に父親マーカスから虐待されていたみたいで、
それがスキャンダルになり、エリュダイトから追及されているみたいです。
エリュダイトは政権を担うアブネゲーションから政権を奪おうと考えています。
まぁアブネゲーションに所属するというだけで、選挙もなく政権を取られるんじゃ、
プライドの高いエリュダイトとしては面白くない気持ちもわかりますよね。
というか、そもそも無欲なアブネゲーションに政治なんてできるはずないですよ。
福祉ばかりに力を入れて、国益なんて考えることはできませんからね。
アブネゲーションはファクションレスの連中にも施しを行っていて、
それをエリュダイトは「ファクションのシステムを破壊する行為だ」と考えています。
ファクションのシステムのお陰で、社会は戦争がなく平和だと思っているからです。
更にアブネゲーションがダイバージェントも匿っているのではないかと疑っていますが、
エリュダイトはダイバージェント探しにも躍起になっているのです。
そんなことは治安を司るドーントレスの仕事だろと思うのですが、
なぜエリュダイトが殊更ダイバージェントを危険視しているのか、
もう少し具体的な危険性を示してくれないと納得できません。
別に超能力が使えるわけでもない、普通の人間なのに…。

エリュダイトは戦争がなく平和な社会を守るために、皮肉にも戦争を始めます。
導入剤で洗脳したドーントレスに、アブネゲーションを皆殺しにさせようとするのです。
賢いはずのエリュダイトですが、まさかここまで馬鹿だとは…。
政権を奪うだけなら、そんな残虐なことをする必要は全くありません。
ドーントレスを洗脳できるのであれば、同じ方法でアブネゲーションを洗脳すればいい。
まぁ脳筋のドーントレスよりは騙されにくいかもしれませんが、
他にもエリュダイト出身者を選択の儀式で大量に送り込み、内から乗っ取るとか、
簡単に政権を取る方法はいくらでもあるはずです。
それを老若男女問わず皆殺しにするって、博学が聞いて呆れます。

メンタル訓練も合格し、ドーントレスの正式メンバーになったベアトリスも、
導入剤を射たれますが、ダイバージェントだからなのか操られません。
フォーも射たれますが、なぜか彼も効果がなく、彼もダイバージェントなのかな?
この辺りは長すぎて集中力が切れていたので、ちょっとハッキリしないです。
2人は操られているふりをしながらアブネゲーションの村まで行き、
ベアトリスの両親を探すのですが、その途中でフォーは捕まってしまいます。
ベアトリスも捕まり銃殺刑にされかけますが、そこに助けに来たのがなんと母親。
拳銃でドーントレスの兵士を撃ち殺しながら猛ダッシュしてくる彼女の姿は、
意外すぎてちょっと吹き出しちゃいました。
その後もベアトリスと共闘し、獅子奮迅の活躍を見せます。
彼女は元ドーントレスだったようで、戦闘にも慣れているみたいです。
メンタル試験の内容も知っているようだったので、いわゆる転向組ではなく、
16歳以降にドーントレスに所属していたはずで、なぜ今はアブネゲーションにいるのか、
その経緯が気になりましたが、それを語る前に彼女は被弾し死んでしまいます。

母親が死んじゃう展開もちょっと意外でしたが、その後、ベアトリスは父親と合流し、
ドーントレスの洗脳を解くためにピットにある制御室に向かうのですが、
そこで父親も被弾して死んじゃいます。
同期のウィルも撃ち殺しちゃったし、なんだかシリーズ一作目にして、
重要そうな人物が次々と死んじゃって、この先大丈夫か?と思いました。
なお、ベアトリスの家族は両親の他に(たぶん)双子の兄ケレイブがいます。
彼も選択の儀式で出身のアブネゲーションではなく、
天敵エリュダイトを選んだ裏切り者ですが、エリュダイトに不信を抱き、
両親のもとに戻ってきていたそうで、戦争ではベアトリスとも行動を共にします。
両親は死んじゃいましたが、兄ケレイブは生き残りました。

制御室に潜入したベアトリスは、操られ襲ってきたフォーを愛の力で目覚めさせます。
フィジカル訓練をギリギリで合格したベアトリスが、訓練トップ成績のフォーと
互角に戦っていたのはちょっとあり得ないと思うのだけど…。
ベアトリスはフォーを助けた後、エリュダイトの首謀者ジェニーンに導入剤を射ち、
彼女を操ってドーントレスの洗脳を解除させるのです。
アブネゲーションを襲っていたドーントレスは我に返り、戦争は終わります。
そしてベアトリスやフォーたちは、列車に飛び乗って逃げて、続編に続きます。
うーん、正直これ以上観る価値もないとは思うのですが、
来年公開の続編『インサージェント』もきっと全米1位だろうし、観ることになるかな。
まぁ今後、面白くなる可能性だってあるかもしれないしね。
最終章『オリジェント』は、『トワイライト』『ハンガーゲーム』の悪しき商法に倣い、
前後編にして、前編は再来年、後編は三年後の公開になるみたいです。
そこまで本シリーズに付き合う覚悟がない人は、本作を観るだけ無駄です。

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  • 2015/03/28(土) 16:13:39 |
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Re: 非公開コメント

ご意見ありがとうございます。
自分の気に入った映画が酷評される気持ちは、
ボク自身もよく味わうことなのでわかるのですが、
あなたの仰るように、人それぞれの感じ方の問題なので仕方ないです。
たしかに本作にはいいところも全くないわけではないし、
この感想は辛口すぎるかもしれません。
でもボクは本作が気に入らないので、他の人にも観てほしくないし、
興味を持たれると嫌なので、少しでも褒めたくないです。
まぁウチ程度の場末のブログの感想では大して影響力はないですが。

続編『インサージェント』も先週末に全米公開され、
見事ボックスオフィス首位スタートになったみたいです。
それが面白ければ、前作である本作の評価も変わるかもしれませんが、
どうやらレビューは芳しくないみたいで、期待薄かも。

  • 2015/03/28(土) 23:19:39 |
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