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ターミネーター4

去年公開されるはずだった『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の公開延期理由が、
2009年夏映画の強化ってことだったので、2009年のハリウッド映画はあんまり
期待できないんじゃないかと思っていたんだけど、蓋を開けてみたらかなり大作揃い。
内容も面白いものが多そうだし、ハリポを延期する必要なかったような気もします。
日本の夏休み映画はちょっと微妙そうですが…。

ターミネーター4

2009年6月13日日本公開。
大ヒットSFアクション映画『ターミネーター』シリーズの続編3部作第一弾。

“審判の日”から10年後の2018年。人類軍の指導者となり、機械軍と戦うことを幼いころから運命づけられてきたジョン・コナー(クリスチャン・ベイル)。今や30代となった彼は、人類滅亡をもくろむスカイネットの猛攻が開始されようとする中、ついに人類軍のリーダーとして立ち上がることになる。

待ちに待った『ターミネーター』シリーズの最新作。
『ターミネーター2』(T2)は、子供の頃観すぎて観飽きたほど大好きです。
でも8年の時を経て公開された『ターミネーター3』(T3)にはガッカリしたものです。
前作の価値すら貶めかねない蛇足な作品で…。
そう思った人も多かったのかどうかは知りませんが、アメリカのテレビドラマの
『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』(TSCC)はT2をなかった事にした話。
でもこれはこれでイマイチでした。(まだ完結してませんが…。)
本作(T4)はT3の続編で、TSCCは関係ないとのこと。
ちょっと安心したけど、"どうせならT3もなかった事にすればいいのに…"
…なんて思いながら観に行きましたが、これが予想以上に良かったです。
T3の設定もうまく取り入れられていて、"T2とT4を繋ぐ話としてはT3もありかな?"
…と思わせてくれます。
ジョン・コナーの妻ケイト(ブライス・ダラス・ハワード)や燃料電池など、
T4の大切な設定はT3を基にしているものが多いです。
T3で初登場した最初のターミネーター"T-1"もちょこっと再登場しますよ。
何気にT3って、最重要キーワードである"審判の日"を描いた作品だし、
おさらい必須の重要な作品だったのかも?
本作で30代のジョン・コナーを演じたクリスチャン・ベイルも、
T2のジョン役のエドワード・ファーロングの端正な容姿から比べると違和感あるけど、
T3のジョン役のニック・スタールを間に挟むと、納得する老け方です。

さて、本作の主役はジョンということになってますが、実際は違います。
半分人間、半分機械の謎の男、マーカス(サム・ワーシントン)がメインです。
彼は元死刑囚で、死刑で一度死んだが半分機械人間として蘇ったサイボーグ。
本作の原題は『ターミネーター4』じゃなくて『Terminator Salvation』。
サルベーションとは"神の救い"って意味なんだそうですが、
本作は人間と機械の戦争を背景に、マーカスの魂の救済が描かれるストーリーです。

本作はフィルムが感光しちゃったような独特の映像ですが、それによって白が映えて、
退廃的で美しい映像に仕上がっています。
旧3部作から比べると映像技術も時代背景も全然違って、全く別の映画のようですが、
工場のような場所でのラストバトルとか、大型トラックでのカーチェイスとか、
何気にターミネーターではお約束のシーンも多いです。
この監督はT2を観て監督を志したらしいけど、大ファンなんですね。愛を感じます。
なによりもT-800こと、シュワちゃんの登場に感激です。
ダダンダンダダン♪ダダンダンダダン♪…ちょっと泣きそうになりました。
シュワちゃんは公務で忙しいらしく、CGでの登場でしたが、
T1の頃の若々しいシュワちゃんが見事に再現されてます。
『ベンジャミン・バトン』で若いブラピを再現したのと似たような技術でしょうが、
いやぁ、CGの進化はもの凄いですね。
とはいえ、まだ思いのまま使えるような技術ではないらしく、早々に外皮を剥がれて、
お馴染みのガイコツロボになってしまうのがちょっと残念…。
低予算のT1の頃はガイコツロボのシーンはストップモーションアニメだったらしく、
いかに全体像を見せないように誤魔化すかに苦慮していたように感じましたが、
今となっては逆ですね。ちょっと感慨深いかも…。
声の出演だけですがサラ・コナー役リンダ・ハミルトンの起用もツボを心得てます。

シュワちゃんことT-800やT-1以外にも様々な種類のターミネーターが登場。
バイク型のやつやトランスフォーマーみたいなやつなど、どれも魅力的ですが、
なによりもT-800のプロトタイプ、T-600がデカくて無骨で最高です。
時を経るごとにターミネーターは洗練されていくけど、次回作でも活躍してほしい。
次はT-800とT-1000が主流だろうから登場しないかな?
でも兵器って結局人型じゃない方が強いですね。

本作は旧三部作の後日譚だけど前日譚でもあります。
なので『スターウォーズ』の新三部作でアナキンがどうなるかは皆知っていたように、
ジョンの運命や戦争の顛末はほとんどのお客さんが知っています。
でも、マーカスはジョンの知る未来には存在しないはずのイレギュラーな存在。
彼の存在がT-800の完成を早めたような感じだし、これで正史から脱線しました。
もうどう展開するか予想が出来ません。
特に今後登場するであろうタイムマシンによるパラドックスをどう解決するのか…、
見終わった後に一緒に行った子とアレコレ予想しあいましたが、それが楽しいですね。
続編『ターミネーター5』は2011年になるらしいけど、また楽しみが増えました。

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