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オール・ユー・ニード・イズ・キル

今週発売の『ファミ通』を読んでいたら、とても気になる記事を2つ見つけました。
ひとつはゴジラの新しいゲームソフト『ゴジラ-GODZILLA-』が今冬発売されることです。
なんとハリウッドリメイク版『GODZILLA ゴジラ』のゴジラも登場するらしく、
ゴジラファンのボクとしてはとても気になる作品ですが、
如何せん不安なのは、バンダイナムコゲームスから発売されること…。
バンナムのゲームは出来不出来が激しい(不出来の方が多い)のも不安ですが、
やはり何よりも不安なのは、バンナムの拝金主義です。
主要ターゲットは大人だし、きっと課金DLCだらけになると思われ、
どうせ「ハリウッド版ゴジラ使用権は600円でダウンロード」って感じですよ。
ゴジラゲームの中では『ゴジラ 列島震撼』が好きなので、セガがよかったです。

もうひとつ気になったのは来年1月15日発売予定の
『LEGO(R) マーベルスーパーヒーローズ ザ・ゲーム』の記事です。
アベンジャーズの面々はもちろん、X-MENやFF4の面々、スパイダーマンも登場し、
マーベルファンのボクとしてはこれもとても気になるのですが、
如何せん不安なのは、ワーナーゲームスから発売されること…。
ワーナーのゲームは『インジャスティス』しかプレイしてませんが、
やっぱり映画屋さんなのか、映像は綺麗でもゲーム性がいまいちな印象でした。
それにしてもDCコミックを擁するワーナーが、
ライバルのマーベルコミックのゲームを作ったりもするんですね。
まぁLEGO(R)のゲームのつもりで作るだけかもしれませんが、
このゲームよりも先行して発売(今年11月6日予定)となる
DCのバットマンも登場する『レゴ(R)ムービー ザ・ゲーム』より手を抜きそうな…。
なんだかんだで、どっちも買うけどね。

ということで、今日はゲームのようなワーナー映画の感想です。

オール・ユー・ニード・イズ・キル
Edge of Tomorrow

2014年7月4日日本公開。
トム・クルーズ主演のSFアクション映画。

近未来の地球。侵略者の激しい攻撃に、人類の軍事力ではもはや太刀打ちできなくなっていた。対侵略者の任務に就いたウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、戦闘によって亡くなる。しかし、タイムループの世界にとらわれ、戦闘と死を繰り返す。そんな中、特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)と出会ったケイジは、彼女と一緒に何度も戦闘と死を繰り返しながら戦闘技術を向上させ……。(シネマトゥデイより)



本作は日本の小説を原作にしたハリウッド超大作です。
日本人としてはそれだけでもちょっと嬉しいですが、恥ずかしながらボクは、
この原作小説のことは本作の公開が決まるまで存在も知りませんでした。
桜坂洋という作家のライトノベル『All You Need Is Kill』が原作だそうです。
ボクはライトノベルを正直バカにしているので、全く関心がないのですが、
中にはこうしてハリウッドからも注目されるような作品もあったとは、
ちょっとライトノベルを見直しました。
でも本作の原題は『Edge of Tomorrow』なんですよね。
原作が端から英語のタイトルなのに、違う英語のタイトルに改められちゃうのは、
なんだかちょとカッコ悪いような気がします。
もちろん「All You Need Is Kill」という原作小説のタイトルは、
ビートルズの「All You Need Is Love(愛こそはすべて)」のパロディですが、
このネタはアメリカ人にはウケなかったみたいです。
邦題は原作小説のタイトルに戻りましたが、改変されたタイトルが原題というのは、
なんだかちょっと違和感のある状態ですね。
なお原作者の桜坂洋は本作にモブキャラとして出演しているそうです。
顔も知らないので、どこで登場したのかはわかりませんが…。

日本原作ということで興行的成功も願わずにはいられない本作ですが、
全米では初登場3位とちょっと微妙なスタートでした。
でも海外ではかなりヒットし、世界興収は3億ドルを突破しているので、
1.7億ドルの製作費も回収し、興行的にも十分成功したと言えるのではないでしょうか。
特にヒットした国が中国、韓国、ロシアですが、なぜか反日国家ほどヒットしてますね。
日本の小説が原作なのを伏せて公開しているのでしょうか。
でもやはり気になるのは日本での興行です。
日本が原作のハリウッド映画なんてなかなかないことなので、
それに報いる成績を残してほしいと願っています。
…いや、『GODZILLA』も『オールド・ボーイ』も『トランスフォーマー』も日本原作だし、
日本原作のハリウッド映画がなかなかないわけでもないですね。

とはいえ、やっぱり日本でヒットしてほしいのは事実です。
今週は先行上映なので、ランキングには反映されないと思いますが、
せめて韓国なみの興収30億円には到達してほしいです。(かなり厳しいですが…。)
近未来、宇宙からの侵略者「ギタイ」と統合防衛軍が戦うフランスを舞台に、
米軍の元メディア担当で戦闘経験のないケイジ少佐がタイムループに巻き込まれ、
何度も戦死し同じ日を繰り返しながら勝利を目指す、という内容ですが、
日本の観客に対する目配せ的演出が多い作品でした。
統合防衛軍は70か国からなる地球防衛軍ですが、
日本兵も多いのか、訓練場では日本語が飛び交っていたりもしますし、
本作の目玉兵器である機動スーツは日本語のオペレーションシステムが付いていて、
特に序盤はハリウッド映画なのに日本語に触れる機会が多く、親しみを感じます。
なので本作はぜひオリジナル音声の字幕版で観てほしいです。
『GODZIILA』のように、主要登場人物に日本人がいないのは悔やまれますが、
下手に非日本人のアジア人俳優が日本人役でキャスティングされるよりマシですね。
それにトム・クルーズ演じる主人公の名前「ケイジ」も、
原作の主人公の日本人の名前からそのまま命名されているコダワリようです。
まぁ原作はキリヤ・ケイジですが、本作はアメリカ人のウィリアム・ケイジなので、
ファーストネームがファミリーネームに変更されてますけどね。

アニメならまだしも日本でSFを実写映像化するとロクなことにならないので、
こうしてハリウッドが映画化してくれるのはとても有難いです。
ただハリウッド映画化では毎度のことですが、内容はかなり改変されているようです。
原作を読んでいないので何とも言えませんが、本作は巧く改変した方じゃないかな?
小畑健によりコミカライズされたものを序盤だけ試し読みしましたが、
それが原作に忠実だとすれば、本作の方が格段に面白くなっている気がしたので。
どうやら何度も何度も脚本の改訂をしたそうなので、
きっとその度に原型からは離れていったのではないかと思われます。
ただし本作の最も興味深い設定は「ループもの」であることなので、
そこさえ残しておけば他はどこを変えても興味深い物語になったでしょう。

「ループもの」といえば一昔前に日本のサブカル作品で大流行したジャンルで、
ゲーム『ひぐらしのなく頃に』、ライトノベル『涼宮ハルヒの憂鬱』の「エンドレスエイト」、
アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』などで扱われ、オタク以外からも注目された、
とても日本らしいジャンルだと思います。
といってもボクはその3作くらいしか「ループもの」をすぐに思い出せませんが…。
そんなボクの知る限りでは、多くの「ループもの」の展開は、
主人公がループに気付いていないことが多いような印象があります。
(実際にはサブキャラがタイムループしているパターンが多いです。)
その点、本作は主人公がタイムループに気付いており、
その経験を活かしてループからの脱出を図るという展開が新鮮でした。
新鮮だけど馴染みも感じるのは、テレビゲームをしている感覚に近いからかも。
例えば『ロックマン』の初見殺しの落とし穴をコンテニューを繰り返してクリアする感じで、
如何にもゲーム大国の日本が原作の作品だなという印象です。
以下、ネタバレ注意です。

5年前、謎のエイリアン「ギタイ」が地球に飛来し、地球上の国が次々と侵略されます。
しかし防衛軍は外骨格の戦闘用機動スーツを開発して兵士に装着させ、
ヴェルダン戦線で女軍曹リタの大活躍で初勝利し、反撃の狼煙を上げます。
防衛軍は本部があるロンドンに迫りくるギタイの軍勢を、
フランスの沿岸で撃退しようと総力をあげた「殲滅大作戦」にうって出ることに。
決戦を目前にしたある日、志願兵を募るメディア担当の将校ケイジ少佐は、
防衛軍将軍から前線で殲滅大作戦の広報映像を撮影するように命令されますが、
戦闘経験がなく臆病者のケイジは命令を拒否するのですが、将軍の逆鱗に触れ、
脱走兵扱いされて、テーザーガンで撃たれ、気絶したまま連行されます。
目を覚ました彼がいたのはヒースロー空港の訓練基地で、
二等兵として精鋭J分隊に加わり、殲滅大作戦に参戦することを強要されるのです。
ケイジは血を見るのも怖いヘタレですが、こんな情けないトム・クルーズは珍くて、
戦場に無理やり連れて行かれテンパりまくる彼の姿は滑稽で面白いです。
でもこんなダメ兵士を精鋭部隊に加え、高性能な機動スーツを与えるなんて、
なんて無駄なことをするんだろうと思っちゃいますね。

戦場のフランスの海岸に着くなり、待ち伏せしていたギタイの襲撃を受けます。
ヴェルダン戦線を勝利に導いた女軍曹のリタも、ケイジの目の前でギタイに殺され、
仲間の兵士たちも必死に戦い次々と死んでいく中で、彼は逃げの一手。
それもそのはず、彼は銃の安全装置の外しかたも知らず、攻撃できないのです。
ケイジはギタイの中でもひとまわり大きな個体に襲われ、死を覚悟した彼は、
そのギタイを巻き込んで対人地雷で自爆して死にます。
ところが彼が気が付くと、訓練基地に連行されて目を覚ました時間にまで戻っており、
またしても殲滅大作戦に派兵されることになるのです。
ケイジは何度死んでもその時間まで戻るタイムループ能力を身に着けてしまいます。
生き返れてラッキーですが、何度も行きたくない前線に送られて、
死の恐怖を味わうことになるなんて死ぬよりも辛そうです。

2回目の戦場では、経験を活かして1回目で目の前で殺された女軍曹リタを助けるも、
彼女から機動スーツのバッテリーを奪われて戦闘不能で死亡します。
3回目では自軍の輸送機に墜落されて死ぬ兵士を身を挺して助けて死亡。
4回目は自軍の軍用車に撥ねられて死亡します。
ギタイとの戦いではなく、2連続で自軍機の事故で死んでちゃ世話ないです。
5回目はまたしてもリタを助けようとするのですが、失敗してギタイに殺されます。
2回目に恩を仇で返すような仕打ちを受けたのに、また助けに行くなんてね…。
しかし死の間際、リタから「目覚めたら私を捜して」と意味深な言葉をかけられ、
6回目のループで目覚めたケイジは、訓練を抜け出しリタに会いに行きますが、
その途中で自軍の軍用車に轢かれて死んでしまい、結局会えたのは7回目です。
毎度毎度、ロクな死に方しないダメな奴ですが、そこがまた面白いです。
ただ、まだ死亡回数が一桁なのに、もう死ぬことに慣れてしまっているのは、
ちょっと如何なものかと思いますね。
早くも残機が無限のテレビゲームのように死が軽くなり、緊張感に欠けます。
まぁ死ぬ回数と経験値が比例するので、死がネガティブじゃないのは仕方ないけど。

ケイジはリタに会い話を聞くと、彼女もヴェルダン戦線でループを経験したそうで…。
そのお陰で初勝利に貢献するも、今は能力が失われたようです。
ギタイとは1個の有機体で、戦場にいる一般的なギタイを「ドローン」、
ひとまわり大きなギタイを「アルファ」、ブレーンのギタイを「オメガ」と言い、
地球上のどこかにいるオメガを探し出し破壊すれば全てのギタイは沈黙するようです。
オメガは時間を操ることが出来、アルファを撃破されるとループを起こすのですが、
アルファの血を浴びてしまった者にもループの能力が得られるようで、
ケイジが1回目の戦闘で自爆に巻き込んだのがアルファだったみたいですね。
たぶんアルファの血が自分の血と混ざり、能力が発現できるようなので、
血を取り換えると能力は失われるため、輸血をすればループから解放されます。

普通の「ループもの」はループの原因と脱出方法を探すのが大変なのに、
本作では意外とあっさりとそのどちらも判明しちゃうんですね。
そのためか、ケイジはループから早く脱出したいとは考えず、
このループを利用してオメガを探して破壊しようと考えます。
ループができる者は、オメガの居場所が幻覚を通じてわかるようになるため、
ケイジがその場所を特定し、そこにリタを案内することになり、
そのための準備として、リタがケイジに戦闘の特訓を付けるのです。
しかし特訓中に少しでも負傷すると、リタから殺されて強制的にループします。
怪我で輸血すれば能力が失われるし、訓練不能になれば時間の無駄だからかな?
でも別にケイジを殺したからと言って、リタもループするわけじゃなく、
ケイジの死んだ後のパラレルワールドに残されることになるだけだと思うのですが、
SFのタイムパラドックスをあまり深く追求するのは野暮かな?
何度もリタに殺されながらもループを重ね、訓練した回数だけ経験値が増し、
死ぬたびにどんどん強くなるケイジ。
ループでは戦闘の技術的なことは引き継げるけど、肉体の強化は引き継げないので、
そのために機動スーツを装着するという設定があるわけですね。
エイリアンとの戦争なんかじゃなくて、人間同士の戦争でループものをやる方が
面白いものになると思うけど、機動スーツのためにSFにする必然性があったのかも。

ついにオメガの幻覚を見て、オメガがドイツのクルネラ・ダムにいると特定しますが、
そこに行くにはフランスの海岸でのギタイとの戦闘から2人で抜け出す必要があります。
ギタイの猛攻を全て避けて逃げ出すのはかなり困難ですが、
ループを使ってトライ&エラーを繰り返し、何度も死にながらも最善の脱出経路を模索し、
なんとか戦場から抜け出すことができるのです。
ギタイ個々の攻撃パターンも毎回一緒なので、それを細かく記憶すれば、
全ての攻撃を避けられるわけですが、そんなのかなりの記憶力がないと無理ですよね。
メモを残してもそれがループで引き継げるわけじゃないし、全部暗記ですからね。
まぁそのパターンが体に染みつくほど途方もないループを繰り返したのかも?
ボクも初めのうちはループ回数を数えてましたが、もう何度目かはわかりません。
そもそも全く描かれていないループも数多くあるみたいだし…。
それに攻撃パターンが毎回一緒って、バタフライ効果で多少は変わりそうなものですが。

戦場から抜け出したケイジとリタは、放置してあったミニバンに乗り込み、
ダムを目指すのですが、フランスの沿岸からドイツまで車で移動する気か?
…と思ったら、途中で農場を発見し、そこの農薬散布用ヘリを使うみたいです。
ところがヘリにリタが乗り込むと、何度ループで対策を講じて足掻こうが、
彼女がギタイに殺される結末しかないとケイジは気付きます。
それをいくら説明しても、リタはどうしてもヘリに乗りたがるので彼は悩みます。
ふと思ったのですが、戦場にいるアルファの血をリタも浴びればいいのでは?
そうすれば彼女も記憶を引き継いで過去に戻れますよね。
いや、それだとケイジとは別ルートのパラレルワールドが生まれるだけかな。
ややこしいので、これもあまり深く考えないことにします。
困ったケイジは、またループしてリタに会わずにひとりでダムに行くことに。
なるほど、別にオメガを破壊するのがリタである必要ないもんね。
正直リタなんて、情報さえもらった後は単なるお荷物ですもんね。
ところがケイジがひとりで乗り込んだダムにはオメガの姿はなく、
幻覚は罠で、待ち伏せていたアルファから殺されます。
幻覚云々の設定は、ご都合主義すぎるだろうと思っていたので、
それが罠だとわかり、それならあり得ると妙に納得しちゃいました。

しかしその直後、幻覚に負けず劣らずご都合主義な設定が追加されます。
ケイジが幻覚は罠だとリタに報告すると、
彼女はオメガとアルファの交信波を傍受できるトラポンがあると言い出すのです。
それをループ能力者が使うと、オメガの本当の居場所が特定できると…。
そんなものがあるなら、もっと早く教えてくれよって感じですよね。
そのトラポンは例の防衛軍将軍が保管しているらしく、2人は本部に忍び込み、
将軍を説得してトラポンを譲り受けます。
ただ本部に忍び込んで説得するだけですが、これもかなり難しいようで、
やはりループを繰り返し、何度もトライ&エラーした末に成功します。
もちろん将軍はケイジのループ能力なんて与太話だと思ってて信用してませんから、
ただ説得するだけでも何度もループを使用して、やっとトラポンを手に入れます。
でもトラポンの機能も信じてない将軍が、なぜそれを大事に金庫に保管しているのか…。

トラポンを手に入れ本部を出た2人ですが、やっぱり将軍は2人を信じてなかったようで、
機動スーツを装着した兵士たちの襲撃を受けます。
逃げながらもトラポンを使用し、オメガの居場所がルーヴル美術館だと特定しますが、
ケイジは追手の兵士の攻撃を受けてしまい…。
でも場所は特定できたし、その時に殺されてまたループできれば問題なかったけど、
中途半端に負傷して気絶しただけで、死ぬことはできなかったようで、
目が覚めると病院のベッドの上で、あろうことか治療され輸血まで受けていたのでした。
これによりケイジのループ能力は失われてしまい、
次死ねばゲームオーバーの残機ゼロの状態です。
ここからルーヴルに乗り込んでクライマックスのバトルに突入しますから、
緊迫感のなくなるループ能力はその前に失われて当然ですね。
ただ、本当に能力が失われたかどうかはケイジの自己判断でしかなく、
試すわけにはいかないが、確信がないので完璧に緊迫感っが戻ったとはいえず…。

ケイジは一緒にルーヴルに乗り込んでくれる戦力が必要だと考え、
自分の所属するJ分隊の仲間に協力を要請しますが、
やはり彼の与太話なんて真に受けてくれるはずもなく…。
しかし兵士から「ヴェルダンの女神」と崇められるリタの鶴の一声で、
J分隊は協力を快諾し、基地から輸送機を勝手に持ち出し、ルーヴルを目指します。
そんなことができるならドイツのダムに行った時もそうすればよかったのにね。
せっかく同行してくれたJ分隊ですが、オメガを守るギタイの猛攻に為す術もなく、
多少の囮の価値はあったけど、正直あまり役に立ってないような…。
もうひとつ拍子抜けしたのは、着陸時にケイジがセーヌ川に転落し、
このままだと沈んじゃうために機動スーツを脱いでしまったことです。
機動スーツ脱いだケイジなんて、経験はあるが身体能力ゼロのひ弱な将校のはずで、
クライマックスの激しいアクションができるはずないんですけどね。
それに単純に本作の目玉兵器である機動スーツには、
クライマックスでも活躍してほしかったと思いました。

仲間やリタの命、それに自分の命までも犠牲にしてオメガに突っ込み、
手榴弾で自爆しオメガを破壊したケイジ。
オメガが破壊されたことで、ギタイは全て沈黙し、侵略戦争に勝利します。
自らを犠牲にして地球を救うなんて、とてもヒロイックで熱い展開ですね。
ところがどっこい、自爆で死んだと思われたケイジはオメガの血を浴び、
ループ能力を発動させて再び時間を遡ってしまうのです。
でも今度は訓練基地に来た時に戻るのではなく、それより更に以前の、
ロンドンで将軍に初めて会う前まで戻ります。
オメガの居場所は特定しているし、前よりもケイジに分があるとは思うけど、
もう一度オメガを破壊しに行かなきゃいけなくなったのか…、と思いきや、
なぜか戻った世界ではオメガは消滅しており、ギタイもいません。
そしてリタや死んだ仲間たちはまだ生きている状態になり、ハッピーエンドです。
…が、オメガがなぜ消えたのか、いまいち納得できないオチですよね。
まぁいくら理解しようといても無理だからこそ、タイムパラドックスなんですが…。
納得はできないものの、大団円で悪くないオチだとも思いましたし…。

本作はよく比較されるトム・クルーズ主演のSF超大作『オブリビオン』や
機動スーツもののSF超大作『エリジウム』などと比べても優るとも劣らない、
かなり楽しめるSF超大作だと思うのでオススメです。
ボクが本作のヒットを願っているから、甘く評価していると思われそうですが、
全米や海外でもなかなか好評なので、そこは信頼してもいいはずです。
今週末は注目作の公開が沢山公開されますが、
本作の先行上映は明日までなのでお見逃しなく。
(別に見逃しても来週末には正式な公開日を迎えるんだけどね。)

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