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ラストミッション

今日感想を書く映画は近所のTOHOシネマズでも上映してますが、
わざわざ少し遠いMOVIXまで行って鑑賞しました。
というのも、新会員サービス入会時に貰った1000円で鑑賞できるクーポンの使用期限が
今月いっぱいで失効してしまうため、早く使わないと勿体ないからです。
ところが本作を観に行った日は、ちょうどMOVIXデイ(毎月20日)で、
誰でも1100円で観れる日で…。
こんな日に1000円で鑑賞できるクーポンを使うのは100円しか得にならず、
なんだか勿体ない気がしたので結局クーポンは使わずに観ました。
クーポン消費のため、また今月中にMOVIXに行かなくちゃなりません。

MOVIXの新サービスは有料鑑賞すると次回1200円で映画を鑑賞できる
割引クーポンがまたもらえるシステムになっています。
しかしこのクーポンの使用期限は2カ月しかないのがネックです。
ボクはすでに2枚持っているのですが、一枚は来月中旬に切れます。
その前に1000円クーポンも使わないと勿体ないので、
何度もMOVIXに足を運ぶことになりそうです。
1000円クーポンや1200円クーポンで観た後も、また1200円クーポンが貰えますが、
MOVIXはファーストデイやMOVIXデイに加え、メンズデイもあり、
1100円で観る機会の多いシネコンで、その日も利用することになるけど、
その都度1200円クーポンが貰えるので、どんどん貯まっていくことになりそう。
そして使い切れず、どんどん使用期限切れを迎えることになるのでしょう。
まぁ絶対に2カ月に1回以上は行っているので、クーポンが尽きることはないけど、
権利が失効していく状況というのはあまり気分がいいものではないです。
例えば自分のクーポンで連れの分も購入出来たり、
クーポン何枚かで別の景品と交換してくれたりすると有難いのですが…。

ということで、今日はMOVIXで観た映画の感想です。
クーポン使わずに観たので、またクーポンが1枚増えました。

ラストミッション
3 Days to Kill

2014年6月21日日本公開。
ケビン・コスナー主演のアクションスリラー。

余命わずかだと言い渡されたCIAエージェントイーサン(ケヴィン・コスナー)は、残された人生を家族と共に過ごすためパリへと向かう。長い間家庭をおろそかにしてきた彼は、難しい年頃の娘ゾーイ(ヘイリー・スタインフェルド)との仲もぎくしゃくしていた。そんな折、CIAエージェントのヴィヴィ(アンバー・ハード)が、イーサンに最後のミッションのオファーをしに来るが……。(シネマトゥデイより)



本作はケヴィン・コスナー久々の主演作ですが、本当に久々ですよね。
このところ映画出演自体も少なくて、最近では『マン・オブ・スティール』や
『エージェント:ライアン』に端役で出演していましたが、
端役すぎてあまり記憶にも残らない程度でした。
主演作となると本当にいつ以来かも思い出せないほどですが、
調べてみると2009年日本公開のB級ホラー映画『ネスト』以来のようです。
それから約5年、本作で久々に主演に復帰したのですが、これ以降、
『Draft Day』『Black and White』『McFarland』と主演作ばかりが続きます。
この様子だと本格的に俳優活動を再開したということかな?
(どうやらそれまでは音楽活動に注力していたようです。)

そんな久々の主演復帰作ですが、成績はいまいち振るわなかったようで…。
全米初登場2位だったので、それほど悲観する興行成績でもないけど、
評判はあまりよくなかったみたいです。
日本では意外とあっさりと劇場公開が決まりましたが、
初登場8位だったようで、やはりヒットするのは無理みたいです。
こんなB級アクション映画丸出しの邦題を付けられては、そうなるのも当然ですが…。
とはいえ原題の「3 Days to Kill」もちょっと問題があると思いますけどね。
以下、ネタバレ注意です。

CIA捜査官のイーサンは核の密売人の通称ウルフを追う任務中に病で倒れ、
医師から悪性膠芽腫と診断され、余命3カ月を宣告されます。
残された時間を別れた家族と過ごそうと、CIAを退職し、パリを訪れたイーサンですが、
久しぶりに再会した年頃の娘ゾーイは素気ない態度で、溝は深まるばかり…。
そんな時、CIA捜査官のヴィヴィが彼を訪ねて来て、試験薬を提供するかわりに、
パリに潜伏するウルフを探し出して抹殺する任務を依頼されます。
イーサンは娘との時間を大切にしながら、試薬のために任務も受けるのだが…。
…という物語です。

リュック・ベッソン製作だし、元ベテランCIA捜査官と、その10代の娘の物語なので、
2008年の大ヒット映画『96時間』を彷彿とさせる設定だと思いました。
実際にかなり意識していると思われ、原題の「3 Days to Kill」も、
『96時間』同様に任務のタイムリミットを表している感じですもんね。
ただ本作の主人公イーサンは余命3カ月もあるので、
別に3日間のリミットがあるわけでもなく、ただ3日で任務が片付くという、
ある意味ネタバレのようなタイトルだと思います。
それにしても評判の高い『96時間』を意識させてしまうのは、
本作としてはハードルを上げるだけのマイナス効果かもしれません。
本作は『96時間』のようなシリアスでハードなアクションスリラーではなく、
アクションコメディに近い内容になっていて、
『96時間』のようなものを期待して観に行くと「あれ?」ってなります。

ボクもケヴィン・コスナー版『96時間』だと思って観に行ったので、
意外な展開で驚いたというか拍子抜けしました。
この展開なら敵のウルフらはイーサンの娘ゾーイを人質に取るだろうと思ったけど、
彼女は最後の最後まで一切この事件に巻き込まれないんですよね。
クライマックスのパーティの場面なんて、イーサンの元妻まで巻き込まれたけど、
そのパーティに参加していたゾーイは男としけこんでいたので、
パーティ会場で激しい銃撃戦が起こっていることにも気付いていません。
イーサンは任務のことはもちろん、自分がCIAで働いていたことも娘に秘密でしたが、
たぶんゾーンは最後まで父がCIAだったということも気付いてないんじゃないかな?
(最後に父の経歴にちょっとだけ関心を示していましたが。)
それどころか、父が余命宣告を受けるほどの難病であることも知らず、
娘との残り時間を大切にしながらも、CIAの最後の任務も同時にこなす父の頑張りに、
彼女は全く気付いておらず、のほほんとプロムの心配をしてるんですよね。

もちろん仕事のことも病気のことも、イーサンはわざと隠しているので、
ゾーイの能天気さが悪いわけではありません。
むしろイーサンの過酷な状況とゾーイの緩い状況とのギャップが面白いです。
ウルフの帳簿係が宿泊するホテルの部屋に乗り込もうとした時に、
場違いな着メロが鳴ってゾーイから遊園地へのお誘いがあり、任務を中断したり、
帳簿係を捕まえて拷問しようとした時に、またしてもゾーイからの電話を受けて、
美味しいパスタソースの作り方を質問されて拷問が中断したりと、
ゾーイの空気の読めなさと、そんな娘を優先してしまうイーサンが笑えます。
そんなギャップを楽しむ作品ですが、アクション映画を期待して観てしまうと、
ハードな任務の途中で、随所に緩い家族ドラマが挟まる展開は、
アンバランスな印象を受けてしまうかもしれません。
たしかにアクションはかなり激しいし、任務もかなり緊迫したもののはずですが、
緩い父子パートに引っ張られて、任務自体の印象も緩く感じてしまいますね。
そのせいか、核の密売人なんて超危険人物なのウルフも小物に思えてしまいます。
むしろ彼の右腕であるハゲの殺し屋アルビノの方がインパクトがありますね。
エレベーターや駅のホームを断首台代わりにしちゃう殺人狂で面白いです。

でも端からアクションコメディと割り切って見れば、なかなか楽しい作品です。
髪型で異常に悩んだりするゾーイのティーンらしいとことも面白いし、
イーサンの留守に家に住みついてしまう不法居住者ファミリーも面白いし、
任務を依頼してきたCIA捜査官ヴィヴィのキャラクターも面白いです。
特に気に入ったキャラクターは、アルビノの運転手ミタットですね。
イーサンはウルフの帳簿係の居場所を聞き出すため、ミタットを拉致し拷問します。
しかしミタットもゾーイと同じ年頃の娘を持つ父親で、
イーサンも彼にシンパシーを感じたのか、敵同士ながら友情が生まれます。
ミタットはいつもイーサンから酷い目に遭わされますが、
それでもなんだかんだでイーサンに手を貸して、微妙な関係のいいコンビになる、
そんな父親2人の絶妙な掛け合いには笑わされました。

イーサンが不法居住者の出産に立ち会ったことで自分を顧みたり、
夜遊び中にクラブで輪姦されそうになっている娘ゾーイを助けたり、
自転車や社交ダンスを教えるうちに、父子の溝が埋まっていくのも感動できたし、
なかなか悪くない人情喜劇でもあったと思います。
ちょっとどうかなと思ったのは、イーサンがウルフやアルビノを追い詰めるたびに、
具合が悪くなって倒れてしまうことです。
毎度今一歩のところで倒れるなんて都合がよすぎますが、
それもコメディとしての天丼的なネタなのだろうと思うものの、
なかなか決着が付かないことにはちょっとイライラしちゃいます。
この具合が悪くなるのも、病気の影響なのか新薬の副作用なのか明確でなく、
もし新薬による幻覚作用なら、そんなものを任務中に使うなと思います。

そもそも3カ月の余命宣告を受けた膠芽腫を治す新薬があるという状況も、
あまりにもご都合主義で如何なものかと思いますし、
その新薬のお陰でイーサンの余命が3カ月とは限らなくなってしまうのも、
娘との残り時間を大切にしようとする設定とは相容れないです。
余命がないなら、とりあえず必死に任務だけをこなして、
その後で家族との時間を作ればいいだけの話になりますからね。
新薬は成功報酬で、イーサンに渡すのは任務終了後でよかったんじゃないかな?

リーアム・ニーソン主演の『96時間』と比較しなければ面白い作品でしたが、
本作と同週公開のリーアム・ニーソン主演の『サード・パーソン』よりは
本作の方が100倍オススメできます。

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