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ROOKIES -卒業-

なにやらTBSでは連日、映画『ROOKIES』の宣伝活動をしているようで、
その甲斐もあってか凄まじい客入りだそうです。
夏以降は『ハリー・ポッター』くらいしか対抗できそうな映画はないようですし、
今年の興行収入ランキング1位は『ROOKIES』で決まりそうです。
よく、去年の2位で、同じくTBSドラマの劇場版『花より男子F』と比較されますが、
『ROOKIES』の方が客層広いし、花男を超えることはまず間違いないです。
最近は邦画が元気がいいとかいわれながらも目立ったヒット作はないようだし、
日本アカデミー賞とかも獲っちゃうかもしれません。

ROOKIES -卒業-

2009年5月30日公開。
森田まさのり作の人気野球漫画を実写化したテレビドラマの劇場版完結編。

ニコガク野球部に戻ってきた顧問の川藤(佐藤隆太)は、安仁屋(市原隼人)、御子柴(小出恵介)、新庄(城田優)らと再び野球を共にできる喜びをわかち合っていた。そして新学期、メジャーリーグを目標とする新入生の赤星(山本裕典)と、ひょんなことから入部した濱中(石田卓也)が野球部に入ったことによって…。(シネマトゥデイより)

ボクは原作漫画は読んでました。けっこう好きな漫画のひとつです。
でもテレビドラマ化される時に、どうせイケメン学園ドラマになる懸念があったので、
見るか見ないか悩んでたんですが、お笑い番組『リンカーン』の企画で、
第一話に浜ちゃんたち芸人が数人、カメオ出演するということで、
その確認に1話だけ見てみようと思って見たら、これが面白いこと…。
がっちりロックされてしまいました。
結局、去年見た連続テレビドラマは『ROOKIES』のみです。

いやぁ~待ちました。ドラマの最終回から10ヶ月、長かったです。
それだけに期待も高くなってたし、半端なものでは納得できない気持ちもあったけど、
その期待をかるく上回る最高の映画に仕上がっていると感じます。
もちろんそう感じるのは原作ファンであり、ドラマのファンという前提の上ですが…。

それでもドラマ版はイケメン学園ドラマの色合いは強かったように思います。
メインターゲットの女の子は興味ないであろう野球のシーンを簡素にして、
イケメンたちと熱血先生の友情学園生活がメインでした。
しかし、この劇場版は立派なスポ根野球映画に仕上がっています。
130分を超える長い上映時間ですが、半分近くは試合のシーン。
その長い試合の中に、さらにこれでもかと熱いドラマを詰め込んでいるので、
本当に1試合、いい試合を見たような充実感があります。
原作にもあった笹崎高校との試合を下敷きにしているものの、基本的にはオリジナル。
先の展開も読めず、実際に手に汗握ります。
まぁ原作の方は更に何倍も長く、内容の濃い試合なのですが、
笹崎側の選手の人物像やエピソードを排除して、ニコガクの活躍を中心にしたことで、
よりニコガクナインに感情移入できるようになっていたと思います。

たしかに野球技術として、この程度で甲子園行けるのかという意見もわかりますが、
ダイビングキャッチなど、白球がCGだからこそできるファインプレーの連続で、
本来このプレイができる高校生がいたら、甲子園どころかプロでもいけます。
ただ笹崎のエース川上の攻略は、気合で押し切った感があるので
リアリティという意味では弱いですが、その方が技術云々よりも盛り上がりますね。
それでも野球映画としては本作は頑張ってるほうです。
これでもまだ技術面でグチグチ言う人はほぼ全ての野球映画見れませんよ。
野球の真似事が出来る役者より、演技できる野球選手探す方が難しいですから。

試合ではニコガク野球部のメンバー全員にちゃんと見せ場があったのもいいです。
あ、全員というのはウソですね。やっぱり今岡(尾上寛之)だけはイマイチ…。
他のメンバーも取って付けたような見せ場の人もいたし、
やっぱり役者としての格やイケメン度に比例しちゃうのは仕方ないのかな?
それに試合はどうしても部員の活躍がメインなので監督で顧問の川藤(佐藤隆太)は
テレビドラマの時ほど存在感がありませんでした。
ボクは『ガチ☆ボーイ』からの彼のファンなのでちょっと不満だったかも…。

ボクはテレビドラマはほとんど見ないし、若手イケメン俳優に疎いので
ニコガク野球部のメンバーを演じるイケメンくんたちを
ドラマ『ROOKIES』でしか見たことないし、誰が人気あるかも知りません。
安仁屋役の市原隼人はどちらかといえば映画俳優なのでよく見ますが…。
あんな感じの(いい意味で)暑苦しい役が多いけど、最近テレビでの彼を見ていると
普段からあんな感じみたいですね。
なんでも泣くシーンでマジ泣きしちゃったんだとか。熱いですねー。
もうひとり映画俳優といえる平塚役の桐谷健太ですが、最近銀幕でよく見かけます。
彼は逆にいろんな役をこなしますよね。
本作の平塚役は当たり役だし、この映画の笑える要素の多くは彼のおかげなほどで、
コメディ俳優としても立派なものですが、『クローズZERO』のシリアスな辰川役とは
同じ人が演じているとは思えないほど、真反対な役。見た目からして全然違います。
彼は二枚目もいける個性派俳優として映画界を背負って立つ俳優になりそうな予感…。
次は人気漫画『BECK』の映画化作品でラッパー・千葉を演じることになったそうです。
あれは難しい役だと思うなぁ…。どう化けてくるか注目です。

頭の固い批評家や一部の映画ファンは安易なドラマの映画化を嫌っている人も多い。
テレビでやってることを大スクリーンで見せてるだけだろう、みたいな。
たしかに本作も映画になって何が変わったでもなし、そうゆう部分はあると思います。
でもこの映画に限っていえば、ほぼ劇場を埋め尽くすお客さん皆が、
固唾を呑んで試合を見守るような、あの妙な一体感みたいなものは、
テレビ放送ではちょっと味わえない感覚で、大勢で見れる映画ならではの楽しさです。
野球なんて興味なさそうな女の子からも真剣に応援してる感じが伝わってきます。
そういえばお客さんのほとんどが女の子だと思ってたけど、男女比半々くらいでした。
カップルとかよりも女の子グループ、男ばかりのグループなんかが目に付きました。
友情がテーマだし、そっちの方が盛り上がれるのかもね。
ただ、30代以上はほぼいなかったように感じたけど、たまたまかな?

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